Published by 学会事務局 on 23 7月 2019
【若手会】2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー活動報告
2019年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2019は、7月20日(土)~21日(日)に、琵琶湖畔近江白浜の旅館『白浜荘』(滋賀県高島市)にて開催されました。
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Published by 学会事務局 on 23 7月 2019
2019年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2019は、7月20日(土)~21日(日)に、琵琶湖畔近江白浜の旅館『白浜荘』(滋賀県高島市)にて開催されました。
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Published by 若手会 on 22 7月 2019
本年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2019は7月20日~7月21日に、琵琶湖国定公園白浜荘にて開催されました。
おかげさまをもちまして全国から111名(一般47名、学生64名)の御参加をいただき、7件の特別講演、59件のポスター発表、全員参加の座談会を行いました。
はじめに
若手会会長の今中先生にご挨拶いただき、講演会を開始しました。
講演会
初日の講演会では6名の先生方にご講演いただきました。研究内容だけではなく、研究とは何か、研究開発の苦労など、多彩なトピックをご講演頂きました。
特別講演1
『理学研究者が行うタンパク質工学~アカデミアが目指すべき技術開発とは?』
高木 淳一 先生(大阪大学 蛋白質研究所)
特別講演2
『生物と機械の融合—心筋・電気器官その他を用いた独創デバイス—』
田中 陽 先生(理化学研究所 生命機能科学研究センター)
特別講演3
『特許出願する?しない?究極の選択!~そもそも発明って何?~』
前田 治子 先生(京都北山特許法律事務所)
特別講演4
『腸内フローラ検査サービスMykinso立ち上げからの4年間を振り返って』
竹田 綾 先生(株式会社サイキンソー)
特別講演5
『製薬企業における生物工学出身者のキャリアパス』
葛本 雅宣 先生(塩野義製薬株式会社)
特別講演6
『ワイルドはセクシーである~夢のない研究なんてNGだぜ~』
内藤 健 先生(農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター)
活発な討論が行われました。
ポスターセッション
59件のポスター発表で活発な議論が行われました。
BBQ
白浜荘でバーベキューの夕食を楽しみました。
学会長の髙木昌宏先生が乾杯の挨拶をされました。
討論会
朝方まで、研究やキャリアに関して討論が盛り上がりました。
講演会
二日目の講演会ではSpiber株式会社の村上先生にご講演いただきました。
特別講演7
『構造タンパク質の実用化への挑戦』
村上 賢宏 先生(Spiber株式会社)
座談会
「これからの未来の話をしよう」というテーマで、研究の未来や今後のキャリアパスについて、全員参加型の座談会を行いました。
授賞式
1日目のポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
最優秀ポスター賞
・橋本 講司(The Scripps Research Institute)
P10: 人間が作った文字を大腸菌が覚えた!人工塩基対による遺伝暗号拡張可能性の検証
優秀ポスター賞
・藤野 美穂(広島大学)
P12: シンプル酵素触媒における酵素の高機能化に関する研究
・今井 祐太(名古屋大学)
P46: 細胞形態情報解析による神経系細胞の薬剤応答プロファイリング
・大林 洋貴(九州大学)
P15: 薬物キャリアへの応用を志向したペプチド-小分子共集合体の創製
・白井 薫(石川県立大学)
P50: メタン発酵消化液による植物病原菌の生育抑制効果
特別ポスター賞
・佐藤 崚(九州大学)
P04: タンパク質の片末端集合化を可能にするPolyTagの機能性評価
・緋田 安希子(広島大学)
P51: 植物病原菌は何を目印にして宿主を探す?
・東 秀隆(岡山大学)
P17: 超好熱菌由来タンパク質CutA1を利用した高次構造体の構築と分子認識素子への応用
優秀ポスターデザイン賞
・北村 瑠璃子(大阪府立大学)
P28: サンゴに共生するRuegeria属細菌の分布調査を目的とした環境DNA検出法の検討
おめでとうございます。
おわりに
実行委員から、お礼申し上げ、閉会とさせていただきました。
会場で集合写真を撮影しました。
本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部、関西支部、バイオインフォマティクス相談部会)、 加藤記念バイオサイエンス振興財団、ご協賛・ご寄附を頂きました多数の企業様(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社、宮野医療器株式会社、株式会社島津製作所、株式会社池田理化、三洋貿易株式会社、月桂冠株式会社)に深く御礼申し上げます。また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいました白浜荘の皆様、本セミナー開催の機会をくださりサポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。そして、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がることを祈念しております。
来年も福岡での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。
生物工学若手研究者の集い夏のセミナー2019 実行委員一同
青木 航(京大)
安藤 晃規(京大)
岡橋 伸幸(阪大)
曽宮 正晴(阪大)
西村 勇哉(神戸大)
堀之内 貴明(理研)
三浦 夏子(阪府大)
Published by 学会事務局 on 01 4月 2019
盛会のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。⇒活動報告はこちら
「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、生物工学(生体分子工学、細胞組織工学、醸造・食品工学、代謝工学、生物化学工学、生物情報工学など)に関連した研究を行っている、全国の学生、ポスドク、若手企業研究者、若手教員の相互交流を目的とした団体です。この度、2019年の若手会夏のセミナー(合宿形式)を滋賀県高島市にて開催する運びとなりました。高島市は琵琶湖西岸に位置し、 その水辺景観は日本遺産に認定されています。また、京都へも近く、近隣には多数の世界文化遺産があります。
今年は第一線で活躍する研究者の特別招待講演や、参加者と講演者との座談会形式による交流企画、優秀賞つきのポスターセッションなど、参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。参加者の皆様が一泊二日でじっくりと熱い議論を行って有意義なつながりを作ることを支援致します。
教育機関、研究所、企業の若手研究者や学生の方々を含め、生物工学に興味のある皆様の多数のご参加を心よりお待ち致しております。
「理学研究者が行うタンパク質工学~アカデミアが目指すべき技術開発とは?」
……高木 淳一(大阪大学 蛋白質研究所)
「腸内フローラ検査サービスMykinso立ち上げからの4年間を振り返って」
……竹田 綾(株式会社サイキンソー)
「生物と機械の融合—心筋・電気器官その他を用いた独創デバイス—」
……田中 陽(理化学研究所 生命機能科学研究センター)
「ワイルドはセクシーである~夢のない研究なんてNGだぜ~」
……内藤 健(農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター)
「特許出願する?しない?究極の選択!~そもそも発明って何?~」
……前田 治子(京都北山特許法律事務所)
「構造タンパク質の実用化への挑戦」
……村上 賢宏(Spiber 株式会社)
「製薬企業における生物工学出身者のキャリアパス」
……葛本 雅宣(塩野義製薬株式会社)
Published by 若手会 on 08 3月 2013
「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は応用生物工学、遺伝子工学、生物化学工学等の生物工学に関連する全国の若手教官、研究者、学生の「相互交流」を目的とした団体です。
若手会の活動には、生物工学に興味のある方はどなたでも参加できます。
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1998 京都(京都) | 1999 熊本(阿蘇) | 2000 京都(京都) | 2001 山梨(小淵沢) | 2002 大阪(大阪) | 2003 広島(宮島) |
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