Published by 部会:培養技術 on 17 8月 2025

【研究部会】培養技術研究部会 第10回技術セミナー

培養技術研究部会・第10回技術セミナーでは、固体培養に関する講演と意見交換会を行います。岡山大学大学院の神崎先生ならびに原先生より、固体培養を用いた化粧品成分の社会実装、固体培養技術の培養原理や培養設備に関する基礎と応用について解説いただきます。

日時: 2025年12月11日(木)13:30~17:30 (Zoom開催)

プログラム

13:30~14:00 入室

14:00~15:00 麴菌固体培養技術の基礎と有用性
                                         /岡山大学 大学院環境生命自然科学研究科(農学系)・助教(特任) 原 唯史 先生
                                                                                                   ((株)フジワラテクノアートから出向中)

我々は、未利用資源や副産物を麹菌などの微生物を用いて、固体培養を行い、産業利用を目指している。今回は、その固体培養技術の培養原理や培養設備の基礎の話から、産業利用の可能性と有用性について紹介する。

15:00~16:00 麴菌固体培養技術を生かした地域未利用植物資源成分の微生物変換研究
                                            /岡山大学大学院環境生命自然科学研究科(農学系) 教授(特任)神崎 浩 先生 

我々は、オリーブ葉成分の微生物変換による新規化粧品成分の社会実装実績を基に、液体培養では発現しない多様な酵素が作用する固体培養を用いて未利用植物資源成分の構造変換を行っており、その事例を紹介する。

 

16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)

※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員

参加費:無料

申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL: https://forms.gle/RwvbWuHmpFae8spC7(締切:2025年12月4日(木))

技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。

質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。

     URL: https://forms.gle/z4MtWTHZ2gXfD4GV9 (締切:2025年12月8日(月))

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:katakura(at)kansai-u.ac.jp
      北見工業大学 小西正朗 E-mail: konishim(at)mail.kitami-it.ac.jp
       (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。(at)を@に置き換えてください)

 

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Published by 部会:培養技術 on 22 12月 2024

【研究部会】培養技術研究部会 第9回技術セミナー

培養技術研究部会・第9回技術セミナーでは、代謝工学を用いた細胞評価ならびに糸状菌の細胞表層工学を応用した麹菌分散株の開発と応用に関する講演と意見交換会を行います。大阪大学の清水浩先生から化学量論に基づく代謝系の表現方法や代謝デザインの基礎ならびに代謝フラックス解析による細胞評価の事例についてご紹介いただきます。東北大学の阿部敬悦先生から糸状菌の細胞表層構造とその改変に基づく糸状菌の培養特性改良と改良株を用いたバイオプロセス開発についてご紹介いただきます。

日時: 2025年3月26日(水)13:30~17:30 (Zoom開催)

プログラム

13:30~14:00 入室

14:00~15:00 代謝工学 -育種デザインと培養系の細胞評価によるバイオプロセスの高度化-
                                            /大阪大学大学院情報科学研究科バイオ情報工学専攻・教授 清水 浩 先生

代謝は化学反応のシークエンスであり多数の反応が同時に起こっているため目的化合物生産を目的とした代謝改良には見通しの良い合理的デザイン法が望まれる。本講演では、化学量論に基づいた代謝系の表現や代謝デザインの方法について述べる。また、培養系における代謝フラックス解析による細胞評価ついても紹介する。

15:00~16:00 菌糸分散型麹菌の開発と有用物質生産への応用
                           /東北大学 大学院農学研究科・農学部・発酵微生物学寄附講座 ・教授  阿部 敬悦 先生

糸状菌の液体培養法は酵素や化成品の生産に利用される。液体培養条件下の菌糸形態の違いが菌種や培養条件に依存しており、物質の生産性に大きな影響を与えるが、菌糸形態の制御は困難であった。我々は、糸状菌の細胞表層機能の生化学的研究を基に菌糸形態や培養性状を制御する新たな液体培養技術を開発してきた。

 

16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)

※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員

参加費:無料

申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL: https://forms.gle/fTVmqk53mA6UAgq38(締切:2025年3月19日(水)

