日本生物工学会JABEE委員会は生物工学技術者教育の向上をめざしてさまざまな活動をしています。

役員(2011.6~2013.5)

委員長 清水 和幸
(九州工業大学・慶応大学)
   
顧問 吉田 敏臣    
委員
 
浅野 泰久
(富山県立大学)
東 雅之
(大阪市立大学)
大島 敏久
(九州大学)
大嶋 寛
(大阪市立大学)
大城 隆
(鳥取大学)
大政 健史
(徳島大学)
川瀬 雅也
(長浜バイオ大学) 
黒瀬 直孝
(生活品質科学研究所)
坂口 正明
(サントリー)
佐々木 健
(広島国際学院大学)
塩谷 捨明
(崇城大学)
滝澤 昇
(岡山理科大学)
武内 章
(キューピー) 
辻 明彦
(徳島大学)
中山 亨
(東北大学)
原島 俊
(大阪大学)
松郷 誠一
(金沢大学)
吉田 聡
(キリンホールディングス)

最近の審査状況と日本生物工学会のこれまでの取り組み

JABEE(Japan Accreditation Board for Engineering Education;技術者教育認定機構)とは、我国の高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求する水準を満たしているかどうか を評価、認定する非政府団体のことです。日本生物工学会は、1999年のJABEE設立当初から、「生物工学分野」が、将来にわたって非常に重要な技術者 教育分野になると考え、その認可への努力をしてきましたが、いろいろな議論があって、その認可は容易ではありませんでした。

5年の歳月を経てようやく2004年3月に「生物工学分野」は「生物工学および生物工学関連分野」として正式に認められました。それ以来、日本生物 工学会は、「生物工学分野」の幹事学会として関連学協会(日本農芸化学会、(財)農学会、化学工学会、日本化学会)を取りまとめ、本分野の円滑な運営に主 導的な役割を果たしています。この目的のもとに、実際的な活動をしているのが 21名の委員からなる日本生物工学会JABEE委員会です。また関連学協会より選出された委員をもって、生物工学分野全体に関連する問題や学協会間のいろいろな問題の調整にあたる生物工学分野委員会 (PDF)が構成されています。

JABEE

JABEEは教育の質の保証、優れた教育方法の導入、技術者教育の継続的発展、技術者教育の評価方法の発展、技術者教育の評価に関する専門家の育 成、教育活動に対する組織の責任と個人の役割の明確化、教員の教育貢献の評価の推進などを目的として設立されています。技術士法の改正に伴い、JABEE の認定を受けた学生は、技術士一次試験が免除されるとか、教育の質の保証をベースに、就職が有利になるといったインセンティブを頼りに、JABEEの認定 が促進されてきた面も否めません。しかし、JABEEのねらうところは、学生個々の知識、能力を審査するのではなく、教育システムを審査することであり、 日本の工学系の高等教育制度の改善を行うことです。上でも述べたようなインセンティブを駆動力に、2005年度までに281の教育プログラムがJABEE の認定を受けており、修了生は34968人にのぼりました。認定可能な教育プログラムのうち、約半数が認定を受けたと考えられています。しかし、認定プロ グラム数は最近頭打ちになってきており、なかでも、伝統校の受審率が極めて低いのが現状です。JABEEは産・官・学の協力で成り立っており、国際的にも高く評価されています。このことを念頭に、今後さらに多くの高等教育機関がJABEEの認定を受けることが期待されます。

  

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