Published by 学会事務局 on 24 1月 2025
圍 彰吾 (白鶴酒造株式会社)
2024年11月14日(木)~16日(土)にタイ生物工学会(Thai Society for Biotechnoligy)の年次大会(36th Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference; TSB2024)が開催され、日本生物工学会から、基調講演者として中野秀雄教授(国際展開委員会委員長・名古屋大学)、招待講演者として筆者(関西支部・白鶴酒造)が招待された。今大会の主催はモンクット王工科大学ラートクラバン校(King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang)で、会場はアユタヤのクルンスリリバーホテル(Krungsri River Hotel)であった。
初めにコーネル大学のShaoyi Jiang教授から、mRNAワクチンに関する特別講演があった。mRNAの特異的なデリバリー方法について紹介され、ホットな話題なだけに多くの聴講者の関心を集めていた。2つ目の特別講演として中国科学院のBo Yu教授から、微生物の代謝改変によるリーン・マニュファクチャリング1) や有用物質生産など、インパクトのある技術の紹介があった。
その後、基調講演者6名、招待講演者11名、一般講演者約50名による口頭発表が4会場で並行して行われ、他にも100件以上のポスター発表が行われた。中野教授は“Cell-free protein synthesis systems for antibody engineering”、筆者は“Improvement of isobutyl acetate production in sake yeast”というタイトルでそれぞれ講演し、質疑応答の時間以外でも多くの質問やアドバイスを受けた。
今回の派遣を通して、研究背景やその価値のアピールに重点を置き、かつ情熱的なプレゼンテーションを行う講演者が多いことに感銘を受けた。また、世界で活躍する先生方とディスカッションすることができ、筆者にとってかけがえのない経験となった。若手研究者も挑戦を恐れずにこのような国際交流の機会に参加し、大いに刺激を受けるべきだと感じた。
最後に、TSB2024への参加をご支援いただいた日本生物工学会および関西支部、アテンドならびに主催いただいたTSBの大会実行委員会の先生方、そしてこのような派遣の機会をいただき、同行いただいた中野教授に心より感謝申し上げます。
左から筆者、中野教授、Chuenchit TSB会長、Prakit TSB副会長
Shaoyi Jiang教授、Bo Yu教授らの授賞式
(左から2番目がShaoyi Jiang教授、一番右がBo Yu教授)
1) 製造プロセス全体において二酸化炭素排出量を削減する方法で製品を製造すること。
⇒国際交流Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 1月 2025
日本生物工学会では、研究部会制度を設け、特定分野の研究集会に対して、理事会において審査のうえ運営費の一部を助成しています。
2025年度研究部会の申請の募集を行いますので、設置をご希望の方は以下の点にご留意いただくとともに、研究部会規程 をご覧いただき、 研究部会設置申請書 を2025年2月20日(木) (事務局必着)までに学会事務局宛()に提出してください。理事会において審査のうえ代表者の方に結果をお伝えします。
研究部会設置申請に関しての注意点 研究部会の存続期間について、第1種研究部会は1年とし、第2種研究部会と若手研究会については制限を設けない。
助成金の上限について、第1種研究部会は20万円、第2種研究部会は5万円とする。
第2種研究部会への助成金の支給期間は、5年を限度とする。
研究部会承認後、和文誌に会員募集記事を出す(本部より一括してお願いします。記事には研究部会の目的、メリット、アウトプットなどを明示し、意欲ある会員が誰でも参加できるようにすること、会誌7号を予定)。
一年の活動が終了した後、和文誌に活動報告を掲載する(会誌5号を予定)。
本会の研究部会として活動する場合は、助成金の有無にかかわらず、申請・活動報告を行う。
時代の要求、社会や会員の要請に応えるべく理事会では申請の内容を精査します。
►研究部会ページTop
新着情報
Published by 学会事務局 on 22 1月 2025
日本生物工学会では、2025年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学若手賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞・生物工学学生優秀賞)受賞候補者の推薦を募集しております。
授賞規程 (2024年9月8日改正) および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。⇒推薦書のダウンロードはこちら
【推薦要領】
推薦書類の提出先: 公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail:
メールの件名は「(各賞名)推薦」 としてください。
※生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。
各支部長の連絡先は支部活動のページ をご参照ください。
書類提出締切: 2025年3月14日(金)
※生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の締切は、各支部で異なりますので、所属支部の支部長にお問い合わせください。
受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。
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Published by 学会事務局 on 22 1月 2025
日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞、および生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)の2025年度受賞候補者の推薦を募集しております。
生物工学アジア若手賞は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与されます。
生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたもので微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。
正会員におかれましては、推薦要領をご参照のうえ、各賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。
推薦書類は、2025年3月14日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: )宛に送付してください。
►学会賞Topへ
新着情報
Published by 支部:東日本 on 21 1月 2025
日時: 2025年3月14日(金)13:00~18:15 受付開始12:20予定
場所:
東京農工大学小金井キャンパス 140周年記念会館(エリプス)3階 多目的ホール
(〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16)⇒キャンパスマップはこちら
オーガナイザー:
朱 博(東京科学大学)
(第8回日本生物工学会東日本支部長賞受賞者)
プログラム: ♦コロキウム「 タンパク質の高速分析・進化分子工学の最前線 」
近年、深層学習を活用したタンパク質の構造および機能予測は、飛躍的な進歩を遂げている。一方で、タスク特化型の高品質なタンパク質のアミノ酸配列とその機能情報を取得する手法の開発は、依然として重要な課題である。この課題に対し、タンパク質の高速解析技術や分子進化工学が、タンパク質の機能予測および配列生成において重要な役割を果たしている。本シンポジウムでは、これらの分野における最新の研究動向を共有し、情報交換を行うことを目的とする。
13:00~13:05 開会挨拶………田中 剛(東京農工大学)
♦ミニシンポジウム 13:05~14:50
13:05~13:10 趣旨説明………朱 博(東京科学大学)
13:10~13:50
「人工抗体の創製と応用」
……村上 裕 (名古屋大学大学院工学研究科)
13:50~14:20
「指向性進化を活用した化学遺伝学蛍光センサーの開発」
……寺井 琢也(東京大学大学院理学系研究科)
14:20~14:50
「抗体最適化設計に向けたハイスループット物理化学的解析システムの構築」
……松長 遼 (東京大学大学院工学系研究科)
14:50~15:00 休憩
♦学生講演 15:00~16:00
15:00~15:05 趣旨説明………田中 剛(東京農工大学)
15:05~15:30
「ポリリン酸キナーゼ2の進化動態解析による多機能酵素の発見とその応用」
……松本 龍征(東京科学大学)
15:35~16:00
「環境DNA手法と海中音響手法を組み合わせた生物モニタリングに向けた技術開発」
……平木 優到(早稲田大学)
16:00~16:10 休憩
♦ 企業紹介 16:10~16:40
株式会社ちとせ研究所
マルハニチロ株式会社
森永乳業株式会社
サントリー株式会社
キッコーマン株式会社
〇出展企業のポスターブースを設置します。
16:40~16:45 休憩
♦ 学生ポスター発表 16:45~18:20
前半:16:45~17:30、後半:17:30~18:15(コアタイム45分)
18:15~18:20 閉会の挨拶………越智 浩(森永乳業株式会社)
♦ 懇親会 18:30~20:00
申込方法:
申し込みフォーム に必要事項を明記の上、お申し込みください。
※ 当日受付もいたしますが、準備の都合上できるだけ事前登録をお願い致します。
<事前登録締切:2025年2月28日(金)> ⇒2025年3月7日(金)正午 延長しました。
学生ポスター発表を希望される方へ
申し込みフォーム より、参加申込をしてください。また、こちらの要旨フォーマット をダウンロードし、福谷洋介(東京農工大学:)までお送り下さい。
ポスター発表は本学会がカバーする生物工学の分野から広く募集します。
ポスター発表の定員は20名です。お早めにお申し込み下さい。
<要旨提出締切:2025年3月7日(金)正午> ⇒ 定員になりましたので新規登録を締め切りました。
コロキウム参加費: 無料
懇親会費:一般 4,000円(税込)、学生 2,000円(税込)
※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。
問合せ先:
東京農工大学 田中 剛(E-mail: )
東京農工大学 福谷 洋介(E-mail: )
►東日本支部Top
学会行事
Published by 学会事務局 on 20 1月 2025
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 20 1月 2025
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 139, No. 2(2025年2月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 17 1月 2025
日本生物工学会の和文誌は、創刊号(1923年)から第98巻第7号(2020年7月)までが国立国会図書館デジタルコレクションに収録されています。
第98巻第8号から第98巻12号についても順次一般公開される予定です。
⇒生物工学会誌Topへ
生物工学会誌
Published by 支部:東日本 on 17 1月 2025
2025(令和7)年1月14日
日本生物工学会 東日本支部長
田中 剛
2025年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。
東日本支部学生奨励賞(旧:東日本支部長賞)は日本生物工学会東日本支部独自の試みとして創設された賞で、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的としております。
つきましては、東日本支部学生奨励賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
東日本支部学生奨励賞への応募ならびに選考方法 対象者は当学会学生会員(全学年対象)であり、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者 とする。
応募は「生物工学学生優秀賞候補者調書(東日本支部用)」 と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書(東日本支部用)」 による自薦および他薦によるものとする。
応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第13回東日本支部コロキウム: 2025年3月14日(金)に東京農工大学小金井キャンパスにて開催)において東日本支部委員による第2次選考により東日本支部学生奨励賞受賞者を決定する。 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)への応募ならびに選考方法 対象者は、東日本支部学生奨励賞応募者のうち、大学院博士前期課程等に在籍しており、博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。
応募書類をもとに、東日本支部長より指名された選考委員会による第1次選考を行い、学生発表会(第13回東日本支部コロキウム: 2025年3月14日(金)に東京農工大学小金井キャンパスにて開催)において東日本支部委員による第2次選考を経て生物工学学生優秀賞候補者を選出し、日本生物工学会本部に推薦する。
生物工学学生優秀賞受賞者は、各支部より推薦された候補者から日本生物工学会本部での選考を経て決定される。詳しくは、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)受賞候補者推薦要領 をご参照ください。
過去の生物工学学生優秀賞受賞者に関しましては、以下のサイトを御参照ください。
https://www.sbj.or.jp/awards/awards_hisho.html
「生物工学学生優秀賞候補者調書(東日本支部用)」 と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書(東日本支部用)」 に必要事項を記入し、 「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部学生奨励賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部学生奨励賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: (TEL. 042-388-7021) 宛、2025年2月14日(金)正午 迄に お送りください。
よろしくお願いいたします。
►東日本支部Topへ
新着情報
Published by 部会:非線形バイオシステム on 10 1月 2025
開催日時: 2025年3月19日(水)14:00~17:30
開催方法: ハイブリッド開催
(対面)佐賀古湯温泉・千曲荘(佐賀県佐賀市富士町古湯878)
(オンライン)Zoom
参加費: 無料
開催の主旨:
研究会では、多様な観点から「非線形バイオシステム」に携わる機会を参加者に提供し、新たな研究課題や共同研究の芽が生まれることを目指している。昨年のノーベル化学賞および物理学賞は共に人工知能(AI)に関する研究に授与され、量子生命科学など新しい学問分野への展開が期待されている。本年度第1回セミナーにおいて、日本生物工学会に長年貢献された2名の先生方の基調講演2件と招待講演1件を拝聴するとともに、令和6年度と今後の活動についてまとめたい。
プログラム: <第一部:公開セミナー>
14:00~15:00 【基調講演1】
「物質の秩序・非物質の秩序」
…高木 昌宏 (北陸先端科学大学院大学 マテリアルサイエンス系)
15:00~16:00 【基調講演2】
「嗅覚応答の非線形的メカニズムとセンサー開発」
…養王田 正文 (東京農工大学 工学研究院 生命工学専攻・グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野ユニット)
16:00〜16:40【招待講演】
「バイオプロセス構築における線形/非線形」
…堀 克敏 (名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻)
<第二部:総合討論>
♦座長:田丸 浩(東北大学グリーンクロステック研究センター)
16:40~17:15
「非線形バイオシステム研究部会の展望」
<第三部:活動方針検討会> (非公開)
18:00~20:00
♦進行役:田丸 浩(東北大学・研究部会長)
・今後と次年度研究部会の運営方針
・その他
申込み方法:
参加をご希望の方は2025年3月7日(金)までに、下記までメールにてお申し込みください。お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、非公開部の内容の守秘義務にご了承頂いたものと致します。
申込先:
研究部会長 田丸 浩 E-mail:
⇒非線形バイオシステム研究部会Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 10 1月 2025
日本生物工学会では、2025–2026年度代議員の立候補を受け付けております。立候補される方は、Web選挙システムにて期日までにご登録ください。(終了しました)
受付期間: 2025年1月10日(金)10時~1月20日(月)正午
立候補に関する注意点 立候補者は、2024年11月25日時点で2024年会費を納入済みの本会正会員に限ります。 立候補受付は、選挙システムを利用して行います。会員番号とパスワードでログイン後、「立候補受付」画面へ進んでください。パスワードをお忘れの方は、事務局()までお問い合わせください。 【確定】ボタンをクリックした後は、変更できませんのでご注意ください(【確定】ボタンをクリックした後で立候補を取り消す場合は事務局へご連絡頂く必要があります)。 立候補の登録画面にアクセスできるのは1回だけです。ただし、内容の確認は可能です。 ⇒詳しい手順はこちら
♦関連記事:【正会員の方へ】2025–2026年度代議員の選出について
新着情報
Published by 支部:西日本 on 09 1月 2025
2024年度 日本生物工学会西日本支部学生賞の受賞者は、以下の8名(順不同)に決定しました。
市川 京香 (広島大学・統合生命科学研究科) 岡田 航輝 (岡山大学・環境生命科学研究科) 金田 梨沙 (愛媛大学・農学研究科) 佐々木 統也(岡山大学・環境生命自然科学研究科) 佐藤 悠奈 (山口大学・創成科学研究科) ⽴⽥ 光 (広島大学・統合⽣命科学研究科) 福田 華梨 (岡山大学・ヘルスシステム統合科学研究科) 山中 享史 (広島大学・統合生命科学研究科) ⇒西日本支部Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 06 1月 2025
日時: 2024年3月4日(火) 13:00~17:00
開催形式 : Zoom ウェビナーによるリモート開催
詳細URL: https://www.jfes.or.jp/topic/topic20241226_sympo20250304.pdf
開催趣旨:
国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は、エンジニアの活動を広く人々に認識してもらい、あわせてSGDs の推進に貢献するこ とをアピールする目的で、世界工学団体連盟(WFEO)の創立日の3月4日を世界エンジニアリングデーとして採択しました。これ を受けて、世界各国で記念行事が開催されます。日本工学会では日本学術会議、日本工学アカデミーならびに関係学協会の協力を 得て、同日、記念シンポジウムをオンラインにて開催いたします。本シンポジウムでは、持続可能で多様性と包摂性のある社会の 発展に貢献する工学や技術者の未来の姿について、カーボンニュートラルや技術者のダイバシティーなど、様々な視点から可能性 を探ります。各セッションでは、それぞれのテーマについて、登壇者によるショートスピーチに続いてダイアローグ形式で意見交 換を行います。工学の専門家だけではなく、多様な分野の皆様と工学の未来について語り合うことを目的とします。
参加費: 無料
問合せ先:
公益社団法人日本工学会
E-mail:
Tel: 03-6265-0672 Fax: 03-6265-0673
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 12月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 12月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第12号
近藤 昭彦
月日の経つのは本当に早いもので、筆者も今年65歳、本年度末に大学を定年退職となる。「光陰矢の如し」「少年老いやすく学成り難し」を実感する。40年弱、大学や国立研究機関で研究を続けてきたが、感想を一言で言えと言われるなら、「面白かった」である。確かに寝る時間を惜しんで研究や申請書作成に使った時間を単純に楽しんだわけではないが、やはり「面白かった」である。苦労をすればするほど、良い論文ができあがった時や、大きなプロジェクトが採択されて研究が始められる時の喜びは一層大きなものである。幸せの定義は、実は単純であると読んだことがある。「一番幸せな瞬間は、苦労を重ねた結果として当初の思いが達成されて、周囲の人からも賞賛される時である。楽して手に入れたものは、大金であれ名誉であれ、真に幸せを感じるわけではない」と。まさにこうした幸せの瞬間を多く味わってきたが、多くの研究者で共通の感想ではあると思う。その中で多くの大切なことを学んできたが、若い人の参考になればとの思いで、自分の研究者人生の中で大切だったと思う三つのトピックス(学び)を書いてみた。
一つ目は、幅広い海外での体験の大切さである。幸いにも30代前半に、一年間ストックホルムのスウェーデン王立工科大学に留学できた。その後も、多くの二国間交流事業などに加えていただき、世界を回って研究の議論や文化を楽しむことを身に着けることができた。現在までに 200回を超える海外渡航をし、世界中で学会参加や研究機関・企業訪問を行い、議論や会食を楽しんできた。村的な研究に陥らないよう、視野を広げていくという意味で、研究面にも大きなプラスとなっている。また、世界で認められるためには、研究のユニークさとインパクトの大きさを追求し続けなければならないが、その感性を磨くことができた。さらに、研究成果を英語でインパクトのある形で発表することを追求することは、プレゼン能力のブラッシュアップにも大いに役立ったと思う。
二つ目は、各種大型研究に参加させていただいたことである。30代後半に、当時としては破格の大きさのNEDO産学官連携プロジェクトに参加する機会を得た。ここで、基礎研究だけでなく、基礎研究から社会実装までを産学官で連携して行うことの楽しさやプロジェクトマネジメントの重要性を学んだ。また、自分の手元だけの小さな研究構想だけでなく、社会の変革をどうすれば実現できるかという大きな視点から研究プロジェクトを構想することの重要性を学んだ。さらに、新しい研究課題に大胆に挑むという挑戦者の神を得たと思う。社会課題の解決には、どうしても新しい研究課題に大胆に挑まなければならないが、この時、よく言われるように、「少し鈍感に、また限定的ないい加減さを持って、失敗を恐れずに挑戦する」ことは大事だと思う。
三つ目は、研究人生の後半でアントレプレナーシップの大事さを学んだことである。50代中盤に神戸大学で科学技術イノベーション研究科を立ち上げて研究科長として運営する任務を与えられた。社会科学系の先生とともにアントレプレナーシップを兼ね備えた理系人材の育成を目指した。アントレプレナーシップの重要性は現在では広く認識されているが、当時の私には新鮮であった。スタートアップ(SU)の起業や、企業での新規事業創出のみならず、大学の研究者にも大事だと思う。なぜなら、「少ないリソースで、信じられないほど大きなインパクトを創出する」理念は、研究でもとても大切と思うからである。研究科の学生に実例を見せる意味からも、筆者は今まで6社のSUを立ち上げてきたが、現在も新たな SU の起業を構想中である。日本が世界と伍していけるように産業競争力を上げる観点から、グローバルSUを如何に増やすことができるか、まさに正念場である。
昔、65歳では引退的な雰囲気になっているのかと思っていたが、想像とはまったく異なり、アントレプレナーシップを持って新たな仕事に挑戦しようという楽しい気分である。大事なのは「熱量」と「ハングリー精神」!人生100年時代と言われて久しいが、面白いと思うこと、ワクワクできることを可能な限り続けていきたいと思っている。
著者紹介 神戸大学(副学長)、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科(教授)、
理化学研究所環境資源科学研究センター(副センター長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 12月 2024
生物工学会誌第102巻第12号(2024年12月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第12号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 12月 2024
日本生物工学会では、2025年度江崎玲於奈賞の本会からの受賞候補者推薦を募集しております。
学会長による推薦を希望される方は、所定の様式に必要事項を記入し、2024年3月3日(月) までに本学会助成・授賞係宛()に電子ファイルにてご送付下さい。
対象者: 日本国内の研究機関においてナノサイエンスおよびナノテクノロジー、または量子効果が顕わに関わる物性分野の研究に携わり、新分野の開拓が期待できるとともに世界的に高い評価を得た研究業績を挙げた研究者(原則1名)
詳細URL: https://www.i-step.org/prize/esaki/
賞の内容: 本賞(賞状)、副賞(1,000万円)、記念品(賞牌)
推薦書および添付資料 (電子フォーマット)
推薦書は、茨城県科学技術振興財団のホームページ からダウンロードした様式第1号に必要項目(一般事項・研究業績の内容・参考事例)を記入してください。
問合せ先:
一般財団法人茨城県科学技術振興財団
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3
TEL: 029-861-1205 FAX: 029-861-1209
本会への書類提出締切日時:
2025年3月3日(月)17:00
応募書類(電子フォーマット)送付先および学会推薦に関する問合せ先:
日本生物工学会 助成・授賞担当
E-mail:
※本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨、予めご了承下さい。
新着情報
Published by 学会事務局 on 24 12月 2024
農研機構は、「農研機構 冬のオンライン一般公開 2024」をニコニコ生放送®にて開催しました。
以下2つのチャンネルで配信中(アーカイブ)です。
問合せ先 農研機構広報部 広報戦略室
E-mail: (担当 安田・大野)
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 12月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 23 12月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 23 12月 2024
関連団体行事
Published by 部会:培養技術 on 22 12月 2024
培養技術研究部会・第9回技術セミナーでは、代謝工学を用いた細胞評価ならびに糸状菌の細胞表層工学を応用した麹菌分散株の開発と応用に関する講演と意見交換会を行います。大阪大学の清水浩先生から化学量論に基づく代謝系の表現方法や代謝デザインの基礎ならびに代謝フラックス解析による細胞評価の事例についてご紹介いただきます。東北大学の阿部敬悦先生から糸状菌の細胞表層構造とその改変に基づく糸状菌の培養特性改良と改良株を用いたバイオプロセス開発についてご紹介いただきます。
日時: 2025年3月26日(水)13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~15:00 代謝工学 -育種デザインと培養系の細胞評価によるバイオプロセスの高度化-
/大阪大学大学院情報科学研究科バイオ情報工学専攻・教授 清水 浩 先生
代謝は化学反応のシークエンスであり多数の反応が同時に起こっているため目的化合物生産を目的とした代謝改良には見通しの良い合理的デザイン法が望まれる。本講演では、化学量論に基づいた代謝系の表現や代謝デザインの方法について述べる。また、培養系における代謝フラックス解析による細胞評価ついても紹介する。
15:00~16:00 菌糸分散型麹菌の開発と有用物質生産への応用
/東北大学 大学院農学研究科・農学部・発酵微生物学寄附講座 ・教授 阿部 敬悦 先生
糸状菌の液体培養法は酵素や化成品の生産に利用される。液体培養条件下の菌糸形態の違いが菌種や培養条件に依存しており、物質の生産性に大きな影響を与えるが、菌糸形態の制御は困難であった。我々は、糸状菌の細胞表層機能の生化学的研究を基に菌糸形態や培養性状を制御する新たな液体培養技術を開発してきた。
16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。
参加資格: 生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費: 無料
申込方法: 下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL: https://forms.gle/fTVmqk53mA6UAgq38 (締切:2025年3月19日(水)
技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。
質問登録先: 下記のフォームから質問をお寄せください。
URL: https://forms.gle/Wnqa3dqKeKwXmWKf6 (締切:2025年3月24日(月))
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
北見工業大学 小西正朗 E-mail:
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
►培養技術研究部会Topへ
学会行事 ,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 20 12月 2024
日時: 【講演会】2025年2月6日(木)/【見学会】2025年2月7日(金)会場:
【講演会】
大阪科学技術センター 8F 大ホール (大阪市西区靭本町 1-8-4)
【見学会】
1) 塩野フィネス(株)福井事業所
2) ニプロファーマ(株)伊勢工場
3) 沢井製薬(株)三田工場/三田西工場
詳細URL: https://www.kansai-scej.org/topics/5674
申込締切: 2025年1月20日(木)
定員: 講演会 120名、見学会 90名(定員になり次第締切)
問合せ先:
〒550-0004
大阪市西区靭本町1-8-4
大阪科学技術センター6階
公益社団法人化学工学会関西支部
TEL. 06-6441-5531 FAX. 06-6443-6685
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 20 12月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 20 12月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 17 12月 2024
Saccharomyces cerevisiae cell morphology exhibits distinct phenotypes under various culture conditions, allowing for the acquisition of valuable information through its observation. Itto-Nakama et al. established an AI model to predict ethanol production, the primary fermentation product, by monitoring yeast cell morphology under high-glucose stress conditions during fermentation. This method is expected to contribute to enhancing the efficiency of production management and monitoring of desired biocommodities. The image shows a three-colored yeast strain with the nucleus stained with mRuby (pKN4-HTA2 3 x mRuby), actin stained with mNeonGreen (pKN23-Lifeact mNG), and the cell wall stained with concanavalin A CF350.
