Published by 若手会 on 22 7月 2025

2025年 生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025 糸島 開催報告

2025年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、二部構成で企画をしました。第一部は若手研究者向け、第二部は小中高生向けの企画です。

生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025
第一部:若手研究者企画

第一部は、7月5日(土)13:00〜7月6日(日)13:30に、福岡県福岡市の糸島半島にあるAlba HOTEL&Glamping にて開催されました。おかげさまをもちまして全国から96名の御参加をいただき、4件の招待講演、49件のポスター発表、4件のランチョンセミナーなどを行い、分野と世代を超えた研究者間のネットワーク創出を行いました。

開会式

若手会会長の蟹江先生(近畿大学)からご挨拶いただきました。引き続き、実行委員長の中谷先生(新潟大学)より謝辞および本セミナーの趣旨説明を致しました。

ランチョンセミナー1日目

初日のランチョンセミナーでは、かずさDNA研究所の池田和貴様・島津製作所の高橋秀典様からご講演いただきました。研究内容だけではなく、ご自身のキャリアの中で体験した、他ではなかなか聞けない貴重なお話をしていただきました。

招待講演

アカデミア、企業、ベンチャーキャピタルなど、多様な分野でご活躍される4名の先生方をお招きし、ご講演いただきました。最先端の「研究」はもちろんのこと、その社会実装に向けた「戦略」、ご自身の「キャリアパス」、そして原動力となる「情熱」についてお話しいただき、参加者一同、大いに刺激を受ける時間となりました。

招待講演1『地域と共に歩む 〜本格芋焼酎造りの技術と未来〜』

仲村 憲治 先生(霧島酒造株式会社) 

企業における研究開発の最前線について、霧島酒造の仲村先生にご講演いただきました。先生は大学で博士号を取得後、現職にて焼酎の香味研究などに従事されています。ご講演では、宮崎の豊かな自然に根差した焼酎造りのこだわりや、さつまいも農家の高齢化・病害といった課題に対する「芋テラス」などの先進的な取り組みをご紹介いただきました。特に、焼酎のわずか0.2%に過ぎない香味成分が味わいを決定づけるというお話は大変興味深く、品種ごとの香気成分(金木犀の香りがする「たまあかね」など)を科学的に解明し、新品種「霧島No.8」の開発に繋げた研究開発秘話には、多くの参加者が惹きつけられました。企業での研究の魅力と、地域社会と共に発展していく姿勢を学ぶ貴重な機会となりました。

招待講演2『起業において、なぜ人の繋がり、ネットワークが重要なのか? 〜事業との関連性について〜』

坂本 剛 先生(QBキャピタル合同会社・事業構想大学院大学)

大学発技術の事業化支援で輝かしい実績を持つQBキャピタルの坂本先生に、研究成果を社会に届けるための要諦をお話しいただきました。先生は、大学の産学連携やTLO(技術移転機関)でのご経験を踏まえ、多くの研究が直面する「死の谷」を越えるための鍵として「ネットワーク」の重要性を強調されました。「弱い紐帯の強さ」といったネットワーク理論や、ご自身が支援されたスタートアップの具体例を交えたお話は、説得力に満ちていました。研究者個人の力だけでなく、多様な人々との繋がりがいかに重要であるか、そしてその繋がりが時に予期せぬチャンスを生み出すことを学び、「人との繋がりを大切にしよう」と改めて感じた参加者も多かったのではないでしょうか。

招待講演3『大学で生み出したゲノム編集技術を世界で実用化させる挑戦』

川又 理樹 先生(九州大学生体防御医学研究所・One Genomics, Inc.)

