Published by 学会事務局 on 24 1月 2025
Published by 学会事務局 on 24 1月 2025
【国際交流】Indonesian Society for Microbiology(ISM)大会への派遣者および参加報告
Published by 学会事務局 on 24 1月 2025
【国際交流】台湾生物工学会(BEST)大会への派遣者および参加報告
日本生物工学会は、台湾生物工学会(Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan; BEST)と2017年にMOUを締結し、年次大会を通して交流を深めています。
Published by 学会事務局 on 24 1月 2025
【国際交流】タイ生物工学会(TSB)大会への派遣者および参加報告
Published by 学会事務局 on 24 1月 2025
【国際交流】TSB2024に参加して
圍 彰吾(白鶴酒造株式会社)
2024年11月14日(木)~16日(土)にタイ生物工学会(Thai Society for Biotechnoligy)の年次大会(36th Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference; TSB2024)が開催され、日本生物工学会から、基調講演者として中野秀雄教授(国際展開委員会委員長・名古屋大学)、招待講演者として筆者(関西支部・白鶴酒造)が招待された。今大会の主催はモンクット王工科大学ラートクラバン校(King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang)で、会場はアユタヤのクルンスリリバーホテル(Krungsri River Hotel)であった。
初めにコーネル大学のShaoyi Jiang教授から、mRNAワクチンに関する特別講演があった。mRNAの特異的なデリバリー方法について紹介され、ホットな話題なだけに多くの聴講者の関心を集めていた。2つ目の特別講演として中国科学院のBo Yu教授から、微生物の代謝改変によるリーン・マニュファクチャリング1)や有用物質生産など、インパクトのある技術の紹介があった。
その後、基調講演者6名、招待講演者11名、一般講演者約50名による口頭発表が4会場で並行して行われ、他にも100件以上のポスター発表が行われた。中野教授は“Cell-free protein synthesis systems for antibody engineering”、筆者は“Improvement of isobutyl acetate production in sake yeast”というタイトルでそれぞれ講演し、質疑応答の時間以外でも多くの質問やアドバイスを受けた。
今回の派遣を通して、研究背景やその価値のアピールに重点を置き、かつ情熱的なプレゼンテーションを行う講演者が多いことに感銘を受けた。また、世界で活躍する先生方とディスカッションすることができ、筆者にとってかけがえのない経験となった。若手研究者も挑戦を恐れずにこのような国際交流の機会に参加し、大いに刺激を受けるべきだと感じた。
最後に、TSB2024への参加をご支援いただいた日本生物工学会および関西支部、アテンドならびに主催いただいたTSBの大会実行委員会の先生方、そしてこのような派遣の機会をいただき、同行いただいた中野教授に心より感謝申し上げます。

左から筆者、中野教授、Chuenchit TSB会長、Prakit TSB副会長

Shaoyi Jiang教授、Bo Yu教授らの授賞式
(左から2番目がShaoyi Jiang教授、一番右がBo Yu教授)
1)製造プロセス全体において二酸化炭素排出量を削減する方法で製品を製造すること。
Published by 支部:東日本 on 21 1月 2025
【東日本支部】第13回日本生物工学会東日本支部コロキウム「タンパク質の高速分析・進化分子工学の最前線」
- 日時:2025年3月14日(金)13:00~18:15 受付開始12:20予定
- 場所:
東京農工大学小金井キャンパス 140周年記念会館(エリプス)3階 多目的ホール
(〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16)⇒キャンパスマップはこちら
- オーガナイザー:
朱 博(東京科学大学)
(第8回日本生物工学会東日本支部長賞受賞者)
- プログラム:
♦コロキウム「タンパク質の高速分析・進化分子工学の最前線」
近年、深層学習を活用したタンパク質の構造および機能予測は、飛躍的な進歩を遂げている。一方で、タスク特化型の高品質なタンパク質のアミノ酸配列とその機能情報を取得する手法の開発は、依然として重要な課題である。この課題に対し、タンパク質の高速解析技術や分子進化工学が、タンパク質の機能予測および配列生成において重要な役割を果たしている。本シンポジウムでは、これらの分野における最新の研究動向を共有し、情報交換を行うことを目的とする。
13:00~13:05 開会挨拶………田中 剛(東京農工大学)
♦ミニシンポジウム 13:05~14:50
13:05~13:10 趣旨説明………朱 博(東京科学大学)
13:10~13:50
「人工抗体の創製と応用」
……村上 裕 (名古屋大学大学院工学研究科)
13:50~14:20
「指向性進化を活用した化学遺伝学蛍光センサーの開発」
……寺井 琢也(東京大学大学院理学系研究科)
14:20~14:50
「抗体最適化設計に向けたハイスループット物理化学的解析システムの構築」
……松長 遼 (東京大学大学院工学系研究科)
14:50~15:00 休憩
♦学生講演 15:00~16:00
15:00~15:05 趣旨説明………田中 剛(東京農工大学)
15:05~15:30
「ポリリン酸キナーゼ2の進化動態解析による多機能酵素の発見とその応用」
……松本 龍征(東京科学大学)
15:35~16:00
「環境DNA手法と海中音響手法を組み合わせた生物モニタリングに向けた技術開発」
……平木 優到(早稲田大学)
16:00~16:10 休憩
♦ 企業紹介 16:10~16:40
株式会社ちとせ研究所
マルハニチロ株式会社
森永乳業株式会社
サントリー株式会社
キッコーマン株式会社
〇出展企業のポスターブースを設置します。
16:40~16:45 休憩
♦ 学生ポスター発表 16:45~18:20
前半:16:45~17:30、後半:17:30~18:15(コアタイム45分)
18:15~18:20 閉会の挨拶………越智 浩(森永乳業株式会社)
♦ 懇親会 18:30~20:00
- 申込方法:
申し込みフォームに必要事項を明記の上、お申し込みください。
※ 当日受付もいたしますが、準備の都合上できるだけ事前登録をお願い致します。
<事前登録締切:2025年2月28日(金)>⇒2025年3月7日(金)正午 延長しました。
- 学生ポスター発表を希望される方へ
申し込みフォームより、参加申込をしてください。また、こちらの要旨フォーマットをダウンロードし、福谷洋介(東京農工大学:)までお送り下さい。
ポスター発表は本学会がカバーする生物工学の分野から広く募集します。
ポスター発表の定員は20名です。お早めにお申し込み下さい。
<要旨提出締切:2025年3月7日(金)正午>⇒定員になりましたので新規登録を締め切りました。
- コロキウム参加費: 無料
懇親会費:一般 4,000円(税込)、学生 2,000円(税込)
※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。
- 問合せ先:
東京農工大学 田中 剛(E-mail: )
東京農工大学 福谷 洋介(E-mail: )
Published by 学会事務局 on 20 1月 2025
生物工学会誌-第94巻(2016)~第102巻(2024)
当サイトでは、生物工学会誌第94巻(2016)~第102巻(2024)に掲載された主要記事(PDF)の閲覧が可能です。第99巻(2021年)~第102巻(2024年)については、学会HPで全掲載記事PDFをダウンロードしてご覧いただけます。
第103巻(2025年)以降はJ-STAGEにて閲覧ください。
- 第94巻 (2016)
- 第95巻 (2017)
- 第96巻 (2018)
- 第97巻 (2019)
- 第98巻 (2020)
- 第99巻 (2021)
- 第100巻 (2022)
- 第101巻 (2023)
- 第102巻 (2024)
第102巻(2024)
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| 第102巻第1号 p. 1–46 (2024年1月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第2号 p. 47–94 (2024年2月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第3号 p. 95–154 (2024年3月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第4号 p. 155–200 (2024年4月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第102巻第5号 p. 201–254 (2024年5月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第6号 p. 255–308 (2024年6月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第7号 p. 309–384 (2024年7月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第8号 p. 385–438 (2024年8月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第102巻第9号 p. 439–492 (2024年9月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第10号 p. 493–536 (2024年10月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第11号 p. 537–604 (2024年11月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第102巻第12号 p. 605–636 (2024年12月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
第101巻(2023)
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| 第101巻第1号 p. 1–52 (2023年1月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第2号 p. 53–110 (2023年2月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第3号 p. 111–158 (2023年3月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第4号 p. 159–214 (2023年4月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第101巻第5号 p. 215–272 (2023年5月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第6号 p. 273–332 (2023年6月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第7号 p. 333–408 (2023年7月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第8号 p. 409–470 (2023年8月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第101巻第9号 p. 471–518 (2023年9月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第10号 p. 519–568 (2023年10月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第11号 p. 569–614 (2023年11月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第101巻第12号 p. 615–658 (2023年12月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
