基礎教育奨励項目アンケート結果報告

生物工学教育委員会ではワーキンググループを立ち上げ、今後の生物工学教育における基礎教育の目安とすべき教育内容について議論を重ね、その内容を「基礎教育奨励項目」という名称でまとめました。
⇒≪資料≫基礎教育奨励項目pdf

詳しくは、「基礎教育奨励項目アンケート結果報告」pdf(生物工学会誌 第94巻 第12号掲載)をご覧ください。

役員 (2017.6~2019.5)

委員長青柳 秀紀 (筑波大学) 
副委員長魚住 信之 (東北大学)岡本 賢治 (鳥取大学)
委員片倉 啓雄 (関西大学)金山 直樹 (岡山大学)
川瀬 雅也 (長浜バイオ大学)河原 秀久 (関西大学)
久保 幹 (立命館大学)黒澤 尋 (山梨大学)
笹野 佑 (崇城大学)杉森 大助 (福島大学)
多賀 直彦 (東海大学)立花 亮 (大阪市立大学)
中山 亨 (東北大学)西野 智彦(東京工科大学)
原田 和生 (大阪大学)福井 希一 (大阪大学)
藤山 和仁 (大阪大学)松郷 誠一 (金沢大学)
松本謙一郎 (北海道大学)森 一博 (山梨大学)

生物工学教育委員会の目的

高等教育組織の改革充実は文部科学行政の主要課題に位置づけられており、組織と内容の改革は今後も続くことが予想される。こうした流れの中で、バイオテクノロジーを含む生命科学は情報工学と共に重点研究分野とされている。これを受けて生物工学分野の教育研究組織の数は急速な増加を辿ったが、その教育体系は十分に調っているとはいいがたい。そこで、この学術分野の中心学会である日本生物工学会の基に、会員の情報交換により、生物工学の教育の理念、教育目標を定め、生物工学分野の人材育成のためのカリキュラムのあり方を検討し、それを支えるべき教育組織、教育設備についても積極的に提言し、幅広く生物工学教育に関する課題を検討することを本委員会の目的とする。
(室岡義勝初代部会長の1996年の冊子より一部改変して引用)

生物工学教育委員会の歩み

生物工学教育委員会は当初生物工学会の生物工学教育部会として1992年度に発足し、その後本部組織に組み入れられるとともに生物工学教育委員会となり今日に至っている。初代の部会長は大阪大学の室岡義勝教授で、生物工学教育全般についての意見交換の場として位置づけられた。15年ほど前は生物工学教育を行う学科が急増した時期でもあり、大学、高専での生物工学教育のカリキュラムの調査が行われ、1993年には「工学系生物教育への期待:年間卒業生3000人のポテンシャル」のタイトルでパネルディスカッションが行われ、1996年には「大学等における工学系生物工学教育に関する調査報告書(PDF)」としてまとめられた。また1992年生物工学実験書(PDF)が生物工学教育部会の企画により出版され、2002年には生物工学会創立70周年を記念して装いも新たに生物工学実験書改訂版(PDF)が出版された。その後生物工学教育の充実はJABEEを通じて行うことが必要であると考えられるようになり、九州工業大学の清水和幸教授が委員長となり、生物工学分野のJABEE教育内容が論議された。2001年には「パネルディスカション:世界をリードする生物工学教育とは(資料1(PDF)資料2(PDF))」が生物工学会年次大会シンポジウムで行なわれた。またその時期には再度生物工学教育に関するアンケートが実施され、「大学等における生物工学教育に関するアンケート調査結果I(PDF)」として報告された。その後2003年10月には北九州国際会議場で、生物工学教育委員会主催のJABEE研修会が開催され、こういった努力もあり、日本生物工学会が生物工学分野のJABEE認定機関として、幹事学会として参加することになった。2005年にはJABEE教育に一応の目処がついたと考えられ、またJABEEの認定部分はJABEE委員会としてすでに本部直属の組織として発足していることもあり、生物工学教育委員会は本来の目的である生物工学教育全般を取り扱う組織として活動することとなった。そこで委員長を信州大学の関口順一教授に代わり今日に至っている。また2005年の年次大会の折りに、JABEE委員会と共催で「JABEEと生物工学教育の現状と将来展望(PDF)」と題するシンポジウムを開催した。

生物工学会誌88巻11月号掲載
特集「大学・研究機関崩壊の序章は始まっているのか? 」

 

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