技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。

質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。

     URL: https://forms.gle/Wnqa3dqKeKwXmWKf6 (締切:2025年3月24日(月))

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
      北見工業大学 小西正朗 E-mail:
          (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

 

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Published by 部会:培養技術 on 05 6月 2024

【研究部会】培養技術研究部会 第8回技術セミナー

培養技術研究部会・第8回技術セミナーでは、タンパク質生産のための組換え大腸菌の作成と培養に焦点を当てた講演と意見交換会を行います。合成DNAやIn-fusionクローニング技術などの普及により、遺伝子組換え実験の利便性が向上した一方で、「どの方法を使えば良いかわからない」というケースも増えてきたのではないでしょうか?本セミナーでは、ベンチスケールの遺伝子組換え実験で長年の経験をお持ちの宮崎健太郎先生より、そのノウハウの一部を解説いただきます。また部会幹事より、タンパク質生産のための組換え大腸菌培養のコツや、大腸菌用培地組成の設計に関する最新の成果をご紹介いただきます。

日時: 2024年10月4日(金)13:30~17:30 (Zoom開催)

プログラム

13:30~14:00 入室

14:00~14:50 ゲノム情報を活用した遺伝子クローニング〜発現系構築まで
                                                      /大阪大学生物工学国際交流センター・特任教授 宮崎健太郎 先生

  ゲノムからの遺伝子クローニング、発現系構築は、新規タンパク質の探索・利用する研究者にとって日常的に行われている。一方、遺伝子(ORF)の規定、タグの位置、リンカーなど、個性豊かなタンパク質が相手となると必ずしも「正解」はなく、アプローチもさまざまである。これらの問題に対しては研究室ごとの流儀やノウハウがあると思われるが、門外不出の部分も多く共有する機会も意外にないのではないか? 今回の話題提供では、微生物(好熱菌)ゲノムからの遺伝子クローニングについてオムニバス形式で事例紹介する。宿主は大腸菌に限定、タグもHis tagのみ、「正解」を教えるという内容ではないが、なるほどと思える部分が少しでもあれば幸いである。

14:50~15:10 細胞濃度測定のイロハ
                                       /関西大学化学生命工学部・教授 片倉啓雄 先生

  培養の研究では細胞濃度のモニターは必須といっても過言ではない。生菌数カウント、濁度、乾燥細胞重量、充填容量などによる測定において留意すべき点やノウハウを紹介する。

15:10~16:00 培地プロファイリングと大腸菌の栄養学的理解
                                    /北見工業大学工学部・教授 小西正朗 先生

 大腸菌にタンパク質を生産させる際、LB培地やSOB培地等天然培地が多用されている。意外にもこれらの培地にどのような栄養成分が含まれているか正確に議論できていない。演者らは、栄養学的理解を深めるため、これらの培地に使用される酵母エキスやペプトン類を複数の分析機器により定量プロファイリングする方法を開発している。プロファイリングデータを利用することで、天然培地に匹敵する合成培地を作成したり、ロット間差により生じる課題解決にも繋がっている。これらの成果を紹介するとともに、得られた合成培地の最適化により得られる大腸菌の栄養学的理解についても紹介する。大腸菌が機嫌よくタンパク質を作ってくれるエサ(培地)について、理解を深める機会にしていただきたい。

16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)

※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費:無料
申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL: https://forms.gle/naWqBjUMq1xPSPw77(締切:2024年9月27日(金)

技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。

質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。

     URL: https://forms.gle/MNa2CHx5F1UEUCWYA (締切:2024年10月2日(水))

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
      北見工業大学 小西正朗 E-mail:
          (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

 

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Published by 部会:培養技術 on 08 2月 2024

【研究部会】培養技術研究部会 第7回技術セミナー

培養技術研究部会では、第7回技術セミナーとして、培養に欠かせない殺菌技術や無菌技術に関するセミナーを開催します。大阪公立大学研究推進機構微生物制御研究センター土戸哲明先生に殺菌プロセスの効果と対象物特性のトレードオフや損傷菌生存リスクについて、損傷のレベル、モード、メカニズムなどの基礎についてご講演いただきます。またPHC株式会社様からクリーンベンチ・安全キャビネットの基礎および実際についてご講演いただきます。