This image was taken by Chenwei Wang in Ohya Laboratory at the University of Tokyo. The corresponding study has been selected as one of the winners of the Excellent Paper Award 2024 by the Society for Biotechnology, Japan: Kaori Itto-Nakama, Shun Watanabe, Shinsuke Ohnuki, Naoko Kondo, Ryota Kikuchi, Toru Nakamura, Wataru Ogasawara, Ken Kasahara, Yoshikazu Ohya, “Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data ”, J. Biosci. Bioeng., volume 135, issue 3, pages 210–216 (2023) (Copyright@2025 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 17 12月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 139, No. 1(2025年1月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
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新着情報
Published by 学会事務局 on 16 12月 2024
学会事務局は、下記の期間休業いたします。
休業期間: 2024年 12月28日(土)~2025年1月5日(日)
※12月27日 (金)は、15:00 にて業務を終了いたします。
上記期間中にいただきました新規入会申込および投稿論文の受付は、1月6日(月)より順次対応いたします。
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
本年も日本生物工学会の活動にご協力いただきありがとうございました。
新着情報
Published by 学会事務局 on 04 12月 2024
募集人員: 主任専門員又は専門員 1名
主な職務内容: ファンディング(プロジェクト管理等)
応募資格: 大学卒以上
<必須要件>
以下(ア)~(エ)の全てを満たすこと。
(ア)学士号以上の学位を有すること。
(イ)上記(ア)に関連して、研究開発経験もしくは研究開発企画・管理業務経験を有すること。ただし、これまでの専門分野にこだわらず幅広い分野に関心があり、それらに関する未経験の業務にも積極的に携われること。
(ウ)日常業務の遂行に必要な社会的知識・技能、コミュニケーションスキルがあり、機構内外の関係者等と緊密な連携を取りつつ、チームメンバーと協調して業務を遂行することができること。
(エ)PC操作、特に電子メール操作やMicrosoft Word/Excel/PowerPointの使用経験があり、業務遂行上支障がないこと。
<より望ましい要件>
上記(ア)~(エ)に加えて、以下のいずれかの専門性を有することが望ましい。
ゲノム科学、情報学(生体生命情報学)、生物科学、農芸化学、薬学、基礎医学(人類遺伝学)
詳細URL: https://biosciencedbc.jp/about-us/jobs/20241203-01.html
事業の関連URL: https://biosciencedbc.jp/
着任時期: 2025年1月1日以降(応相談)
応募締切: 随時(随時選考し、適任者が決まり次第締め切ります)
問合せ先:
国立研究開発法人科学技術振興機構
情報基盤事業部 NBDC事業推進室
担当:井谷 睦己
TEL:03-5214-8491
E-mail:
人事公募 ,新着情報
Published by 学会事務局 on 04 12月 2024
日本生物工学会は2023年5月にIndonesian Society for Microbiology (ISM) とMOUを締結し、年次大会を通して交流を深めています。
2024年12月3日(火)~4日(水)にIjen Suite Resort and Convention(マラン、インドネシア)で開催されたISMの年次大会には、中島田 豊教授(広島大学)が招待され、14th International Symposium of Indonesian Society for Microbiology (ISISM) で基調講演(講演タイトル:Thermophilic gas fermentation process for production of liquid fuels and bulk chemicals from organic feedstock)を行いました。
今大会では、”Unlocking the Potential of Microbial Metabolites: From Discovery to Innovation”というテーマが掲げられ、1) Ecology, Agricultural, and Environmental Sustainability、2) Antimicrobial Agents, Clinical and Public Health Microbiology、3) Host-Microbe Interactions, Functional Foods, and Nutraceutical、4) Bioprocessing, Biorefineries, and Food Microbiology、5) Profession of Microbiologyという領域で活発な議論が行われました。
左より,Prof. Puspita Lisdiyanti (BRIN), 中島田先生,
Prof. Atit Kanti (ISM 会長,BRIN)
新着情報
Published by 学会事務局 on 04 12月 2024
日時: 2025年1月23日(木)~24日(金)
会場: 同志社東京オフィス(東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階)
開催方式: ハイブリッド(対面、およびZoomによるオンライン)
詳細URL: https://colloid.csj.jp/202411/42nd-techsympo/
申込締切: 当日の円滑な運営のために、可能な限り1月17日(金)までにお申し込みください。
申込は当日まで受け付けますが、対面の申込受付はしません。(当日申込はカード決済でお願い致します。)
参加費:
日本化学会コロイドおよび界面化学部会部会員:25,000 円
日本化学会・協賛学会員:30,000円
非会員:35,000円
学生:(部会員)6,000円 /(非会員)10,000円
問合せ先:
日本化学会 コロイドおよび界面化学部会
E-mail:
関連団体行事
Published by 若手会 on 03 12月 2024
2024年9月9日(月)に、若手会の主催で『博士人材のためのキャリアパスシンポジウム ~博士をとった後に待つ未来~』 が開催されました。このシンポジウムでは、アカデミックやインダストリーを問わず、各分野で活躍されている6名の講師が、博士号を取得する意味についてそれぞれの経験をもとに独自の視点から語ってくださいました。
最初の講師は、森永乳業の新井小百合先生でした。博士課程で積んだ多くの経験が、現在の仕事にどのように活かされているかを具体的にお話しくださり、博士号取得後に企業で活躍したいと考えている学生にとって、特に参考になったのではないでしょうか。
次に登壇されたのは、若手会の役員でもある島津製作所の谷口百優先生です。「研究好きじゃない」という驚きのタイトルでしたが、博士課程の研究に関するご説明では熱が籠っており、博士課程での専門分野への情熱の重要性を改めて実感しました。
3人目は、ペプチグロースの南畑孝介先生です。大学教員としても活躍されたご経験を踏まえ、博士課程で成長するために必要なことについて、時に厳しい言葉も交えながらお話しいただきました。
4人目は、大阪大学の青木航先生でした。大学教員のキャリアについて、普段学生が聞く機会は少ないかもしれませんが、青木先生の話を通じて身近に感じられた方も多かったのではないでしょうか?今の研究室生活を楽しむためのネタとしてもぜひ活用してください。
5人目は、大阪大学の清家泰介先生です。大学以外にもアカデミックな研究機関が多く存在することを、清家先生がわかりやすく説明してくださいました。自分に合う研究機関を見つけるきっかけになったかもしれません。
最後に登壇されたのは、Craif株式会社の里村淳先生でした。留学時に研究分野を変え、さらに現在は新薬の承認を目指す仕事に従事されているお話は、博士号の有無に関係なく、意欲次第で無限の可能性が広がることを実感させてくれました。
最後に、全ての講師の方々によるパネルディスカッションが行われました。博士課程に進むべき人の特徴や適性について、各講師の個性が反映された意見が交わされ、今後のキャリアに悩む学生にとって非常に有意義な情報を得る機会となったのではないかと思います。若手会では今後も、博士号取得後のキャリアの幅を広げるための情報を発信していく予定です。応援よろしくお願いします!
⇒若手会Topへ
新着情報 ,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 02 12月 2024
日時: 2025年3月14日(金)9:45〜17:25
会場: 同志社大学 東京オフィス(東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階)
開催方式:ハイブリッド(対面およびZoomによるオンライン)
詳細URL: https://colloid.csj.jp/202411/2024hitech/
参加申込締切: 当日の円滑な運営のために、可能な限り3/11(火)までにお申し込みください。
申込は当日まで受け付けますが、対面の申込受付はしません。(当日申込はカード決済でお願い致します。)
参加費:
部会員10,000円、日化・協賛学会員15,000円、非会員20,000円
学生(部会員)3,000円 、学生(非会員)5,000円
問合せ先:
日本化学会 コロイドおよび界面化学部会
E-mail:
関連団体行事
Published by 支部:関西 on 26 11月 2024
第123回を迎える醗酵学懇話会を下記の通り開催いたします。今回は、京都グリーンケミカル・ネットワーク様に後援をいただき、京都市成長産業創造センター(ACT京都) を会場にするとともに近隣の酒造会社様の協力のもと見学会を企画しております。講演会に関しては、会場であるACT京都に入居されている、スタートアップ企業からのご講演に加えて、植物を宿主にした有用物質の生産や醗酵・酵素にまつわる最先端のトピックを各界の著名な先生方からご講演いただく予定です。懇親会も開催しますので、皆様のご参加を是非お待ちしております。
日時: 2025年1月17日(金)13:30~19:00
《講演会》 13:30~15:20
《見学会》 15:30~17:00(移動時間含む)
《懇親会》 17:30~19:00
場所:
《会場》 京都市成長産業創造センター(ACT京都)(〒612-8374 京都市伏見区治部町105番地)
講演会:2階 会議室(M01-03)
懇親会:1階 交流スペース
《見学会》 近隣の酒造会社(徒歩10~15分)
(松山酒造株式会社、玉乃光酒造株式会社、キンシ正宗株式会社)
プログラム: 13:00~ 受付
13:30~13:35 開式の辞………(関西支部支部長/大阪公立大学工学研究科)東 雅之
13:35~14:05
「植物を利用した高付加価値組換えタンパク質の生産」
………(奈良先端科学技術大学院大学・デジタルグリーンイノベーションセンター)加藤 晃
バイオ医薬品に代表される有用タンパク質の多くは、様々な宿主を用いて生産された組換えタンパク質で、その市場規模は年々拡大しており、生産するタンパク質の特性(フォールディングや修飾など)によって宿主が選択されています。一方で、使用されている組換え成長ホルモンの中にはグラム当たり数億円という非常に高価なものもあり、再生医療や培養肉など今後大きく発展が期待される分野では、より安価な高付加価値タンパク質が求められています。そのためには、主として宿主細胞内でのタンパク質発現量の増加と目的タンパク質の精製ステップを最適化する必要があります。今回の懇話会では、植物を宿主とした場合の生産システムの概要と実例、細胞内でのタンパク質発現量の増加に向けた取組みの一端を紹介します。
14:05~14:35
「放線菌Streptomyces を用いた酵素製品の開発」
………(長瀬産業株式会社 ナガセバイオイノベーションセンター)河野 卓成
原核生物である放線菌Streptomyces (以下、放線菌と略記)のゲノムサイズは大腸菌や枯草菌の約2 倍であり、遺伝子総数も7,000 を超え一部の真核生物も超える遺伝子資源を持っています。その中には沢山のユニークな酵素遺伝子が存在します。例えば、リン脂質を分解する酵素、キチンを分解する酵素などが挙げられます。我々は、放線菌を宿主とした発現システムの開発を進めており、これら産業上有用な酵素を製品化しています。今回は放線菌発現系の技術開発例と共に、これまでに上市した酵素製品と開発中の酵素について紹介いたします。
14:35~14:45 休憩
14:45~15:15
「RNA標的低分子創薬の未来:xFORESTの挑戦と展望」
………(xFOREST Therapeutics)吉田 大樹
SMA治療剤・エブリスディを発端に「RNA構造を標的とする低分子創薬」が従来のタンパク質を標的とする低分子創薬に代わる新しい創薬分野として勃興している。しかし、RNA-低分子の相互作用を探索・解析する大規模な基盤がなく、そのためRNAに結合する化合物の特性が把握されていない。また既知のRNA binderはdrug-likeな構造が少なく、創薬のシード化合物としては不適なケースも多い。我々はRNA構造のライブラリ化技術と大規模解析を根幹としたスクリーニング (MatrixFOREST法) を開発し、1-1,000,000のRNAと1-1,000,000の化合物の全組み合わせの同時並列的な定量評価を可能にした。本技術は、創薬プロジェクトを高選択性かつ高活性の化合物から展開し、短期間で毒性リスクを最小限に抑えた候補化合物を効率的に創出できるRNA標的低分子創薬の基盤となる。
15:15~15:20 閉会の辞………(関西支部副支部長/神戸大学先端バイオ工学研究センター)蓮沼 誠久
15:30~17:00 見学会(3グループに分かれて徒歩で各近隣酒造会社へ移動:各人1社のみ)
17:30~19:00 懇親会(1階 交流スペース)
*見学会に行かない方や戻られた方は,懇親会場である1階の交流スペースでお待ちいただく予定です.
定員: 講演会:80名,見学会:65名
参加費: 一般 1,000円(税込) 学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
懇親会会費: 一般 2,000円(税込) 学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
申込み方法 :氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(TEL,E-mail)、会員・非会員の別、紹介者(非会員の場合のみ)、酒造会社見学および懇親会参加の有無を、Webフォームよりお申し込み下さい。
申込み締切日: 2025年1月7日(火)正午→2025年1月9日(木)17:00 (応募は締め切りました)
問合せ先:
日本生物工学会 関西支部
支部幹事(企画委員) 赤塚浩之 E-mail: 会場へのアクセス ⇒関西支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 26 11月 2024
会員各位
日本生物工学会生物工学教育委員会では、2023年度から進めている『基礎教育奨励項目』* の見直し作業の中間報告と2024年度大会で開催したシンポジウムの報告を生物工学会誌第102巻第11号 に掲載いたしました。
⇒【本部だより】基礎教育奨励項目の見直し作業について:結果報告
この報告に対し、学会員の皆様(学生や院生からの意見も大歓迎です)からのご意見を、是非、お寄せいただきたいと思っております。
ご意見は、下記メールアドレス宛にお送りください。
<ご意見送付先> 日本生物工学会 生物工学教育委員会
E-mail: (回答期限:2025年3月末日)
※メールの件名は「基礎教育奨励項目」 としてください。
* 『基礎教育奨励項目』については、「基礎教育奨励項目アンケート結果報告」 (生物工学会誌 第94巻 第12号掲載)をご覧ください。
⇒生物工学教育委員会Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 11月 2024
生物工学会誌第102巻第11号(2024年11月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第11号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 若手会 on 25 11月 2024
参加登録者専用ページ ご挨拶 「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、若手の交流と成長を目的に活動する研究部会です。その若手会が企画する最大のイベントが「若手会夏のセミナー」であり、1967年に始まって以来、50年以上の歴史を持つ伝統的なイベントとなっています。若手会夏のセミナーの特色として、毎年、初参加者でも交流の輪を広げやすい工夫が施されている点や、若手研究者同士が科学を楽しみながら活発に議論できる雰囲気が挙げられます。2024年度のセミナーは北海道富良野市で開催され、地域ならではの研究発表、人脈形成をテーマとしたワークショップ、若手教員によるキャリアポスター発表など、新しい企画が盛りだくさんの内容で、大いに盛り上がりました。
2025年度は、福岡県福岡市の北部に位置する糸島半島の海沿いにある「Alba Hotel & Glamping 」にて開催いたします。糸島といえば、連続テレビ小説「おむすび」の舞台でもあり、豊かな自然環境とアクセスの良さにより、観光地としても注目されている地域です。また、今回のセミナーでは、新たな実行委員体制のもと、講演会場と宿泊施設を一体化させた合宿形式を採用し、十分な時間を確保した中で合宿形式の強みを最大限に活かした企画を進めております。素晴らしいロケーションを活かしつつ、じっくりと研究交流を深める機会を作り、互いに刺激を与え合える仲間と出会うことで、参加者のみなさまの成長に繋がる場になればと思います。多数の若手研究者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
最後に、本セミナーは、学会や協賛企業様をはじめ、セミナーの趣旨にご賛同いただいた皆様からのご支援を受けて実現しております。この場をお借りして、皆様に心より御礼申し上げます。
2024年11月吉日
若手会夏のセミナー2025 実行委員長 中谷航太
開催概要 本セミナーでは、小学生から大学生、学位取得後の若手研究者および若干名のシニアオブザーバーまで、参加募集対象の年齢が幅広いため、プログラムは第一部と第二部に分けて企画いたします。
第一部 は、研究室配属後の大学生から学位取得後間もない若手研究者のための企画 です。近年、科学技術は高度化・複雑化しており、革新的なイノベーションには、高い専門性と学際性の両方が必要になりました。また、イノベーションとは、社会需要の定義とその提供により、新しい価値を創出することです。研究者には、専門性と学際性に加えて、研究成果をイノベーションとして社会に届ける社会性を身に付けることも求められるようになりました。第一部では、若手研究者が「専門性」と「学際性」と「社会性」を効率的に成長させられるネットワーク基盤の構築を目的とします。参加者数は約100名で、学生、若手研究者や各分野から招致した専門家から構成します。参加者間で、初めましての関係から新しいネットワークを構築するためには、時間を尽くして徹底的に議論し、互いの研究哲学や価値観を共有することが重要であると考えています。そのため、本セミナーでは、宿泊施設と講演会場を一体として貸切利用することで十分時間を確保することを優先しました。本セミナーでは、ナイトセッション中のポスター発表とその後の討論、グループセッションや招待講演によって専門性と学際性の向上を狙い、また、ネットワーキングのための独自のプログラムを企画します。
第二部 では、若手研究者による小中高生といった児童・生徒たちへのサイエンスセミナーを企画 しています。第二部の目的は、科学の面白さを小中高生に伝えることで、将来の日本の科学技術の担い手に刺激を与え、人材育成を図ることです。プログラムは若手研究者による講演と交流会からなります。講演者は、子どもたちに科学の面白さを伝えるための表現力が必要と考え、学会等での受賞件数等を参考として選定します。比較的年齢の近い若手研究者がサイエンスの面白さを子どもたちに伝えることにより、将来の選択肢としてより実感をもって科学研究者の道を選ぶきっかけを提供できるのではと考えております。その後の交流会でも、研究に馳せる夢を語ることで、子どもたちへ刺激を与え、彼らのモチベーションになることを期待しています。
日時:
第一部 2025年7月5日(土)13:00~6日(日)13:30
第二部 2025年7月6日(日)14:00~17:30会場: Alba HOTEL & Glamping (〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
第一部 日時: 2025年7月5日(土)13:00~6日(日)13:30会場: Alba HOTEL & Glamping (〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
※博多駅から会場までは送迎バス(事前申込制)をご利用いただけます。
【往路バス】12:00 博多発 ⇒ 13:00 会場着 (博多駅への集合は11:50までを厳守)※詳細は後日案内
【復路バス】14:00 会場発 ⇒ 15:00頃 博多駅着対象: 大学生・若手研究者・シニア研究者若干名定員:100 名発表形式: ポスター発表、ライトニングトーク(どちらも優秀発表者への表彰あり)参加費:
学生 5000円(税込)(参加費:2500円、宿泊費:2000円、食費 (昼・夕・朝・昼)・懇親会費:500円)
社会人 8000円(税込)(参加費:4000円、宿泊費:3000円、食費 (昼・夕・朝・昼)・懇親会費:1000円)
※本セミナーは合宿形式であるため宿泊が必要です。
参加費のお振込み先は参加者確定後にこちらからご案内いたします。参加登録フォーム: https://forms.gle/ok2i86Woib5kjYnJ9 <定員につき参加登録を締切りました! >
キャンセル/増枠待ちフォーム:https://forms.gle/2vvrpCprXXU4uuPG6 要旨登録フォーム: https://forms.gle/HYPs8Zgg5nvx4MvcA
→要旨テンプレートファイル← ライトニングトーク登録フォーム :https://forms.gle/g45rZ7xRdtnjmRu48 ライトニングトーク動画作成方法の参考 <フル HD (1080p) で保存してください>
※参加登録・演題登録の締切期限は5/31です。
※多数のご登録をいただいた場合は、参加登録フォーム1枚目の基準に照らして参加者の選考をさせていただく場合があります。
※ライトニングトークとは、ポスター発表要旨の3分間の動画口頭発表です。1枚目はタイトルページとし、最後のスライドは空白ページとして3秒ずつ静止してください。会期約2週間前 (6/20 金) を動画提出締切とし、会期1週間前 (6/30 月) にオンラインで限定公開します。参加者は事前に視聴いただき当日の議論促進に活用ください。
※当日の交流促進のため、参加者の同意に基づき自己紹介スライド(名刺でも可)を事前に共有いたします。参加者へ別途ご案内する規約をご確認いただき作成ください。
※宿泊は生物学的性別および学年/年次ごとの相部屋になりますのでご了承ください。
※キャンセルポリシー:5/31迄はキャンセル可能。6/1以降は返金不可とさせていただきます。プログラム:
<7/5(土):1日目>
13:00 受付開始
13:30~13:40 開会挨拶・諸注意
13:40~14:30 ランチョンセミナー(島津製作所・かずさDNA研究所)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 招待講演①:仲村 憲治
15:10~15:40 招待講演②:坂本 剛
15:40~15:50 休憩
15:50~16:20 招待講演③:川又 理樹
16:20~16:50 招待講演④:中山 功一
16:50~18:50 チェックイン・入浴・夕食
19:00~20:00 グループセッション
20:00~20:10 移動
———–ナイトセッション————
20:10~21:00 ポスター発表 奇数50分
21:00~21:50 ポスター発表 偶数50分
21:50~22:00 移動
22:00~ 懇親会企画
————————————————
<7/6(日):2日目>
9:30~10:50 学生企画 80分
10:50~11:00 休憩
11:00~12:00 パネルディスカッション テーマ1:研究留学、テーマ2:生成AI活用術
12:00~12:50 ランチョンセミナー (大塚製薬・エーエムアール)
12:50~13:30 表彰式・閉会式・写真撮影
招待講演 (敬称略):
①仲村 憲治「地域と共に歩む ~本格芋焼酎造りの技術と未来~」
霧島酒造株式会社 研究開発部
②坂本 剛 「起業において、なぜ人の繋がり、ネットワークが重要なのか? 〜事業との関連性について〜」
QBキャピタル合同会社 代表パートナー、事業構想大学院大学 教授、その他 社外取締役 複数
③川又 理樹 「大学で生み出したゲノム編集技術を世界で実用化させる挑戦」
九州大学 生体防御医学研究所 助教、One Genomics, Inc. Scientific Leader
④中山 功一 「臓器再生を目指したバイオ3Dプリンタの開発」
佐賀大学 医学部 附属再生医学研究センター 教授
第二部 ~一般開放こどもサイエンスセミナー~ →フライヤーはこちら←
日時: 2025年7月6日(日)14:00~17:00会場: Alba HOTEL & Glamping (〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
※会場まではJR筑肥線九大学研都市駅ー会場間の無料バス(事前申込制)を利用いただけます。定員: 80名程度(小中高生60名程度、若手研究者20名程度)参加費: 無料参加登録: https://forms.gle/sGugqUpAcaZSHLsBA
※参加登録期限は後日設定して公開します。
※多数のご登録をいただいた場合は、先着とさせていただきます。
※適正対象としては高校生を想定してますが、科学への興味があり意欲的な小中学生も対象とします。小学生は保護者の同伴をお願いします。プログラム(予定):
<2日目 7/6(日)>
14:00~14:20 受付
14:30~15:00 サイエンスセミナー① 中谷 航太
15:00~15:30 サイエンスセミナー② 白石 大智
15:30~16:00 サイエンスセミナー③ 白石 千瑳
16:00~17:00 交流会
17:00~17:30 閉会式・写真撮影
※交流会ではバイキング形式で食事を用意いたします。
①中谷 航太 「みんな違ってみんないい!生物進化と多様性の意義」
新潟大学 医学部研究推進センター 助教、九州大学 生体防御医学研究所 共同研究員
②白石 大智 「研究ってなに?研究するのはなぜ?研究はどうやってする?」
名古屋大学 大学院 理学研究科 学術振興会特別研究員(PD)
③白石 千瑳 「だれが研究してる?いつ研究してる?どこで研究してる?」
名古屋大学 大学院 理学研究科 学術振興会特別研究員(PD)
若手会夏のセミナー2025実行委員(2025/4/15時点) <社会人委員>
中谷 航太(九大/新潟大:実行委員長)
池上 康寛(九大:副実行委員長/会場)
樋口 裕次郎(九大:会場/協賛)
鈴木 研志(九大:会場/LT編集)
田代 幸寛(九大:アドバイザー)
佐藤 康史(旭川医大:監事/相談役/会計)
高野 力(北大:プログラム統括/会計)
元根 啓佑(阪大:プログラム統括)
山口 祐希(阪大:協賛)
小坂 唯心(阪大:広報)
谷口 赳夫(阪大:懇親会/会計)
村山 拳午(山梨大:講演/懇親会)
油屋 駿介(HUグループ中央研究所:技術/相談役)
谷口 百優(島津製作所:プログラム統括/要旨集)
中野 洋介(アサヒビール株式会社:講演)
石川 絢野(マルホ株式会社:ポスター・表彰)
<学生委員>
内田 和希(九大:プログラム学生企画/ポスター・表彰)
長谷 彩沙(九大:プログラム学生企画/協賛)
折田 兼成(九大:プログラム学生企画/広報)
加藤 大志(名城大:プログラム学生企画/プログラム統括)
釣上 竜河(名城大:プログラム学生企画/全体補助)
主催:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025 実行委員会
共催:公益社団法人 日本生物工学会 九州支部
後援:公益社団法人 日本生物工学会、
公益財団法人 福岡観光コンベンションビューロー (使用承諾期間2024/12/27-2025/7/6)
福岡県教育委員会(第二部)
九州大学大学院農学研究院
謝辞(2025年7月1日時点の確定情報) 本セミナーでは、みなさまからの多数のご支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。
<学会・財団>
公益社団法人 日本生物工学会本部
公益社団法人 日本生物工学会九州支部
公益財団法人 テルモ生命科学財団
公益財団法人 中辻創智社
公益財団法人 加藤バイオサイエンス振興財団
公益財団法人 サントリー生命科学財団
<協賛>
・セミナー協賛
株式会社大塚製薬 (+ブース協賛)
エーエムアール株式会社 (+ブース協賛)
かずさDNA研究所
島津製作所
・ブース協賛
株式会社ワイエムシィ
マルハニチロ株式会社
住友化学株式会社
株式会社レゾナック・テクノサービス
株式会社リガク
株式会社テクノスルガ・ラボ
・広告協賛
ブルカージャパン株式会社
正晃株式会社
株式会社ビーフォース
日本ウォーターズ株式会社
大陽日酸株式会社
日産化学株式会社
株式会社ダイセル
三井情報株式会社
株式会社ジーンネット
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
ジーエルサイエンス株式会社
日清オイリオグループ株式会社
株式会社エービー・サイエックス
株式会社tayo
・物品協賛
アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社
ホテルオークラ福岡
森永乳業九州株式会社
キッコーマン株式会社
霧島酒造株式会社
株式会社tayo
株式会社喜多屋
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
・寄付
山戸俊幸
中谷航太
♦関連記事: 生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025協賛のお願い
学会行事
Published by 若手会 on 25 11月 2024
生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025実行委員会では協賛企業を募集しております。下記の「開催趣意書および協賛依頼」をご一読いただけますでしょうか。本セミナーへのご支援を賜れます場合は、フォームより、申込事項をアップロードいただけますようお願い申し上げます。追って、ご担当者様に振込先および広告掲載用フォーマット等についてご連絡を差し上げます。