米国でベンチャーを立ち上げられたご経験を持つ川又先生より、基礎研究における「遊び心」がいかにして世界的な発見と事業化に繋がったか、ご自身の体験をもとにご講演いただきました。先生が開発した精密なゲノム編集技術は、当初の設計ミスという「遊びの実験」から着想を得たというエピソードには、会場から驚きの声が上がりました。論文や目的達成のための研究だけでなく、知的好奇心に基づく「本気の遊び」の中からこそ、誰も真似できない独創的な技術が生まれるというメッセージは、若手研究者の心に強く響きました。日々の研究活動に対する向き合い方を考えさせられる、示唆に富んだご講演でした。

招待講演4『臓器再生を目指したバイオ3Dプリンタの開発』

中山 功一 先生(佐賀大学医学部附属再生医学研究センター)

臓器再生を目指したバイオ3Dプリンタ研究の第一人者である中山先生に、その画期的な「剣山(けんざん)法」の開発秘話についてお話しいただきました。従来法の課題を乗り越えるため、細胞自身が持つ接着する力を利用し、微細な針(剣山)に細胞を刺して立体的な組織を作り上げるというユニークな発想の転換には、誰もが舌を巻きました。昆虫標本の針や、ビール瓶を洗浄する機械など、全くの異分野の技術や製品を組み合わせることで困難な壁を突破していった過程は、まさにイノベーションの神髄でした。常識にとらわれない発想力と、それを実現するための探求心、そして異分野連携の重要性を力強く示すご講演でした。

夕食

福岡県の糸島で、白米にたっぷりの魚卵をのせたご飯や、お肉と大根、人参の和え物、エビなどを煮込んだものなどを美味しくいただきました。小鉢に入った魚卵も添えられ、地元の味覚を堪能して英気を養いました。

グループセッション

ブース協賛いただいた企業と参加者の交流の場として、グループセッションを実施いたしました。ハンドアウトやポスターを用い、企業の取り組みや今後の就職先の候補として有意義な意見交換ができました。企業にとっても若手研究者にとっても、貴重な交流機会になったものと期待します。

ポスター発表

49件のポスター発表が実施されました。各ポスター前で激しい議論が飛び交い、濃密な時間を過ごすことができました。「普段の学会で拝見するポスター発表より熱量がすごかったように感じました。」「ビール片手に研究発表できる場は初めてで楽しかったです」などのコメントをいただきました。

懇親会

懇親会には、多くの参加者が集い、盛況のうちに幕を閉じました。会の冒頭では、ご協賛いただいた飲み物で盛大に乾杯が行われ、和やかな雰囲気のなかで交流が始まりました。参加者同士の距離が自然と縮まり、研究や日常について語り合う姿が各所で見受けられました。特に、世代や分野を超えた活発な意見交換が行われるなど、有意義なひとときとなりました。懇親会企画として、生物工学会誌や開催地・糸島にまつわるクイズ大会が催され、笑いや驚きに包まれながら、大いに盛り上がりました。ご協賛いただいた皆様に心より感謝申し上げるとともに、ご参加いただいた皆様にも厚く御礼申し上げます。

学生企画

​​参加者間の交流を深めるために行った企画、題して「リサーチビンゴ」。この企画では、時間をかけないと知り得ないような相手の背景や個性を、ビンゴ形式の対話を通じて楽しく引き出しながら、人とのつながりを深めることを目指しました。研究分野を超えた交流の促進や共同研究のきっかけづくり、若手研究者のネットワーク形成などが期待され、多くの参加者から「楽しく深い対話ができた」や「お互いを知るきっかけになった」との声が寄せられました。

パネルディスカッション :研究留学、生成AI活用術

「研究留学」と「生成AI活用術」という二つのテーマでパネルディスカッションを行いました。「研究留学」のセッションでは、内田和希さん、川又理樹さん、曽宮正晴さん、竹内七海さんの4名にパネリストとしてご登壇いただき、ご自身の留学経験を共有していただきました。「生成AI活用術」のセッションでは、曽宮正晴さんと小坂唯心さんにご登壇いただきました。日常的な用途から、タンパク質デザインなどの研究用途まで、幅広い用途での生成AIの活用法を共有できたのではないかと思います。

ランチョンセミナー2日目

2日目のランチョンセミナーでは、株式会社大塚製薬の藤峰慶徳様からご講演いただきました。社内でのCIL部門の立ち上げ秘話や、製品紹介、ご自身のキャリアの中で経験など貴重なお話をしていただきました。