 

日時: 2024年4月3日(水)13:30~17:30 (Zoom開催)

プログラム

13:30~14:00 入室

14:00~15:00 殺菌の常識と非常識(殺菌処理で発生する損傷菌とその生死を分ける培養方法)
                  /大阪公立大学研究推進機構微生物制御研究センター 土戸哲明 先生

殺菌処理はバイオプロセスでの培地無菌化、広くは食品・環境・医療などにおける重要な操作であるが、対象物の特性との関係でトレードオフ問題を考慮した条件緩和は損傷菌生残のリスクを生じる。生死の境にある損傷菌の運命は、殺菌直後ではなくその後の培養(保存・流通)過程で決まる。損傷菌の殺菌処理中の損傷のレベル、モード、メカニズムとともに、後培養中のストレス応答を含む細胞の修復能の機能性が殺菌効果を左右する。

15:00~15:20 質疑応答、休憩

15:20~16:00 クリーンベンチのはなし
                  /PHC株式会社 バイオメディカ事業部 堂本恵造 先生

【講演内容予定】 1. クリーンベンチの基礎(クリーン度について) 2. クリーンベンチの気流の流れ(標準型タイプと循環型タイプ) 3. バイオハザード対策用キャビネットの指針と基準 4. バイオハザード対策用キャビネットのタイプ(Aタイプ、A2タイプ、B2タイプ) 5. 循環型クリーンベンチとバイオハザード対策用キャビネットの違い 6. 正しいご使用方法について(動画を用いた解説) 7. 定期検査の重要性について

16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
     ※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員  

参加費:無料

申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL:https://forms.gle/J98mgrnu1ZpFpqbC9(締切:3月27日(水))

技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。

質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。

     URL:https://forms.gle/mdCFbokUhwmnNsQn8 (締切:3月27日 (水) )

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
      北見工業大学 小西正朗 E-mail:
          (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

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Published by 部会:培養技術 on 14 6月 2022

【研究部会】培養技術研究部会第3回技術セミナー

培養技術研究部会では、第3回セミナーとして、微生物培地にフォーカスし、勉強会を企画しました。

微生物を培養する上で増殖に必要な栄養源である培地を理解し、正しく取り扱うことは微生物を用いたものづくりに重要です。培地を正しく理解できれば、加熱滅菌中に起こる化学変化を予測することも可能になります。うまく培養できていない培養について、培地の調製方法を見直すだけで物質生産効率を改善できるかもしれません。また、流加培養等の培養戦略を構築する上でも培地や培地成分が微生物に与える影響を正しく理解することは重要です。そこで、今回のセミナーでは培地に着目して技術セミナーを開催します。

微生物培地の基礎知識、調合や滅菌工程における諸注意、培地最適化の課題とAIを活用した最新手法について、北見工業大学の小西先生にご講演いただきます。

また、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の特許微生物寄託センター(NPMD)/特許生物寄託センター(IPOD)の専門官の森浩二氏には、実験室での培養の基礎知識、培地のデータベース、希少性の高い微生物の培養経験や菌株の保存に関して、ご紹介いただく予定となっております。

講演会後、講師の先生を交えた懇談会も企画しております。ぜひご参加ください。

日時:2022年11月10日(木)13:30 ~ 17:30 (Zoom開催)

プログラム:

13:30~     入室開始

14:00~15:00  講演1 微生物培地設計:基礎からAI活用まで

                 北見工業大学 教授 小西 正朗 先生

物質生産をする場合、培地は微生物の栄養源および基質として重要な役割を果たします。培地成分の機能や物性・化学特性の理解、培地調製方法等、一般化しにくい部分も多く存在します。本講演ではバイオプロセス設計における培地の理解を深めるため、培地調整方法に関するノウハウ、分析技術やAI活用による培地設計について紹介する。

 

15:00~16:00 講演2 続 培地成分と培養方法のはなし

                 独立行政法人製品評価技術基盤機構
                 特許微生物寄託センター/特許生物寄託センター
                 専門官 森 浩二 氏