協賛申込 こちらの協賛申込フォームより、ご回答どうぞよろしくお願いいたします。
https://forms.office.com/r/qRu1uu1qNy
・希望回答期限は3月末 としております。
・物品協賛については、開催日まで期限を設けませんが、物品名・個数・送付予定日を早めにお知らせいただけると幸いです。
・セミナー・ブース・広告協賛いただいた企業様には、4月初旬に一斉に要旨集に掲載する広告の資料提供についてご案内させていただきます。
お問合せ・申込み先 生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2025
実行委員会 協賛係
E-mail:
♦関連記事: 生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025
⇒若手会Topページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
2024年11月25日
公益社団法人 日本生物工学会
公益社団法人 日本生物工学会は 定款 に基づき、任期満了に伴う代議員選挙を下記のように実施いたします。
選挙日程 候補者の立候補受付 2025年1月10日(金)10時~1月20日(月)正午 支部からの候補者の
推薦受付 2025年1月23日(木)10時~2月6日(木) 候補者の公示・
電子投票の実施 2025年2月17日(月)10時~3月3日(月)正午 結果の公示 2025年3月下旬(ホームページ)および
『生物工学会誌』第103巻第4号(2025年4月25日発行)
代議員候補者は、立候補および各支部からの推薦によります。
選挙権・被選挙権を有するための資格要件 2024年11月25日時点で本会正会員であること(2024年の会費を納入済みのこと ) 任期 今回の選挙で選ばれる代議員の任期は、次の代議員選挙(2027年3月予定)終了までの2年間となります。
選挙方法 本選挙は、電子投票システムを利用して、立候補の届け出および投票をWeb上で受け付けます。
電子投票システムを利用するには、有効なメールアドレスの登録が必須となります。メールアドレスを登録していない方、あるいは変更したい方は、異動連絡届出 、または、以下の登録フォームより予めご登録いただきますようお願い申し上げます。
問合せ先 公益社団法人 日本生物工学会 事務局
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内 C3棟4F 433
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
開催日時: 2025年1月25日(土)9:00~17:00(口頭発表、ポスター発表ほか)
開催形式: 会場発表及び Microsoft Teams によるオンライン発表併設
【会場】 岡山コンベンションセンター(岡山県岡山市北区駅元町14番1号)
URL: https://kosen-sympo.org/30th/
講演申込締切日: 2024年12月13日(金)17時 厳守
※発表賞にエントリーされる方は 12月6日(金)17時まで
参加登録・登録費振込締切日: 2024年12月13日(金)17時 厳守
各賞対象発表要旨締切: 各賞対象発表要旨締切 2024年12月6日(金)(要旨はカラー可)
一般発表要旨締切: 2024年12月13日(金)(要旨はカラー可)
発表申込: https://kosen-sympo.org/sympoinfo/entry/ からお申し込みください。
問合せ・連絡先:
一般社団法人高専シンポジウム事務局
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第11号
髙木 博史
いきなり私事で恐縮だが、今年(2024年)5月下旬に1週間近くNew Yorkに滞在し、企業在籍時(1986年)の海外派遣でご指導を受けた井上正順教授(当時New York州立大学Stony Brook校)の最終講演を含むシンポジウムに出席した。基本的にアメリカの大学には教授職の定年はないが、井上先生も今年90歳を迎えて正式にRutgers大学Robert Wood Johnson医学部を退職され、家族でHawaiiに移住される予定である。先生のようなCuriosity-driven Scientist(学部長に就任後も「大腸菌はどれくらいのサイズのタンパク質まで生産できるのか?」というワクワクする実験をされていた)を理想としてきた筆者も年齢を重ねたことに改めて気づいた。
筆者は昨年3月末に本学の教授を定年退職したが、特任教授として数名のスタッフと新しいラボを立ち上げ、企業との共同研究を中心に発酵科学に関する基礎・応用研究に取り組んでいる。また、産官学連携を推進する部門の役職も継続し、本学や本学会に微力ながら貢献できればと考えている。個人的には研究成果の創出と社会への還元とともに、若手・中堅の人たちの仕事やキャリアパスをサポートしていきたい。一方で、定年退職を機にいわゆるセカンドキャリアのステージに入ったが、教育(研究指導、授業など)の恒常的業務がなくなり一抹の寂しさはあるものの、PIとして研究費を獲得し、ラボの運営に奔走する状況は変わらず、その実感はない。
「人生100年時代」のセカンドキャリアは人それぞれである。筆者の場合、これまでの研究・技術シーズや人的ネットワークを活用した社会実装の経験をもとに、「シニア起業」への挑戦を考えている(恥ずかしいのでここだけの話です)。折しも、政府が「スタートアップ育成5か年計画」を策定し(2022年11月)、スタートアップに対する支援が加速している。本学においても情報科学系の教員や学生は起業意識が高く、筆者は大学発スタートアップの認定に関する規程を作成するなど起業を推奨する立場にある。また、本誌では筆者より若い先生が大学発ベンチャーや副業の経験を紹介されており、その意欲と行動力には敬意を表する。しかし、いざ自分が起業に向けた検討や準備を始めると容易ではない。「案ずるより産むが易し」かもしれないが、若い人にアドバイスを求められると、人生は自分で決めた道が正解、行動する勇気・行動しない勇気、仕事はどこで行うかではなく、何を行うかが大切、「今がふるさと」の気持ちが大事、などと偉そうなメッセージを送ってきた自分が情けない。
ベンチャーとスタートアップの大きな違いはビジネスモデルである。ベンチャーは既存のビジネスモデルをもとに、売上や収益性を拡大していくが、スタートアップは革新的なアイデアで新しいビジネスモデルを構築し、短期的に成長する企業である。また、スタートアップには事業の革新性・成長率・EXIT(出口戦略)・資金調達法などに工夫や計画性が求められる。そのためには、起業マインド・明確なビジョン・冷静な決断力・高い先見性・優れた統率力・前向きで柔軟な発想力・強靭な精神力などの資質を備えたうえで、目的・目標・課題を設定する能力および人・物・金・情報などの経営資源を動かす能力を有する経営者人材の確保と育成が必須である。また、研究開発型のスタートアップを目指す場合、事業化のための研究開発を先導する若手・中堅の研究者・技術者の確保と育成が重要である。さらに、アメリカのようにベンチャーキャピタルやアクセラレーターからの投資を積極的に受けるためには、研究者は常にアンテナを高くして人脈を広げる努力を行うとともに、大学側も利益相反の制限を緩和し、研究者が失敗を恐れず起業しやすい制度や雰囲気になればと、甘い?考えを持っている。
長々と書いてしまったが、セカンドキャリア後のサードキャリアについてはしっかりと設計している。アメリカ野球を愛する者として1) 、来年(2025年)は日本人初のアメリカ野球殿堂入りに選出される可能性が高いイチローの表彰式が行われ、また日米の150年以上に渡る野球交流史を紹介する企画展も始まるアメリカ野球殿堂博物館(National Baseball Hall of Fame and Museum)を約30年ぶりに訪問し、自らの就職活動?を頑張りたい。
1) 高木博史:化学と生物,59, 417 (2021).
著者紹介 奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構(特任教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
(運営事務局)
株式会社サンプラネット
〒112-0012
東京都文京区大塚3-5-10
住友成泉小石川ビル6F
TEL: 03-5940-2614
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 23 11月 2024
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 先進的研究開発戦略センター(SCARDA)のワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)では、感染症ワクチン開発の研究委託事業を実施しています。他分野の研究者やワクチン開発経験の少ない企業からも積極的な応募を幅広く促す観点から、アカデミアや企業の有する基盤技術のワクチン開発への応用などに関する質問、技術提案についての相談窓口を開設しました。
詳細は下記URLからご確認ください。
https://www.amed.go.jp/news/program/20240301_00002.html
問合せ先 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
先進的研究開発戦略センター
先進的研究開発事業部 戦略企画課
ワクチン・新規モダリティ研究開発事業 担当
E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 20 11月 2024
和文誌編集委員会では、2025年1月(103巻1号)より、『生物工学会誌』の掲載内容などを一部変更し、現在、J-STAGE(DOI付与)と学会HP(PDF)に分けて公開している内容をすべてJ-STAGEで公開することにいたしました。具体的な変更内容は以下の通りです。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
『生物工学会誌』の「カレンダー」「今月のJournal of Bioscience and Bioengineering」「バイオインフォメーション」については、102巻12号(2024年12月)をもって冊子への掲載を終了させていただきます。2024年11月15日以降にご連絡いただきました各種イベント、人事公募、研究助成等の情報は学会HP「バイオインフォメーション」のページでの案内のみとなります。
♦ 各種イベント・人事公募・研究助成等受付
E-mail:
「集まれ!グラントの泉」「研究部会」「本部だより」「支部だより」「事務局より」の各コーナーは今後も継続して冊子に掲載するとともに、103巻1号(2025年1月)からはJ-STAGEでも公開いたします。
♦「集まれ!グラントの泉」「研究部会」「本部だより」「支部だより」原稿受付
E-mail:
『生物工学会誌』103巻1号の「投稿規程・投稿要領」でもご案内しますが、報文など原著論文(査読あり)の投稿受付アドレスが変更となります。原著論文投稿の際のメールのタイトルは〈生物工学投稿〉 としてください。
♦ 原著論文投稿受付
E-mail:
原著論文以外の通常のコーナーへの原稿も常時募集しております(https://www.sbj.or.jp/sbj/sbj_submit.html )。その際の受付メールアドレスも原著論文投稿と同じアドレスとなります。ただし、原著論文と区別するために、メールのタイトルを〈『生物工学会誌』〇〇(コーナー名)投稿〉 としてください。
♦ 通常コーナーへの投稿受付
E-mail:
►生物工学会誌Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 12 11月 2024
Elsevierの方針により、研究公正及び科学への信頼性担保の観点から、Editorial ManagerにおけるSuggested Reviewers機能は廃止されることになりました。この変更は2024年12月からEditorial Managerを利用する全てのジャーナルに適用されます。なおOpposed Reviewersの入力機能は従来通りご利用いただけます。
⇒オンライン投稿・査読(Editorial Manager)
新着情報
Published by 学会事務局 on 07 11月 2024
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2025年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
学生会員には 、大学卒業、大学院修了後の優遇措置があります。 ⇒詳しくはこちら
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2025年会費 (1月~12月、不課税)
正会員 11,000円(だたし、海外在住の正会員は12,000円) 学生会員 5,000円 団体会員 30,000円 賛助会員 50,000円(1口以上)
納入期限 振込用紙をご利用の場合:
正会員および学生会員: 2024年12月末日
団体会員および賛助会員: 2025年4月末日
自動引落(口座振替)をご利用の場合 : 2025年4月23日(水)に引落実施予定
領収書について 【銀行振込 でのお支払い】 振込票の控えを領収証としてご利用ください。
【口座振替でのお支払い】 領収証を希望される方は、事務局にお申し出ください。領収証は会費引き落し後(5月初旬)に送付いたします。領収証の宛名は会員名、送付先は会誌送付先と同住所となります。毎年領収証が必要な方はその旨お知らせください。 紛失による領収証の再発行はいたしませんのでご注意ください。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の購読について 2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせください。また、冊子購読を中止される場合も早めに事務局までご一報ください。
会費の口座振替について 毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書 を、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。
異動届出 会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービス から異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。
退会届出 2024年12月13日(金) までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら
年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
お問い合せ先 日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
新着情報
Published by 学会事務局 on 02 11月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 6(2024年12月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
生物工学会誌第102巻第10号(2024年10月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第10号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
会期: 2024年12月19日(木)~12月20日(金)
会場: くにびきメッセ(島根県松江市)
詳細URL: https://mtg.sspej.org/
事前参加登録:
第1期締切:2024年11月8日(金)
第2期締切:2024年12月20日(金)
問合せ先:
分離技術会 事務局
〒214-0034 神奈川県川崎市多摩区三田1-12-5-135
TEL: 044-874-0337
FAX: 044-874-0338
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第10号
芦内 誠
小職は高知大学生命環境医学部門に所属しています。当方部門の名称にもある「生命」「環境」について自らが理解できているか(正直にいえば)不安に思うところがありました。今回の「巻頭言“随縁随意”」は思い切って「いのち」をテーマにします。サイエンティフィックな哲学“おちこち”にお付き合いいただければ幸いです。
ところで、「生命」と「生物」、また「環境」と「生態」について本質的な違いを認識したうえで表現することを意識されていますか?いわゆる「理系」的なフィールドにいると何やら曖昧になって、ともすると「同一性」のバイアスに支配されることも少なくないように思います。小職が偶々参加したセミナーの席での件、講師からの『生物にはどのような特徴がありますか?』との質問に対し、参加者の一人から『自立的に増殖する存在』との答えがあったのを記憶しています。セミナー講師は地球微生物学を専門としていましたので、すかさず『深海底生命圏には10万年、ひょっとすると億年単位で時を経ても姿を変えず、増えようともしない生命体が存在する。このような存在を果たして生物と呼べるのか?』と問いかけました。私はこの核心的な問いから、大いなる気づきを頂いたように思っています。もう少し踏み込みますと、時間の長さに対する認知バイアスの存在、加えて「生命」ではなく「生命体」と表現したこと、まさに「言い得て妙である」と感服したことを思い出します。
釈迦に説法のようで恐縮ですが、ハイデガーの主著『存在と時間』は「生命」と「生物」の違いを言語化するうえで大いに役立ちます。生命は存在であって存在者ではありません。逆に生命体は存在者であって存在ではありません。その複製体を高速で作り出せるようになった特殊な生命体「生物」も然りです。存在者には実体があり、一方で存在そのものに実体はありません。ハイデガーの存在論がアインシュタインの一般相対性理論にも影響を与えたことは有名です。実際、『存在と時間』の主題は「存在を時間によって理解する」ことでしたので納得です。
ただし、生命(いのち)に潜在する「時間性」の意味をより理解するにはもう一工夫必要かとも考えています。ハイデガーなる真理の探究者(現存在)は「死」という絶対的可能性(時間性のなかに潜む結果)を傍らに置くことで「存在」することの意味を理解しようと試みます。小職は前出の問答から『生命(いのち)とは時(とき)に抗う存在』ではないかと気づきました。すなわち、「結果」ではなくそこに至るまでの「過程」にこそ、生命に足りうる本質が存在するのです。本件を理解するうえで格好の題材が「テセウスの船」と考えます。あまりにも有名な哲学パラドックスですので詳細は割愛しますが、たとえば、人体は60兆個の細胞でできており1日で約1兆個の細胞を入れ換えます。約2か月後、今のあなたは存在論的な「死」を迎え、生命の基本の細胞レベルで見れば、ほぼ完全に別人のあなたが「命」をつないでいることになります。それでも、あなた(現存在)は未来のあなたを自分だといえますか?逆に、先進再生医療技術によって現在の細胞から正確に生み出されたあなたのクローンは、それでも、あなた(現存在)と同一であるといえますか?存在論上の絶対的可能性に抗うからこその生命であり、故に、存在論は生命を理解するうえできわめて重要な哲学ではある一方、さらなる深化を求めるには不足しているといわざるを得ません。終局、新たな「生命論」を必要とする時代に突入したとの認識に間違いはないようです。
最後に、難培養微生物群の存在と環境保全の方向性についての考えを述べたいと思います。地球上に存在する微生物の総数は1030 個といわれ、固定化された生物利用(循環)可能な炭素量(イエローカーボン)は植物が固定している炭素量(グリーンカーボン)に匹敵します。特に重要視すべきは、難培養微生物が大半(> 99 %)を占めるという事実です。したがって、微生物の生存戦略は大量のエネルギーやバイオマスを要する「増殖(バイオ異化)」ではなく「修復(バイオ同化)」に特化していることを意味します。現在、生分解性が環境保全の切り札とされていますが、炭素循環の主役である難培養微生物群への影響が不分明な段階での拙速な環境利用は避けた方が無難かと思います。
著者紹介 高知大学教育研究部総合科学系生命環境医学部門(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
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Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
第77回日本生物工学会大会
実行委員長 黒田 章夫
第77回日本生物工学会大会は、2025年9月10日(水)~9月12日(金)に広島工業大学 三宅の森Nexus21にて開催します。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。また、本大会では研究部会活動の活性化とジェンダーバランスの均衡化を掲げており、本大会独自の試みとして、研究部会が企画するシンポジウムを数件受け付けます。なお、シンポジウムは会期中複数会場で実施する予定です。新型コロナウイルス感染症問題との関係により、やむを得ずオンライン開催とのハイブリッド、あるいはオンライン開催のみとなるかもしれないことをご承知おきいただきますようお願い致します。
会員各位におかれましては提案書 に
1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項
を記載いただき、2024年11月1日(金)~2024年12月27日(金)までの間に、メールにて下記宛までお申し込みください。
なお、シンポジウム世話人は、参加登録開始日の時点で本学会正会員である必要があります ので、ご注意ください。
会場数には限りがありますので、応募多数の場合には、生物工学に関連する「新たな研究領域の開拓 」「生物工学の国際展開(英語によるシンポジウム) 」「産学連携の推進 」「異分野融合 」「地域社会への貢献 」「SDGsに貢献する生物工学 」「若手研究者主導の研究 」「博士人材養成・教育の推進」 「女性研究者の活躍推進 」などのコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。また、類似した内容の提案については統合をお願いする場合がございますのでご承知おきください。
シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1)から3)の項目を大会HPにて掲載させていただきます。また、研究部会企画の場合は、大会プログラムには部会シンポジウムとして明記いたします。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意いたしかねますのでご承知おきください。
上記趣旨をご理解の上ご応募頂きますようお願い申し上げます。
採択につきましては2月初旬にメールにてお知らせします。
申込先 :
広島大学大学院統合生命科学研究科
シンポジウム担当:岡村 好子
E-mail:
►年次大会のページ
新着情報
Published by 支部:九州 on 17 10月 2024
一般講演 B会場(農学部講義棟L203室)
午後の部 14:30~16:39
一般講演 C会場(農学部講義棟L202室)
午前の部 9:30~11:52| 午後の部 14:30~16:39
学生賞審査講演
A会場(農学部講義棟L205室)
<博士の部> 午前の部 9:30~10:33
<修士の部> 午前の部 10:34~11:37| 午後の部 14:30~16:21
B会場(農学部講義棟L203室)
<修士の部> 午前の部 9:30~11:37
学生賞授賞式 農学部L204室(特別講演会場)17:00~17:30| 第30回九州支部宮崎大会・公開シンポジウム開催案内 | 九州支部Topページ |
*******************************************************
♦一般講演プログラム♦
C会場(L202室)午前の部 (9:30~11:52)(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
C-a01
Euglena gracilis によるパラミロン生産における並行複発酵の試み
…○山本彩加1 ,福田美月1 ,松田綾子1 ,泉 可也2 ,林 雅弘1 (1 宮崎大・農,2 株式会社bits)
C-a02
分裂酵母Schizosaccharomyces pombe のガラクトース資化性の解析
…○武谷 碧,中山伊都,竹川 薫(九大・生資環)
C-a03
乳酸菌のD -セリン代謝に関する研究
…○西川純平,水野菜々子,豊竹洋佑,若山 守(立命大院・生命研)
C-a04
黄麹菌におけるTORC1構成因子AoKog1の機能解析
…◯古賀明花,竹川 薫,樋口裕次郎(九大院・生資環)
C-a05
Pseudomonas sp. LLC-1株によるα-トルイル酸の分解および有機性廃棄物の処理
…○福吉晃大,行山尚寿,廣瀬 遵(宮崎大・工)
C-a06
PCB分解性Pseudomonas 属細菌の芳香族化合物メタ開裂経路をコードする重複した遺伝子群の役割
…○日髙祐誠1 ,二神泰基2 ,末永 光3 ,木村信忠4 ,渡邊崇人5 ,後藤正利6 ,陶山明子7 ,藤原秀彦7 ,古川謙介7 ,廣瀬 遵1 (1 宮崎大・工,2 鹿大・農,3 産総研・細胞分子工,4 産総研・生物プロセス,5 京大・生存研,6 佐賀大・農,7 別府大・食栄)
C-a07
タンパク質を基質としたアンモニア生成菌のスクリーニング法
…◯川原 朋,吉田ナオト,清 啓自(宮崎大院・農)
C-a08
アルカリ性α-1,3-グルカナーゼ生産菌の探索
…◯斉藤宇晃,豊竹洋佑,若山 守(立命大院・生命研)
C-a09
D -アミノ酸-N -アセチルトランスフェラーゼの機能と構造
…○中井友晴1 ,吉村 徹1,2 ,上原 了1 ,松村浩由1 ,豊竹洋祐1 ,若山 守1 (1 立命大・生命研,2 名古屋大・農学研)
C-a10
In vitro 培養モデルを用いたClostridium 属細菌の腸内細菌叢に与える影響の解析
…○池之本光成,大石紗菜,北岡凌雅,中山二郎(九大・生資環)
C-a11
Aspergillus nidulans における新奇β-D -ガラクトフラノシダーゼの同定と機能解析
…○関口 仁1 ,山田久恵1 ,豊田早紀1 ,松永恵美子1 ,渡邊真宏2 ,樋口裕次郎1 ,竹川 薫1 (1 九大院・生資環,2 産業技術総合研究所)
C会場(L202室)一般講演 午後の部(14:30~16:39)(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
C-p01
Lactiplantibacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシンの輸送タンパク質について
…◯吉原真希1 ,松田明香里2 ,河原あい2 ,善藤威史3 ,松崎弘美1,2 (1 熊本県大院・環境共生,2 熊本県大・環境共生,3 九大院・農)
C-p02
たくあん漬から分離した乳酸菌Lactococcus lactis PJR24が生産するバクテリオシンの精製
…○野瀬あすか1 ,永田妃奈子1 ,善藤威史2 ,松崎弘美1 (1 熊本県大・環境共生,2 九大院・農)
C-p03
α-1,3-グルカンとそのカルボキシメチル誘導体からなる生分解性架橋ハイドロゲルの機能性
…○木下陽花1 ,大垣内 誠2 ,武田陽一1 ,豊竹洋佑1 ,若山 守1 (1 立命大院・生命研,2 島津製作所)
C-p04
LEAペプチドの発現量およびタイミングがGFP共発現に与える影響
…浦本琢人,○池野慎也(九工大院・生体工)
C-p05
タンパク質言語モデルと立体構造予測を利用した新規糖転移酵素の探索
…屋嘉優花,岡 拓二,○平 大輔(崇城大・生物生命)
C-p06
指向性進化タンパク質分類モデルにおけるタンパク質言語モデルの性能評価
…○長野拓也1 ,花井泰三2 ,濱田浩幸2 (1 九大院・生資環,2 九大院・農)
C-p07
抗真菌ペプチドの設計と生理学的活性評価
…○西村朋起1 ,Yang Yiqi1 ,松澤多聞1 ,行友遼太郎1 ,善藤威史2 ,花井泰三2 ,濱田浩幸2 (1 九大院・生資環,2 九大院・農)
C-p08
チアミンピロリン酸リボスイッチの数理解析
…○大下充規1 ,沼田倫征2 ,花井泰三2 ,濱田浩幸2 (1 九大院・生資環,2 九大院・農)
C-p09
FBAとAIを組み合わせた大腸菌代謝改変候補の探索
…○行友遼太郎1 ,花井泰三2 ,濱田浩幸2 (1 九大院・生資環,2 九大院・農)
C-p10
ビオチンリガーゼによる酵素反応とFRETを組み合わせたATP検出系の開発
…○末田慎二,下八尻利一郎,前田恭平,藤井 聡(九工大・情報工) ►Page Top
B会場(L203室)一般講演 午後の部 (14:30~16:39)(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
B-p01
光合成細菌によるイネおよびサツマイモのバイオプライミング
…○宮坂 均1 ,岩井蘭子1 ,内田春太1 ,山口紗耶馨1 ,林 修平1 ,山本進二郎1 ,古賀 碧2 ,後藤みどり2 ,山田直樹3 ,牧 孝昭3 (1 崇城大・生物生命,2 株式会社Ciamo,3 株式会社松本微生物研究所)
B-p02
紅色非硫黄細菌由来リポ多糖による果樹の成長促進効果
…○林 修平,濵田青空,西水流亜弥,山本進二郎,宮坂 均(崇城大・生物生命)
B-p03
閉鎖循環型陸上養殖の効率化を目指した微生物叢の解析
…○石井 怜1 ,宇田川伸吾2 ,福永耕大2 ,竹村明洋3 ,上地敬子1 ,平良東紀1 (1 琉球大・農,2 琉球大・研推,3 琉球大・理)
B-p04
Geobacter sulfurreducens の細胞外電子伝達を担うⅡ型分泌系遺伝子の機能解析
…○安岡佑樹,石神滉己,木村武蔵,清 啓自,井上謙吾(宮崎大・農)
B-p05
Klebsiella 属細菌における嫌気性ピレン分解産物および分解系遺伝子の解析
…○中川豊栄1 ,七田実咲1 ,亀井一郎2 ,井上謙吾2 (1 宮崎大院・農,2 宮崎大・農)
B-p06
桜の花びら抽出液が皮膚細菌叢の代謝に与える影響についてのin vitro 解析
…○藤山奈央1 ,岩間成吾2 ,中野弘基3 ,中野雄揮3 ,中野敏朗3 ,北垣浩志1,2 (1 佐賀大院・先進,2 佐賀大・農,3 株式会社インパクト)
B-p07
黒麹菌Aspergillus luchuensis α-グルカノトランスフェラーゼの特性解析とニゲラン分子量への影響
…○島袋 雛,仲松勝一郎,水谷 治,平良東紀,上地敬子(琉球大・農)
B-p08
トマト由来セラチア菌による灰色かび病菌の生育抑制機構の解明
…○川畑優輔,西尾治雄,岡 拓二,平 大輔(崇城大・生物生命)
B-p09
Aspergillus fumigatus の真菌型ガラクトマンナン生合成を担うα-1,2-マンノース転移酵素遺伝子の破壊による生育抑制を抑圧する変異株の解析
…○岸田凜太郎1 ,門岡千尋1 ,田中 大2 ,平 大輔1 ,岡 拓二1 (1 崇城大院・工,2 東北医薬大・薬)
B-p10
焼酎酵母鹿児島2号のF1株に見られる増殖遅延原因遺伝子の探索
…○崎原凪紗,奥津果優,吉﨑由美子,高峯和則,二神泰基,玉置尚徳(鹿大・農) ►Page Top
♦学生賞審査 講演プログラム♦
A会場(L205室)午前の部 (9:30~10:33)(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【博士の部】
A-a01D
Real-time visualization of stress-induced mRNAs in Aspergillus oryzae
…○Pakornswit Sathongdejwisit, Kaoru Takegawa, Yujiro Higuchi(Fac. Agri., Kyushu Univ.)