表彰式・閉会式・写真撮影

表彰式
 

1日目のポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。

【最優秀発表賞】

  • 矢原 匠人 様

【優秀発表賞】

  • 西河 佑馬 様
  • 吉野 明道 様
  • 長谷 彩沙 様
  • 金子 悠哉 様

【ライトニングトーク賞】

  • 古閑 友紀 様
  • 内田 和希 様

【敢闘賞】

  • 千田 小春 アリシア 様
  • 久須美 莉子 様
  • 及川 陽香 様

【優秀討論賞】

  • TAN PEI YU 様
  • 井上 宙夢 様

閉会式
 

蟹江先生からご挨拶と若手会総会のご案内をいただきました。

次回実行委員長の小坂先生から、ご挨拶をいただきました。最後に実行委員長の中谷先生からお礼を申し上げ、閉会とさせていただきました。

最後に集合写真を撮影しました。

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生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025
第二部:小中高生企画

第二部は、7月6日(日)14:00~17:30に、第一部の夕食会場である Alba HOTEL&Glamping のいとはん食堂にて開催されました。おかげさまをもちまして福岡県内から60名の小中高生およびその保護者に御参加をいただきました。

サイエンスセミナー

第二部では、若手研究者による小中高校生向けのサイエンスセミナーを実施しました。講師は中谷航太先生、白石大智先生、白石千瑳先生の3名の若手研究者が務め、小中高校生に対して科学研究の重要性を分かりやすく説明しました。また、大学に入学することがゴールではなく、研究を通じて人類の未来の創造に貢献することこそが真のゴールであることを伝えました。参加した生徒の皆さんには、研究の難しさや面白さを肌で感じてもらい、大学で研究することの魅力が少しでも伝われば幸いです。そして、この中から将来の科学を担う人材が育っていくことを期待しています。

交流会

ビュッフェ形式で新鮮な刺身やお寿司、ステーキなどをホテルにご準備いただき、食事をしつつ、小中高生との交流を行いました。積極性のある学生との交流は、若手研究者にとっても刺激になったと思います。

写真撮影・閉会式

最後に、写真撮影を行いました。

謝辞

本セミナーの開催にあたり、多大なるご支援を賜りました以下の学会および財団の皆様に、心より御礼申し上げます。

<学会・財団>

公益社団法人 日本生物工学会本部、公益社団法人 日本生物工学会九州支部、公益財団法人 テルモ生命科学財団、公益財団法人 中辻創智社、公益財団法人 加藤バイオサイエンス振興財団、公益財団法人 サントリー生命科学財団

また、セミナー協賛、ブース出展、広告掲載、ならびに心温まる物品のご提供など、多岐にわたるご支援を賜りました多数の企業の皆様に深く御礼申し上げます。皆様のご支援なくして、本セミナーの成功はありませんでした。

【セミナー協賛】

  • 株式会社大塚製薬(+ブース協賛)
  • エーエムアール株式会社(+ブース協賛)
  • かずさDNA研究所
  • 島津製作所

【ブース協賛】

  • 株式会社ワイエムシィ
  • マルハニチロ株式会社
  • 住友化学株式会社
  • 株式会社レゾナック・テクノサービス
  • 株式会社リガク
  • 株式会社テクノスルガ・ラボ

【広告協賛】

  • ブルカージャパン株式会社
  • 正晃株式会社
  • 株式会社ビーフォース
  • 日本ウォーターズ株式会社
  • 大陽日酸株式会社
  • 日産化学株式会社
  • 株式会社ダイセル
  • 三井情報株式会社
  • 株式会社ジーンネット
  • サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
  • ジーエルサイエンス株式会社
  • 株式会社エービー・サイエックス
  • 株式会社tayo

【物品協賛】

  • アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社
  • ホテルオークラ福岡
  • 森永乳業九州株式会社
  • キッコーマン株式会社
  • 霧島酒造株式会社
  • 株式会社tayo
  • 株式会社喜多屋
  • サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
  • Alba Hotel&Glamping