第100巻(2022)
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| 第100巻第1号 p. 1–68 (2022年1月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第2号 p. 69–110 (2022年2月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第3号 p. 111–156 (2022年3月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第4号 p. 157–222 (2022年4月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第100巻第5号 p. 223–286 (2022年5月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第6号 p. 287–344 (2022年6月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第7号 p. 345–404 (2022年7月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第8号 p. 405–474 (2022年8月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第100巻第9号 p. 475–526 (2022年9月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第10号 p. 527–586 (2022年10月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第11号 p. 587–644 (2022年11月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第100巻第12号 p. 645–692 (2022年12月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
第99巻(2021)
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| 第99巻第1号 p. 1–60 (2021年1月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第2号 p. 1–108 (2021年2月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第3号 p. 109–160 (2021年3月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第4号 p. 161–224 (2021年4月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第99巻第5号 p. 225–280 (2021年5月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第6号 p. 281–336 (2021年6月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第7号 p. 337–392 (2021年7月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第8号 p. 393–454 (2021年8月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
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| 第99巻第9号 p. 455–514 (2021年9月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第10号 p. 515–570 (2021年10月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第11号 p. 571–614 (2021年11月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE | 第99巻第12号 p. 615–670 (2021年12月号) ⇒学会HP ⇒J-STAGE |
第94巻(2016年)~第98巻(2020年)については主要記事(PDF)をご覧いただけます。
第98巻(2020年)
第97巻(2019年)
第96巻(2018年)
第95巻(2017年)
第94巻(2016年)
Published by 学会事務局 on 17 1月 2025
【和文誌】過去号の閲覧-国立国会図書館デジタルコレクション
日本生物工学会の和文誌は、創刊号(1923年)から第98巻第7号(2020年7月)までが国立国会図書館デジタルコレクションに収録されています。
第98巻第8号から第98巻12号についても順次一般公開される予定です。
- 生物工学会誌
https://dl.ndl.go.jp/pid/10387559- [第71巻第1号(1993)~第98巻第7号(2020年7月)]
- ⇒第71巻第1号(1993)~第94巻第3号(2016)の総目次はこちら
- 醱酵工学会誌
https://dl.ndl.go.jp/pid/10387562- ⇒総目次はこちら
[第55巻第1号(1977)~第70巻第6号(1992)]
- ⇒総目次はこちら
- 醱酵工學雜誌(Journal of Fermentation Technology)
https://dl.ndl.go.jp/pid/10387563- ⇒総目次はこちら
[第22巻第8号(1944)~第54巻第12号(1976)]
第51巻(1973)~第54巻(1976)の偶数月号は英語論文のみ掲載
- ⇒総目次はこちら
- 醸造學雜誌
https://dl.ndl.go.jp/pid/10387558- ⇒総目次はこちら
[第1巻(1923)~第22巻第7号(1944)]
- ⇒総目次はこちら
Published by 支部:東日本 on 17 1月 2025
【東日本支部】2025年度東日本支部学生奨励賞・日本生物工学会学生優秀賞 (飛翔賞)候補者推薦募集
2025(令和7)年1月14日
日本生物工学会 東日本支部長
田中 剛
2025年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。
東日本支部学生奨励賞(旧:東日本支部長賞)は日本生物工学会東日本支部独自の試みとして創設された賞で、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的としております。
つきましては、東日本支部学生奨励賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
| 東日本支部学生奨励賞への応募ならびに選考方法 |
|---|
|
| 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)への応募ならびに選考方法 |
|
「生物工学学生優秀賞候補者調書(東日本支部用)」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書(東日本支部用)」
に必要事項を記入し、 「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部学生奨励賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部学生奨励賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: (TEL. 042-388-7021) 宛、2025年2月14日(金)正午迄にお送りください。
よろしくお願いいたします。
Published by 部会:非線形バイオシステム on 10 1月 2025
【研究部会(2020~2024)】2024年度第1回非線形バイオシステム研究部会公開セミナー
- 開催日時:2025年3月19日(水)14:00~17:30
- 開催方法:ハイブリッド開催
(対面)佐賀古湯温泉・千曲荘(佐賀県佐賀市富士町古湯878)
(オンライン)Zoom
- 参加費:無料
- 開催の主旨:
研究会では、多様な観点から「非線形バイオシステム」に携わる機会を参加者に提供し、新たな研究課題や共同研究の芽が生まれることを目指している。昨年のノーベル化学賞および物理学賞は共に人工知能(AI)に関する研究に授与され、量子生命科学など新しい学問分野への展開が期待されている。本年度第1回セミナーにおいて、日本生物工学会に長年貢献された2名の先生方の基調講演2件と招待講演1件を拝聴するとともに、令和6年度と今後の活動についてまとめたい。
- プログラム:
<第一部:公開セミナー>
14:00~15:00 【基調講演1】
「物質の秩序・非物質の秩序」
…高木 昌宏(北陸先端科学大学院大学 マテリアルサイエンス系)
15:00~16:00 【基調講演2】
「嗅覚応答の非線形的メカニズムとセンサー開発」
…養王田 正文(東京農工大学 工学研究院 生命工学専攻・グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野ユニット)
16:00〜16:40【招待講演】
「バイオプロセス構築における線形/非線形」
…堀 克敏(名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻)
<第二部:総合討論>
♦座長:田丸 浩(東北大学グリーンクロステック研究センター)
16:40~17:15
「非線形バイオシステム研究部会の展望」
<第三部:活動方針検討会>(非公開)
18:00~20:00
♦進行役:田丸 浩(東北大学・研究部会長)
・今後と次年度研究部会の運営方針
・その他
- 申込み方法:
参加をご希望の方は2025年3月7日(金)までに、下記までメールにてお申し込みください。お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、非公開部の内容の守秘義務にご了承頂いたものと致します。
- 申込先:
研究部会長 田丸 浩 E-mail:
Published by 支部:西日本 on 09 1月 2025
【西日本支部】2024年度 日本生物工学会西日本支部学生賞 受賞者決定
2024年度 日本生物工学会西日本支部学生賞の受賞者は、以下の8名(順不同)に決定しました。
- 市川 京香 (広島大学・統合生命科学研究科)
- 岡田 航輝 (岡山大学・環境生命科学研究科)
- 金田 梨沙 (愛媛大学・農学研究科)
- 佐々木 統也(岡山大学・環境生命自然科学研究科)
- 佐藤 悠奈 (山口大学・創成科学研究科)
- ⽴⽥ 光 (広島大学・統合⽣命科学研究科)
- 福田 華梨 (岡山大学・ヘルスシステム統合科学研究科)
- 山中 享史 (広島大学・統合生命科学研究科)
Published by 学会事務局 on 25 12月 2024
生物工学会誌 – 102巻12号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 熱量とハングリー精神
…近藤 昭彦…( 605 )⇒
- 熱量とハングリー精神
- 特集 下面発酵酵母のすべてを理解するために
- 特集によせて
…野田 陽一・善本 裕之…( 606 )
- 醸造特性に寄与する下面発酵酵母のゲノム構造変化
…高橋 朋子…( 607 )
- 網羅的解析技術の活用による下面発酵酵母の醸造特性の解析
…善本 裕之…( 610 )
- 下面発酵酵母の凝集性の不安定性に関する研究
…佐藤 雅英…( 613 )
- ビール酵母が獲得したマルトース,マルトトリオースを資化する能力
…畠中 治代…( 616 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- 抗体医薬品評価におけるスペクトロスコピーの貢献(後編):
スペクトル同等性検定とオーソゴナルアセスメント
…大山 泰史・赤尾 賢一…( 620 )
- 抗体医薬品評価におけるスペクトロスコピーの貢献(後編):
- バイオミディア
- 耐酸性細菌でスマホを安く
…髙野 力…( 624 )
- エネルギー非依存的なATPの機能
…中岡 秀憲…( 625 )
- 膜が不要な膜タンパク質!?