A-a02D
担子菌酵母Moesziomyces aphidis AH613株によるプルケリミン酸生産遺伝子の生理機能解析
…○浜口愛勇生,田口久貴,笹野 佑(崇城大院・工)
A-a03D
繊維状人工タンパク質の末端選択的重合反応に関する基礎検討
…○長谷彩沙1 ,南畑孝介1 ,石川聖人2 ,吉本将悟3 ,堀 克敏3 ,神谷典穂1,4 (1 九大院・工,2 長浜バイオ大,3 名大院・工,4 九大未来化セ)
A-a04M
オートクレーブ滅菌によるバイオマテリアル創製
…○山下祐典,大角義浩,吉田昌弘,武井孝行(鹿大・理工) A会場(L205室)学生賞審査講演 午前の部(10:34~11:37)(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
A-a05M
超撥水表面を利用した有用物質を高効率で封入可能な高密度架橋ミリゲルカプセルのワンステップ作製
…○細川裕平1 ,甲斐敬美1 ,清山史郎2 ,塩盛弘一郎3 ,吉田昌弘1 ,武井孝行1 (1 鹿大・理工,2 都城高専・物質工学科,3 宮崎大・工)
A-a06M
機能性タンパク質を分岐点とするハイブリッドゲルの創製
…○稲形のん1 ,長谷彩沙1 ,若林里衣1 ,後藤雅宏1,2 ,神谷典穂1,2 (1 九大院・工,2 九大未来化セ)
A-a07M
好熱性溶原性ファージΦOH2の溶原化機構の解明
…○田中理仁1 ,藤野泰寛1 ,森 一樹1 ,田代康介1 ,岩本武夫2 ,廣政恭明1 ,土居克実1 (1 九大・生資環,2 慈恵医大・医)
A-a08M
選択的細胞損傷を引き起こすParasporin-5のオリゴマー形成解析
…○那須勇太1 ,阿部雄一1,2 ,齋藤浩之3 ,北田 栄4 ,原島 俊1,2 ,浴野圭輔1,2 (1 崇城大院・応微,2 崇城大・生物生命,3 福岡工技セ・生食研,4 九工大院・情報工) ►Page Top
A会場(L205室)学生賞審査講演 午後の部 (14:30~16:21)(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
A-p01M
ATADプロセスにおける難培養主要好熱細菌の集積・分離手法の開発と評価
…○鍵本憲成,奥川友紀,大城麦人,田代幸寛(九大院・生資環)
A-p02M
腸内細菌による大豆イソフラボンの代謝機構解析
…○藤原茉由,黒木勝久,榊原陽一(宮崎大・農)
A-p03M
日本とインドネシアの小学生児童の腸内細菌叢と代謝物の解析
…○秋葉拓人1 ,田村詩織1 ,松崎渓作1 ,篠田あかり1 ,Endang Sutriswati Rahayu2 ,中山二郎1 (1 九大・生資環,2 UGM・FAT)
A-p04M
深層学習を用いた真菌の識別手法の検討
…○平野裕都,立石明日風,北垣浩志(佐賀大院・先進健康科学)
A-p05M
1,3-プロパンジオール生産性Citrobacter braakii TB-96の育種による代謝改変
…○木村武蔵1 ,鮫島 礼1 ,柳瀬卓馬1 ,吉田ナオト1 ,中島(神戸)敏明2 ,清 啓自1 (1 宮崎大院・農,2 筑波大院・生命環境)
A-p06M
Cupriavidus necator 育種株の作製と乳酸ベースバイオプラスチック合成に関する研究
…○石川鈴恵1 ,板倉真優2 ,田中賢二3 ,田口精一4 ,松崎弘美1,2 (1 熊本県大院・環境共生,2 熊本県大・環境共生,3 近大・産理工,4 神戸大院・科技イノベ)
A-p07M
Aspergillus nidulans における細胞内β-グルコシダーゼの機能解析
…○矢壁 駿1 ,門岡千尋1 ,松沢智彦2 ,岡 拓二1 (1 崇城大・生物生命,2 香川大・農)
►Page Top
B会場(L203室)学生賞審査講演 午前の部 (9:30~11:37)(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
B-a01M
ゲノムマイニングおよび異種バクテリオシン分泌発現系を利用した新奇バクテリオシンの探索
…○穴井美鈴,小山恵璃,廣段潤一郎,中山二郎,善藤威史(九大院・農)
B-a02M
Enrichment and Isolation of Rubber Product-Degrading Microorganisms
…○Nelly Wira Nurhadi1 , Kengo Inoue2 , Nobuaki Takahashi3 , Miyuki Nagamine2 (1 Grad. Agri., Univ. Miyazaki, 2 Fac. Agri., Univ. Miyazaki, 3 Showa Glove Co., Ltd.)
B-a03M
次世代シークエンサーを用いた乳酸菌叢の定量法評価
…○中村圭佑1 ,Sk Rahul2 ,志波 優3 ,田代幸寛1 ,大城麦人1 (1 九大院・農,2 東農大・生物資源ゲノム解析センター,3 東農大・生命科学部)
B-a04M
Saccharomyces cerevisiae 内因性PUL3 ,PUL4 ,FRE4 遺伝子の機能性解析
…○原田利樹1 ,亀長一陽2 ,浜口愛勇生1 ,田口久貴1 ,笹野 佑1 (1 崇城大院・工,2 崇城大・生物生命)
B-a05M
分裂酵母Schizosaccharomyces pombe に存在するアミラーゼホモログ遺伝子aah6 ,aah7 の機能解析
…○板村 稜1 ,吉川梨乃1 ,中北愼一2 ,竹川 薫1 (1 九大院・生資環,2 香川大・医・総合生命科学)
B-a06M
黄麹菌におけるエルゴチオネイン生合成酵素の局在制御機構と生産性解析
…○井上慶士,福原遼一郎,竹川 薫,樋口裕次郎(九大・生資環)
B-a07M
従属栄養培養Euglena gracilis による嫌気的ワックスエステル生産に適した流加培養条件の検討とその代謝解析
…○金川真人1 ,林 雅弘2 (1 宮崎大院・農,2 宮崎大・農)
B-a08M
大腸菌bamC はL -formへの形態変化により必須遺伝子となる
…○丸野友希1,2 ,阿蒜侑佳3 ,和田花佳1,2 ,中島由香里1 ,塩見大輔3 ,塩田拓也1 (1 宮崎大・フロンティア,2 宮崎大・農,3 立教大・理) ►Page Top
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支部活動
Published by 学会事務局 on 15 10月 2024
日本生物工学会では、第66回藤原賞の本会からの候補者推薦(推薦枠1名)を募集しております。 学会長による推薦を希望される方は、本学会助成・授賞係宛()にお問い合わせください。所定の様式に必要事項を記入したうえで、2024年11月29日(金) までに本学会助成・授賞係宛()に電子ファイルにてご送付下さい。
詳しくは藤原科学財団のホームページをご覧下さい。
⇒https://www.fujizai.or.jp
対象 自然科学分野に属するもの 賞の内容 応募資格 日本の国籍があり、且つ日本在住の方 所属組織・研究機関の長又は相当する学識者の推薦が必要です。 受賞対象題目1件につき1人 提出書類 藤原科学財団の
推薦書類受付期間 2024年10月1日(火)~12月15日(日) 問合せ先 〒104-0061
東京都中央区銀座3丁目7番12号
公益財団法人 藤原科学財団
TEL: 03-3561-7736
本会への書類提出締切日時:
2024年11月29日(金)17:00
応募書類(電子フォーマット)送付先および学会推薦に関する問合せ先:
日本生物工学会 助成・授賞担当 E-mail:
なお、本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨、予めご了承下さい。
新着情報
Published by 支部:北日本 on 10 10月 2024
2024年12月14日(土)に岩手大学にて,支部シンポジウムを開催いたします。岩手での開催は,大変久しぶりの開催となります。午前中は口頭発表を行い,若手研究者や学生からの多くの発表を期待しております。優秀な発表を行った学生に対しては,「学生優秀発表賞」を表彰します。午後は若手研究者の招待講演とし,新しく北日本支部へお越しになった先生や,これから生物工学会でご活躍くださることが期待される方々にご講演いただきます。さらに,2024年度の飛翔賞および学生精励賞受賞者に受賞講演をしていただく予定です。シンポジウム後には情報交換会も企画しております。このように盛り沢山の企画を準備しておりますので,是非,奮ってご参加いただけますと幸いです。
日時 :2024年12月14日(土) 9:30~16:30
場所 :岩手大学(岩手県盛岡市上田三丁目18番8号)
招待講演会場:農学部5号館 ぽらんホール
午前の研究発表会場:農学部5号館 7番講義室
参加費 :無料
参加申込は以下のGoogleフォームからお願いします。
https://forms.gle/WXHVWhXpvSMisNvL9
(口頭発表を希望する方も同じフォームより申込をお願いいたします。)
参加申込締切 :11月29日(金)24:00
口頭発表申込締切 :11月29日(金)24:00
要旨提出締切 :12月6日(金)24:00
講演要旨テンプレート
提出先 :
山田 美和
E-mail:
プログラム: 9:10~ 受付開始
午前(研究発表:口頭発表)(農学部5号館1階7番講義室)
9:30〜12:18 研究発表
(発表9分,質疑応答3分,交代1分)
12:30~13:30 昼食・休憩(支部役員会,農学部5号館1階生命系スペースC)
午後(招待講演)(農学部5号館2階ぽらんホール)
13:30~13:35 開会の挨拶
13:35~14:05 北海道大学 工学部 蜂須賀 真一 先生
『僕の放浪アカデミア~生分解性ポリマーの研究に至るまで~』
14:05~14:35 公立千歳科学技術大学 理工学部 松井 大亮 先生
『産業用酵素の探索と可溶性発現に関する研究』
14:35~14:45 休憩
14:45~15:15 岩手大学 農学部 西川 華子 特任研究員
『TAT(Twin-Arginine Translocation)膜透過機構の分子機構の解明』
15:15~15:45 岩手生物工学研究センター 生物資源研究部 上杉 祥太 主任研究員
『地域の産業と資源の特色を活かした機能性成分研究と高度利用法開発』
15:45~16:10 2024年度 飛翔賞報告・受賞講演
東北大学大学院農学研究科 博士1年 高橋 尚央
『麹菌の細胞表層を構成する界面活性タンパク質の自己組織化機構解明』
16:10~16:20 午前中の優秀発表賞の発表・表彰,閉会の挨拶
16:20~16:30 集合写真撮影
17:30~19:30 情報交換会(懇親会)
岩手の居酒屋 じょ居 (一般 5,000円,学生 2,000円)
問合せ先:
岩手大学 農学部 山田 美和
E-mail:
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学会行事
Published by 学会事務局 on 10 10月 2024
日本生物工学会では、山田科学振興財団2025年度研究援助の学会長による推薦を受け付けています。 山田科学振興財団研究援助の応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、2025年2月14日(金) までに財団の電子申請システムによって推薦依頼した旨のメールを、本学会助成・授賞係宛()にお送りください。
詳しくは山田科学振興財団のホームページをご覧下さい。
https://yamadazaidan.jp/requirements/grant-bosyu_kenkyu/
対象 萌芽的・独創的研究 新規研究グループで実施される研究 学際性、国際性の観点からみて優れた研究 ※評価が定着して研究資金が得やすいものより、萌芽的で将来の発展が期待され る基礎研究を重視します。
※多様な視点や発想を取り入れた研究活動を実践する創造力ある研究者を積極的 に支援するため、本財団は、女性の活躍はもちろんのこと、一人一人の多様性を 尊重します。応募資格 当該研究を独立して実施し得る者。すなわち、当該研究者は研究代表者であることを必要とし、単に研究グループの研究費集めの一端を担う者であってはなりません。 日本の研究機関に所属する研究者(身分、経験、年齢等は問わない)。 援助額 1件当たり150~300万円
(援助規模は総額4,000万円、採択件数は18件程度を予定。また、女性研究者3名以上の採択を見込んでいます。) 応募締切 2025年2月28日(電子申請および当学会への推薦依頼は2025年2月14日までにお願いします。) 援助対象期間 採択日(2025年8月中)~2027年3月末日(約1年半) 問合せ先 公益財団法人 山田科学振興財団 TEL. 06-6758-3745
E-mail:
https://www.yamadazaidan.jp
電子申請の締切日: 2025年2月14日(金)17:00学会推薦に関する問合せ先:
日本生物工学会 助成・授賞担当 E-mail: なお、本会推薦によって受賞された場合には、学会ホームページに掲載される旨、予めご了承下さい。
新着情報
Published by 学会事務局 on 09 10月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 5(2024年11月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
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新着情報
Published by 学会事務局 on 09 10月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 09 10月 2024
日時:
【講演会】2024年12月5日(木)
【見学会】2024年12月6日(金)
会場:
【講演会】三井化学株式会社茂原分工場(千葉県茂原市東郷1900)
【見学会】Green Earth Institute 株式会社バイオファウンドリ研究所(三井化学株式会社茂原分工場内)
詳細URL: https://www.scej-kt.org/
定員: 80名
申込締切日: 2024年11月21日(木)※定員になり次第受付を終了します。
問合せ先:
公益社団法人 化学工学会関東支部
〒112-0006東京都文京区小日向4-2-8 大樹生命文京小日向ビル4階
TEL. 03-6801-5563 E-mail:
→http://www.scej-kt.org
関連団体行事
Published by 支部:関西 on 07 10月 2024
関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者/学生の方々に広く知っていただくことを目的としています。これから就職を考える学生さんには、これら企業・研究機関の情報に触れ、働き方とやりがいの多様性を知る機会になるはずです。また、企業・公的研究機関との交流会の場を通して、学会などでは難しい企業・研究機関の方との交流を深めていただければと考えております。
日時: 2024年11月14日(木) 13:50~19:00
開催場所: [講演会] 大阪公立大学学術総合センター1階文化交流室[懇親会] 大阪公立大学工学部棟A205
13:50-14:00 「開会の辞」
……東 雅之(大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 /関西支部長)
14:00-14:20 「奈良県産業振興総合センターの紹介」
……大橋 正孝(奈良県産業振興総合センターメディカル技術支援科)
14:20-14:40 「株式会社萩原農場の紹介」
……藤田 信吾((株)萩原農場 技術開発部・バイテク研究チーム)
弊社は1916年創業のスイカとメロンの種苗会社です。「スイカの可能性を未来に広げる」という目標のために、優良品種の育種を続けております。その他、果実成分や栽培副産物の機能性研究も行っております。
14:40-15:00 「京都市産業技術研究所の紹介」
……山本 佳宏((地独)京都市産業技術研究所プロジェクト推進室)
15:00-15:20 「株式会社ファーマフーズの紹介」
……庄屋 雄二、橋本 真理恵、木村 風香((株)ファーマフーズ バイオメディカル部)←演者変更2024/10/25
当社は「医食の研究で貢献」というミッションを掲げ、人々の持続可能な健康的で幸せな社会の実現を目指しております。その実現に向け、食品、化粧品、医薬品の開発を科学的根拠に基づいて行い、独自の研究成果及び製品を「BtoB事業」「BtoC事業」「バイオメディカル事業」の3事業において広く社会に提供しております。
15:20-15:30 休憩
15:30-15:50 「大阪産業技術研究所の紹介」
……永尾 寿浩((地独)大阪産業技術研究所森之宮センター)
15:50-16:10 「株式会社ミルボンの紹介」
……八木 真和((株)ミルボン 開発本部 研究開発部)
当社は、美容室専売のヘアケア製品やヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカーです。毛髪を補修する独自技術を開発し、プロフェッショナル市場に向けて、実感効果に優れた商品の開発を行なっています。
16:10-16:30 「産業技術総合研究所の紹介」
……千葉 靖典((国研)産業技術総合研究所 生命工学領域)
16:30-16:50 「株式会社堀場製作所の紹介」
……村上 弓月((株) 堀場製作所 営業本部 大阪セールスオフィス Network Salesチーム)
弊社は「おもしろおかしく」というユニークな社是のもと、赤外線計測・ガス流量制御・粒子計測・分光分析・液体計測などをコア技術としてビジネス展開している京都の分析機器メーカーです。ライフサイエンス分野では200年を超える歴史と分光技術が詰まったラマン分光測定装置や蛍光分光測定装置を始め、創業製品であるpH計や粒子計測装置などを多くの研究者にお使い頂いています。
16:50-16:55 「閉会の辞」
……山内 朝夫((地独)大阪産業技術研究所森之宮センター 生物・生活材料研究部)
17:15-19:00 懇親会
►関西支部Topへ
学会行事
Published by 部会:培養技術 on 06 10月 2024
研究部会(若手会)
Published by 支部:九州 on 05 10月 2024
支部活動
Published by 支部:中部 on 04 10月 2024
主催行事 共催行事 後援行事 これまでの活動
►中部支部Topへ
支部活動
Published by 学会事務局 on 03 10月 2024
森田 友岳
2020年度生物工学奨励賞(斎藤賞)受賞者
(産業技術総合研究所)
2024年9月25日(水)~27日(金)の日程で、韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の秋季大会(2024 KSBB Fall Meeting and International Symposium)が済州島のInternational Convention Center(ICC)で開催された。日本生物工学会(SBJ)からは吉野知子先生(2023年生物工学奨励賞(斎藤賞)・東京農工大学)、井上謙吾先生(2023年生物工学奨励賞(照井賞)・宮崎大学)、筆者(2020年生物工学奨励賞(斎藤賞)・産業技術総合研究所)の3名が招待され講演した。
今大会では9月25日午後から一般講演が行われ、KSBB会長Kyungmoon Park教授のご挨拶で始まった26日のOpening Ceremony の後にシンポジウムが開始となった。ポスターセッションと発表者による3分間スピーチも行われた。同日、SBJからの招待講演者3名が口頭発表を行い、吉野先生は「Interface Engineering and Functionalization of Biomaterials for Biosensing, Diagnosis and Food Safety」のセッションにおいて”Technologies for Single-Cell Analysis of Circulating Tumor Cells”というタイトルで、井上先生と筆者は「Synthetic Biology for Microorganisms」のセッションにおいて、それぞれ”Microorganisms + Electrochemistry = Organic Waste Treatment and Energy”、”Microbial Production of Functional Materials, Biosurfactants”というタイトルで各25分の講演を行った。27日にはPlenary Lecture として、”Integral Biofoundry for the Development of Smart Cells to Produce Chemicals and Fuels from Lignocellulose and Carbon Dioxide”というタイトルで、近藤昭彦先生(神戸大学)による講演が行われた。その他にも日本から参加された先生方がおられたが、筆者の把握できる情報のみで記載させて頂きますことご容赦下さい。
会場となったICCは済州島南部の西帰浦市に位置し、済州国際空港からリムジンバスで約1時間半であった。済州島は、海流の影響もあり温暖で、会期中は半袖でも汗ばむ陽気であった。
会期中は招待講演者やVIP、報道関係者が円卓で食事をする形式でランチタイムが設けられ、26日夜にはレセプション(懇親会)が行われた。レセプションではKSBB会長によるご挨拶の後、食事をしながらVIPや各団体の代表者によるショートスピーチ&乾杯となり、SBJからは吉野先生が代表して挨拶をされた。Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan(BEST)の皆さまとは同じテーブルにて交流させて頂いた。27日朝にはBreakfast Meeting が行われ、終始和やかな雰囲気で交流を深めることができた。このように、KSBB、BEST、SBJで交流する機会が積極的に設けられ、KSBBの皆さまに手厚くサポートして頂き、安心して学会に参加できた。
大変お世話になりましたKyungmoon Park教授(KSBB会長)、Hyun Ho Lee教授(総務担当)及びKSBB事務局の皆様、またSBJの先生方と事務局の皆様に厚く御礼を申し上げます。
済州島国際コンベンションセンター (ICC)
会場の様子
懇親会会場にて
左から, Prof. I-Son Ng (National Cheng Kung Univ., BEST招待講演者) ,
Prof. Jeong-Woo Choi (Sogang Univ., KSBB)
Prof. Kyungmoon Park (Hongik Univ., KSBB会長),
Prof. Wei Wen Winston Su (Univ. of Hawaii) , 長棟輝行先生 (東大名誉教授),
井上謙吾先生 (宮崎大), 吉野知子先生 (農工大), 筆者, Prof. Hyun Gyu Park (KAIST, KSBB),
Prof. Yuan-Pang Hsieh (Natl. Taiwan Univ. of Sci & Technol., BEST招待講演者)
Prof. Yoosoo Yang (KIST, KSBB), Prof. Sung Kuk Lee (UNIST, KSBB),
Prof. Yi-Chen Ethan Li (Feng Chia Univ., BEST招待講演者),
Prof. Chulhwan Park (Kwangwoon Univ., KSBB)
♦関連記事: 【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
新着情報
Published by 支部:関西 on 30 9月 2024
主催行事 第123回醗酵学懇話会
日時: 2025年1月17日(金)13:30~19:00
会場: [講演会] 京都市成長産業創造センター(ACT京都) [見学会] 近隣の酒造会社
[懇親会] 京都市成長産業創造センター(ACT京都)
⇒開催報告
これまでの活動
⇒関西支部Topへ
支部活動
Published by 支部:関西 on 30 9月 2024
日本生物工学会 関西支部長
東 雅之
日本生物工学会関西支部では、支部における生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者の選考過程を明確化するため、関西支部学生優秀賞を2018年度、創設しました。この賞は、翌年度に博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される、関西支部所属の学生会員の研究奨励を目的とするものです。なお、本賞受賞者の中から選考される最優秀者1名を、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の候補者として、関西支部より推薦することになります。
つきましては、関西支部学生優秀賞への応募者を募集いたします。関西支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご応募にご協力くださいますようお願いいたします。
対象者は、関西支部に所属する日本生物工学会学生会員であり、大学院博士前期課程等に在籍しており、2025年度に博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができる。
応募は、指導教員による承認の上、「関西支部学生優秀賞申請書」 による自薦によるものとする(下記提出先まで電子メールにて送付)。申請書内に指導教員の氏名・所属・メールアドレスを記載することにより、指導教員の承認を得たものとする。
応募書類をもとに、関西支部委員による選考を行い、関西支部学生優秀賞受賞者を決定する。さらに、関西支部委員による研究プレゼンテーション審査会(2025年1月17日に対面を予定)を経て、最優秀者1名を決定する。
提出締切日:
2024年12月13日(金)正午
応募方法:
「関西支部学生優秀賞申請書」 (記載例はこちら )に必要事項を記入し、「関西支部学生優秀賞」への応募であることを明記の上、下記提出先に電子メールにてお送りください。
問合せ・応募書類提出先:
日本生物工学会関西支部
庶務幹事
E-mail: TEL. 06-6605-2163ご多用中とは存じますが、どうかよろしくお願いいたします。
⇒関西支部Topへ
支部活動 ,新着情報
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 30 9月 2024
日本生物工学会 代謝工学研究部会では2024年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。過去の交流会につづき、研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。交流会では、初心者でも代謝シミュレーションを実行できるように、ご自身のパソコンを使ってステップバイステップの演習を予定しています。論文発表されている研究事例を参考に、遺伝子破壊による代謝経路の設計や律速反応候補を抽出するための手法について、実際に解析を行なう際にどのように計算を行なうか解説・体験します。代謝シミュレーションの実行環境はMatlab(体験版)を利用します。
詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページ をご覧下さい。
日時: 2024年12月15日(日)10:00 ~ 18:00
場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511 オープンラボ
プログラム:
9:30~10:00 受付
10:00~11:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩 大阪大学教授)
11:00~12:00 講義:代謝シミュレーションの実行(講師:今田辰海)
※12:00~13:00は昼食休憩
13:00~14:30 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:二井手 哲平)
14:30~16:00 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷 吉博)
※16:00~16:30は休憩
16:30~18:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷 吉博)
18:00~ 交流会
定員: 10人程度
参加費: 無料
申込締切日: 2024年11月15日(金)
申込方法: 1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入して、
下記申込先にE-mail にてお申込みください。
申込・問合せ先:
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座 戸谷 吉博
E-mail: TEL: 06-6879-7432
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学会行事
Published by 部会:培養技術 on 30 9月 2024
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 30 9月 2024
日時: 2024年11月6日(水)16:00~17:20 終了後名刺交換会
会場 :(一財)バイオインダストリー協会(会場参加 先着22名)およびZoom配信)
URL: https://www.jba.or.jp/event/post_202/
講演会参加費: 無料(※事前参加申込制)
申込締切日: 2024年11月4日(月)
問合せ先:
一般財団法人 バイオインダストリー協会
(担当:橋本、安田、大木、瀬下、矢田)
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 30 9月 2024
日時: 2024年10月17日(木) 14:00~16:30
開催形式 : ZOOM(定員500名)
URL: https://www.jba.or.jp/event/post_199/
内容:
大豆と同等のタンパク質を含有する未利用紅藻の健康機能
……岸村 栄毅 (北海道大学大学院 水産科学研究院)
根で植物をコントロールする
……綿引 雅昭(北海道大学大学院 理学研究院 生物科学部門 形態機能学分野)
成長のツボを押す新しい植物生育促進技術
……森川 正章 (北海道大学大学院 地球環境科学研究院 環境生物科学部門
環境分子生物学分野)
参加費: 無料(※事前参加申込制)
申込締切: 2024年10月15日(火)
問合せ先:
一般財団法人 バイオインダストリー協会
担当:矢田、岸本、北嶋
E-mail:
https://www.jba.or.jp/
関連団体行事
Published by 支部:西日本 on 25 9月 2024
日本生物工学会西日本支部では2024年度学生賞候補者を募集しております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。
対象・資格: 次の (1) および (2) を満たす者(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
推薦者: 西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
推薦方法: 推薦用紙 に必要事項を記入して下記提出先までメールで送付してください。
推薦申込締切日: 2024年11月29日(金)
問合せ・応募書類提出先:
山口大学工学部応用化学科
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務) 星田 尚司
TEL: 0386-85-9293
E-mail:
►西日本支部Topへ
支部活動 ,新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
(早期割引料金)2024年10月1日(火)~2024年11月 8日(金)
(通常料金)2024年11月9 日(土)~2024年12月6日(金)
問合せ先:
第44回 水素エネルギー協会(HESS)大会事務局
担当:米富(HESS 事務局)
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
生物工学会誌第102巻第9号(2024年9月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第9号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第9号
紀ノ岡 正博
シニアの教授の仲間入りをする年齢となり,自分が進めてきた研究はどの学問領域で,どのような貢献をなしてきたか,さらに,今後どこまで進められるのであろうかと問うことが多くなってきました.そこで,最近思うことを,自問自答しながら,語弊を恐れずに述べてゆきたいと思います.