さらに、個人としてご寄付を賜りました山戸俊幸様、中谷航太様に、この場を借りて篤く御礼申し上げます。

ご多忙の中、貴重なご講演を快くお引き受けくださいました講師の先生方、きめ細やかなお心遣いで会場のお世話をしてくださいましたスタッフの皆様、そして開催の機会を与え、力強くサポートしてくださいました役員の先生方に心より感謝申し上げます。最後に、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の研究と交流の輪がさらに広がることを心より祈念しております。

来年もまた、皆様とセミナーにてお会いできることを楽しみにしております。

生物工学若手研究者の集い夏のセミナー2025 実行委員一同

<社会人委員>

中谷 航太(九大/新潟大:実行委員長)
池上 康寛(九大:副実行委員長/会場)
樋口 裕次郎(九大:会場/協賛)鈴木 研志(九大:会場/LT編集)
田代 幸寛(九大:アドバイザー)
佐藤 康史(旭川医大:監事/相談役/会計)
高野 力(北大:プログラム統括/会計)
元根 啓佑(阪大:プログラム統括)
山口 祐希(阪大:協賛)
小坂 唯心(阪大:広報)
谷口 赳夫(阪大:懇親会/会計)
村山 拳午(山梨大:講演/懇親会)
油屋 駿介(HUグループ中央研究所:技術/相談役)
谷口 百優(島津製作所:プログラム統括/要旨集)
中野 洋介(アサヒビール株式会社:講演)
石川 絢野(マルホ株式会社:ポスター・表彰)

<学生委員>

内田 和希(九大:プログラム学生企画/ポスター・表彰)
長谷 彩沙(九大:プログラム学生企画/協賛)
折田 兼成(九大:プログラム学生企画/広報)
加藤 大志(名城大:プログラム学生企画/プログラム統括)
釣上 竜河(名城大:プログラム学生企画/全体補助)

主催:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025 実行委員会

共催:公益社団法人 日本生物工学会 九州支部

後援:公益社団法人 日本生物工学会
   公益財団法人 福岡観光コンベンションビューロー(使用承諾期2024/12/27-2025/7/6)  
   福岡県教育委員会(第二部)、九州大学大学院農学研究院

 

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♦関連記事:【研究部会】2025年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025

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Published by 若手会 on 25 11月 2024

【研究部会】生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025

 

開催報告

<開催報告はこちら>

参加登録者専用ページ

<参加者への案内はこちら(第一部)>

ご挨拶

「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、若手の交流と成長を目的に活動する研究部会です。その若手会が企画する最大のイベントが「若手会夏のセミナー」であり、1967年に始まって以来、50年以上の歴史を持つ伝統的なイベントとなっています。若手会夏のセミナーの特色として、毎年、初参加者でも交流の輪を広げやすい工夫が施されている点や、若手研究者同士が科学を楽しみながら活発に議論できる雰囲気が挙げられます。2024年度のセミナーは北海道富良野市で開催され、地域ならではの研究発表、人脈形成をテーマとしたワークショップ、若手教員によるキャリアポスター発表など、新しい企画が盛りだくさんの内容で、大いに盛り上がりました。

2025年度は、福岡県福岡市の北部に位置する糸島半島の海沿いにある「Alba Hotel & Glamping」にて開催いたします。糸島といえば、連続テレビ小説「おむすび」の舞台でもあり、豊かな自然環境とアクセスの良さにより、観光地としても注目されている地域です。また、今回のセミナーでは、新たな実行委員体制のもと、講演会場と宿泊施設を一体化させた合宿形式を採用し、十分な時間を確保した中で合宿形式の強みを最大限に活かした企画を進めております。素晴らしいロケーションを活かしつつ、じっくりと研究交流を深める機会を作り、互いに刺激を与え合える仲間と出会うことで、参加者のみなさまの成長に繋がる場になればと思います。多数の若手研究者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

最後に、本セミナーは、学会や協賛企業様をはじめ、セミナーの趣旨にご賛同いただいた皆様からのご支援を受けて実現しております。この場をお借りして、皆様に心より御礼申し上げます。

2024年11月吉日
若手会夏のセミナー2025 実行委員長 中谷航太

2025年度若手会2025 会場の写真

開催概要

本セミナーでは、小学生から大学生、学位取得後の若手研究者および若干名のシニアオブザーバーまで、参加募集対象の年齢が幅広いため、プログラムは第一部と第二部に分けて企画いたします。