…那須 雄介…( 626 )
- 動的な代謝酵素集合体
…浦 朋人…( 627 )
- 大豆イソフラボンの構造変化
…村上 和弥…( 628 )
- 耐酸性細菌でスマホを安く
- プロジェクト・バイオ
- 減塩食の塩味・うま味を増強するデバイス“エレキソルト”の開発と社会実装
…佐藤 愛・宮下 芳明…( 629 )
- 減塩食の塩味・うま味を増強するデバイス“エレキソルト”の開発と社会実装
- Branch Spirit
- 北日本支部:生物工学研究室の立ち上げ
…松井 大亮…( 632 )
- 北日本支部:生物工学研究室の立ち上げ
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 633 )
バイオインフォメーション…( 634 )
総目次
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 25 12月 2024
【随縁随意】熱量とハングリー精神 – 近藤 昭彦
生物生物工学会誌 第102巻 第12号
近藤 昭彦
月日の経つのは本当に早いもので、筆者も今年65歳、本年度末に大学を定年退職となる。「光陰矢の如し」「少年老いやすく学成り難し」を実感する。40年弱、大学や国立研究機関で研究を続けてきたが、感想を一言で言えと言われるなら、「面白かった」である。確かに寝る時間を惜しんで研究や申請書作成に使った時間を単純に楽しんだわけではないが、やはり「面白かった」である。苦労をすればするほど、良い論文ができあがった時や、大きなプロジェクトが採択されて研究が始められる時の喜びは一層大きなものである。幸せの定義は、実は単純であると読んだことがある。「一番幸せな瞬間は、苦労を重ねた結果として当初の思いが達成されて、周囲の人からも賞賛される時である。楽して手に入れたものは、大金であれ名誉であれ、真に幸せを感じるわけではない」と。まさにこうした幸せの瞬間を多く味わってきたが、多くの研究者で共通の感想ではあると思う。その中で多くの大切なことを学んできたが、若い人の参考になればとの思いで、自分の研究者人生の中で大切だったと思う三つのトピックス(学び)を書いてみた。
一つ目は、幅広い海外での体験の大切さである。幸いにも30代前半に、一年間ストックホルムのスウェーデン王立工科大学に留学できた。その後も、多くの二国間交流事業などに加えていただき、世界を回って研究の議論や文化を楽しむことを身に着けることができた。現在までに 200回を超える海外渡航をし、世界中で学会参加や研究機関・企業訪問を行い、議論や会食を楽しんできた。村的な研究に陥らないよう、視野を広げていくという意味で、研究面にも大きなプラスとなっている。また、世界で認められるためには、研究のユニークさとインパクトの大きさを追求し続けなければならないが、その感性を磨くことができた。さらに、研究成果を英語でインパクトのある形で発表することを追求することは、プレゼン能力のブラッシュアップにも大いに役立ったと思う。
二つ目は、各種大型研究に参加させていただいたことである。30代後半に、当時としては破格の大きさのNEDO産学官連携プロジェクトに参加する機会を得た。ここで、基礎研究だけでなく、基礎研究から社会実装までを産学官で連携して行うことの楽しさやプロジェクトマネジメントの重要性を学んだ。また、自分の手元だけの小さな研究構想だけでなく、社会の変革をどうすれば実現できるかという大きな視点から研究プロジェクトを構想することの重要性を学んだ。さらに、新しい研究課題に大胆に挑むという挑戦者の神を得たと思う。社会課題の解決には、どうしても新しい研究課題に大胆に挑まなければならないが、この時、よく言われるように、「少し鈍感に、また限定的ないい加減さを持って、失敗を恐れずに挑戦する」ことは大事だと思う。
三つ目は、研究人生の後半でアントレプレナーシップの大事さを学んだことである。50代中盤に神戸大学で科学技術イノベーション研究科を立ち上げて研究科長として運営する任務を与えられた。社会科学系の先生とともにアントレプレナーシップを兼ね備えた理系人材の育成を目指した。アントレプレナーシップの重要性は現在では広く認識されているが、当時の私には新鮮であった。スタートアップ(SU)の起業や、企業での新規事業創出のみならず、大学の研究者にも大事だと思う。なぜなら、「少ないリソースで、信じられないほど大きなインパクトを創出する」理念は、研究でもとても大切と思うからである。研究科の学生に実例を見せる意味からも、筆者は今まで6社のSUを立ち上げてきたが、現在も新たな SU の起業を構想中である。日本が世界と伍していけるように産業競争力を上げる観点から、グローバルSUを如何に増やすことができるか、まさに正念場である。
昔、65歳では引退的な雰囲気になっているのかと思っていたが、想像とはまったく異なり、アントレプレナーシップを持って新たな仕事に挑戦しようという楽しい気分である。大事なのは「熱量」と「ハングリー精神」!人生100年時代と言われて久しいが、面白いと思うこと、ワクワクできることを可能な限り続けていきたいと思っている。
著者紹介 神戸大学(副学長)、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科(教授)、
理化学研究所環境資源科学研究センター(副センター長)
Published by 部会:培養技術 on 22 12月 2024
【研究部会】培養技術研究部会 第9回技術セミナー
培養技術研究部会・第9回技術セミナーでは、代謝工学を用いた細胞評価ならびに糸状菌の細胞表層工学を応用した麹菌分散株の開発と応用に関する講演と意見交換会を行います。大阪大学の清水浩先生から化学量論に基づく代謝系の表現方法や代謝デザインの基礎ならびに代謝フラックス解析による細胞評価の事例についてご紹介いただきます。東北大学の阿部敬悦先生から糸状菌の細胞表層構造とその改変に基づく糸状菌の培養特性改良と改良株を用いたバイオプロセス開発についてご紹介いただきます。
日時: 2025年3月26日(水)13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~15:00 代謝工学 -育種デザインと培養系の細胞評価によるバイオプロセスの高度化-
/大阪大学大学院情報科学研究科バイオ情報工学専攻・教授 清水 浩 先生
代謝は化学反応のシークエンスであり多数の反応が同時に起こっているため目的化合物生産を目的とした代謝改良には見通しの良い合理的デザイン法が望まれる。本講演では、化学量論に基づいた代謝系の表現や代謝デザインの方法について述べる。また、培養系における代謝フラックス解析による細胞評価ついても紹介する。
15:00~16:00 菌糸分散型麹菌の開発と有用物質生産への応用
/東北大学 大学院農学研究科・農学部・発酵微生物学寄附講座 ・教授 阿部 敬悦 先生
糸状菌の液体培養法は酵素や化成品の生産に利用される。液体培養条件下の菌糸形態の違いが菌種や培養条件に依存しており、物質の生産性に大きな影響を与えるが、菌糸形態の制御は困難であった。我々は、糸状菌の細胞表層機能の生化学的研究を基に菌糸形態や培養性状を制御する新たな液体培養技術を開発してきた。
16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。
参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費:無料
申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL: https://forms.gle/fTVmqk53mA6UAgq38(締切:2025年3月19日(水)
技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。
質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。
URL: https://forms.gle/Wnqa3dqKeKwXmWKf6 (締切:2025年3月24日(月))
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
北見工業大学 小西正朗 E-mail:
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
Published by 学会事務局 on 20 12月 2024
【国際交流】Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2025)参加者募集
日本生物工学会は、Thai Society of Biotechnology(TSB)と2023年5月に学術協定を締結し、年次大会を通して交流を深めています。このたびTSBから2025年10月29日(水)~31日(金)に開催予定のTSB主催の国際シンポジウムに生物工学会会員に対して招待枠を頂戴しました。
民間企業、研究機関、大学等に所属する会員を派遣し、国際シンポジウムでの発表の機会が得られるとともに、タイを中心とする東南アジア地域におけるバイオテクノロジーの基礎・応用研究の現状を学ぶ機会になると考えています。
つきましては、本企画の趣旨に賛同いただき、参加を希望される会員を募りたいと思います。下記の実施要領をご一読の上、奮って応募いただければ幸いです。
<シンポジウム概要>
【日時】2025年10月29日(水)~31日(金)
【場所】Mandarin Hotel, Bangkok, Thailand
<募集内容>
- 募集人数:1名
- 資格:
民間企業、教育・研究機関に所属の生物工学会会員(学生会員を含む)であること。民間企業の若手研究者、もしくは実用化を強く志向した研究を展開する官学の若手研究者を優先します。
- 支援内容:
本会より補助金5万円(1人当たり)が支給されます。
(参加費は無料)
- 必要な費用:
本学会からの支援以外に必要となる交通費、宿泊費、旅行保険(ご自身の負担で必ずご加入ください。)
- 応募方法:
推薦者、もしくは応募者本人から、以下をご連絡下さい。応募者多数の場合は、国際展開理事で審査を行います。この際、ご講演の簡単な内容等を追加で提出していただく場合があります。
・所属
・役職または学年
・氏名
・年齢(2025年10月29日現在)
・会員番号
・講演タイトル(仮題)
<送付先>
中野 秀雄(名古屋大学):
(C.C. 日本生物工学会事務局:)
- 応募締切日:2025年12月25日(水)受付は終了しました。
- 問合せ先:
中野 秀雄(名古屋大学) E-mail:
Published by 学会事務局 on 17 12月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 139 (2025)
Vol. 139 (January–June 2025)

Saccharomyces cerevisiae cell morphology exhibits distinct phenotypes under various culture conditions, allowing for the acquisition of valuable information through its observation. Itto-Nakama et al. established an AI model to predict ethanol production, the primary fermentation product, by monitoring yeast cell morphology under high-glucose stress conditions during fermentation. This method is expected to contribute to enhancing the efficiency of production management and monitoring of desired biocommodities. The image shows a three-colored yeast strain with the nucleus stained with mRuby (pKN4-HTA2 3 x mRuby), actin stained with mNeonGreen (pKN23-Lifeact mNG), and the cell wall stained with concanavalin A CF350.