私自身は,専門としての生物化学工学を,生物的な物事(対象)を系としメカニズムを仮定し解釈する活動と捉え,学問の体系化を進めつつ,研究としての技術構築(モノづくり),それを活かすための決め事(ルールづくり),そして,伝える努力(ヒトづくり)からなる「コトづくり」いわゆる社会実装に活かしてゆきたいと思ってまいりました.
昨今の社会実装では,産(民間企業),学(教育・研究機関),官(国・地方自治体),民間(地域住民・NPO)など,ステークホルダーの多様化により,大学における他との連携の在り方が大きく変わっております.たとえば,再生医療や細胞治療などの新たな医療技術の産業化では,私どもの研究対象である「細胞製造」が重要となりますが,学問が未熟で,学問構築と社会実装が同時進行する必要があり,人,情報,技術,分野をつなぐ仕組みを持つセンス良いチーム形成が不可欠であります.良いチーム形成には,受動的な活動ではなく,一人ではできないことを意識し,「良いお節介」ができる環境づくりが大切であると感じております.そこで,「良いお節介とは?」と問いながら,産学官民が協力し,教育・研究・産業化・生活に対する活動を可能とするエコシステムを形成することで,新技術産業領域に対して開発の方向性(ロードマップ)を明確にし,固有の概念・技術を構築ならびに迅速な産業化活動を行う必要があると思います.私は,教員として,学問の体系化の活動を怠ることなく,専門性を高め,次世代へつなぐことが重要な役割の一つであると思い活動しております.その際,諸先輩が築き上げてきた学問体系を読み解き,歴史を感じながら,新たな言葉や概念を加えようと挑むことは,至上の楽しみであり,同世代の仲間と,体系化の考え方を比較し,議論することで,楽しみを分かち合え,学問に磨きをかけるものと信じています.昨今は年齢層を超えたこのような活動が減ってきているように感じ,学会活動の中でも重視することを提案してゆきたいと思います.
さらに,研究を通し学問を進めることの楽しさを次世代へ紡いでいくことができればと思います.楽しみには,習うこと(学問の理解),見いだすこと(発見),創ること(技術創出),築くこと(技術構築),考えること(体系化),伝わること(技術伝承),変えること(変革),つかわれること(社会実装),育むこと(教育)などが挙げられ,各自が興味を持ち寄り醸成することで学問を育むことができると思います.
この楽しみは,時には苦に感じることもありますが,子供たちを育むことと同様,「楽しく思い挑み続ける能力」を身に着けた者が学問を育めるものだと思います.この能力は,やりぬいてこそわかること(グリット),いろいろ経験してうまれること(セレンディピティ),溢れる情報から取捨選択し,大切なことを留めること(鈍力・鋭力),負けたら再度挑戦すればよいこと(リベンジ),自分は無知であることを認め周りに聞くこと(頼る力),話にオチを考え,面白く,筋を通すこと(ひねる力)からなると考えており,日々の研究において意識していれば自然と身につき,学問の発展に挑み続ける原動力になると信じております.
最後に,思いのままに述べる機会を与えていただきました学会の皆様に感謝したいと思います.今後,私は,目の前の研究も大切ですが,学会活動を通して,自分の中で研究の流れを体系化し,次世代に伝えたいと思います.また,皆様におかれましては,よかったら一緒に,学問を楽しみ,発展に挑み続けませんか.日本生物工学会へ「良いお節介」をしませんか.
著者紹介 大阪大学大学院工学研究科(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 支部:中部 on 18 9月 2024
【イベント】 パン シンポジウム2024
プログラム: 司会:梶田香織氏(プレゼンジャパン)
10:30- 一般向け、パンの官能評価体験
11:45- NSC生徒によるランチメニューの発表
12:00- 休憩 特別ランチ(NSCによるパンに合うランチ)
13:00- 特別講演2名(40分ずつ)
①山本剛史氏(日本パン技術研究所)『パン職人の視点で捉えた製パン』
②他1名(予定)
14:30- 対談 山本剛史氏(日本パン技術研究所)× 楳村春江氏(名古屋学芸大学)
聞き手:梶田香織氏
15:10- 研究発表ポスターセッション
16:00- 終了
参加費: 聴講無料
参加人数: 500名(見込み)
問合せ先:
パンシンポジウム運営委員会:
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関連団体行事
Published by 学会事務局 on 14 9月 2024
関連団体行事
Published by 支部:東日本 on 14 9月 2024
支部活動
Published by 支部:東日本 on 14 9月 2024
~日本生物工学会東日本支部 第19回学生発表討論会のご案内~ 平素より日本生物工学会東日本支部の活動にご協力いただきましてありがとうございます。
さて、東日本支部主催の第19回学生発表討論会 が下記のように開催されます。
「学生発表討論会」 は、皆様のご協力をもちまして毎年、活発な討論が交わされて東日本支部の恒例名物企画となり、参加した学生からも高い評価を頂いております。 学生、大学教員だけでなく、多くの企業の方のご参加をお待ちしております。
日時 2024年11月22日(金)10時~19時半
場所 L stay & grow 南砂町 (東京都江東区南砂7-10-14)
開催趣旨 日本生物工学会東日本支部が主催する学生発表討論会は、長年にわたり東日本支部に所属する学生、教員、社会人の皆様の交流の場として高い評価を得てまいりました。これまで合宿形式やオンライン開催など、時代に合わせて形を変えながら、本会の伝統を守り続けてまいりました。
2024年度の第19回討論会は、新たな試みとして、より多くの方々にご参加いただけるよう、1日の集中プログラムとして開催いたします。新しい会場での開催となりますが、参加者の皆様にとって、より参加しやすく、かつ実りある学びの機会となるよう企画しております。
世話人一同、皆様にとって有意義な討論会となるよう鋭意準備を進めております。学生の皆様はもちろん、社会人や大学教員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
本年度の特徴:
参加研究室紹介:東日本支部に所属する各研究室の特色や研究テーマを知る絶好の機会です。 インタラクティブセッション:小グループでの研究発表を通じて、より深い議論と交流が可能です。参加者同士の活発な意見交換を促進します。 新会場での開催:充実した設備環境を持ちアクセスの良い場所を選定し、より多くの方々にご参加いただけるよう配慮いたしました。 定員 学生・教員・社会人をあわせ35名程度(定員になり次第、締め切らせていただきます)
相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。 学生単独での参加も可能ですが、発表内容については、特許出願等に留意し必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。 プログラム プログラム予定:
9:30 受付
10:00 開会
10:10 参加者・研究室紹介※1
12:10 昼食休憩
13:00 インタラクティブセッション(1)※2
14:30 休憩
14:45 インタラクティブセッション(2)※2
16:15 飛翔賞受賞者発表※3
16:45 写真撮影
17:00 片付け
17:15 自由討論会
19:15 閉会
プログラム詳細:
本セミナーは、 以下のプログラムから構成されます。
1. 参加者・研究室紹介
参加学生全員の自己紹介 研究室ごとのフランクな紹介(1研究室あたり5分程度)
目的: 研究室の雰囲気や特色を共有し、参加者間の親睦を深める。
内容: 研究テーマの大まかな方向性、研究室の日常、ユニークな取り組みなど。
注意点: 詳細な研究内容の説明は不要です。研究室の全体像や魅力が伝わるようにご準備下さい。
(プレゼンテーションスライドの使用可、研究室代表者学生1名〜数名で発表) 2. インタラクティブセッション
参加学生全員が研究発表 A4またはA3サイズの印刷物1枚(ミニポスター)を各自4-5部持参 発表時間:1名あたり発表10分間+質疑10分間 小グループでの議論形式 教員も参加するが、進行は学生主導 発表者へのフィードバックやベストプレゼンテーション投票を予定 3. 飛翔賞受賞者発表
参加申込 プログラム作成のため、学生の方には参加申込締切後にタイトルや概要を提出していただきます。あらかじめご承知おきください。
参加費 参加費は当日受付時にお支払いいただきます。
学生:3,000円(税込) 一般(大学教員・社会人):6,000円(税込) ※いずれも昼夕食代込
問合せ先 日本生物工学会東日本支部 第19回学生発表討論会
世話人 細川正人(早稲田大学大学院先進理工学研究科)
E-mail:
►東日本支部Topへ
学会行事
Published by 支部:中部 on 14 9月 2024
第10回CHUBU懇話会 日本生物工学会中部支部では、2024年11月29日(金曜日)に
第10回CHUBU懇話会を開催いたします。
(後援:静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局)
講演会と貴重な工場見学(日本食品化工株式会社・富士工場)となっております。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
開催概要
主催 : 公益社団法人日本生物工学会中部支部
後援:静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局
日時 :2024年11月29日(金曜日) 13:00-17:00
場所 :日本食品化工株式会社富士工場
静岡県富士市田島30(東海道新幹線新富士駅南口よりタクシー10分)
プログラム 講演会
13:00 はじめに(堀克敏 日本生物工学会中部支部長)
13:05-13:40
「若返りの薬?!ニコチンアミドモノヌクレオチドと乳酸菌のコラボレーション」
吉田信行(静岡大学学術院工究領域)
13:40-14:15
「Festīnā lente (ゆっくり急げ):lente carbohydrateの未来」
西村直道(静岡大学学術院農学領域)
14:15-14:25 休 憩
14:25-15:00
「酵母の醸造特性・物質変換に着目したビールテイスト飲料の品質向上と商品開発
(2024年農芸化学技術賞受賞)」
谷川篤史(サッポロビール㈱ マーケティング本部商品・技術イノベーション部)
15:00-15:35
「日本食品化工の糖化品開発」
竹地 紀昭(日本食品化工 研究所研究一課)
15:35 おわりに(二又裕之 日本生物工学会中部副支部長)
企業見学
15:40-17:00 日本食品化工株式会社富士工場
懇親会
17:30-19:30 新富士駅周辺
講演会 無料
懇親会 一般5000円、学生2000円 程度 ※当日会場にてお支払いください。
こちらからご登録ください → 参加登録サイトへ
40名(定員になり次第締め切ります)
(担当委員)静岡大学グリーン科学技術研究所 二又裕之 Email
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学会行事
Published by 支部:中部 on 13 9月 2024
2024 Sakura-Bio Meeting 日本生物工学会中部支部と九州支部では、2024年12月16日(月)~17日(火)に国際シンポジウム「2024 Sakura-Bio Meeting」を日本農芸化学会中部支部と共催で開催いたします。
発表分野は生物工学関連全般で、すべての発表は英語で行われます。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
日程: 2024年12月16日(月)-17日(火)Date: 2024.12.16 (Mon) – 17 (Tue)
会場:
沖縄科学技術大学院大学(OIST) カンファレンスセンター
(〒904-0495 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1 )
https://www.oist.jp/ja
Place:
Okinawa Institute of Science and Technology Conference Center
(1919-1 Tancha, Onna-son, Kunigami-gun Okinawa, Japan 904-0495)
使用言語(Language): 英語(English)
プログラム(Program):
⇒プログラムはこちら(Click here for the program)
参加費(Participating fee): 一般 (General) 5,000 yen、学生 (Student) 3,000 yen
(税込み・交流会費込み including networking tax and event fee)
16日の農芸化学中部支部例会ならびに17日の口頭発表などを
webでご視聴される場合は、参加費無料です。
Free to join oral presentations on Dec 16 and Dec 17 online.
参加申込 (Registration for on-site participation) ⇒参加登録はこちら
♦事前参加申込締切:11月4日(月)12:00
Registration deadline: November 4 (Mon), 12:00
事前参加申込締切(延長しました):11月11日(月)12:00
Registration deadline (Extended) : November 11 (Mon), 12:00
口頭およびポスター発表は、オンサイトのみになります。
Only on-site oral and poster presentations are available.
♦発表要旨締切:12月1日(日) 12:00
Abstract submission deadline: December 1 (Sun), 12:00
⇒要旨のテンプレートはこちら(Abstract Template)
♦Web参加締切:12月8日(日)
Registration for online participation: December 8 (Sun)
♦日本農芸化学会中部支部第200回例会に関して (about Chubu branch in JSBBA):
矢部 富雄(岐阜大学応用生物科学部)
〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学応用生物科学部
E-mail:
♦2024 Sakura-Bio Meeting in OKINAWAへの参加・発表について(about Chubu branch in SBJ):
E-mail:
►中部支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 11 9月 2024
第76回日本生物工学会大会(2024)は、盛会のうち終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
来年は、以下の通り、第77回日本生物工学会大会(2025)が開催されます。
【会期】 2025年9月10日(水)~12日(金)
【会場】 広島工業大学 五日市キャンパス
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
新着情報
Published by 学会事務局 on 07 9月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 4(2024年10月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 31 8月 2024
関連団体行事
Published by 部会:メタボロミクス on 28 8月 2024
メタボロミクス講習会2024 日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催
オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として下記の講習会を開催させていただきます.
多数の応募ありがとうございました
日時: 2024年11月25日(月)~ 11月27日(水)
場所: 大阪大学生物工学国際交流センター
(大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
講習内容(予定): ♦11月25日(月)(第1日)
午後
イントロダクション(福崎):メタボロミクス概要
講義:GC/MSと多変量解析
♦11月26日(火)(第2日)
午前
実習:GC/MSを用いたサンプル分析
午後
実習:GC/MSデータの多変量解析
♦11月27日(水)(第3日)
午前
講義(新間):見えないものを見るイメージングMS
実習:イメージングMSを用いたサンプル分析
午後
ラウンドテーブルディスカッション、総括
終了予定 17:00頃
福崎英一郎
日本生物工学会メタボロミクス研究部会代表
大阪大学工学研究科生物工学専攻教授
⇒メタボロミクス研究部会Topへ
学会行事 ,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 25 8月 2024
生物工学会誌第102巻第8号(2024年8月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第8号
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新着情報
Published by 学会事務局 on 25 8月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第8号
阿座上 弘行
本誌第102巻第2号のBranch Spirit 1) でも触れましたが、筆者は2年前から山口大学の中高温微生物研究センターのセンター長をしています。皆さん、中高温微生物についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?筆者らは通常の至適温度で生育する常温菌よりも5–10 °C高温で生育可能な微生物、すなわち概ね40–50 °Cで生育する微生物、あるいはその温度帯に対して耐性を持つ微生物が新規な微生物の一群を形成していることを見つけ、「中高温微生物」と名付けて、その研究を続けてきました。これまで多くの研究者は、常温菌以外では好冷菌や好熱菌、超好熱細菌などいわゆる極限環境微生物に注目してきました。本センターは、長年にわたる東南アジアの研究者との広範な共同研究・研究交流によって、熱帯環境から、我々ヒトの生活に密接に関わっている常温性の発酵・環境・病原微生物でありながら耐熱性や微好熱性を有する微生物を分離・蓄積し、日本でも有数なライブラリーを整備してきました。
本センターは、これらの「中高温微生物」群の至適温度特性を発酵の冷却コストの低減に応用する研究などを世界に先駆けて進めてきました。それと並行して、この特性のメカニズムについて基礎的・基盤的研究を進め、耐熱性細菌から「耐熱性遺伝子」群を発見するとともに、耐熱性酵母の中に高温において独自の代謝戦略をとるものがいることを見いだしました。したがって、「中高温微生物」が有する5–10 °C高温での増殖能は、熱帯環境で獲得された特別な生存戦略であると言えます。このように、「中高温微生物」はそのゲノムに常温菌とは異なる「環境適応」のための独特の分子メカニズムを獲得しており、これが「中高温微生物」の「耐熱性」の要因であることが明らかになってきました。非常に高温であった原始地球が次第に冷えてきたことで繁栄してきた常温菌が、熱帯環境に適応するために獲得した耐熱性とその要因である環境適応分子メカニズムは科学的に非常に興味深いものです。
しかし、常温菌の中には短期間での大幅な地球温暖化に適応できないものもいることが予想され、それらの淘汰は物質循環に悪影響を及ぼす可能性が危惧されています。したがって、これまでの進化の過程で「中高温微生物」が環境に適応してそのゲノム配列に刻んできた「環境適応能力」の利用をはじめ、人類にとってこれからきわめて重要となる「中高温」温度域での微生物研究の進展が注目されます。さまざまな分野で、その「環境適応能力」を基礎科学的に解明していきながら、「中高温微生物」研究で解明された知見を含めて広範な基礎科学分フィードバックすると同時に、応用科学分野にも利用していくことが期待できます。それ故、「中高温微生物」が持つ「環境適応能力」由来のさまざまな機能の解明やその利活用について、従来の微生物科学の領域に留まらない、新たな、かつ独自の研究領域の開拓が求められています。
当センターでは。東南アジアの熱帯環境から、発酵・環境・病原微生物を採集・分離・整理・保存・蓄積し、2,800株の耐熱性微生物を含む中高温微生物カルチャーコレクションを整備してきました。さらに、長年交流のあるタイのカセサート大学のバイオダイバーシティセンターと協力し、カセサート大学が保有する2,000株以上の熱帯性環境微生物を含むカルチャーコレクションの相互利用などが行えるシステムを構築してきました。現在、お互いのコレクションの情報をデータベース化することで、カルチャーコレクションとそのデータをONE-STOPで一体的に利用できるように整備を進めています。皆様のご研究に是非当センターの中高温微生物リソースをご活用ください。
また、近年、当センターでは、奈良先端科学技術大学院大学とMTA契約を締結して、森浩禎先生(奈良先端科学技術大学院大学名誉教授・現当センター客員教授)が作成された大腸菌網羅的解析リソース(KeioコレクションやASKAライブラリー、ASKAバーコード欠損株コレクションなどを含む)の保管・管理も始め、企業などを含めた研究機関への分譲体制も整えました。こちらのリソースの利用をご希望の場合も是非ご連絡ください。
1) 阿座上弘行:生物工学会誌,102, 86 (2024)
著者紹介 山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 23 8月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。(2024年8月25日公開)
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生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 21 8月 2024
人事公募 ,新着情報
Published by 学会事務局 on 19 8月 2024
2024年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、7月13日(土)〜7月14日(日)に、北海道富良野市・ハイランドふらのにて開催されました。 ⇒開催報告はこちら
新着情報
Published by 若手会 on 19 8月 2024
2024年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、7月13日(土)〜7月14日(日)に、北海道富良野市・ハイランドふらのにて開催しました。おかげさまをもちまして全国から89名(一般43名、学生46名)に御参加をいただき、3件の招待講演、53件のポスター発表、4件の企業セミナー、23件のキャリアパスに関するワークショップおよびグループワークを行いました。
【初日】
セミナー開始前に中富良野町のワイナリー”DOMAINE RAISON”に集い、ワイナリー見学とともに顔合わせを行いました。ぶどう畑やワイン製造工程の説明をしていただきました。また、ワインの試飲会では、世にも珍しいオレンジ色のワインや、非常に糖度が高いデザートワインなど、豊富な種類のワインを試飲することができ、緊張感を和らげてセミナーのスタートを迎えられました。
開会式
若手会会長の蟹江先生(近畿大学)から開会のご挨拶いただきました。
引き続き、実行委員長の佐藤より謝辞および本セミナーの趣旨説明を致しました。
企業セミナー
初日・2日目の企業セミナーでは、各日2名の方にご講演いただきました。研究内容だけではなく、ご自身のキャリアの中で体験した、他ではなかなか聞けない貴重なお話をしていただきました。
企業セミナー1
『島津製作所質量分析装置最新情報 〜新製品三役そろい踏み〜』
谷口百優 様(株式会社島津製作所)
谷口様には、最新の分析装置のご紹介とともに、自身の経験をもとにした若手研究者のキャリアパスについて講演していただきました。日々の研究で実際に島津製作所の分析装置を使用されている方が会場にも多くいらっしゃり、新鮮で参考になるお話だったのではないしょうか。
企業セミナー2
『千代田化工建設株式会社紹介、バイオ分野での技術開発の取り組み』
田畑 一巌 様(千代田化工建設株式会社)
微生物や植物を利用した生産プロセスにおいて、アカデミアで得られたラボスケールの研究をスケールアップして社会実装するための支援を実施されていることを中心にご発表いただきました。生物工学会と親和性の高い取り組みで、共同研究の発展などが期待できそうに感じました。
招待講演
講演会では、北海道に相応しい3名の方に招待講演を行っていただきました。北海道という土地ならではの「研究」と「キャリア」、そして「情熱」について知ることができ、多くの聴講者にとって新鮮なお話しだったのではないでしょうか。
招待講演1『雪と氷の世界に生きる微生物たちの謎に迫る-南極・北極・高山での経験から-』
中井亮佑 先生(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
極限フィールドで暮らす生物の研究成果とともに、極限フィールドでの活動の大変さ、新しい発見の面白さについてご説明いただきました。発表では「南極コケ坊主」と「阿寒湖のマリモ」に関する内容が取り上げられ、それぞれの生物と共生する微生物のユニークさに驚かされました。まだまだ新規性の高い微生物が発見できるだろうという期待感でワクワクが止まりませんでした。これからの研究の発展に期待したいと思います。
招待講演2『ビール会社の育種家が語る、作物および天然素材としてのホップの面白さ』
鯉江弘一朗 先生(サッポロビール株式会社 原料開発研究所)
サッポロビール株式会社の原料開発研究所で原料の研究・生産に関わってきた鯉江先生にご講演いただきました。今回の発表では、「ホップ」に焦点を当て、サッポロビールが誇る品種特異性や栽培技術の紹介、そしてその中で誕生した「ソラチエース」や「フラノマジカル」という日本を代表するホップ品種の誕生秘話などをご講演いただきました。質疑応答では普段聞くことができないビール原料生産者の視点を知ることができました。
ポスター発表
53件のポスター発表が実施されました。各ポスター前で激しい議論が飛び交い、濃密な時間を過ごすことができました。
夕食
ホタテやサーモン等の刺身や、蟹、デザートには富良野メロンを食べて、英気を養いました。
懇親会
招待講演3『クラフトビールの大地、北海道』
坂巻紀久雄 先生(Maltheads 店主/ビアジャーナリスト/ビア検 1 級)
懇親会の冒頭に、「日本ビール検定1級」や「ビアテイスター」などの資格を持つ坂巻先生にクラフトビールの歴史や飲み方についてご講演していただきました。特に聴講した先生方からは大きな歓声が湧き、学生も目を輝かせて話を拝聴しておりました。クラフトビールの歴史と飲み方を理解したうえで飲んだサッポロビールの「ソラチエース」は格別でした。
懇親会の中では、「未来の教員と学生の絆を築く:コミュニケーションとネットワーキングの新戦略」というタイトルのもと、研究者同士のネットワーキングをいかにして加速させるかについて議論が行われました。各テーブルでの闊達な議論を通じて、実際に現場で役立つ多くのヒントや解決策が見つかったのではないでしょうか。
懇親会の様子
授賞式
ポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
最優秀賞(全員対象)
P. 19 内田和希:九州大学 大学院工学府
優秀賞(博士課程以下の学生対象)