ルーティンでの培養、スクリーニングでの培養、新しい研究対象の培養など、培養は微生物研究をするうえで行う基本操作のひとつである。本講演では、培地成分と培養条件、培養後の保存について、基礎からコツまでコレクションでの様々な微生物の取扱経験をもとに紹介する。

 

16:00~    技術懇談会(部会員限定)

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員

参加費:無料

申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL:https://forms.gle/dwL9KCywYzuu7QRN7(締切:11月3日(木))

  • 懇談会は部会員限定のイベントです。Zoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた部会員にお知らせしますのでご自由にご参加下さい。
  • 部会員以外の方で懇談会に参加を希望される場合、11月3日(木)までにご入会下さい。

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
      北見工業大学 小西正朗 E-mail:
          (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

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Published by 学会事務局 on 02 3月 2022

産学連携活動 – 教育セミナー「培養技術勉強会」

日本生物工学会創立100周年記念事業の一つとして、特に企業等にて実際に培養に関わっている方、これから実際に培養に関わりたい方で、培養工学を学び直したい会員を主な対象に、オンラインにて教育セミナー 「培養技術勉強会」を開催しました。

  • 2022年 教育セミナー「培養技術勉強会」
    第1回:2022年3月15日(火)13:00~17:00
    第2回:2022年5月17日(火)13:00~17:00
    第3回:2022年8月30日(火)13:00~17:00
    第4回:2022年10月5日(水)13:00~17:00
    第5回:2022年12月6日(火)13:00~17:00

 

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Published by 部会:培養技術 on 14 2月 2022

【研究部会】培養技術研究部会 第2回技術セミナー

培養技術研究部会では、第2回セミナーとして、流加培養と分離精製にフォーカスし、勉強会を企画しました。

流加培養法は通気攪拌槽の他、流加用ポンプなど周辺機器の準備等が必要になり、回分培養と比べて、操作が煩雑になります。また、対象の培養系に応じて、流加制御の戦略や理論を理解し、適切な培養方法を選択し実践する必要があります。流加培養の理論と応用について理解を深めるため、関西大学の片倉先生に装置のセッティング方法や流加培養の物質収支モデルなどの基礎理論、ならびに、それらを活用した乳酸菌や混合培養の研究例をご紹介いただきます。

また、分離精製等のダウンストリーム工程は全体の製造コストの半分を占めると言われ、バイオプロセス全体のデザインや評価にとって重要です。ダウンストリーム工程の基礎および応用に関して、味の素株式会社で長年、研究開発に携われたご経験のある佐野技術士事務所代表の佐野千明先生をお招きし、アミノ酸製造技術の歴史の変遷を含め、アミノ酸製造プロセスにおける分離精製技術について、ご紹介いただきます。講演会後、講師の先生を交えた懇談会も企画しております。ぜひご参加ください。

⇒開催案内(PDF)はこちら

日時:2022年3月30日(水)13:30 ~ 17:30 (Zoom開催)

プログラム:

13:30~     入室開始

14:00~15:00  講演1 流加培養の理論と実際

                 関西大学化学生命工学部 教授 片倉 啓雄 先生

15:00~16:00 講演2 アミノ酸工業生産における分離精製技術

                 佐野技術士事務所 代表 佐野千明 氏

【概要】生命の基幹物質であるアミノ酸は19世紀初頭に発見され、その後日本で工業生産が始まり、発酵法により最も生産規模が大きなバイオ製品へと成長した。今後、バイオものづくりとして期待される高機能バイオ素材やバイオプラスチック等工業化の基盤技術として、アミノ酸工業生産における分離精製の原理と技術を解説する。

16:00~    技術懇談会(部会員限定)

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員

参加費:無料

申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。

     URL: https://forms.gle/kLVE5C4Vx3J11AaQ7 (締切:3月23日(水))

  • 懇談会は部会員限定のイベントです。Zoomアドレスは前日までに部会員にお知らせしますのでご自由にご参加下さい。
  • 部会員以外の方で懇談会に参加を希望される場合、3月23日(水)までにご入会下さい。

問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
      北見工業大学 小西正朗 E-mail:
          (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