This image was taken by Chenwei Wang in Ohya Laboratory at the University of Tokyo. The corresponding study has been selected as one of the winners of the Excellent Paper Award 2024 by the Society for Biotechnology, Japan: Kaori Itto-Nakama, Shun Watanabe, Shinsuke Ohnuki, Naoko Kondo, Ryota Kikuchi, Toru Nakamura, Wataru Ogasawara, Ken Kasahara, Yoshikazu Ohya, “Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data”, J. Biosci. Bioeng., volume 135, issue 3, pages 210–216 (2023) (Copyright@2025 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Published by 学会事務局 on 17 12月 2024
【JBB】Vol. 139, No. 1(2025年1月号)オンライン公開
Journal of Bioscience and Bioengineering(JBB)のVol. 139, No. 1(2025年1月号)をScienceDirectで公開しました。
- 閲覧サイト: https://www.sciencedirect.com/journal/journal-of-bioscience-and-bioengineering/vol/139/issue/1
JBB会員用アクセスの利用方法
日本生物工学会の個人会員(正会員・学生会員・海外会員)は、Journal of Bioscience and Bioengineering および前身誌(Vol. 64, 1986年以降)のオンラインジャーナルに無料でアクセスすることができます。
⇒詳しくはこちら
- 会員用アクセスのPasswordをお忘れの場合:
⇒詳しくはこちら
- 登録したメールアドレスが不明でパスワードのリセットができない場合:
Webフォーム(日本語可)よりElsevierのScienceDirectサポートセンターにお問合せください。ご連絡の際には、ジャーナル名、 学会名、会員番号をお知らせください。
ScienceDirect 最新号アラートの設定方法
ScienceDirectでユーザー登録をするとJBBの最新号アラート(掲載記事へのリンク付き目次)をメールで受信することができます。
⇒詳しくはこちら
Published by 学会事務局 on 04 12月 2024
【公募】JST-NBDC事業推進室 主任専門員/専門員(研究推進担当)
- 募集人員: 主任専門員又は専門員 1名
- 主な職務内容:ファンディング(プロジェクト管理等)
- 応募資格:大学卒以上
<必須要件>
以下(ア)~(エ)の全てを満たすこと。
(ア)学士号以上の学位を有すること。
(イ)上記(ア)に関連して、研究開発経験もしくは研究開発企画・管理業務経験を有すること。ただし、これまでの専門分野にこだわらず幅広い分野に関心があり、それらに関する未経験の業務にも積極的に携われること。
(ウ)日常業務の遂行に必要な社会的知識・技能、コミュニケーションスキルがあり、機構内外の関係者等と緊密な連携を取りつつ、チームメンバーと協調して業務を遂行することができること。
(エ)PC操作、特に電子メール操作やMicrosoft Word/Excel/PowerPointの使用経験があり、業務遂行上支障がないこと。
<より望ましい要件>
上記(ア)~(エ)に加えて、以下のいずれかの専門性を有することが望ましい。
ゲノム科学、情報学(生体生命情報学)、生物科学、農芸化学、薬学、基礎医学(人類遺伝学)
- 詳細URL: https://biosciencedbc.jp/about-us/jobs/20241203-01.html
事業の関連URL: https://biosciencedbc.jp/
- 着任時期:2025年1月1日以降(応相談)
- 応募締切:随時(随時選考し、適任者が決まり次第締め切ります)
- 問合せ先:
国立研究開発法人科学技術振興機構
情報基盤事業部 NBDC事業推進室
担当:井谷 睦己
TEL:03-5214-8491
E-mail:
Published by 学会事務局 on 04 12月 2024
【国際交流】14th International Symposium of Indonesian Society for Microbiology (ISISM) 2024参加報告
日本生物工学会は2023年5月にIndonesian Society for Microbiology (ISM) とMOUを締結し、年次大会を通して交流を深めています。
2024年12月3日(火)~4日(水)にIjen Suite Resort and Convention(マラン、インドネシア)で開催されたISMの年次大会には、中島田 豊教授(広島大学)が招待され、14th International Symposium of Indonesian Society for Microbiology (ISISM)で基調講演(講演タイトル:Thermophilic gas fermentation process for production of liquid fuels and bulk chemicals from organic feedstock)を行いました。
今大会では、”Unlocking the Potential of Microbial Metabolites: From Discovery to Innovation”というテーマが掲げられ、1) Ecology, Agricultural, and Environmental Sustainability、2) Antimicrobial Agents, Clinical and Public Health Microbiology、3) Host-Microbe Interactions, Functional Foods, and Nutraceutical、4) Bioprocessing, Biorefineries, and Food Microbiology、5) Profession of Microbiologyという領域で活発な議論が行われました。

左より,Prof. Puspita Lisdiyanti (BRIN), 中島田先生,
Prof. Atit Kanti (ISM 会長,BRIN)
Published by 若手会 on 03 12月 2024
【開催報告】第76回日本生物工学会大会「博士人材のためのキャリアパスシンポジウム」
2024年9月9日(月)に、若手会の主催で『博士人材のためのキャリアパスシンポジウム ~博士をとった後に待つ未来~』が開催されました。このシンポジウムでは、アカデミックやインダストリーを問わず、各分野で活躍されている6名の講師が、博士号を取得する意味についてそれぞれの経験をもとに独自の視点から語ってくださいました。
最初の講師は、森永乳業の新井小百合先生でした。博士課程で積んだ多くの経験が、現在の仕事にどのように活かされているかを具体的にお話しくださり、博士号取得後に企業で活躍したいと考えている学生にとって、特に参考になったのではないでしょうか。
次に登壇されたのは、若手会の役員でもある島津製作所の谷口百優先生です。「研究好きじゃない」という驚きのタイトルでしたが、博士課程の研究に関するご説明では熱が籠っており、博士課程での専門分野への情熱の重要性を改めて実感しました。
3人目は、ペプチグロースの南畑孝介先生です。大学教員としても活躍されたご経験を踏まえ、博士課程で成長するために必要なことについて、時に厳しい言葉も交えながらお話しいただきました。
4人目は、大阪大学の青木航先生でした。大学教員のキャリアについて、普段学生が聞く機会は少ないかもしれませんが、青木先生の話を通じて身近に感じられた方も多かったのではないでしょうか?今の研究室生活を楽しむためのネタとしてもぜひ活用してください。
5人目は、大阪大学の清家泰介先生です。大学以外にもアカデミックな研究機関が多く存在することを、清家先生がわかりやすく説明してくださいました。自分に合う研究機関を見つけるきっかけになったかもしれません。
最後に登壇されたのは、Craif株式会社の里村淳先生でした。留学時に研究分野を変え、さらに現在は新薬の承認を目指す仕事に従事されているお話は、博士号の有無に関係なく、意欲次第で無限の可能性が広がることを実感させてくれました。
最後に、全ての講師の方々によるパネルディスカッションが行われました。博士課程に進むべき人の特徴や適性について、各講師の個性が反映された意見が交わされ、今後のキャリアに悩む学生にとって非常に有意義な情報を得る機会となったのではないかと思います。若手会では今後も、博士号取得後のキャリアの幅を広げるための情報を発信していく予定です。応援よろしくお願いします!
Published by 学会事務局 on 02 12月 2024
【協賛行事】コロイド先端技術講座2024 静的秩序および動的秩序を有するソフトマテリアル〜人工材料から生体組織まで〜
- 日時:2025年3月14日(金)9:45〜17:25
- 会場:同志社大学 東京オフィス(東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階)
- 開催方式:ハイブリッド(対面およびZoomによるオンライン)
- 詳細URL:https://colloid.csj.jp/202411/2024hitech/
- 参加申込締切:当日の円滑な運営のために、可能な限り3/11(火)までにお申し込みください。
申込は当日まで受け付けますが、対面の申込受付はしません。(当日申込はカード決済でお願い致します。)
- 参加費:
部会員10,000円、日化・協賛学会員15,000円、非会員20,000円
学生(部会員)3,000円 、学生(非会員)5,000円
- 問合せ先:
日本化学会 コロイドおよび界面化学部会
E-mail:
Published by 支部:関西 on 26 11月 2024
【関西支部】第123回醗酵学懇話会(後援:京都グリーンケミカル・ネットワーク)
第123回を迎える醗酵学懇話会を下記の通り開催いたします。今回は、京都グリーンケミカル・ネットワーク様に後援をいただき、京都市成長産業創造センター(ACT京都) を会場にするとともに近隣の酒造会社様の協力のもと見学会を企画しております。講演会に関しては、会場であるACT京都に入居されている、スタートアップ企業からのご講演に加えて、植物を宿主にした有用物質の生産や醗酵・酵素にまつわる最先端のトピックを各界の著名な先生方からご講演いただく予定です。懇親会も開催しますので、皆様のご参加を是非お待ちしております。
- 日時:2025年1月17日(金)13:30~19:00
《講演会》13:30~15:20
《見学会》15:30~17:00(移動時間含む)
《懇親会》17:30~19:00
- 場所:
《会場》京都市成長産業創造センター(ACT京都)(〒612-8374 京都市伏見区治部町105番地)
講演会:2階 会議室(M01-03)
懇親会:1階 交流スペース
《見学会》近隣の酒造会社(徒歩10~15分)
(松山酒造株式会社、玉乃光酒造株式会社、キンシ正宗株式会社)
- プログラム:13:00~ 受付
13:30~13:35 開式の辞………(関西支部支部長/大阪公立大学工学研究科)東 雅之
13:35~14:05
「植物を利用した高付加価値組換えタンパク質の生産」
………(奈良先端科学技術大学院大学・デジタルグリーンイノベーションセンター)加藤 晃
バイオ医薬品に代表される有用タンパク質の多くは、様々な宿主を用いて生産された組換えタンパク質で、その市場規模は年々拡大しており、生産するタンパク質の特性(フォールディングや修飾など)によって宿主が選択されています。一方で、使用されている組換え成長ホルモンの中にはグラム当たり数億円という非常に高価なものもあり、再生医療や培養肉など今後大きく発展が期待される分野では、より安価な高付加価値タンパク質が求められています。そのためには、主として宿主細胞内でのタンパク質発現量の増加と目的タンパク質の精製ステップを最適化する必要があります。今回の懇話会では、植物を宿主とした場合の生産システムの概要と実例、細胞内でのタンパク質発現量の増加に向けた取組みの一端を紹介します。
14:05~14:35
「放線菌Streptomycesを用いた酵素製品の開発」
………(長瀬産業株式会社 ナガセバイオイノベーションセンター)河野 卓成
原核生物である放線菌Streptomyces(以下、放線菌と略記)のゲノムサイズは大腸菌や枯草菌の約2 倍であり、遺伝子総数も7,000 を超え一部の真核生物も超える遺伝子資源を持っています。その中には沢山のユニークな酵素遺伝子が存在します。例えば、リン脂質を分解する酵素、キチンを分解する酵素などが挙げられます。我々は、放線菌を宿主とした発現システムの開発を進めており、これら産業上有用な酵素を製品化しています。今回は放線菌発現系の技術開発例と共に、これまでに上市した酵素製品と開発中の酵素について紹介いたします。
14:35~14:45 休憩
14:45~15:15
「RNA標的低分子創薬の未来:xFORESTの挑戦と展望」
………(xFOREST Therapeutics)吉田 大樹
SMA治療剤・エブリスディを発端に「RNA構造を標的とする低分子創薬」が従来のタンパク質を標的とする低分子創薬に代わる新しい創薬分野として勃興している。しかし、RNA-低分子の相互作用を探索・解析する大規模な基盤がなく、そのためRNAに結合する化合物の特性が把握されていない。また既知のRNA binderはdrug-likeな構造が少なく、創薬のシード化合物としては不適なケースも多い。我々はRNA構造のライブラリ化技術と大規模解析を根幹としたスクリーニング (MatrixFOREST法) を開発し、1-1,000,000のRNAと1-1,000,000の化合物の全組み合わせの同時並列的な定量評価を可能にした。本技術は、創薬プロジェクトを高選択性かつ高活性の化合物から展開し、短期間で毒性リスクを最小限に抑えた候補化合物を効率的に創出できるRNA標的低分子創薬の基盤となる。
15:15~15:20 閉会の辞………(関西支部副支部長/神戸大学先端バイオ工学研究センター)蓮沼 誠久
15:30~17:00 見学会(3グループに分かれて徒歩で各近隣酒造会社へ移動:各人1社のみ)
17:30~19:00 懇親会(1階 交流スペース)
*見学会に行かない方や戻られた方は,懇親会場である1階の交流スペースでお待ちいただく予定です.