P. 10 富士航至:北海道大学
P. 11 谷口赳夫:大阪大学
P. 20 上田帆高:北海道大学
P. 21 村山拳午:山梨大学
P. 30 高橋美郁:大阪公立大学
P. 33 中倉稜也:北見工業大学
P. 38 田中友樹:関西大学
P. 42 古閑友紀:九州大学大学院
P. 47 小坂唯心:京都大学
P. 48 佐々木守:北海道大学
敢闘賞(修士課程以下の学生対象)
P. 5 二ツ橋龍:名古屋大学
P. 26 岡澤空汰:北見工業大学
P. 40 井上義文:大阪公立大学
P. 52 伊関叶互:北海道大学
受賞者の皆様、おめでとうございます。
2 日目
委員会企画
実行委員の黒田恭平先生による挨拶の後、「若者のキャリアを導くベテランの心得:経験から学ぶ新たな自分」というテーマで、23名のアカデミア・企業の”ベテラン”社会人によるポスター発表を行いました。内容としては、研究とキャリアパスをキーワードに闊達な議論が行われ、学生とベテランが見事に融合した素晴らしい会になりました。学生からは「今後も開催してほしい」「ベテランの経験値ってすごい」などの意見が多く、ベテランからは「学生のマインドが知れて新しい発見があった」「学生と深い議論ができ今後の研究生活にも役立つ」などのポジティブな意見が目立ちました。
企業セミナー
企業セミナー3
『PreSens社の酵素計、アプリケーションの紹介』
濱谷 渉 様(三洋貿易株式会社)
非破壊式で非接触式の酸素計をご紹介いただきました。フラスコやディッシュに小さなセンサーチップをつけて外部から酸素濃度を測定することができる様子を動画でも見せていただきました。酸素量のモニタリングは細胞や微生物の代謝測定において、よく必要になる実験系であり、非常に魅力的な製品をご紹介いただきました。
企業セミナー4
『微生物試験受託サービス テクノスルガ・ラボについて』
吉田 雄一 様(株式会社テクノスルガ・ラボ)
MALDI TOF-MSでの微生物の同定、微生物群衆構造解析、新種提唱のための生理・生化学的性状解析、保存アンプル作製や保管管理といった、分類学的研究に必要な幅広い受託解析についてご紹介いただきました。また、分析を担当する社員の方々の経歴や成果に加えて、研究への思いについてご紹介いただき、アットホームで情熱的な社風を感じました。
学生企画『コロナを経た今、人材ネットワークを加速させるには?』
初めての試みとして行われた学生実行委員による企画では、学生実行委員が考えたテーマでポストイットディスカッションが行われました。開会の挨拶は学生実行委員の山田あずささんが担当し、参加者は9つのテーブルに分かれ、「研究室内での人間関係がうまく築けず孤立感を感じている」と「初めての学会参加で交流の方法が分からず疎外感を感じる」という2つのテーマについて話し合いました。
各テーブルでは、学生委員が選抜したファシリテーターを中心に活発な議論が行われ、1分間の発表では独創的かつ斬新なアイデアが次々と紹介されました。これにより、ネットワーク構築の加速にふさわしい企画となりました。
さらに、それぞれのテーマで優秀な発表を行った3チームには、学生実行委員から表彰が行われました。敢闘賞のチームには「学生企画優秀アイデア賞」が、最も素晴らしい発表を行ったチームには「学生企画最優秀アイデア賞」が贈られ、それぞれのチームには景品も贈呈されました。
最優秀アイデア賞
吉田雄一:株式会社テクノスルガ・ラボ
渡辺淳:株式会社島津製作所
佐々木守:北海道大学
中倉稜也:北見工業大学
濵嶋梨紅:名城大学
長谷彩沙:九州大学
谷口赳夫:大阪大学
扇谷昌宏:旭川医科大学
濱本晋吾:エーエムアール株式会社
上田帆高:北海道大学
富士航至:北海道大学
釣上竜河:三重大学
梅原嘉宏:筑波大学
一色理乃:産業技術総合研究所
武輪能明:旭川医科大学
曽宮正晴:大阪大学
立上陽平:味の素株式会社/希JAPAN株式会社
髙橋佑太:北海道大学
小林純怜:東京大学
内田和希:九州大学
三吉健太:大阪大学
TAN PEI YU :北見工業大学
黒田恭平:産業技術総合研究所
田島誉久:広島大学
井上雄介:旭川医科大学
閉会式
蟹江先生からご挨拶と若手会総会のご案内を頂きました。
次回夏のセミナー実行委員長の中谷先生(九州大学)から、ご挨拶をいただきました。
最後に佐藤実行委員長からお礼を申し上げ、閉会とさせていただきました。
閉会後、ラベンダー畑で集合写真を撮影しました。
本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部、北日本支部)、テルモ生命科学振興財団、中辻創智社、加藤記念バイオサイエンス振興財団、サントリー生命科学財団、ご協賛・ご寄附を頂きました多数の企業様に深く御礼申し上げます。また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいましたハイランドふらののスタッフの皆様、本セミナー開催の機会をくださりサポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。そして、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がることを祈念しております。
来年も九州での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。
生物工学若手研究者の集い夏のセミナー 2024 実行委員一同 ( 五十音順 )
生田 宗一郎
一色 理乃(産総研・生物プロセス)
扇谷 昌宏(旭川医科大・医・解剖)
菊川 寛史(北海道大・工・応用化学)
黒田 恭平(産総研・生物プロセス)
兒島 孝明(名城大・農・生物資源)
佐藤 康史(旭川医科大・先進医工学研究センター 実行委員長)
鈴木 琢磨(大阪大・生物工学国際交流センター)
高野 力(北海道大・工・環境循環)
辻 雅晴(旭川高専・物質化学工学)
蜂須賀 真一(北海道大・工・応用化学)
堀之内 貴明(産総研・人工知能)
【学生実行委員】
小坂 唯心(京都大・農・D3)
篠田 あかり(九州大・生物資源(現:ハンス・クノール研究所、マックス・プランク進
化人類学研究所))
橋本 真悟(岡山大・医歯薬・D4)
村山 拳午(山梨大・医工農・D5)
山田 あずさ(九州大・生物資源(現:九大農PD))
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♦関連記事: 【研究部会】2024年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024
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研究部会(若手会) ,若手会
Published by 学会事務局 on 16 8月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 3(2024年9月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 09 8月 2024
会員各位
昨年に引き続き、JASIS2024(9月4日(水)~6日(金)幕張メッセ)において、一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054東京都千代田区神田錦町2-5-16会長:足立 正之/株式会社堀場製作所 代表取締役社長)と第2回目の産学連携シンポジウムを開催いたします(9月5日(木)トピックスセミナー、9月6日(金)スクエア講演)。
さらにJASIS2024では、9月5日(木)イブニング企画として「JAIMA/日本生物工学会 共働・ピッチ・ネットワーキング」~生物工学と分析産業の間で「変革の種を見つける交流会」~と題し、はじめての産学連携ネットワーキング会議を実施します。
皆様のご参加をお待ちしております。⇒ポスター(2.4MB) のダウンロードはこちら
JASIS2024 トピックスセミナー「生物工学における自動化の革新」 日時: 2024年9月5日(木)
場所: 幕張メッセ・国際会議場コンベンションホール
プログラム: 1. 「日本生物工学会の魅力とこれから」
……(座長兼司会):青柳 秀紀(筑波大学生命環境系・教授)
2. 「バイオ実験自動化の現状・課題・展望」
……堀之内 貴明(産業技術総合研究所 人工知能研究センター・主任研究員)
3. 「バイオ「実験」DXで挑む1細胞オミクス技術開発 2024」
……林 哲太郎(理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発チーム・技師)
【関連企画】JASIS2024 JASISスクエア講演 日時: 2024年9月6日(金)
場所: 幕張メッセ・展示会場内JASISスクエア
タイトル: メタボローム分析技術の最新動向と今後の課題
馬場 健史(九州大学 生体防御医学研究所・教授)【関連企画】JASIS2024 イブニング特別企画
JAIMA/日本生物工学会 共働ピッチ・ネットワーキング
~生物工学と分析産業の間で「変革の種を見つける交流会」~ 日時: 2024年9月5日(木)18:00~20:00
場所: 会場:アパホテル幕張1F / TKP東京ベイ幕張ホール コッツウォルズ
参加費: ¥5,000 (事前申し込み制)
開催趣旨・内容:
分子生物学の進化を起点に世界のバイオビジネスが加速する中、タンパク質の生命科学には、多くの未踏領域が存在します。また、発酵を基盤とした日本の技術と産業は、歴史的に見ても世界的ポテンシャルを有し、変革への期待が高まっています。そこでJASIS2024では、 発酵の科学技術をベースに歴史ある活動を推進する日本生物工学会の協力を得て産学アライアンスを目指した、「変革の種を見つける交流会」を共働のピッチ・ネットワーキングとして開催いたします。
交流会の構成は、前半に4名の講演者による、現状課題に対する明確な解決目的とそれを実現する基盤技術のプレゼンテーションいただき、後半は講演者との交流会による会話の場を提供する企画となります。<ピッチャー・プレゼンターション>
「多様化する自動化へのヒント:プロセスの柔軟性と固定化の事例から」
……若杉 健朗(ヤマト科学株式会社)、塩田晃久(エーエムアール株式会社)
「超微量生体試料からの定量的マルチオミクス解析への挑戦」
……和泉 自泰(九州大学 生体防御医学研究所附属高深度オミクスサイエンスセンター)
「MAXS/EDT: 溶液中の抗体分子やウイルスベクター類の直接分子像観察」
……佐藤 孝(株式会社リガク)
「バイオものづくりプロセス開発におけるデータ取得・保管・解析・活用について」
……長森 英二(大阪工業大学工学部生命工学科 生物プロセス工学研究室)
本件に関するお問い合わせ先 一般社団法人日本分析機器工業会
担当:伊藤 憲治
TEL: 03-3292-0642(代)FAX: 03-3292-7157
E-mail:
学会行事 ,新着情報
Published by 学会事務局 on 07 8月 2024
日時: 2024年10月31日(木) 9:30~17:35
会場: 大阪大学吹田キャンパス銀杏会館3F 阪急電鉄・三和銀行ホール(定員250名、先着順)
開催形式: ハイブリッド形式(対面形式・Web講演形式併用)
詳細URL: https://sangyobio.jpn.org/?p=6027
参加費 (要事前登録):無料
事前参加登録締め切り: 202年10月29日(火)
問合せ先:
JST革新的GX技術創出事業(GteX)
バイオものづくり領域微生物中核チーム事務局
E-mail:
関連団体行事
Published by 支部:西日本 on 05 8月 2024
日本生物工学会西日本支部大会2024(第7回講演会)を下記の要領で開催しました。多くの方に参加いただきありがとうございました。
日時: 2024年11月16日(土)13:00~17:12場所: KDDI維新ホール~山口市産業交流拠点施設~
(〒754-0041山口市小郡令和1丁目1−1) ポスター(PDF)のダウンロード
11:30~12:30 支部役員会・評議員会
13:00~14:10 授賞式と受賞講演 13:00~
第3回西日本支部若手研究者賞の授賞式と受賞講演
「微生物の温度適応機構の解明とその応用に向けて」
……佐藤 悠(山口大・中高温微生物研究センター)
「植物病原細菌の感染における走化性分子機構の研究」
……緋田 安希子(広島大院・統合生命)
13:40~
第18回生物工学功績賞受賞講演
「古くて新しいカーボンリサイクル発酵技術」
……中島田 豊(広島大院・統合生命)
14:10~14:40 特別講演
「生物工学会と醸造発酵」
……秦 洋二(日本生物工学会会長・月桂冠(株))
15:00~17:12 一般講演(発表9分,質疑応答2分,交代時間1分)
※液晶プロジェクターを用いて行います。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参ください。接続はHDMI端子です。
18:00~20:00 懇親会(Wedding Court EMILIA 山口市小郡高砂町1-1) 発表申込 一般講演申込締切日 2024年10月4日(金) 10月11日(金)締切りを延長しました。 終了しました
発表者メールアドレス、氏名、所属、演題名をご登録の上、お申し込みください。一般講演申込フォームはこちら
一般講演要旨締切日 2024年10月11日(金)
講演要旨テンプレートをダウンロードし、注意書きに従って要旨を作成してください。⇒一般講演要旨テンプレートはこちら
⇒受賞講演・特別講演要旨テンプレートはこちら
作成後の要旨は受付メールアドレス()に添付ファイルで送信してください。メールタイトルは「西日本支部大会(第7回講演会)(発信者名)」としてください。
なお,フォーム入力内容と要旨記載内容が異なっていても,発表者へ問い合わせて修正することは行わず,そのままプログラム,要旨集に掲載しますので,入力・記載内容を十分確認してください。
参加申込み大会参加登録締切日 2024年10月11日(金) 終了しました
参加費: 一般・学生とも無料(事前参加登録が必要)参加申込はこちら
懇親会参加申込締切日 2024年10月11日(金) 終了しました
懇親会参加費 一般6,000円,学生3,000円(ともに税込み)
参加費は当日受付で徴収します。懇親会のお参加申込はこちら
問合せ先 山口大学大学院創成科学研究科(工学系学域)
赤田 倫治(大会実行委員長)
TEL:0836-85-9292 E-mail:
►西日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 04 8月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 02 8月 2024
日時: 2024年10月4日(金)
場所: かながわサイエンスパーク内 201会議室(川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP内)
詳細URL: https://www.kistec.jp/learn/microorganism
受講料: 30,000円(税・テキスト代込み)
定員: 15名
問合せ先:
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 01 8月 2024
日時: 2024年9月4日(水)~9月6日(金)
会場: 幕張メッセ国際展示場(千葉市)
URL: https://www.jasis.jp/
問合せ先:
NTTハローダイヤル
TEL:050-5542-8600(9:00〜20:00)
JASIS運営事務局(株式会社日経イベント・プロ)
担当〔冨田、森〕
TEL:03-6812-8690 (9:30~17:30 土・日・祝日を除く)
FAX:03-6812-8649
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 29 7月 2024
第76回日本生物工学会大会 (2024) の後期・当日参加登録を受け付けております。
⇒参加登録はこちらから
※後期・当日参加登録期間の支払方法は、オンラインカード決済のみです (当日受付での現金払い及びクレジット決済はできません)。予めご了承ください。⇒詳しくはこちら
新着情報
Published by 学会事務局 on 29 7月 2024
学会事務局は、下記の期間休業いたします。
休業期間: 2024年8月13日(火)~8月15日(木)
上記期間中にいただきました新規入会申込および投稿論文の受付は、8月16日(金)より順次対応いたしますのでご了承ください。
新着情報
Published by 若手会 on 29 7月 2024
第76回日本生物工学会大会の初日に生物工学若手研究者の集い(若手会)の総会・交流会を開催します。皆様どうぞご参加ください。
日時: 2024年9月8日(日)18:30~ 20:30会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス つばめテラス(西5号館食堂)プログラム: 18:30~18:40 若手会総会
18:40〜20:30 若手会交流会
会費:
【事前振込み】一般 3,000円,学生 1,000円(税込)
【当日払い】 一般 4,000円,学生 2,000円(税込)当日受付にてお支払いください。
大いに盛り上がり、無事に大成功を収めました!当日の様子をちょっとだけ↓ 来年もぜひご参加をお待ちしています!
最初に大事なこと言います 「来年の夏のセミナーは福岡ばい!」
夏のセミナー2025、詳細はこちら!!!
【研究部会】生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025《協賛募集中!》
役員の挨拶は短めに、
「乾杯!」
交流会の様子1
交流会の様子2
学会1日目お疲れ様でした!
学会行事
Published by 学会事務局 on 28 7月 2024
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会員サービス
Published by 学会事務局 on 26 7月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
会期: 2024年11月29日(金)~12月1日(日)
会場: ライトキューブ宇都宮(栃木県宇都宮市宮みらい1-20)
URL: https://jsaae37.secand.net/index.html
運営事務局:
株式会社コーエィ・エージェンシー
〒370-0845
群馬県高崎市新後閑町4-2
TEL:027-323-7417
FAX:027-325-9564
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
会期: 2024年10月31日(木)~11月1日(金)
場所: 水戸市民会館(茨城県水戸市泉町1丁目7番1)
詳細URL: http://www.solventextraction.gr.jp/symposium/00top.html
講演申込締切日: 2024年8月30日(金)17:00
講演要旨締切日: 2024年10月4日(金)17:00
参加予約締切日: 2024年9月20日(金)17:00(予約外は開催当日に受付でお申し込みください)
問合せ先:
大橋朗(連合年会2024実行委員長/溶媒抽出討論会実行委員長)
Tel:029-228-8704 E-mail:
鈴木達也(イオン交換研究発表会実行委員長)
Tel : 0258-47-9692 E-mail :
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
日本生物工学会では、第14回(2024年度)三島海雲学術賞について本会からの推薦候補者を募集しています。三島海雲学術賞の応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、学会授賞係()にお問い合わせください。応募書類は、2024年9月13日(金)までに本学会授賞係宛( )に電子ファイルにてご送付下さい。
推薦に関する詳細については、三島海雲記念財団のホームページをご覧下さい。
⇒https://www.mishima-kaiun.or.jp/
目的: 自然科学及び人文科学の学術研究領域において、とりわけ、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を顕彰し、その研究の発展を支援してゆくこと。
対象分野(自然科学部門): 「食の科学」に関する研究:食品素材、製造・加工・調理、発酵・微生物利用、栄養・嗜好・生理機能、食の安全、疾病予防などに係る研究
候補者資格: 国内外の学術誌などに公表された論文、著書、その他の研究業績により独創的で発展性のある顕著な業績をあげている者で、45歳未満(2025年4月1日現在)、日本在住の研究者(国籍不問)および海外在住の日本人研究者(日本国籍を有する者)
賞の内容: 賞状ならびに副賞(1件当たり300万円)2件以内
本会への書類提出締切日時: 2024年9月13日(金)17:00
問合せ先・応募書類(電子フォーマット)送付先:
日本生物工学会授賞係 E-mail: ►研究助成・学術賞Topへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
生物工学会誌第102巻第7号(2024年7月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第7号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第7号
上田 誠
40年ほど昔、大学院博士前期課程1年だった私は、和文の学術誌で「バイオコンビナート」に関するコラムを読んだ。記事は、バイオテクノロジーの飛躍的な発展により、バイオマスを原料とした微生物によるエネルギー物質や化学品を製造するバイオコンビナートが将来実現するかもしれない、といった内容であった。
1980年代は組換えDNA技術が農学や工学系の大学や企業の研究室で普及し、大腸菌での有用タンパク質の異種発現など生物機能の改変や向上が注目されていた。そのコラムにおいても、華々しい生物工学の進歩により、供給に不安のある原油を原料(第二次オイルショック後であった)とする石油化学コンビナート(オイルリファイナリー)から再生可能なバイオマスを原料としたバイオリファイナリーへの原料転換の期待を込めたのであろう。私の修論テーマは「有機溶媒中の微生物反応」で、ヘキサンなどの有機溶媒中で水に混和しない脂溶性の物質の微生物変換を研究室で試行錯誤していた。リパーゼなどの加水分解酵素は有機溶媒存在下でも活性を示し、反応平衡をコントロールしたエステル合成やエステル交換といった産業利用例も後に開発されることになるが、多くのタンパク質を生理的でない疎水環境下で機能させるのは難しい課題であった。この経験から、生体中の多様な酵素を制御し、効率よく物質生産するバイオコンビナートの実現は難題だろうと学生ながら感じた。
博士前期課程修了で企業に就職することを決め、2年の春に三菱化成(現三菱ケミカル)の採用面接を受けた。面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたので、「将来、バイオコンビナートは実現するのでしょうか」と技術系面接官に尋ねた。「そりゃ無理だな…」と即答いただいたことが印象深く今でも覚えているが、その時、私は遠い未来への課題が自分に示された気がした。バイオコンビナートの実現に自分がどの程度貢献できるか予測できないが、少なくともバイオ関係の業務に就き「バイオものづくり」技術の進展を確認(ウオッチング)していくことを決めた。その後、私は、企業研究者からアカデミアに転職し、次代を担う人材育成が主なミッションとなったが、バイオプロセスに関する技術をウオッチングできる立場を継続している。
さて、この40年間でバイオコンビナートは実現したか? 1990年代のタンパク質の進化工学、2000年近くからの代謝工学、近年の生成AIを用いたタンパク質の設計など多くの要素技術は進歩しているが、代謝ルートを設計し、精密かつ柔軟な制御により微生物を望む状態で機能させることは現在でも難しい。日本の工業地帯は相変わらず石油化学コンビナートの風景だが、世界的にはバイオエタノールやバイオプラスチックの製造などのバイオリファイナリーが実現していることを前向きに受け止めたい(日本の貢献が少ないことが気になるが)。研究の進め方も大きく変わってきた。バイオプロセスでの微生物の育種というと個人的には斬新なアイディア、および粘りと頑張りの古いイメージがあるが、2000年以降のバイオプロセス開発においては、国家的な戦略と資本投下により先端技術を持つ技術者集団がロボティクスを活用してスマートセルを構築し、事業化を推進する時代となり、大学の研究室や企業が単独で技術開発できるレベルを超えている。
日本政府はスタートアップ人材の育成に力を入れている。私が所属する小山高専でも2023年度にスタートアップ教育環境整備事業に取り組み、学生が自由に活動できる起業家工房(試作スペース)と起業家マインドを熟成する教育プログラムを整備し運用を開始した。社会のニーズと政治・経済的な支援があり、社会的な課題にアプローチし解決のため行動する優れた人材により、バイオものづくり(=バイオコンビナート)が実現していくことと、日本生物工学会には、優れた若手が活躍できる社会的な雰囲気を醸す役割を期待したい。
著者紹介
京都大学 大学院農学研究科 産業微生物学講座(産学共同講座)(客員教授)
小山工業高等専門学校 物質工学科(嘱託教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
お詫びと訂正 『生物工学会誌』102巻7号(2024年7月25日発行)」に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。なお、当サイトでは修正済みPDFを公開しています。
事務局より 第76回日本生物工学会大会(参加案内)(pp. 367-381)
p. 371 「シンポジウム」(9月9日午前 O会場)
【誤】本館・M-78
【正】本館・M-178►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 支部:九州 on 19 7月 2024
第30回日本生物工学会九州支部宮崎大会および公開シンポジウム・懇親会を下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。九州支部以外の会員からの申込みも歓迎します。
日時:
<公開シンポジウム> 2024年11月30日(土)13:30~16:30
<懇親会> 2024年11月30日(土)17:30 開場
<支部大会> 2024年12月1日(日)9:00~17:00場所:
<公開シンポジウム>宮崎観光ホテル東館3階 緋燿の間(宮崎市松山1-1-1)
<懇親会> 宮崎観光ホテル 一木一草
<支部大会> 宮崎大学木花キャンパス(宮崎市学園木花台西1-1)
公開シンポジウム「生物工学研究あれこれ」 宮崎観光ホテル東館3階 11月30日(土)13:30~16:30
⇒ポスター(PDF)はこちら
微生物の物質変換能をいかに理解し活用するか -発酵・微生物変換・酵素変換への展開-
……… (京都大学大学院農学研究科)小川 順
従来の微生物培養法の特性と微生物ダークマター
……… (筑波大学生命環境系)青柳秀紀
日本ワインの魅力を探る・活かす
……… ((公財)日本醸造協会)後藤奈美
一般講演
B会場(農学部講義棟L203室)14:30~16:39
C会場(農学部講義棟L202室) 9:30~11:52,14:30~16:39学生賞審査講演
博士の部 A会場(農学部講義棟L205室)9:30~10:33
修士の部 A会場(農学部講義棟L205室)10:34~11:37,14:30~16:21
B会場(農学部講義棟L203室)9:30~11:37一般講演・学生賞審査講演のプログラムはこちら
評議員会 評議員会室(農学部第一会議室)12:00~13:0特別講演会 農学部講義棟L204室13:10~14:20 日本生物工学会会長 秦 洋二学生賞授与式 農学部L204室(特別講演会場)17:00~17:30
※学生賞へエントリーした方はご参加ください.