第一部は、若手研究者のための企画です。近年、科学技術は高度化・複雑化しており、革新的なイノベーションには、高い専門性と学際性の両方が必要になりました。また、イノベーションとは、社会需要の定義とその提供により、新しい価値を創出することです。研究者には、専門性と学際性に加えて、研究成果をイノベーションとして社会に届ける社会性を身に付けることも求められるようになりました。第一部では、若手研究者が「専門性」と「学際性」と「社会性」を効率的に成長させられるネットワーク基盤の構築を目的とします。参加者数は約100名で、学生、若手研究者や各分野から招致した専門家から構成します。参加者間で、初めましての関係から新しいネットワークを構築するためには、時間を尽くして徹底的に議論し、互いの研究哲学や価値観を共有することが重要であると考えています。そのため、本セミナーでは、宿泊施設と講演会場を一体として貸切利用することで十分時間を確保することを優先しました。本セミナーでは、ナイトセッション中のポスター発表とその後の討論、グループセッションや招待講演によって専門性と学際性の向上を狙い、また、ネットワーキングのための独自のプログラムを企画します。

第二部では、若手研究者による小中高生へのサイエンスセミナーを企画しています。第二部の目的は、科学の面白さを小中高生に伝えることで、将来の日本の科学技術の担い手に刺激を与え、人材育成を図ることです。プログラムは若手研究者による講演と交流会からなります。講演者は、子どもたちに科学の面白さを伝えるための表現力が必要と考え、学会等での受賞件数等を参考として選定します。比較的年齢の近い若手研究者がサイエンスの面白さを子どもたちに伝えることにより、将来の選択肢としてより実感をもって科学研究者の道を選ぶきっかけを提供できるのではと考えております。

  • 日時:
    第一部 2025年7月5日(土)13:00~6日(日)13:30
    第二部 2025年7月6日(日)14:00~17:30
  • 会場:Alba HOTEL & Glamping(〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
     

第一部 

  • 日時:2025年7月5日(土)13:00~6日(日)13:30
  • 会場:Alba HOTEL & Glamping(〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
    ※博多駅から会場までは送迎バス(事前申込制)をご利用いただけます。
    【往路バス】12:00 博多発 ⇒ 13:00 会場着 (博多駅への集合は11:50までを厳守)※詳細は後日案内
    【復路バス】14:00 会場発 ⇒ 15:00頃 博多駅着
  • 対象:大学生・若手研究者・シニア研究者若干名
  • 定員:100名
  • 発表形式:ポスター発表、ライトニングトーク(どちらも優秀発表者への表彰あり)
  • 参加費:
    学生 5000円(税込)(参加費:2500円、宿泊費:2000円、食費 (昼・夕・朝・昼)・懇親会費:500円)
    社会人 8000円(税込)(参加費:4000円、宿泊費:3000円、食費 (昼・夕・朝・昼)・懇親会費:1000円)
    ※本セミナーは合宿形式であるため宿泊が必要です。
    参加費のお振込み先は参加者確定後にこちらからご案内いたします。
  • 参加登録フォーム:https://forms.gle/ok2i86Woib5kjYnJ9 <定員につき参加登録を締切りました!
    キャンセル/増枠待ちフォーム:https://forms.gle/2vvrpCprXXU4uuPG6
  • 要旨登録フォーム:https://forms.gle/HYPs8Zgg5nvx4MvcA
    →要旨テンプレートファイル←
  • ライトニングトーク登録フォームhttps://forms.gle/g45rZ7xRdtnjmRu48
  • ライトニングトーク動画作成方法の参考 <フル HD (1080p) で保存してください>
    ※参加登録・演題登録の締切期限は5/31です。
    ※多数のご登録をいただいた場合は、参加登録フォーム1枚目の基準に照らして参加者の選考をさせていただく場合があります。
    ※ライトニングトークとは、ポスター発表要旨の3分間の動画口頭発表です。1枚目はタイトルページとし、最後のスライドは空白ページとして3秒ずつ静止してください。会期約2週間前 (6/20 金) を動画提出締切とし、会期1週間前 (6/30 月) にオンラインで限定公開します。参加者は事前に視聴いただき当日の議論促進に活用ください。
    ※当日の交流促進のため、参加者の同意に基づき自己紹介スライド(名刺でも可)を事前に共有いたします。参加者へ別途ご案内する規約をご確認いただき作成ください。
    ※宿泊は生物学的性別および学年/年次ごとの相部屋になりますのでご了承ください。
    ※キャンセルポリシー:5/31迄はキャンセル可能。6/1以降は返金不可とさせていただきます。