- 定員: 講演会:80名,見学会:65名
- 参加費:一般 1,000円(税込) 学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
- 懇親会会費:一般 2,000円(税込) 学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
- 申込み方法:氏名、一般・学生の別、所属、連絡先(TEL,E-mail)、会員・非会員の別、紹介者(非会員の場合のみ)、酒造会社見学および懇親会参加の有無を、Webフォームよりお申し込み下さい。
申込み締切日:2025年1月7日(火)正午→2025年1月9日(木)17:00 (応募は締め切りました)
- 問合せ先:
日本生物工学会 関西支部
支部幹事(企画委員) 赤塚浩之 E-mail:
会場へのアクセス
- 講演会・懇親会会場(京都市成長産業創造センター)へのアクセス(https://www.act-kyoto.jp/access)
・京阪丹波橋駅,近鉄丹波橋駅から徒歩約17分
・市バス/京阪バス:京都市営地下鉄 竹田駅西口から約8分
油小路丹波橋・アクト京都前下車

Published by 学会事務局 on 26 11月 2024
【会員の皆様へ】<ご意見募集!>基礎教育奨励項目の見直し作業結果報告について
会員各位
日本生物工学会生物工学教育委員会では、2023年度から進めている『基礎教育奨励項目』*の見直し作業の中間報告と2024年度大会で開催したシンポジウムの報告を生物工学会誌第102巻第11号に掲載いたしました。
⇒【本部だより】基礎教育奨励項目の見直し作業について:結果報告![]()
この報告に対し、学会員の皆様(学生や院生からの意見も大歓迎です)からのご意見を、是非、お寄せいただきたいと思っております。
ご意見は、下記メールアドレス宛にお送りください。
<ご意見送付先> 日本生物工学会 生物工学教育委員会
E-mail: (回答期限:2025年3月末日)
※メールの件名は「基礎教育奨励項目」としてください。
*『基礎教育奨励項目』については、「基礎教育奨励項目アンケート結果報告」
(生物工学会誌 第94巻 第12号掲載)をご覧ください。
Published by 若手会 on 25 11月 2024
【研究部会】生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025
開催報告
<開催報告はこちら>
参加登録者専用ページ
<参加者への案内はこちら(第一部)>
ご挨拶
「生物工学若手研究者の集い(若手会)」は、若手の交流と成長を目的に活動する研究部会です。その若手会が企画する最大のイベントが「若手会夏のセミナー」であり、1967年に始まって以来、50年以上の歴史を持つ伝統的なイベントとなっています。若手会夏のセミナーの特色として、毎年、初参加者でも交流の輪を広げやすい工夫が施されている点や、若手研究者同士が科学を楽しみながら活発に議論できる雰囲気が挙げられます。2024年度のセミナーは北海道富良野市で開催され、地域ならではの研究発表、人脈形成をテーマとしたワークショップ、若手教員によるキャリアポスター発表など、新しい企画が盛りだくさんの内容で、大いに盛り上がりました。
2025年度は、福岡県福岡市の北部に位置する糸島半島の海沿いにある「Alba Hotel & Glamping」にて開催いたします。糸島といえば、連続テレビ小説「おむすび」の舞台でもあり、豊かな自然環境とアクセスの良さにより、観光地としても注目されている地域です。また、今回のセミナーでは、新たな実行委員体制のもと、講演会場と宿泊施設を一体化させた合宿形式を採用し、十分な時間を確保した中で合宿形式の強みを最大限に活かした企画を進めております。素晴らしいロケーションを活かしつつ、じっくりと研究交流を深める機会を作り、互いに刺激を与え合える仲間と出会うことで、参加者のみなさまの成長に繋がる場になればと思います。多数の若手研究者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
最後に、本セミナーは、学会や協賛企業様をはじめ、セミナーの趣旨にご賛同いただいた皆様からのご支援を受けて実現しております。この場をお借りして、皆様に心より御礼申し上げます。
2024年11月吉日
若手会夏のセミナー2025 実行委員長 中谷航太
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開催概要
本セミナーでは、小学生から大学生、学位取得後の若手研究者および若干名のシニアオブザーバーまで、参加募集対象の年齢が幅広いため、プログラムは第一部と第二部に分けて企画いたします。
第一部は、若手研究者のための企画です。近年、科学技術は高度化・複雑化しており、革新的なイノベーションには、高い専門性と学際性の両方が必要になりました。また、イノベーションとは、社会需要の定義とその提供により、新しい価値を創出することです。研究者には、専門性と学際性に加えて、研究成果をイノベーションとして社会に届ける社会性を身に付けることも求められるようになりました。第一部では、若手研究者が「専門性」と「学際性」と「社会性」を効率的に成長させられるネットワーク基盤の構築を目的とします。参加者数は約100名で、学生、若手研究者や各分野から招致した専門家から構成します。参加者間で、初めましての関係から新しいネットワークを構築するためには、時間を尽くして徹底的に議論し、互いの研究哲学や価値観を共有することが重要であると考えています。そのため、本セミナーでは、宿泊施設と講演会場を一体として貸切利用することで十分時間を確保することを優先しました。本セミナーでは、ナイトセッション中のポスター発表とその後の討論、グループセッションや招待講演によって専門性と学際性の向上を狙い、また、ネットワーキングのための独自のプログラムを企画します。
第二部では、若手研究者による小中高生へのサイエンスセミナーを企画しています。第二部の目的は、科学の面白さを小中高生に伝えることで、将来の日本の科学技術の担い手に刺激を与え、人材育成を図ることです。プログラムは若手研究者による講演と交流会からなります。講演者は、子どもたちに科学の面白さを伝えるための表現力が必要と考え、学会等での受賞件数等を参考として選定します。比較的年齢の近い若手研究者がサイエンスの面白さを子どもたちに伝えることにより、将来の選択肢としてより実感をもって科学研究者の道を選ぶきっかけを提供できるのではと考えております。
- 日時:
第一部 2025年7月5日(土)13:00~6日(日)13:30
第二部 2025年7月6日(日)14:00~17:30 - 会場:Alba HOTEL & Glamping(〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
第一部
- 日時:2025年7月5日(土)13:00~6日(日)13:30
- 会場:Alba HOTEL & Glamping(〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
※博多駅から会場までは送迎バス(事前申込制)をご利用いただけます。
【往路バス】12:00 博多発 ⇒ 13:00 会場着 (博多駅への集合は11:50までを厳守)※詳細は後日案内
【復路バス】14:00 会場発 ⇒ 15:00頃 博多駅着 - 対象:大学生・若手研究者・シニア研究者若干名
- 定員:100名
- 発表形式:ポスター発表、ライトニングトーク(どちらも優秀発表者への表彰あり)
- 参加費:
学生 5000円(税込)(参加費:2500円、宿泊費:2000円、食費 (昼・夕・朝・昼)・懇親会費:500円)
社会人 8000円(税込)(参加費:4000円、宿泊費:3000円、食費 (昼・夕・朝・昼)・懇親会費:1000円)
※本セミナーは合宿形式であるため宿泊が必要です。
参加費のお振込み先は参加者確定後にこちらからご案内いたします。 - 参加登録フォーム:https://forms.gle/ok2i86Woib5kjYnJ9 <定員につき参加登録を締切りました!>
キャンセル/増枠待ちフォーム:https://forms.gle/2vvrpCprXXU4uuPG6 - 要旨登録フォーム:https://forms.gle/HYPs8Zgg5nvx4MvcA
→要旨テンプレートファイル← - ライトニングトーク登録フォーム:https://forms.gle/g45rZ7xRdtnjmRu48
- ライトニングトーク動画作成方法の参考 <フル HD (1080p) で保存してください>
※参加登録・演題登録の締切期限は5/31です。
※多数のご登録をいただいた場合は、参加登録フォーム1枚目の基準に照らして参加者の選考をさせていただく場合があります。
※ライトニングトークとは、ポスター発表要旨の3分間の動画口頭発表です。1枚目はタイトルページとし、最後のスライドは空白ページとして3秒ずつ静止してください。会期約2週間前 (6/20 金) を動画提出締切とし、会期1週間前 (6/30 月) にオンラインで限定公開します。参加者は事前に視聴いただき当日の議論促進に活用ください。