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Published by 学会事務局 on 17 1月 2022

【日本生物工学会100周年記念事業】2022年教育セミナー「培養技術勉強会」

産学連携委員会と培養技術研究部会では、生物工学会100周年記念事業の一つとして、教育セミナー 「培養技術勉強会」を開催しています。セミナーはZoomによるWeb開催で、2022年は5回にわたり、以下の予定で行います。特に企業等にて実際に培養に関わっている方、これから実際に培養に関わりたい方で、培養工学を学び直したい会員を主な対象といたします。講師には新たな専門家を加え、さらに実践的な技術を学べるよう心掛けました。講義終了後はWeb懇親会も開催します。

皆様のご参加をお待ちしております。

日時 

第1回:2022年3月15日(火)13:00~17:00(終了しました)
第2回:2022年5月17日(火)13:00~17:00(終了しました)
第3回:2022年8月30日(火)13:00~17:00(終了しました)
第4回:2022年10月5日(水)13:00~17:00(終了しました)
第5回:2022年12月6日(火)13:00~17:00(終了しました)

プログラム

《第1回:2022年3月15日(火)13:00~17:00》

培養工学総論(基礎から育種・工業生産まで) 
  ……………………片倉 啓雄(関西大学)

培養工学の基礎(通気撹拌・酸素移動)
  ……………………黒澤 尋(山梨大学)

培養装置各論(撹拌培養・シングルユース技術)
  ……………………加藤 好一・吾郷 健一(佐竹マルチミクス株式会社)

懇親会 16:00~17:00
 

《第2回:2022年5月17日(火)13:00~17:00》

培養工学の基礎(回分・流加培養)
  ……………………堀内 淳一(京都工芸繊維大学)

培養の実例(糸状菌による酵素生産・育種)
  ……………………志田 洋介(長岡技術科学大学) 

培養関連装置(クロマト分離技術)
  ……………………河﨑 忠好(DRKバイオプロセスコンサルティング)

培養関連装置(遠心離技術)
  ……………………青木 裕(アルファ・ラバル株式会社)

懇親会 16:00~17:00
 

《第3回:2022年8月30日(火) 13:00~17:00》

培養工学の基礎と実例(乳酸菌・酵母の培養)
  ……………………片倉 啓雄(関西大学)

生産プロセスの実例(アスタキサンチン生産・育種)
  ……………………平澤 和明(ENEOS株式会社)

培養工学の基礎(固体培養)
  ……………………深野 夏暉(岡山大学/株式会社フジワラテクノアート)

懇親会 16:00~17:00
 

《第4回:2022年10月5日(水)13:00~17:00》

生産プロセスの実例(タクロリムス生産)
  ……………………山本 章人(アステラス製薬株式会社)

代謝工学(発酵生産と代謝経路)
  ……………………清水 浩(大阪大学)

生産プロセスの実例(アミノ酸生産菌の育種)
  ……………………児島 宏之(味の素株式会社)懇親会 16:00~17:00

懇親会 16:00~17:00

 

《第5回:2022年12月6日(火)13:00~17:00》

生産プロセスの実例(バイオ素材生産)
  ……………………神田 彰久(株式会社カネカ)

バイオ生産マネジメント(培養プロセスマネジメント)
  ……………………山中 洋昭(横河電機株式会社)

培養廃水・残渣処理(バイオマスの有効利用)
  ……………………中島田 豊(広島大学)

懇親会 16:00~17:00

申込み方法

1) 氏名、2) 所属、連絡先TEL/E-mail、 3) 会員番号、4) 会員種別を明記して、申込受付期間中にこちらの申込みフォームより、お申し込みください。

  • 当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します

参加費

正会員(賛助会員を含む):3,000円/回(税込)、12,000円/5回 (税込)
学生会員:1,000円/回(税込)、 4,000円/5回 (税込)