プログラム:
<7/5(土):1日目>
13:00 受付開始
13:30~13:40 開会挨拶・諸注意
13:40~14:30 ランチョンセミナー(島津製作所・かずさDNA研究所)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 招待講演①:仲村 憲治
15:10~15:40 招待講演②:坂本 剛
15:40~15:50 休憩
15:50~16:20 招待講演③:川又 理樹
16:20~16:50 招待講演④:中山 功一
16:50~18:50 チェックイン・入浴・夕食
19:00~20:00 グループセッション
20:00~20:10 移動
———–ナイトセッション————
20:10~21:00 ポスター発表 奇数50分
21:00~21:50 ポスター発表 偶数50分
21:50~22:00 移動
22:00~ 懇親会企画
————————————————

<7/6(日):2日目>
9:30~10:50 学生企画 80分
10:50~11:00 休憩
11:00~12:00 パネルディスカッション テーマ1:研究留学、テーマ2:生成AI活用術
12:00~12:50 ランチョンセミナー (大塚製薬・エーエムアール)
12:50~13:30 表彰式・閉会式・写真撮影

招待講演 (敬称略):
①仲村 憲治「地域と共に歩む ~本格芋焼酎造りの技術と未来~」
霧島酒造株式会社 研究開発部
坂本 剛「起業において、なぜ人の繋がり、ネットワークが重要なのか? 〜事業との関連性について〜」
QBキャピタル合同会社 代表パートナー、事業構想大学院大学 教授、その他 社外取締役 複数
川又 理樹「大学で生み出したゲノム編集技術を世界で実用化させる挑戦」
九州大学 生体防御医学研究所 助教、One Genomics, Inc. Scientific Leader
中山 功一「臓器再生を目指したバイオ3Dプリンタの開発」
佐賀大学 医学部 附属再生医学研究センター 教授

第二部 ~一般開放こどもサイエンスセミナー~

→フライヤーはこちら←

  • 日時:2025年7月6日(日)14:00~17:00
  • 会場:Alba HOTEL & Glamping(〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
    ※会場まではJR筑肥線九大学研都市駅ー会場間の無料バス(事前申込制)を利用いただけます。
  • 定員:80名程度(小中高生60名程度、若手研究者20名程度)
  • 参加費:無料
  • 参加登録:https://forms.gle/sGugqUpAcaZSHLsBA
    ※参加登録期限は後日設定して公開します。
    ※多数のご登録をいただいた場合は、先着とさせていただきます。
    ※適正対象としては高校生を想定してますが、科学への興味があり意欲的な小中学生も対象とします。小学生は保護者の同伴をお願いします。

プログラム(予定):
<2日目 7/6(日)>
14:00~14:20 受付
14:30~15:00 サイエンスセミナー① 中谷 航太
15:00~15:30 サイエンスセミナー② 白石 大智
15:30~16:00 サイエンスセミナー③ 白石 千瑳
16:00~17:00 交流会
17:00~17:30 閉会式・写真撮影

※交流会ではバイキング形式で食事を用意いたします。

中谷 航太「みんな違ってみんないい!生物進化と多様性の意義」
新潟大学 医学部研究推進センター 助教、九州大学 生体防御医学研究所 共同研究員
白石 大智「研究ってなに?研究するのはなぜ?研究はどうやってする?」
名古屋大学 大学院 理学研究科 学術振興会特別研究員(PD)
白石 千瑳「だれが研究してる?いつ研究してる?どこで研究してる?」
名古屋大学 大学院 理学研究科 学術振興会特別研究員(PD)