※当日の交流促進のため、参加者の同意に基づき自己紹介スライド(名刺でも可)を事前に共有いたします。参加者へ別途ご案内する規約をご確認いただき作成ください。
※宿泊は生物学的性別および学年/年次ごとの相部屋になりますのでご了承ください。
※キャンセルポリシー:5/31迄はキャンセル可能。6/1以降は返金不可とさせていただきます。
プログラム:
<7/5(土):1日目>
13:00 受付開始
13:30~13:40 開会挨拶・諸注意
13:40~14:30 ランチョンセミナー(島津製作所・かずさDNA研究所)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 招待講演①:仲村 憲治
15:10~15:40 招待講演②:坂本 剛
15:40~15:50 休憩
15:50~16:20 招待講演③:川又 理樹
16:20~16:50 招待講演④:中山 功一
16:50~18:50 チェックイン・入浴・夕食
19:00~20:00 グループセッション
20:00~20:10 移動
———–ナイトセッション————
20:10~21:00 ポスター発表 奇数50分
21:00~21:50 ポスター発表 偶数50分
21:50~22:00 移動
22:00~ 懇親会企画
————————————————
<7/6(日):2日目>
9:30~10:50 学生企画 80分
10:50~11:00 休憩
11:00~12:00 パネルディスカッション テーマ1:研究留学、テーマ2:生成AI活用術
12:00~12:50 ランチョンセミナー (大塚製薬・エーエムアール)
12:50~13:30 表彰式・閉会式・写真撮影
招待講演 (敬称略):
①仲村 憲治「地域と共に歩む ~本格芋焼酎造りの技術と未来~」
霧島酒造株式会社 研究開発部
②坂本 剛「起業において、なぜ人の繋がり、ネットワークが重要なのか? 〜事業との関連性について〜」
QBキャピタル合同会社 代表パートナー、事業構想大学院大学 教授、その他 社外取締役 複数
③川又 理樹「大学で生み出したゲノム編集技術を世界で実用化させる挑戦」
九州大学 生体防御医学研究所 助教、One Genomics, Inc. Scientific Leader
④中山 功一「臓器再生を目指したバイオ3Dプリンタの開発」
佐賀大学 医学部 附属再生医学研究センター 教授
第二部 ~一般開放こどもサイエンスセミナー~
- 日時:2025年7月6日(日)14:00~17:00
- 会場:Alba HOTEL & Glamping(〒819-0165福岡県福岡市西区今津4787-10)
※会場まではJR筑肥線九大学研都市駅ー会場間の無料バス(事前申込制)を利用いただけます。 - 定員:80名程度(小中高生60名程度、若手研究者20名程度)
- 参加費:無料
- 参加登録:https://forms.gle/sGugqUpAcaZSHLsBA
※参加登録期限は後日設定して公開します。
※多数のご登録をいただいた場合は、先着とさせていただきます。
※適正対象としては高校生を想定してますが、科学への興味があり意欲的な小中学生も対象とします。小学生は保護者の同伴をお願いします。
プログラム(予定):
<2日目 7/6(日)>
14:00~14:20 受付
14:30~15:00 サイエンスセミナー① 中谷 航太
15:00~15:30 サイエンスセミナー② 白石 大智
15:30~16:00 サイエンスセミナー③ 白石 千瑳
16:00~17:00 交流会
17:00~17:30 閉会式・写真撮影
※交流会ではバイキング形式で食事を用意いたします。
①中谷 航太「みんな違ってみんないい!生物進化と多様性の意義」
新潟大学 医学部研究推進センター 助教、九州大学 生体防御医学研究所 共同研究員
②白石 大智「研究ってなに?研究するのはなぜ?研究はどうやってする?」
名古屋大学 大学院 理学研究科 学術振興会特別研究員(PD)
③白石 千瑳「だれが研究してる?いつ研究してる?どこで研究してる?」
名古屋大学 大学院 理学研究科 学術振興会特別研究員(PD)
若手会夏のセミナー2025実行委員(2025/4/15時点)
<社会人委員>
中谷 航太(九大/新潟大:実行委員長)
池上 康寛(九大:副実行委員長/会場)
樋口 裕次郎(九大:会場/協賛)
鈴木 研志(九大:会場/LT編集)
田代 幸寛(九大:アドバイザー)
佐藤 康史(旭川医大:監事/相談役/会計)
高野 力(北大:プログラム統括/会計)
元根 啓佑(阪大:プログラム統括)
山口 祐希(阪大:協賛)
小坂 唯心(阪大:広報)
谷口 赳夫(阪大:懇親会/会計)
村山 拳午(山梨大:講演/懇親会)
油屋 駿介(HUグループ中央研究所:技術/相談役)
谷口 百優(島津製作所:プログラム統括/要旨集)
中野 洋介(アサヒビール株式会社:講演)
石川 絢野(マルホ株式会社:ポスター・表彰)
<学生委員>
内田 和希(九大:プログラム学生企画/ポスター・表彰)
長谷 彩沙(九大:プログラム学生企画/協賛)
折田 兼成(九大:プログラム学生企画/広報)
加藤 大志(名城大:プログラム学生企画/プログラム統括)
釣上 竜河(名城大:プログラム学生企画/全体補助)
主催:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025 実行委員会
共催:公益社団法人 日本生物工学会 九州支部
後援:公益社団法人 日本生物工学会、
公益財団法人 福岡観光コンベンションビューロー (使用承諾期間2024/12/27-2025/7/6)
福岡県教育委員会(第二部)
九州大学大学院農学研究院
- 総合問合わせ先:
- 協賛問合わせ先:
謝辞
本セミナーでは、みなさまからの多数のご支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。
<学会・財団>
公益社団法人 日本生物工学会本部
公益社団法人 日本生物工学会九州支部
公益財団法人 テルモ生命科学財団
公益財団法人 中辻創智社
公益財団法人 加藤バイオサイエンス振興財団
公益財団法人 サントリー生命科学財団
<協賛>
・セミナー協賛
株式会社大塚製薬 (+ブース協賛)
エーエムアール株式会社 (+ブース協賛)
かずさDNA研究所
島津製作所
・ブース協賛
株式会社ワイエムシィ
マルハニチロ株式会社
住友化学株式会社
株式会社レゾナック・テクノサービス
株式会社リガク
株式会社テクノスルガ・ラボ
・広告協賛
ブルカージャパン株式会社
正晃株式会社
株式会社ビーフォース
日本ウォーターズ株式会社
大陽日酸株式会社
日産化学株式会社
株式会社ダイセル
三井情報株式会社
株式会社ジーンネット
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
ジーエルサイエンス株式会社
日清オイリオグループ株式会社
株式会社エービー・サイエックス
株式会社tayo
・物品協賛
アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社
ホテルオークラ福岡
森永乳業九州株式会社
キッコーマン株式会社
霧島酒造株式会社
株式会社tayo
株式会社喜多屋
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
Alba Hotel&Glamping
・寄付
山戸俊幸
中谷航太
♦関連記事:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025協賛のお願い
Published by 若手会 on 25 11月 2024
【研究部会】生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2025 <協賛のお願い>
生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025実行委員会では協賛企業を募集しております。下記の「開催趣意書および協賛依頼」をご一読いただけますでしょうか。本セミナーへのご支援を賜れます場合は、フォームより、申込事項をアップロードいただけますようお願い申し上げます。追って、ご担当者様に振込先および広告掲載用フォーマット等についてご連絡を差し上げます。
協賛申込
こちらの協賛申込フォームより、ご回答どうぞよろしくお願いいたします。
https://forms.office.com/r/qRu1uu1qNy
・希望回答期限は3月末としております。
・物品協賛については、開催日まで期限を設けませんが、物品名・個数・送付予定日を早めにお知らせいただけると幸いです。
・セミナー・ブース・広告協賛いただいた企業様には、4月初旬に一斉に要旨集に掲載する広告の資料提供についてご案内させていただきます。
お問合せ・申込み先
生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2025
実行委員会 協賛係
E-mail:
♦関連記事:生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
生物工学会誌 – 102巻11号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 「人生100年時代」のセカンドキャリア~シニア起業への挑戦?~