参加申込先: 支部大会・懇親会の参加申込は終了しました
参加費:
<公開シンポジウム> 無料
<懇親会> 一般6,000円,学生3,000円(税込,事前に口座振込にてお支払いください)
<支部大会> 一般2,000円,学生1,000円(税込,事前に口座振込にてお支払いください)
事前参加登録・事前振込締切日:
支部大会・懇親会の参加申込締切:11月16日(土) 支部大会・懇親会の参加申込は終了しました
事前振込締切日:2024年11月22日(金)振込先:
金融機関名:ゆうちょ銀行(銀行コード 9900),支店名:七〇八(店番号 708)
口座種類:普通,口座番号:2045965
(ゆうちょ銀行からの振替の場合,記号17080,番号20459651)
口座名義:シヤ)ニッホ゜ンセイフ゛ツコウカ゛クカイキュウシュウシフ゛
(日本生物工学会九州支部実行委員会 会計 井上謙吾)
※振込依頼人の入力項目には,申込者の氏名をフルネームで記入してください.
振込手数料は申込者自身でご負担願います.演題募集(支部大会) 講演登録受付は終了しました
大会プログラムを公開しました
⇒プログラムページへ
担当: 清 啓自 E-mail: kiyoshi.keiji.p8@cc.miyazaki-u.ac.jp
(注)一般講演は一人一題のみで,複数の講演はできません.また,すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です.PC(接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい.接続はHDMI端子です.なお,PCを持参できない場合は,その旨をあらかじめお知らせください.
問合せ先
889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
宮崎大学農学部微生物機能開発学研究室
日本生物工学会九州支部宮崎大会実行委員長 吉田ナオト
E-mail:
►九州支部Topへ
学会行事
Published by 支部:中部 on 17 7月 2024
日程: 2024年8月9日(金) 13:00~17:30
会場: 名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店13階 第1・第2会議室
《2024年日本生物工学会 中部支部例会》*敬称略
13:00
開会挨拶
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、現中部支部長)
13:05~13:35
招待講演
……吉本 将悟(名古屋大学大学院工学研究科)
「細菌接着タンパク質AtaAの分子解析と小型化」
13:35~15:05
若手講演
……菅野 美月(静岡大学創造科学技術大学院)
……井上 翔理(名古屋大学大学院工学研究科)
……小河 優玖(名古屋大学大学院工学研究科)
……多賀 匠(名古屋大学大学院創薬科学研究科)
……二ツ橋 龍(名古屋大学大学院工学研究科)
……HOANG Anh Tung(名古屋大学大学院生命農学研究科)
15:05~15:20 休憩(15分) 《中部支部30周年記念講演会》*敬称略
15:20~15:25
開会挨拶
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、現中部支部長)
開会にあたって
……秦 洋二(月桂冠・第24代日本生物工学会会長)
15:25~16:05
基調講演
……高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科、第22代日本生物工学会会長)
「ボトムアップ時代の産学連携」
16:05~16:45
特別講演
……本多 裕之(名古屋大学大学院工学研究科、第10代目支部長)
「生理活性ペプチドを知る、つくる、使う」
16:45~17:25
特別講演
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、第16代目支部長)
「生物工学者として何を残すか?支部30年と重なる自身の研究人生30年の節目に立って」
17:25~17:30
ご挨拶と講評
……青柳 秀紀(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター、第24代日本生物工学会副会長)
17:30
閉会挨拶
……二又 裕之(静岡大学大学院工学研究科、現中部支部副支部長)
17:35 会場移動 : 祝賀会会場 同フロア別会場へ(第14会議室)
《中部支部30周年記念祝賀会》*敬称略
日時: 2024年8月9日(金)18:00~20:00
場所: 名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店 13階 第14会議室
(支部例会と同じフロアの別会場)
17:45 記念写真
18:00
祝賀会開会 開会挨拶
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、第16代目支部長)
18:05
ご挨拶
……秦 洋二(月桂冠・第24代日本生物工学会会長)
18:10
乾杯のご挨拶
……小林 猛(名古屋大学名誉教授、第11代日本生物工学会会長)
18:15
ご歓談
18:50
メッセージ
……山根 恒夫(名古屋大学名誉教授、第2代目支部長)
……伊藤 伸哉(富山県立大学名誉教授、第12代目支部長)
……朴 龍洙(静岡大学農学部、第11代目支部長)
……田丸 浩(東北大学グリーンクロステック研究センター、第15代目支部長)
19:10
ご歓談
19:35
閉会にあたって
……青柳 秀紀(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター、第24代日本生物工学会副会長)
19:40
閉会挨拶
……中野 秀雄(名古屋大学生命農学研究科、第13代目支部長)
19:45 撤収
会場案内図 名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店
(〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅2丁目27-8 13F)
支部例会会場
プライムセントラルタワー 13階 第1+第2会議室
祝賀会 (同フロア 13階)第14会議室
問合せ先:
中部支部庶務幹事 加藤竜司(名古屋大学)
E-mail:
►中部支部Topへ
学会行事 ,支部活動
Published by 学会事務局 on 16 7月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 2(2024年8月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
►JBBのTopページへ
新着情報
Published by 学会事務局 on 12 7月 2024
日本生物工学会では、第6回小林賞受賞の本会からの受賞候補者推薦(推薦枠1名)を募集しております。小林賞への応募に際し、学会長による推薦を希望する方は、学会授賞係 ()にお問い合わせください。
選考委員会にて推薦対象者を決定し、推薦対象に選定された候補者の推薦書を本会より小林財団に送付します。本学会での推薦対象者の選定結果については、個々の応募者に連絡いたします。
♦対象者:
医学、薬学、農学、工学、理学などの生命科学に関する分野において、独創的な研究を行い、顕著な成果を挙げ、さらにその後も当該研究分野の発展が期待される国内の研究者
♦賞の贈呈:
1賞につき、賞状、賞牌および副賞3,000万円を贈呈(1件)。 贈呈式は、2025年2月27日(木) 開催予定です。 受賞者には、受賞の対象となった研究に関する記念講演をしていただきます。
♦詳細URL: https://www.kisf.or.jp/honoring.html
♦本会への書類提出締切日時: 2024年8月30日(金)
新着情報
Published by 支部:西日本 on 10 7月 2024
主催行事
西日本支部大会2024(第7回講演会)
日時: 2024年11月16日(土)13:00~17:12
場所: KDDI維新ホール~山口市産業交流拠点施設~(〒754-0041山口市小郡令和1丁目1−1)
佐藤 悠(山口大学・大学研究推進機構・中高温微生物研究センター)
「微生物の温度適応機構の解明とその応用に向けて」
緋田 安希子(広島大学・大学院統合生命科学研究科)
「植物病原細菌の感染における走化性分子機構の研究」
【関連記事】 第3回 西日本支部 若手研究者賞 候補者募集
これまでの活動
►西日本支部Topへ
支部活動
Published by 支部:九州 on 07 7月 2024
日時: 2024年9月14日(土)13:00~15:20
会場: 崇城大学SoLAホール
(〒860-0082熊本市西区池田4-22-1 崇城大学 池田キャンパス内)⇒ポスター(PDF)はこちら
【主催】 日本生物工学会九州支部
【後援】 崇城大学
プログラム:
<講演>
13:00~13:10
「生物工学・生命科学で拓く未来」
……… (熊本県立大学環境共生学部・教授)松崎 弘美
13:10~13:40
「熊本の農産品を活用した安心・安全な機能性表示食品開発」
……… (崇城大学生物生命学部・教授)西園 祥子
13:40~14:10
「新しい農薬のかたち 〜ピンポイントに、そして殺虫から制虫へ〜」
……… (崇城大学生物生命学部・教授)太田 広人
14:20~14:50
「線虫技術と天然資源が拓く健康革命:健康寿命解析の最前線」
……… ((株)C-HASプラス・取締役社長COO/熊本大学大学院生命科学研究部
附属グローバル天然物科学研究センター・准教授)首藤 剛
14:50~15:20
「感染症からあなたを守るワクチン~平時のワクチン開発と次なるパンデミックへの備え〜」
……… (KMバイオロジクス(株)・執行役員・研究開発本部製品開発部長)園田 憲悟
参加費: 無料
盛会のうちに終了しました。
問合せ先 崇城大学生物生命学部 岡 拓二
Email:
Tel: 096-326-3986
►九州支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 04 7月 2024
文部科学省科学技術・学術政策研究所は、科学技術の中長期的な発展の方向性を把握するための科学技術予測調査を1970年代より実施しています。第12回科学技術予測調査は、科学技術・イノベーション基本計画を始め、科学技術イノベーション関連政策・戦略検討・立案のためのエビデンスを提供するために実施するものであり、社会と科学技術との関係性に複雑化・複合化の度合が増している近年の世界的な状況を踏まえて、社会的な視点や分野横断的な観点を取り入れた科学技術等の未来についての調査です。
本調査の中核となるデルファイ調査では、8つの分野別分科会を設置し、専門家による議論を経て、今後30年間(2055年まで)を見据えた課題として約836のトピック(8分野71細目)を設定しました。アンケートでは、各トピックの重要度、国際優位性、実現時期、実現に向けて日本が優先的に対処すべき点等について専門家の御見解を集めます。
科学技術研究に携わる研究者の方や研究開発マネジメント等に携わる方の回答を賜りたく、下記URLより御参加をお願いいたします。
https://delphi.nistep.go.jp/
回答期限: 2024年7月31日(水)(第1回アンケート)〈実施時期〉
第1回アンケート: 2024年6月20日~7月31日
第2回アンケート: 2024年8月上中旬~9月中旬予定 *1回目の回答者のみ
*同じ質問に対し2回の回答をお願いいたします。2回目アンケートは、1回目アンケートに回答いただいた方に、改めてメールでご案内いたします。
新着情報
Published by 学会事務局 on 27 6月 2024
日本生物工学会(SBJ)は台湾生物工学会(Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan ; BEST)と2017年に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めています。
第29回になる今年のBEST大会(The 29th BEST Conference & International Symposium on Biotechnology and Biochemical Engineering)は、2024年6月21日(金)~23日(日)にNational Penghu University of Science and Technology(台湾澎湖県馬公市)で開催されました。”Advancement in Sustainable Innovation: Integrating AI, Biotechnology, and Zero-Carbon for the Future”という大会テーマのもと、米国、韓国、マレーシア、タイ、台湾、および日本の研究者26名が8つのセッションに分かれて講演を行い活発な討論が行われました。本会からは中野秀雄教授(名古屋大学)と本田孝祐教授(大阪大学)が参加し、本田教授は、6月22日(土)午前のセッション”Metabolic Engineering and Synthetic Biology”、中野教授は。同日午後のセッション”Biocatalysts and Protein Engineering”で招待講演を行いました。
招待講演の様子(本田孝祐先生)
招待講演の様子(中野秀雄先生)
(左より、Prof. Chuenchit Boonchird (TSB (タイ生物工学会)会長)
中野先生、本田先生
Prof. Yu-Kaung Chang (BEST会長)
Prof. I-Song Ng (National Cheng Kung University )
新着情報
Published by 学会事務局 on 27 6月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2023年のImpact Factor(IF)が2.3と発表されました。
♦クラリベイト、2024年版Journal Citation Reportsで世界をリードする信頼性の高いジャーナルを発表 (2024年6月20日)
2023年発表分よりIFの小数点以下が従来の3桁から1桁に変更されています。また2023年発表分よりWeb of Science Core Collectionの全ての収録誌にImpact Factorが付くようになりました。詳しくは2022年6月26日付でClarivateが出した概要 をご覧ください。
今年度の変更点は2024年6月20付のJournal Citation Reports 2024: Simplifying journal evaluation でご覧いただけます。
英文誌編集委員会では、日々迅速かつ厳正な審査を続けています。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2023 Journal Impact Factor, Journal Citation Reports (Clarivate Analytics, 2024)
新着情報
Published by 学会事務局 on 26 6月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
内容変更のお知らせ 『生物工学会誌』102巻6号(2024年6月25日発行)」に掲載しました「支部だより」の内容に、一部変更がございますのでお知らせいたします。
支部だより 関西支部「第122回醗酵学懇話会」会告(pp. 303–304)
※工場見学・グループ2 の集合時間が変更となりました
【変更前】グループ2の方は見学会開始時刻の13:25 に合わせてご来場ください。
【変更後】グループ2の方は見学会開始時刻10分前の13:15までに ご来場ください。
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 6月 2024
生物工学会誌第102巻第6号(2024年6月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第6号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 6月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第6号
章 超
「辰年」に入り、希望と機会に満ちた新たな始まりとなる。「辰年」は陽の気が動いて万物が振動し、活力旺盛になって大きく成長し「形が整う」年だといわれている。2023年までの長く苦しかった新型コロナウイルス禍がようやく明けた。貯め込んでいたエネルギーが爆発するかのように世の中が躍動している。日本生物工学会は2022年に創立100周年を迎えたが、辰年の2024年を次の時代へ向けて、明るく、楽しく、前向きに取り組み、学会の形をしっかりと整える1年としたい。
世界情勢や社会環境の変化が激しく、将来の予測が困難な現代は、volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字をとって、「VUCAの時代」といわれる。このような時代において、我々(学会、企業、研究者)は急激な変化に対応して新たな価値を提供できるように変わっていく必要がある。そのために21世紀の経済社会における科学技術・学術の位置付けはこれまで以上に重要となる。技術の進歩とうまく付き合い、先端技術の実用化・商品化によって経済成長と新しい価値の創出を確実に実現していかなければならない。学会活動においては、情報共有・異業種との連携・技術の実用化および新しい価値の創造が求められる。私は産業界の人間であるが、学会活動を通してアカデミックの素晴らしい研究成果と優秀な人材に魅了されており、企業人として新しい技術の実用化・商品化への応用を大いに期待する一方、技術の産業転換と人材導入の難しさも深く感じている。本学会では、2023年度に産業界から初の会長が誕生した。これまで以上に研究者(学官)と企業(産)間の情報共有を密にし、お互いの課題解決を図ることを期待したい。私も理事の一人として産学官連携の架け橋として大切な役割を果たし、社会貢献に努めていきたい。
VUCAの時代に対応する一つの手段として、オープンイノベーションがある。2016(平成28)年に経団連が提言した「産学官連携による共同研究の強化に向けて」が背景となり、企業と企業だけでなく、企業と大学とのオープンイノベーションによる共創が加速している。この活動により業界や各立場を超えて革新的な製品やサービスを創造することができ、予測困難なVUCAの時代を生き抜くことが期待される。また国内市場の成長鈍化が見込まれる中、海外市場を急速に開拓し、グローバル化を進展させる必要がある。世界的レベルでの競争と共生のためには、海外への研究成果情報の発信、海外ニーズの把握が重要であり、さらにはコミュニケーション能力と新しい価値を創造する能力を持ったグローバル人材が必要と考える。こういう面においても学会には特に国外への技術交流・発信および人材推薦などに力を入れ、アカデミックや企業にとって価値のある活動をすることが期待される。
産学官それぞれの立場によって本質的に求めることは異なるだろう。産業界は新しい技術による事業課題の解決や競争的優位性を得ること、アカデミア関係者は企業が期待する技術・情報の提供と、研究成果の実用化による社会的・経済的な価値の獲得を求め、学生は自身が携わってきた研究成果が就職活動に役立つことを期待している。また公的機関においては科学技術の向上に繋がる研究基盤の構築や地域産業の活性化を求めている。学会としては産学官の架け橋として各関係者とうまく連携し、それぞれの期待に添うような手助けをしていきたい。そのためには理事会の力だけではなく、会員の皆様の協力が必要である。是非積極的に学会活動にご参加いただき、ご意見・ご助言を賜りたいと思う。
最後に、未来の学会活動の主人公となる学生の皆さんには大いに学会を利用していただきたい。学会で積極的に自身の成果を発表し、参加者と直接会話することで研究交流や情報収集を行い、自分の目線で企業の最新の技術や製品、サービスを体感しながら自分の将来像を思い描いて欲しい。
著者紹介 霧島酒造株式会社 研究開発部(課長)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 支部:関西 on 25 6月 2024
第122回を迎える醗酵学懇話会を下記の通り開催いたします。今回は、アサヒビール株式会社様のご協力を得て、久しぶりのビール工場での見学会を企画しております。工場見学会(試飲あり)の後にセミナーを実施する変則的なプログラムとなりますが、充実した内容となるよう、会場をご提供いただくアサヒグループ様からのご講演に加えて、ゲノム・DNA合成やバイオエコノミーにまつわる最先端のトピックを各界の著名な先生方からご講演いただく予定です。懇親会も開催しますので、皆様のご参加を是非お待ちしております。
日時: 2024年8月19日(月)12:45~19:00
《見学会》 12:45~14:50
《講演会》 15:00~17:00
《懇親会》 17:30~19:00
場所:
《見学会・講演会》 アサヒビール株式会社 吹田工場(〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1-45)
見学会:アサヒビール ミュージアム(ツアー / シアター / 試飲)
講演会:シアタールーム
《懇親会》 吹田さんくすホール(〒564-0027 大阪府吹田市朝日町1-401さんくす1番館4階)
プログラム: 12:15~ 受付
12:45~14:10 工場見学・グループ1※ 1
13:25~14:50 工場見学・グループ2※ 1
※ 1 グループ1の方は見学会終了後、セミナー開始までお待ちいただくことになります。グループ2の方は見学会開始時刻の10分前13:15に合わせてご来場ください。グループについては申込時に希望をご記入いただきますが、ご希望に添えない場合もあります。ご了承ください。
15:00~15:05 開式の辞………東 雅之(関西支部支部長/大阪公立大学工学研究科)
15:05~15:35
「酵母のチカラで腸を元気に!」
………髙橋 夢月(アサヒグループ食品株式会社 研究開発本部 技術開発一部)
アサヒグループではビール製造工程で発生する副産物「ビール酵母」と、酵母エキス製造過程で得られる副産物「パン酵母由来の酵母細胞壁」の有効活用に向け、様々な機能性研究を行っている。酵母はタンパク質、必須アミノ酸、ビタミンB群、各種ミネラルだけでなく、グルカンやマンナンなどの食物繊維を含んでおり、多様な機能性が期待できる素材である。なかでも食物繊維は、腸内環境を良好にする成分として着目されている。今回は食物繊維を含む「乾燥ビール酵母」と「パン酵母由来の酵母細胞壁」を対象とし、腸内細菌叢や代謝産物への作用について紹介する。
15:35~16:15
「ゲノム大規模構築によるゲノム機能探究とその産業展開」
………相澤 康則(東京工業大学生命理工学院/
神奈川県立産業技術総合研究所次世代合成生物基盤プロジェクト/
株式会社Logomix 共同創業者およびCSO)
ここ数年間、10-100kbオーダーの長鎖DNAをゲノム内に挿入する技術や、同規模の長鎖ゲノム領域を改変する大規模ゲノム改変技術が発表されるようになり、ゲノム工学時代は編集から構築へ突入したといえます。「構築」には、「設計」と「合成」の意味が込められています。1次元情報体であるゲノムの大部分を書き換えることができれば、4次元情報体である細胞システムを再設計し、再合成できるはずです。ゲノム構築によって次々と開発される人工細胞システムは、これまで探究できなかった学術的問いに対する答えを提示し、さらにはバイオ産業にも革新をもたらすかもしれません。私はこのゲノム構築の可能性に魅せられてこれまでに、ヒト細胞で100kbオーダーのゲノム領域を正確に改変する技術(UKiS法)の開発(Nature Comm, 13, 4219, 2022)や、国際コンソーシアムSc2.0での出芽酵母の人工第4染色体構築(Mol Cell, 83, 4424, 2023)を行なって参りました。本講演ではこれら最近の研究と、その学術的および産業的発展の現状をご紹介します。皆様との共創のきっかけになれば幸いです。
16:15~16:55
「バイオエコノミー実現の影のプロデューサー※ 2 とは?」
………山本 一彦(神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科/
株式会社シンプロジェン 代表取締役社長兼CEO)
バイオエコノミーが目指す最終ゴールは、人類と地球環境の共存である。本講演では、生物資源を利用した持続的で再生可能性のある新しい経済社会の概念(マクロ:バイオエコノミー)の分析に始まり、バイオものづくり、(セミマクロ:「デジタル×バイオ」産業)、合成生物学スタートアップ(ミクロ:バイオファウンドリ)、基盤要素技術(マイクロ:データアセット、DNA合成、ゲノム編集など)へと分析の視点をドリルダウン※ 3 させることで、バイオエコノミー実現の全体構造を概観する。その上で、バイオエコノミー実現の影のプロデューサーとも言える米国ディープサイエンス系超一流VCの存在を確認し、その役割と機能を分析することで、日本におけるバイオエコノミー実現への実践的なインプリケーションについて考察する。
※ 2 本講演では、企画や制作・創造などで、0から1を生み出すクリエイティブな業務を行い、経済的な成否等も含むプロジェクトの全体管理や全体責任を担う役職・機能を指す。
※ 3 概念レベルから詳細レベルへと掘り下げて分析する手法で、全体像をより正確に把握でき、問題点が見つけやすくなる。
16:55~17:00 閉会の辞………蓮沼 誠久(関西支部副支部長/神戸大学先端バイオ工学研究センター)
17:30~19:00 懇親会(吹田さんくすホール/大阪シティアカデミー)
定員: 80名
参加費: 一般 1,000円(税込) 学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
懇親会会費: 一般 3,000円(税込) 学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
申込み方法: 以下のWebフォームよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/ap7JyEYAT8jA2uWX8申込み締切日: 2024年8月5日(月)正午 (定員に達したため受付を終了しました。)
問合せ先:
日本生物工学会 関西支部
支部幹事(企画委員) 石井 純 E-mail: 会場へのアクセス
⇒関西支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 24 6月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 24 6月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 24 6月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 19 6月 2024
High throughput optimization of medium composition for Escherichia coli protein expression using deep learning and Bayesian optimization
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 127-133
吉田 果菜子1* ・渡辺 一樹1 ・邱 泰瑛2 ・小西 正朗2 (1 北見工業大学大学院,2 北見工業大学,*現 東洋紡株式会社)
Enhancement and maintenance of hepatic metabolic functions by controlling 3D aggregation of cryopreserved human iPS cell-derived hepatocyte-like cells
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 134-142
田尾 文哉1 , 花田 三四郎1 , 松島 壱弥1 , 荒川 大2 , 石田 尚輝2 , 加藤 将夫2 , 沖村 沙耶3 , 渡邉 朝久3 , 小島 伸彦1 (1 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻, 2 金沢大学医薬保健研究域薬学系, 3 株式会社リプロセル)
Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data
Volume 135, Issue 3, March 2023, Pages 210-216
一刀(中間)かおり1 ・渡部 峻2 ・大貫 慎輔1 ・近藤 直子1 ・菊地 亮太2,3* ・中村 徹2** ・小笠原 渉4 ・笠原 堅2 ・大矢 禎一1 (1 東京大学, 2 ちとせ研究所, 3 京都大学, 4 長岡技術科学大学, * 現 名古屋大学, ** 現 長岡技術科学大学)
Functional evaluation of non-oxidative glycolysis in Escherichia coli in the stationary phase under microaerobic conditions
Volume 135, Issue 4, April 2023, Pages 291-297
三吉 健太1 ・川井 隆太郎1* ・二井手 哲平1 ・戸谷 吉博1 ・清水 浩1 (1 大阪大学, * 現 味の素株式会社)
Enhancing acetone production from H2 and CO2 using supplemental electron acceptors in an engineered Moorella thermoacetica
Volume 136, Issue 1, July 2023, Pages 13-19
竹村 海生 1 ・加藤 淳也1* ・加藤 節1 ・藤井 達也2 ・和田 圭介2 ・岩崎 祐樹1** ・青井 議輝1 ・松鹿 昭則1,2*** ・森田 友岳2 ・村上 克治2 ・中島田 豊1 (1 広島大学, 2 産業技術総合研究所,* 現 産業技術総合研究所,** 現 呉高専,*** 現 近畿大学)
Selective formate production from H2 and CO2 using encapsulated whole-cells under mild reaction conditions
Volume 136, Issue 3, September 2023, Pages 182-189
Hung Khac Nguyen1 ・湊 拓生1* ・Mohammad Moniruzzaman1 ・喜安 雄1 ・小江 誠司1 ・尹 基石1 (1九州大学,* 現 広島大学)
Expansion of human mesenchymal stem cells on poly (vinyl alcohol) microcarriers
Volume 136, Issue 5, November 2023, Pages 407-414
金子 真大1 ・佐藤 愛梨2 ・綾野 賢3 ・藤田 明士3 ・小林 悟朗3 ・井藤 彰1 (1 名古屋大学, 2 中部大学, 3 株式会社クラレ)
►生物工学論文賞Topへ
学会賞
Published by 学会事務局 on 18 6月 2024
会員の皆様からご推薦いただきました候補者から受賞候補者選考委員会にて選考を行い、2024年5月23日(木)の理事会にて2024年度の学会賞受賞者が決定しました。
授賞式および受賞講演は、第76回日本生物工学会大会期間中に開催いたします。
(敬称略)
第43回生物工学賞 福﨑 英一郎 (大阪大学大学院工学研究科・教授)
「生物工学分野におけるメタボロミクスに関わる先駆的研究」
第18回生物工学功績賞 中島田 豊 (広島大学大学院統合生命科学研究科・教授)
「嫌気性微生物によるカーボンリサイクル型発酵技術に関する研究」
第18回生物工学功労賞 該当者なし
第57回生物工学奨励賞(江田賞) 中山 俊一 (東京農業大学応用生物科学部・准教授)
「清酒酵母の特性解明に関する生化学的・遺伝学的研究」
第60回生物工学奨励賞(斎藤賞) 田中 祐圭 (東京工業大学物質理工学院・准教授)
「微生物によるバイオナノミネラリゼーションの解析とその研究展開」