若手会夏のセミナー2025実行委員(2025/4/15時点)

<社会人委員>
中谷 航太(九大/新潟大:実行委員長)
池上 康寛(九大:副実行委員長/会場)
樋口 裕次郎(九大:会場/協賛)
鈴木 研志(九大:会場/LT編集)
田代 幸寛(九大:アドバイザー)
佐藤 康史(旭川医大:監事/相談役/会計)
高野 力(北大:プログラム統括/会計)
元根 啓佑(阪大:プログラム統括)
山口 祐希(阪大:協賛)
小坂 唯心(阪大:広報)
谷口 赳夫(阪大:懇親会/会計)
村山 拳午(山梨大:講演/懇親会)
油屋 駿介(HUグループ中央研究所:技術/相談役)
谷口 百優(島津製作所:プログラム統括/要旨集)
中野 洋介(アサヒビール株式会社:講演)
石川 絢野(マルホ株式会社:ポスター・表彰)

<学生委員>
内田 和希(九大:プログラム学生企画/ポスター・表彰)
長谷 彩沙(九大:プログラム学生企画/協賛)
折田 兼成(九大:プログラム学生企画/広報)
加藤 大志(名城大:プログラム学生企画/プログラム統括)
釣上 竜河(名城大:プログラム学生企画/全体補助)

主催:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025 実行委員会
共催:公益社団法人 日本生物工学会 九州支部
後援:公益社団法人 日本生物工学会、
   公益財団法人 福岡観光コンベンションビューロー (使用承諾期間2024/12/27-2025/7/6)
   福岡県教育委員会(第二部)
   九州大学大学院農学研究院

  • 総合問合わせ先:
  • 協賛問合わせ先:

 

謝辞(2025年7月1日時点の確定情報)

本セミナーでは、みなさまからの多数のご支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。

<学会・財団>
公益社団法人 日本生物工学会本部
公益社団法人 日本生物工学会九州支部
公益財団法人 テルモ生命科学財団
公益財団法人 中辻創智社
公益財団法人 加藤バイオサイエンス振興財団
公益財団法人 サントリー生命科学財団
<協賛>
・セミナー協賛

株式会社大塚製薬 (+ブース協賛)
エーエムアール株式会社 (+ブース協賛)
かずさDNA研究所
島津製作所
・ブース協賛
株式会社ワイエムシィ
マルハニチロ株式会社
住友化学株式会社
株式会社レゾナック・テクノサービス
株式会社リガク
株式会社テクノスルガ・ラボ
・広告協賛
ブルカージャパン株式会社
​正晃株式会社
株式会社ビーフォース
日本ウォーターズ株式会社
大陽日酸株式会社
日産化学株式会社
株式会社ダイセル
三井情報株式会社
株式会社ジーンネット
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
ジーエルサイエンス株式会社
日清オイリオグループ株式会社
株式会社エービー・サイエックス
株式会社tayo
・物品協賛
アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社
ホテルオークラ福岡
森永乳業九州株式会社
キッコーマン株式会社
霧島酒造株式会社
株式会社tayo
株式会社喜多屋
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
・寄付
山戸俊幸
中谷航太

♦関連記事:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025協賛のお願い

 

Published by 若手会 on 08 3月 2013

生物工学若手研究者の集い(生物工学若手会)

2025年度生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会

【日時】2025年9月11日(木)
【場所】広島工業大学 五日市キャンパス 三宅の森 Nexus21 2階 リーフガーデン(大食堂)

⇒詳しくはこちら

ようこそ、生物工学若手研究者の集い(生物工学若手会)へ!!

「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は応用生物工学、遺伝子工学、生物化学工学等の生物工学に関連する全国の若手教官、研究者、学生の「相互交流」を目的とした団体です。

生物工学若手研究者の集い ポスター

若手会の活動には、生物工学に興味のある方はどなたでも参加できます。

 

 

 

若手会印刷用ポスターpdf

 

オンラインセミナー

夏のセミナー開催報告

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活動紹介(生物工学会誌『Germination』掲載記事)

 

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