…髙木 博史…( 537 )⇒
- 「人生100年時代」のセカンドキャリア~シニア起業への挑戦?~
- 特集 日本列島日本酒の旅!西日本編
- 奈良県の清酒研究
…大橋 正孝・都築 正男・桒原 智也…( 538 )
- 岡山県の蔵元と歩む日本酒研究とその魅力
…伊藤 一成…( 543 )
- 広島県産清酒の高品質化と需要拡大を目指す研究開発
…山﨑 梨沙…( 548 )
- LED夢酵母を活用した徳島県の日本酒造り
…岡久 修己…( 552 )
- 産学官が協奏的に取り組む佐賀県の日本酒研究
…澤田 和敬・小林 元太…( 556 )
- 奈良県の清酒研究
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- Japanese Whisky 100年の深化と今後
…前村 久…( 560 )
- Japanese Whisky 100年の深化と今後
- バイオミディア
- 日本が誇るアコヤ真珠と疾病
…酒徳 昭宏…( 565 )
- 細胞外小胞を利用した利己的ながん細胞の生存戦略と技術革新
…河野 健一…( 566 )
- ナノテクノロジーが変える食の未来:リポソームの可能性
…高橋 誠…( 567 )
- 壁の向こう側
…砂山 博文…( 568 )
- タンパク質の違いがもたらす腸内細菌叢と健康への影響
…渡邉 沙耶・宮本 潤基…( 569 )
- 日本が誇るアコヤ真珠と疾病
- 談話室
- 日本で最初の葡萄酒造り(小倉藩細川家)
…中濱 一雄…( 570 )
- 日本で最初の葡萄酒造り(小倉藩細川家)
- バイオ系キャリアデザイン(就職支援OB・OGインタビュー編)
- Interview 1
…樋口 裕次郎…( 572 )
- Interview 1
- Branch Spirit
- 生物材料インデックス
- 錦鯉ゲノムと錦鯉村のアセンブル
…保坂 碧・Balachandra Herath Mudiyanselage Amila Indika Bandara・緒方 法親…( 576 )
- 錦鯉ゲノムと錦鯉村のアセンブル
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 579 )
バイオインフォメーション…( 580 )
- 本部だより
基礎教育奨励項目の見直し作業について:結果報告…日本生物工学会 生物工学教育委員会…( 582 )
2024年KSBB秋季大会に参加して
…森田 友岳…( 593 )
- 支部だより
- 事務局より
2025–2026年度代議員の選出について…( 599 )
2025年会費納入のお願い…( 600)
【お知らせ】学生会員における大学卒業,大学院修了後の優遇措置について…( 601 )
和文誌編集委員からのお知らせ…( 602 )
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
【正会員の方へ】2025–2026年度代議員の選出について
2024年11月25日
公益社団法人 日本生物工学会
公益社団法人 日本生物工学会は 定款
に基づき、任期満了に伴う代議員選挙を下記のように実施いたします。
選挙日程
| 候補者の立候補受付 | 2025年1月10日(金)10時~1月20日(月)正午 |
|---|---|
| 支部からの候補者の 推薦受付 | 2025年1月23日(木)10時~2月6日(木) |
| 候補者の公示・ 電子投票の実施 | 2025年2月17日(月)10時~3月3日(月)正午 |
| 結果の公示 | 2025年3月下旬(ホームページ)および 『生物工学会誌』第103巻第4号(2025年4月25日発行) |
代議員候補者は、立候補および各支部からの推薦によります。
選挙権・被選挙権を有するための資格要件
- 2024年11月25日時点で本会正会員であること(2024年の会費を納入済みのこと)
任期
今回の選挙で選ばれる代議員の任期は、次の代議員選挙(2027年3月予定)終了までの2年間となります。
選挙方法
本選挙は、電子投票システムを利用して、立候補の届け出および投票をWeb上で受け付けます。
電子投票システムを利用するには、有効なメールアドレスの登録が必須となります。メールアドレスを登録していない方、あるいは変更したい方は、異動連絡届出、または、以下の登録フォームより予めご登録いただきますようお願い申し上げます。
問合せ先
公益社団法人 日本生物工学会 事務局
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学工学部内 C3棟4F 433
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
Published by 学会事務局 on 25 11月 2024
【随縁随意】「人生100年時代」のセカンドキャリア~シニア起業への挑戦?~ – 髙木 博史
生物生物工学会誌 第102巻 第11号
髙木 博史
いきなり私事で恐縮だが、今年(2024年)5月下旬に1週間近くNew Yorkに滞在し、企業在籍時(1986年)の海外派遣でご指導を受けた井上正順教授(当時New York州立大学Stony Brook校)の最終講演を含むシンポジウムに出席した。基本的にアメリカの大学には教授職の定年はないが、井上先生も今年90歳を迎えて正式にRutgers大学Robert Wood Johnson医学部を退職され、家族でHawaiiに移住される予定である。先生のようなCuriosity-driven Scientist(学部長に就任後も「大腸菌はどれくらいのサイズのタンパク質まで生産できるのか?」というワクワクする実験をされていた)を理想としてきた筆者も年齢を重ねたことに改めて気づいた。
筆者は昨年3月末に本学の教授を定年退職したが、特任教授として数名のスタッフと新しいラボを立ち上げ、企業との共同研究を中心に発酵科学に関する基礎・応用研究に取り組んでいる。また、産官学連携を推進する部門の役職も継続し、本学や本学会に微力ながら貢献できればと考えている。個人的には研究成果の創出と社会への還元とともに、若手・中堅の人たちの仕事やキャリアパスをサポートしていきたい。一方で、定年退職を機にいわゆるセカンドキャリアのステージに入ったが、教育(研究指導、授業など)の恒常的業務がなくなり一抹の寂しさはあるものの、PIとして研究費を獲得し、ラボの運営に奔走する状況は変わらず、その実感はない。
「人生100年時代」のセカンドキャリアは人それぞれである。筆者の場合、これまでの研究・技術シーズや人的ネットワークを活用した社会実装の経験をもとに、「シニア起業」への挑戦を考えている(恥ずかしいのでここだけの話です)。折しも、政府が「スタートアップ育成5か年計画」を策定し(2022年11月)、スタートアップに対する支援が加速している。本学においても情報科学系の教員や学生は起業意識が高く、筆者は大学発スタートアップの認定に関する規程を作成するなど起業を推奨する立場にある。また、本誌では筆者より若い先生が大学発ベンチャーや副業の経験を紹介されており、その意欲と行動力には敬意を表する。しかし、いざ自分が起業に向けた検討や準備を始めると容易ではない。「案ずるより産むが易し」かもしれないが、若い人にアドバイスを求められると、人生は自分で決めた道が正解、行動する勇気・行動しない勇気、仕事はどこで行うかではなく、何を行うかが大切、「今がふるさと」の気持ちが大事、などと偉そうなメッセージを送ってきた自分が情けない。
ベンチャーとスタートアップの大きな違いはビジネスモデルである。ベンチャーは既存のビジネスモデルをもとに、売上や収益性を拡大していくが、スタートアップは革新的なアイデアで新しいビジネスモデルを構築し、短期的に成長する企業である。また、スタートアップには事業の革新性・成長率・EXIT(出口戦略)・資金調達法などに工夫や計画性が求められる。そのためには、起業マインド・明確なビジョン・冷静な決断力・高い先見性・優れた統率力・前向きで柔軟な発想力・強靭な精神力などの資質を備えたうえで、目的・目標・課題を設定する能力および人・物・金・情報などの経営資源を動かす能力を有する経営者人材の確保と育成が必須である。また、研究開発型のスタートアップを目指す場合、事業化のための研究開発を先導する若手・中堅の研究者・技術者の確保と育成が重要である。さらに、アメリカのようにベンチャーキャピタルやアクセラレーターからの投資を積極的に受けるためには、研究者は常にアンテナを高くして人脈を広げる努力を行うとともに、大学側も利益相反の制限を緩和し、研究者が失敗を恐れず起業しやすい制度や雰囲気になればと、甘い?考えを持っている。
長々と書いてしまったが、セカンドキャリア後のサードキャリアについてはしっかりと設計している。アメリカ野球を愛する者として1)、来年(2025年)は日本人初のアメリカ野球殿堂入りに選出される可能性が高いイチローの表彰式が行われ、また日米の150年以上に渡る野球交流史を紹介する企画展も始まるアメリカ野球殿堂博物館(National Baseball Hall of Fame and Museum)を約30年ぶりに訪問し、自らの就職活動?を頑張りたい。
1) 高木博史:化学と生物,59, 417 (2021).