  • 会員以外の方の参加はご遠慮ください。
    非会員の学生で参加希望の方は、正会員の紹介により参加可能です。)
  • お支払い方法:銀行振込またはクレジット決済
  • 本人以外の名義でお振り込みをされる場合は学会事務局までご連絡ください。
  • 事務局より入金確認の連絡はいたしません。
  • 領収書は振込控えをもって代えさせて頂きます。(ネットバンキングの場合は「送金情報」や「取引記録」を印刷して振込控えとして下さい。)
  • 参加費の請求書(見積書・納品書)は発行いたしません。通知メールをもって代えさせて頂く旨ご了承ください。

問合せ先

公益社団法人 日本生物工学会
教育セミナー「培養技術勉強会」担当
E-mail:

 

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Published by 部会:培養技術 on 17 8月 2021

【研究部会】培養技術研究部会 第1回技術セミナー

培養技術研究部会では、技術セミナーとして培養技術およびその関連技術に関して、豊富な経験をお持ちの先生をお招きして、講演会を開催いたします。第1回セミナーでは、攪拌槽中の流体の挙動に関する研究で造詣の深い千葉工業大学の仁志和彦先生、コスモ石油株式会社で5-アミノレブリン酸の微生物生産の実用化関わられた田中徹先生、にご講演をお願いしています。培養技術研究部会では、これから培養技術に関して勉強したい方、培養技術でお困りの方、疑問を抱えておられる方など、企業・アカデミア,老若男女を問わずディープに議論できるセミナーを目指しています。ぜひ、ご参加下さい。

⇒開催案内(PDF)はこちら

日時:2021 年9月15日(水)14:00 ~ 17:30 (Zoom開催)

プログラム

14:00~14:05 部会長挨拶

14:05~15:00 講演1 生命の根源物質5-アミノレブリン酸

                 ネオファーマジャパン 田中 徹 氏

5-アミノレブリン酸(5-ALA)は体内ではミトコンドリアで産生される。5-ALAの発酵生産に際し我々はミトコンドリアの祖先に当たる光合成細菌を選んだが、光照射時にしか5-ALAを産生しなかった。そこで変異による育種を行い光照射がない従属栄養下で5-ALAを産生する株を得た。この株はグルコース濃度が高いと5-ALAの生産性が下がるが、これは細胞内グルコース濃度が高いと5-ALA産生が抑制されるミトコンドリアの挙動と一致し、我々の育種は進化の歴史をたどったのかもしれない。

15:00~15:55 講演2 古くて新しい撹拌技術-通気撹拌の昨今

                 千葉工業大学工学部 仁志 和彦 先生

撹拌翼を用いた撹拌混合操作は最も古くから行われている工業的ものづくり操作であろう。その中でも菌体や生物細胞の培養で汎用される通気撹拌(気液撹拌)は、異相系撹拌の中でも最も取り扱いの難しい操作と考えられる。本講演では撹拌の基本について概説し、通気撹拌操作の定量的な取り扱い、スケールアップの考え方について解説する。また最新の通気撹 拌用撹拌翼や撹拌槽を紹介する。

 

16:00~17:30 懇談会(部会員限定)

1. 培養技術Wikiへの意見徴収
2. テーマ別のブレイクアウトルーム

 

参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員

申込方法:生物工学会培養技術研究部会セミナー 参加登録フォームに必要事項を記入し、送信してください。
     URL: https://forms.gle/w6AHsd5vL5nqMJJH6 (締切:9月10日(金))

  • 懇談会は部会員限定のイベントです。Zoomアドレスは前日までに部会員にお知らせしますのでご自由にご参加下さい。
  • 部会員以外の方で懇談会に参加を希望される場合、9月10日(金)までにご入会下さい。

問合せ先:関西大学 片倉啓雄 E-mail:
     北見工業大学 小西正朗 E-mail:
     (登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)

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Published by 学会事務局 on 22 12月 2020

【日本生物工学会100周年記念事業】2021年 教育セミナー「培養技術勉強会」

盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

産学連携委員会と培養技術研究部会では、生物工学会100周年記念事業の一つとして、教育セミナー 「培養技術勉強会」を以下の予定で開催いたします。セミナーはZoomによるWeb開催で2021年に4回にわたり行います。特に企業等にて実際に培養に関わっている方、これから実際に培養に関わりたい方で、培養工学を学び直したい会員を主な対象といたします。講師には、各分野の専門家や産業界で経験のある方々をお招きしております。講義終了後はWeb懇親会も開催します。