第47回生物工学奨励賞(照井賞) 石井 純 (神戸大学先端バイオ工学研究センター・准教授)
「バイオものづくりに向けた酵母の発現制御・センシング基盤の開発と応用」
山野‐足立 範子 (大阪大学大学院工学研究科・准教授)
「バイオ医薬品生産に関わるセルエンジニアリング」
第33回 生物工学技術賞 竹下 正彦 1 ・黒川 昌彦 2 ・山﨑 正夫 3 ・上村 修司 4 ・竹田 志郎 5 (1 南日本酪農協同株式会社,2 九州医療科学大学,3 宮崎大学,4 鹿児島大学,5 麻布大学)
「モンゴル伝統的乳製品由来乳酸菌のスクリーニングと新規機能性発酵食品の開発」
第3回生物工学若手賞 白木川 奈菜 (九州大学大学院工学研究院・助教)
「脱細胞化肝臓を足場とした臓器工学的肝臓構築の試み」
吉本 将悟 (名古屋大学大学院工学研究科・助教)
「バイオものづくりを志向した細菌接着タンパク質の分子解析と改変」第21回生物工学アジア若手賞 Jianqiao Wang (Associate Professor; Guangzhou University, China)
“Studies on the biodegradation of xenobiotics (recalcitrant environmental pollutants and lignin) by white-rot fungi”
第13回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞) 該当者なし
第32回生物工学論文賞 High throughput optimization of medium composition for Escherichia coli protein expression using deep learning and Bayesian optimization
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 127-133
吉田 果菜子1* ・渡辺 一樹1 ・邱 泰瑛2 ・小西 正朗2 (1 北見工業大学大学院,2 北見工業大学,*現 東洋紡株式会社)
Enhancement and maintenance of hepatic metabolic functions by controlling 3D aggregation of cryopreserved human iPS cell-derived hepatocyte-like cells
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 134-142
田尾 文哉1 , 花田 三四郎1 , 松島 壱弥1 , 荒川 大2 , 石田 尚輝2 , 加藤 将夫2 , 沖村 沙耶3 , 渡邉 朝久3 , 小島 伸彦1 (1 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻, 2 金沢大学医薬保健研究域薬学系, 3 株式会社リプロセル)
Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data
Volume 135, Issue 3, March 2023, Pages 210-216
一刀(中間)かおり1 ・渡部 峻2 ・大貫 慎輔1 ・近藤 直子1 ・菊地 亮太2,3* ・中村 徹2** ・小笠原 渉4 ・笠原 堅2 ・大矢 禎一1 (1 東京大学, 2 ちとせ研究所, 3 京都大学, 4 長岡技術科学大学, * 現 名古屋大学, ** 現 長岡技術科学大学)
Functional evaluation of non-oxidative glycolysis in Escherichia coli in the stationary phase under microaerobic conditions
Volume 135, Issue 4, April 2023, Pages 291-297
三吉 健太1 ・川井 隆太郎1* ・二井手 哲平1 ・戸谷 吉博1 ・清水 浩1 (1 大阪大学, * 現 味の素株式会社)
Enhancing acetone production from H2 and CO2 using supplemental electron acceptors in an engineered Moorella thermoacetica
Volume 136, Issue 1, July 2023, Pages 13-19
竹村 海生1 ・加藤 淳也1* ・加藤 節1 ・藤井 達也2 ・和田 圭介2 ・岩崎 祐樹1** ・青井 議輝1 ・松鹿 昭則1,2*** ・森田 友岳2 ・村上 克治2 ・中島田 豊1 (1 広島大学, 2 産業技術総合研究所,* 現 産業技術総合研究所,** 現 呉工業高等専門学校,*** 現 近畿大学)
Selective formate production from H2 and CO2 using encapsulated whole-cells under mild reaction conditions
Volume 136, Issue 3, September 2023, Pages 182-189
Hung Khac Nguyen1 ・湊 拓生1* ・Mohammad Moniruzzaman1 ・喜安 雄1 ・小江 誠司1 ・尹 基石1 (1 九州大学,* 現 広島大学)
Expansion of human mesenchymal stem cells on poly (vinyl alcohol) microcarriers
Volume 136, Issue 5, November 2023, Pages 407-414
金子 真大1 ・佐藤 愛梨2 ・綾野 賢3 ・藤田 明士3 ・小林 悟朗3 ・井藤 彰1 (1 名古屋大学, 2 中部大学, 3 株式会社クラレ)第13回生物工学学生優秀賞(飛翔賞) 髙橋 尚央 (東北大学大学院農学研究科)
「麹菌の細胞表層を構成する界面活性タンパク質の自己組織化機構解明」
多胡 光 (東京農工大学工学府,現 東京農工大学生物システム応用科学府)
「コロニーフィンガープリント法に基づく簡易迅速な微生物検査技術の開発」
百瀬 賢吾 (名古屋大学大学院創薬科学研究科)
「アンビエントインテリジェンスを用いた細胞培養手技の定量化と標準化」
岩倉 崇文 (大阪大学大学院情報科学研究科)
「ターゲットプロテオミクスに基づく出芽酵母のブタンジオール生産性の向上」
山下 璃貢 (山口大学大学院創成科学研究科)
「酢酸菌におけるシグナルペプチドに依存しないタンパク質分泌」
浜口 愛勇生 (崇城大学大学院工学研究科)
「新奇Spathaspora 属酵母によるペントース発酵に関する研究」
新着情報
Published by 支部:東日本 on 10 6月 2024
2024年度生物工学フォーラムでは、昨今、発展が著しいタンパク質・生命のデザインに関わる研究について、これらに関する我が国の動向や課題について紹介します。
第2部では、日本生物工学会東日本支部で活躍する若手研究者を顕彰する「日本生物工学会東日本支部長賞」の選考会を兼ねた、受賞候補者の研究講演会を行います。
⇒日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
本イベントの一部は、「東日本支部若手奨励基金」によって運営されます。なお、当該基金は、前東日本支部長である故上田宏元理事のご遺族からの寄付金によって賄われています。
【主催】日本生物工学会 東日本支部
【共催】早稲田大学 先進生命動態研究所
日時: 2024年8月6日(火)13:00~
場所: 早稲田大学 121号館 コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
プログラム:
第1部 「タンパク質・生命デザインの最前線」
13:00~13:05
開会の挨拶……細川 正人 (早稲田大学)
13:05~13:35
「酵素を探索・最適化するための方法論開発 」
…中野 祥吾 (静岡県立大学)
13:35~14:05
「思い通りにタンパク質の立体構造を創るタンパク質工学 」
…小林 直也 (奈良先端科学技術大学院大学)
14:05~14:15 休憩
14:15~14:45
「人工タンパク質の合理設計への挑戦: タンパク質構造安定性の大規模定量法開発 」
…坪山 幸太郎 (東京大学)
14:45~15:15
「生命の起源に迫る分子システムデザイン 」
…水内 良 (早稲田大学)
15:15~15:30 休憩
第2部「日本生物工学会東日本支部長賞候補者講演会」
15:30~16:10 講演1
……西川 洋平(産業技術総合研究所)
16:10~16:15 閉会の挨拶
……田中 剛(東京農工大学)
懇親会 東日本支部長賞 表彰式
17:00~19:00
森の風 早稲田大学早稲田キャンパス26号館15F
参加費:
【フォーラム】無料
【懇親会】会員・一般:4,000円 (税込)/学生:2,000円 (税込)
※懇親会費は当日、受付にてお支払いください。
事前登録締切: 2024年7月31日(水)17:00
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
申込方法: こちらのフォーム に必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail)を明記してお申込みください。
申込・問合せ先:
日本生物工学会 東日本支部
支部長:田中 剛(東京農工大学)E-mail:
担当幹事:細川 正人(早稲田大学)E-mail:
►東日本支部Topへ
学会行事
Published by 学会事務局 on 08 6月 2024
Chinese hamster ovary (CHO) cells are currently the most widely used host cells in the production of biopharmaceuticals such as antibody
drugs, and it is known that the karyotype of CHO cells can be easily changed. The effect of the karyotype changeability of CHO cells on the production of recombinant proteins is an interesting subject. The photograph shows the results of karyotyping of CHO cells with increased chromosome number using the multicolor FISH method, with each chromosome number indicated by a different pseudocolor.
For more information regarding this work, read the article: Noriko Yamano-Adachi, Hirofumi Hata, Yuto Nakanishi, Takeshi Omasa, “Effects of genome instability of parental CHO cell clones on chromosome number distribution and recombinant protein production in parent-derived subclones” , J. Biosci. Bioeng., volume 137, issue 1, pages 54–63 (2024) (Copyright@2024 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Journal of Bioscience and Bioengineering
Published by 学会事務局 on 08 6月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 138, No. 1(2024年7月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
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新着情報
Published by 支部:東日本 on 06 6月 2024
2024(令和6)年6月6日
日本生物工学会 東日本支部長
田中 剛
日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
日本生物工学会東日本支部は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』 を授与いたします。
本年は、2024年7月19日(金) を応募締切 とし、書類選考による一次選考通過者を対象として、8月6日(火) に第二次選考を兼ねた発表会 を行います。なお、同発表会は、日本生物工学会会員に対して公開いたします。
多くの会員の皆さまのご応募をお待ちしています。
日程 応募締切:2024年7月19 日(金) 中。電子メール受信をもって受付とします。 第二次選考会:2024年8月6日(火)、早稲田大学 にて行います。 受賞者発表:2024年8月6日(火) の第二次選考会終了後、受賞選考委員会にて決定、発表し、授賞式を執り行う予定です。 応募について 電子メール宛先:
※メールのタイトルは「日本生物工学会東日本支部長賞推薦」 としてください。
日本生物工学会東日本支部長賞 授賞規程 日本生物工学会東日本支部長賞受賞対象者について 日本生物工学会東日本支部長賞は、以下5点全てに該当する者を対象とする
主たる業績を、本学会大会で発表しているか、JBB誌、若しくは、生物工学会誌に発表している者 生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した者 受賞年の4月1日において、年齢が満40歳以下の者、または博士取得後8年以内の者。但し産休育休介護期間等があればそれらを考慮する 第二次選考会までに日本生物工学会会員となっている者 日本生物工学会東日本支部所属の会員である者 日本生物工学会東日本支部長賞選考方法について 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部委員が務める 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会を構成する 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会委員長は、日本生物工学会東日本支部長が務める 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、日本生物工学会東日本支部長賞を選考する 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、応募者からの書類を審議して、一次選考を行う 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次選考通過者に対して、口頭発表形式の二次選考を行う 日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会は、一次、二次の選考結果を総合し、日本生物工学会東日本支部長賞対象者を決定できるものとする 日本生物工学会東日本支部長賞受賞者に対して 賞状を授与する 副賞を授与できることとする なお東日本支部長賞の受賞は、生物工学若手賞への応募を妨げない 日本生物工学会東日本支部長賞授賞規程の変更について 本授賞規程の変更は、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員の発議に基づき、日本生物工学会東日本支部長賞選考委員会で審議の上、行われるものとする
►東日本支部Topへ
新着情報
Published by 部会:培養技術 on 05 6月 2024
培養技術研究部会・第8回技術セミナーでは、タンパク質生産のための組換え大腸菌の作成と培養に焦点を当てた講演と意見交換会を行います。合成DNAやIn-fusionクローニング技術などの普及により、遺伝子組換え実験の利便性が向上した一方で、「どの方法を使えば良いかわからない」というケースも増えてきたのではないでしょうか?本セミナーでは、ベンチスケールの遺伝子組換え実験で長年の経験をお持ちの宮崎健太郎先生より、そのノウハウの一部を解説いただきます。また部会幹事より、タンパク質生産のための組換え大腸菌培養のコツや、大腸菌用培地組成の設計に関する最新の成果をご紹介いただきます。
日時: 2024年10月4日(金)13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~14:50 ゲノム情報を活用した遺伝子クローニング〜発現系構築まで
/大阪大学生物工学国際交流センター・特任教授 宮崎健太郎 先生
ゲノムからの遺伝子クローニング、発現系構築は、新規タンパク質の探索・利用する研究者にとって日常的に行われている。一方、遺伝子(ORF)の規定、タグの位置、リンカーなど、個性豊かなタンパク質が相手となると必ずしも「正解」はなく、アプローチもさまざまである。これらの問題に対しては研究室ごとの流儀やノウハウがあると思われるが、門外不出の部分も多く共有する機会も意外にないのではないか? 今回の話題提供では、微生物(好熱菌)ゲノムからの遺伝子クローニングについてオムニバス形式で事例紹介する。宿主は大腸菌に限定、タグもHis tagのみ、「正解」を教えるという内容ではないが、なるほどと思える部分が少しでもあれば幸いである。
14:50~15:10 細胞濃度測定のイロハ
/関西大学化学生命工学部・教授 片倉啓雄 先生
培養の研究では細胞濃度のモニターは必須といっても過言ではない。生菌数カウント、濁度、乾燥細胞重量、充填容量などによる測定において留意すべき点やノウハウを紹介する。
15:10~16:00 培地プロファイリングと大腸菌の栄養学的理解
/北見工業大学工学部・教授 小西正朗 先生
大腸菌にタンパク質を生産させる際、LB培地やSOB培地等天然培地が多用されている。意外にもこれらの培地にどのような栄養成分が含まれているか正確に議論できていない。演者らは、栄養学的理解を深めるため、これらの培地に使用される酵母エキスやペプトン類を複数の分析機器により定量プロファイリングする方法を開発している。プロファイリングデータを利用することで、天然培地に匹敵する合成培地を作成したり、ロット間差により生じる課題解決にも繋がっている。これらの成果を紹介するとともに、得られた合成培地の最適化により得られる大腸菌の栄養学的理解についても紹介する。大腸菌が機嫌よくタンパク質を作ってくれるエサ(培地)について、理解を深める機会にしていただきたい。
16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。
参加資格: 生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費: 無料
申込方法: 下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL: https://forms.gle/naWqBjUMq1xPSPw77 (締切:2024年9月27日(金)
技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。
質問登録先: 下記のフォームから質問をお寄せください。
URL: https://forms.gle/MNa2CHx5F1UEUCWYA (締切:2024年10月2日(水))
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
北見工業大学 小西正朗 E-mail:
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
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学会行事 ,研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
日時: 2024年9月26日(木)~ 28日(土)
会場: 京都府立京都学・歴彩館、稲盛記念会館(京都府立大学下鴨キャンパス)
詳細URL: https://www.netsu.org/60touron/index.html
発表申込締切: 2024年8月2日(金)
発表要旨締切: 2024年8月30日(金)
参加登録予約締切: 2024年9月6日(金)
問合せ先:
第60回熱測定討論会実行委員会
日本熱測定学会 事務局内
TEL. 03-6310-6831 FAX. 03-6759-3981
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
日時: 2024年9月12日(木)~9月14日(土)
会場: つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)
URL: https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/biosympo2024
討論主題:
ペプチド・タンパク質・酵素・核酸・糖鎖・脂質・分子認識・超分子・生体モデル系・遺伝子・DDS 等が関連する幅広いバイオ関連化学
発表申込期間・予稿原稿提出期間: 2024年6月3日(月)~6月21日(金)
事前参加登録申込期間: 2024年6月3日(月) ~7月19日(金)
招待講演:
柳沢正史(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構)
宮脇敦史(理化学研究所脳神経科学研究センター )
特別講演:
菅 裕明(東京大学大学院理学系研究科)
問合せ先:
第18回バイオ関連化学シンポジウム事務局
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
会期: 2024年9月12日(木)~14日(土)
開催形式: タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4丁目1−1)
大会テーマ: 感性工学の夏への扉
URL: https://www.jske.org/taikai/jske26/
演題登録・原稿提出 受付期間: 2024年6月10日(月)~7月10日(水)
事前参加登録:
早期参加申込受付期間:2024年6月10日(月) 13:00 ~7月17日(水)13:00
後期参加申込受付期間:2024年7月17日(水)14:00 ~9月14日(土)13:00
申込・問合せ先:
第26回日本感性工学会大会事務局
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
日時︓ 2024 年7月9日(火)、10日(水)
会場︓ 横浜国立大学 化工・安工棟(N8-5 棟)111号室
詳細URL: https://www.sspej.gr.jp/events/events/20240709.html
定員: 先着50名
申込締切日: 2024年7月2日(火)
※定員に達した場合は、その時点で締め切らせて頂きますのでお早目の申し込みをお願いします。
参加費:
正・維持・特別会員・協賛団体会員 30,000 円、同時入会 35,000 円、
非会員 40,000 円,学生 10,000 円
問合せ先:
分離技術会事務局
TEL:044-874-0337
E-mail:
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
生物工学会誌第102巻第5号(2024年5月号)をオンライン公開しました。⇒生物工学会誌第102巻第5号
►生物工学会誌Top
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
こちらでは、生物工学会誌第102巻(2024年)の『特集』をご覧いただけます。
⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら
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第102巻第12号(2024年12月号)
特集 下面発酵酵母のすべてを理解するために 第102巻第11号(2024年11月号)
特集 日本列島日本酒の旅!西日本編 第102巻第10号(2024年10月号)
特集 日本列島日本酒の旅!東日本編 第102巻第9号(2024年9月号)
特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(後編) 第102巻第8号(2024年8月号)
特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(前編) 第102巻第7号(2024年7月号)
特集 非線形バイオシステム研究の世界~非線形・非平衡なゆらぎと秩序~ 第102巻第6号(2024年6月号)
特集 発酵食品のフードメタボロミクス 第102巻第5号(2024年5月号)
特集 セルインダストリー発展に向けた細胞製造工学の進化
~世界をリードする細胞製造を目指して~►このページのTopへ
過去号掲載『特集』記事一覧 ⇒掲載記事(記事種別)一覧へ
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
生物生物工学会誌 第102巻 第5号
田丸 浩
2023年はプロ野球が熱かった。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での14年ぶりの優勝に始まり、何といっても、故・新名惇彦先生が大好きであった阪神タイガースが38年ぶりに日本一になったのだ!俄かファンには申し訳ないが、大阪人にとって阪神タイガースは日常的に生活の中にある。39年前の1985年、当時、私は高校3年生であった。この年、阪神タイガースは初めて日本一になった。リーグ優が道頓堀川に投げ入れられた)。また2023年は、3年あまり猛威をふるった新型コロナウイルス感染症も5月8日に「5類移行」され、ようやく日常的な生活が戻ってきた。
さて、そもそも「プロ」はどのようにして生み出されるのか?「一芸に秀でる者は多芸に通ず」ということわざがある。何か一つの道に秀でる者は、他の道でも秀でるようになる、という意味である。将棋の藤井聡太8冠は将棋というゲーム、すなわち「一芸に秀でる者」の代名詞となっている。彼は若干21歳であるが、すでに前人未到の偉業を成し遂げている。一方、メジャーリーガー大谷翔平選手も2023年日本人で初めてホームラン王になるとともに、満票で2度目のMVPに選出され、これは大リーグ史上初の快挙であった。大谷選手の代名詞はご存知「二刀流」である。すなわち、メジャーリーガーの中で投打のバランスがもっとも良い選手、“ベーブ・ルース以来”の104年ぶりの偉業を成し遂げた訳である。まさに「投手大谷が勝つためには、打者大谷が打つしかない」と評されている。
さて、私が三重大学に着任して23年、教授に昇進して10年が経過した。カリフォルニア大学デービス校でポスドクをしていた時代は、「研究」だけできれば幸せであった。すなわち、研究者として「シングルタスク」が性に合うと今でも自負している。だが、2000年に帰国して、母校である三重大学の出身研究室に助手として採用されてからは、案の定“PAD: Post America Depression(命名:山中伸弥先生)”になった。つまり研究だけでなく、教育はもちろんのこと、管理運営、さらには社会貢献も要求される、まさに「マルチタスク」がプロの証という洗礼を受けた。今に思うと、この状況は三重大学に限った話ではなく、全国の大学で同じ状況になっていたと感じる。では、「マルチタスク」はただ大変なだけなのか?いや、そうとも言えない。現に、私は45歳で出身研究室の教授になれたし、「マルチタスク」は独創的な「二兎流の研究(二兎を追い、二兎を狩り、二兎を得る)」を実践する気づきを与えた。研究活動は自分自身が“面白い(おもろい)”と思えるテーマを見つけ出し、それに対して寝食を忘れて実験し、得られたデータから新規性や発見を見いだし、これらを考察した後に論文として発表する。すなわち、この一連の活動はまさに「マルチタスク」の成せる技であり、それが「プロフェッショナル(研究でお金を稼ぐ人)」に相当する職場であると考える。
そう考えると、ヒトの脳で処理していることは相当複雑なことであり、「シングルタスク」が楽であるとか、「マルチタスク」がしんどいとか、そう言う観念はもはやAIを超越した作業を長年にわたり繰り返すトレーニングのように思える。大学教員として、自分にしかできない研究を楽しんでやってきたと思うと、これまで歩んできた研究者としての人生はとても感慨深いものである。皆さん、感染症を克服して長生きしよう!
著者紹介 東北大学大学院工学研究科(教授)
►生物工学会誌 –『巻頭言』一覧
新着情報
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGE へのリンクとなっております。
►生物工学会誌Top
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader (無料)が必要となります。ダウンロードはこちら から。
生物工学会誌
Published by 学会事務局 on 22 5月 2024
Opening talk: 宇宙はニュースに満ちている!~最近の話題から
……中野 恵子(日経BPコンサルティング)
未来の産業創造に向けた舞台裏:宇宙でのモノ創りと宇宙リサイクルシステム開発
……五十嵐 圭日子 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻)
流体制御機器専門メーカーが切り拓く宇宙への夢
~微小重力空間で醸造できる宇宙ビール醸造デバイスを一例に
……浅井 直也・前川 敏郎(高砂電気工業株式会社)
星空に願いを:宇宙流れ星プロジェクトとそのもたらす可能性
……岡島 礼奈(株式会社ALE)
関連団体行事
Published by 学会事務局 on 22 5月 2024
第76回日本生物工学会大会の講演要旨を受付けております。
大会で発表をされる方は、要旨の登録をお願いいたします。⇒詳しくはこちら
講演要旨の受付締切: 2024年6月18日(火)正午(締切厳守)
新着情報
Published by 部会:自然共生に学ぶ生物工学 on 19 5月 2024
研究部会(若手会)
Published by 学会事務局 on 17 5月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 137, No. 6(2024年6月号)をScienceDirectで公開しました。
JBB会員用アクセスの利用方法 日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
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Webフォーム (日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。ScienceDirect 最新号アラートの設定方法 ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
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新着情報
Published by 学会事務局 on 15 5月 2024
第76回日本生物工学会大会(2024)の講演申込の受付を終了いたしました。多数のお申し込みありがとうございました。
要旨本文の受付は、2024年5月22日(水)に開始します。講演申込みをされた方は、2024年6月18日(火)正午までにテキストデータ (一般講演:全角770文字/シンポジウム:全角 2,135文字以内) をご登録ください。⇒詳しくはこちら
<大会で一般講演をされる方へ> 講演番号および講演日時の通知メールは、6月中旬にご登録いただいたアドレス宛に配信する予定です。
2024年5月22日(水)17:00までに参加費の入金確認が取れない場合は講演番号を通知いたしません。参加費のお支払いがまだの方はお早めにお手続きください。
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