皆様のご参加をお待ちしております。

日時 

第1回:2021年3月9日(火)14:00~17:00 (終了しました)
第2回:2021年6月9日(水)13:00~16:00 (終了しました)
第3回:2021年8月3日(火)13:00~16:00 (終了しました)
第4回:2021年11月26日(金)13:00~16:00(終了しました)

プログラム

《第1回:2021年3月9日(火)14:00~17:00》(終了しました)

培養総論(実験室から工業生産まで) 
  ……………………片倉 啓雄(関西大学)

培養の実例(工業生産)
  ……………………神田 彰久(株式会社カネカ)

バイオ生産マネジメント(AI技術の活用)
コンボリューショナルデータを活用したバイオ生産AI制御システム
  ……………………笠原 堅(株式会社ちとせ研究所)

懇親会 17:00~
 

《第2回:2021年6月9日(水)13:00~16:00》(終了しました)

培養工学の基礎(回分・流加培養)
  ……………………堀内 淳一(京都工芸繊維大学)

培養の実例(アミノ酸発酵)
  ……………………中野 哲郎(山口県産業技術センター) 

培養計測(培養モニタリング)
  ……………………関根 誠(株式会社丸菱バイオエンジ)

懇親会 16:10~
 

《第3回:2021年8月3日(火)13:00~16:00》(終了しました)

培養工学の基礎(通気攪拌)
  ……………………黒澤 尋(山梨大学)

培養の実例(アミノ酸培養の実際)
  ……………………児島 宏之(味の素株式会社)

分離精製(ダウンストリーム・粗精製)
  ……………………長森 英二(大阪工業大学)

懇親会 16:10~
 

《第4回:2021年11月26日(金)13:00~16:00》(終了しました)

培養工学の基礎(連続培養・動物細胞培養)
  ……………………大政 健史 (大阪大学)

分離精製(膜・クロマト分離)
  ……………………勝田 知尚(神戸大学)

培養総論(未来展望・微生物ダークマター)
  ……………………青柳 秀紀(筑波大学)

懇親会 16:10~

 

申込み方法

1) 氏名、2) 所属、連絡先TEL/E-mail、 3) 会員番号、4) 会員種別を明記して、こちらの申込みフォームより、お申し込みください。

  • 当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します(ただし、第1回セミナー申込時に全4回のセミナーを申し込まれた方は再登録不要)。
  • 第4回教育セミナー申込み受付期間:2021年10月11日(月)~2021年11月17日(水)(終了しました)
  • 第3回教育セミナー申込締切日:2021年7月27日(火)(終了しました)
  • 第2回教育セミナー申込締切日:2021年5月28日(金)(終了しました)
  • 第1回教育セミナー申込締切日:2021年2月25日(木)(終了しました)

参加費

正会員(賛助会員を含む):3,000円/回(税込)
学生会員:2,000円/回(税込)

  • 会員以外の方の参加はご遠慮ください。
    非会員の学生で参加希望の方は、正会員の紹介により参加可能です。)
  • 団体会員番号でのお申込みは受付けておりません。
    (個人会員番号、または賛助会員番号をご登録ください。)
  • お支払い方法:銀行振込またはクレジット決済
  • 本人以外の名義でお振り込みをされる場合は学会事務局までご連絡ください。
  • 事務局より入金確認の連絡はいたしません。
  • 領収書は振込控えをもって代えさせて頂きます。(ネットバンキングの場合は「送金情報」や「取引記録」を印刷して振込控えとして下さい。)
  • 参加費の請求書(見積書・納品書)は発行いたしません。通知メールをもって代えさせて頂く旨ご了承ください。
  • ZOOMのミーティング情報は、参加費の入金確認後、ご登録先メールアドレス宛にお知らせしました。
  • 期日までに入金が確認できない場合は、事前予約が無効になり、ZOOMのミーティング情報は送信されません。

問合せ先

公益社団法人 日本生物工学会
教育セミナー「培養技術勉強会」担当
E-mail:

 

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