著者紹介 奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構(特任教授)
Published by 学会事務局 on 20 11月 2024
【生物工学誌】掲載内容・原稿受付メールアドレスの変更について
和文誌編集委員会では、2025年1月(103巻1号)より、『生物工学会誌』の掲載内容などを一部変更し、現在、J-STAGE(DOI付与)と学会HP(PDF)に分けて公開している内容をすべてJ-STAGEで公開することにいたしました。具体的な変更内容は以下の通りです。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
- 『生物工学会誌』の「カレンダー」「今月のJournal of Bioscience and Bioengineering」「バイオインフォメーション」については、102巻12号(2024年12月)をもって冊子への掲載を終了させていただきます。2024年11月15日以降にご連絡いただきました各種イベント、人事公募、研究助成等の情報は学会HP「バイオインフォメーション」のページでの案内のみとなります。
♦ 各種イベント・人事公募・研究助成等受付
E-mail:
- 「集まれ!グラントの泉」「研究部会」「本部だより」「支部だより」「事務局より」の各コーナーは今後も継続して冊子に掲載するとともに、103巻1号(2025年1月)からはJ-STAGEでも公開いたします。
♦「集まれ!グラントの泉」「研究部会」「本部だより」「支部だより」原稿受付
E-mail:
- 『生物工学会誌』103巻1号の「投稿規程・投稿要領」でもご案内しますが、報文など原著論文(査読あり)の投稿受付アドレスが変更となります。原著論文投稿の際のメールのタイトルは〈生物工学投稿〉としてください。
♦ 原著論文投稿受付
E-mail:
- 原著論文以外の通常のコーナーへの原稿も常時募集しております(https://www.sbj.or.jp/sbj/sbj_submit.html)。その際の受付メールアドレスも原著論文投稿と同じアドレスとなります。ただし、原著論文と区別するために、メールのタイトルを〈『生物工学会誌』〇〇(コーナー名)投稿〉としてください。
♦ 通常コーナーへの投稿受付
E-mail:
Published by 学会事務局 on 12 11月 2024
【JBB】Editorial ManagerにおけるSuggested Reviewers機能廃止のお知らせ
Elsevierの方針により、研究公正及び科学への信頼性担保の観点から、Editorial ManagerにおけるSuggested Reviewers機能は廃止されることになりました。この変更は2024年12月からEditorial Managerを利用する全てのジャーナルに適用されます。なおOpposed Reviewersの入力機能は従来通りご利用いただけます。
⇒オンライン投稿・査読(Editorial Manager)
Published by 学会事務局 on 07 11月 2024
【事務局より】2025年会費納入のお願い
平素より学会活動にご協力賜り、誠にありがとうございます。
2025年の会費の納入をお願い申し上げます。会費は会誌の刊行、大会の開催、講演会、その他学会の事業運営にあてられますので、何卒ご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。なお、振込用紙は12月上旬に会員の皆様宛に直接お送り致します(会費口座振替登録者は除く)。
学生会員には、大学卒業、大学院修了後の優遇措置があります。⇒詳しくはこちら
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2025年会費 (1月~12月、不課税)
| 正会員 | 11,000円(だたし、海外在住の正会員は12,000円) |
|---|---|
| 学生会員 | 5,000円 |
| 団体会員 | 30,000円 |
| 賛助会員 | 50,000円(1口以上) |
納入期限
- 振込用紙をご利用の場合:
正会員および学生会員: 2024年12月末日
団体会員および賛助会員: 2025年4月末日
- 自動引落(口座振替)をご利用の場合: 2025年4月23日(水)に引落実施予定
領収書について
- 【銀行振込でのお支払い】 振込票の控えを領収証としてご利用ください。
- 【口座振替でのお支払い】 領収証を希望される方は、事務局にお申し出ください。領収証は会費引き落し後(5月初旬)に送付いたします。領収証の宛名は会員名、送付先は会誌送付先と同住所となります。毎年領収証が必要な方はその旨お知らせください。
紛失による領収証の再発行はいたしませんのでご注意ください。
英文誌Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の購読について
2009年より英文誌(JBB)は電子ジャーナルへのアクセス権のみとなりました。冊子体はご希望の会員に年額5,000円(税込)で有料配布しております。正会員および学生会員の方で、新規に有料購読をご希望の方はできるだけ早めにお知らせください。また、冊子購読を中止される場合も早めに事務局までご一報ください。
会費の口座振替について
毎年の会費をご指定の銀行口座からお支払いいただくことも可能です。預金口座振替依頼書
を、下記学会事務局までご送付下さい(押印をご確認下さい)。
異動届出
会誌送付先、住所、会員資格(学生会員から正会員へ移行)などの変更は、会員サービスから異動届出をお願いします。FAXの場合は、ダウンロードした書面にご記入のうえ、下記宛にお送り下さい。
退会届出
2024年12月13日(金)までに理由を付してE-mailまたはFAXにてお届け下さい。なお滞納会費があれば納入をお願いします。⇒詳しくはこちら
年度途中で退会された場合、会費は返金いたしません。年度末退会(12月31日付での退会)を希望する方は、その旨退会届にご記入ください。
お問い合せ先
日本生物工学会事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号
大阪大学工学部内
公益社団法人 日本生物工学会
Tel: 06-6876-2731 Fax: 06-6879-2034
E-mail:
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
【随縁随意】ハイデガーとテセウスの船 ~「いのち」は時間(とき)に 抗うからこそ「存在」する~ – 芦内 誠
生物生物工学会誌 第102巻 第10号
芦内 誠
小職は高知大学生命環境医学部門に所属しています。当方部門の名称にもある「生命」「環境」について自らが理解できているか(正直にいえば)不安に思うところがありました。今回の「巻頭言“随縁随意”」は思い切って「いのち」をテーマにします。サイエンティフィックな哲学“おちこち”にお付き合いいただければ幸いです。
ところで、「生命」と「生物」、また「環境」と「生態」について本質的な違いを認識したうえで表現することを意識されていますか?いわゆる「理系」的なフィールドにいると何やら曖昧になって、ともすると「同一性」のバイアスに支配されることも少なくないように思います。小職が偶々参加したセミナーの席での件、講師からの『生物にはどのような特徴がありますか?』との質問に対し、参加者の一人から『自立的に増殖する存在』との答えがあったのを記憶しています。セミナー講師は地球微生物学を専門としていましたので、すかさず『深海底生命圏には10万年、ひょっとすると億年単位で時を経ても姿を変えず、増えようともしない生命体が存在する。このような存在を果たして生物と呼べるのか?』と問いかけました。私はこの核心的な問いから、大いなる気づきを頂いたように思っています。もう少し踏み込みますと、時間の長さに対する認知バイアスの存在、加えて「生命」ではなく「生命体」と表現したこと、まさに「言い得て妙である」と感服したことを思い出します。
釈迦に説法のようで恐縮ですが、ハイデガーの主著『存在と時間』は「生命」と「生物」の違いを言語化するうえで大いに役立ちます。生命は存在であって存在者ではありません。逆に生命体は存在者であって存在ではありません。その複製体を高速で作り出せるようになった特殊な生命体「生物」も然りです。存在者には実体があり、一方で存在そのものに実体はありません。ハイデガーの存在論がアインシュタインの一般相対性理論にも影響を与えたことは有名です。実際、『存在と時間』の主題は「存在を時間によって理解する」ことでしたので納得です。
ただし、生命(いのち)に潜在する「時間性」の意味をより理解するにはもう一工夫必要かとも考えています。ハイデガーなる真理の探究者(現存在)は「死」という絶対的可能性(時間性のなかに潜む結果)を傍らに置くことで「存在」することの意味を理解しようと試みます。小職は前出の問答から『生命(いのち)とは時(とき)に抗う存在』ではないかと気づきました。すなわち、「結果」ではなくそこに至るまでの「過程」にこそ、生命に足りうる本質が存在するのです。本件を理解するうえで格好の題材が「テセウスの船」と考えます。あまりにも有名な哲学パラドックスですので詳細は割愛しますが、たとえば、人体は60兆個の細胞でできており1日で約1兆個の細胞を入れ換えます。約2か月後、今のあなたは存在論的な「死」を迎え、生命の基本の細胞レベルで見れば、ほぼ完全に別人のあなたが「命」をつないでいることになります。それでも、あなた(現存在)は未来のあなたを自分だといえますか?逆に、先進再生医療技術によって現在の細胞から正確に生み出されたあなたのクローンは、それでも、あなた(現存在)と同一であるといえますか?存在論上の絶対的可能性に抗うからこその生命であり、故に、存在論は生命を理解するうえできわめて重要な哲学ではある一方、さらなる深化を求めるには不足しているといわざるを得ません。終局、新たな「生命論」を必要とする時代に突入したとの認識に間違いはないようです。
最後に、難培養微生物群の存在と環境保全の方向性についての考えを述べたいと思います。地球上に存在する微生物の総数は1030個といわれ、固定化された生物利用(循環)可能な炭素量(イエローカーボン)は植物が固定している炭素量(グリーンカーボン)に匹敵します。特に重要視すべきは、難培養微生物が大半(> 99 %)を占めるという事実です。したがって、微生物の生存戦略は大量のエネルギーやバイオマスを要する「増殖(バイオ異化)」ではなく「修復(バイオ同化)」に特化していることを意味します。現在、生分解性が環境保全の切り札とされていますが、炭素循環の主役である難培養微生物群への影響が不分明な段階での拙速な環境利用は避けた方が無難かと思います。
著者紹介 高知大学教育研究部総合科学系生命環境医学部門(教授)
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
生物工学会誌 – 102巻10号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- ハイデガーとテセウスの船 ~「いのち」は時間(とき)に抗うからこそ「存在」する~
…芦内 誠…( 493 )⇒
- ハイデガーとテセウスの船 ~「いのち」は時間(とき)に抗うからこそ「存在」する~
- 特集 日本列島日本酒の旅!東日本編
- 特集によせて
…倉橋 敦・根來 宏明…( 494 )
- 北海道における日本酒情勢とその振興への取り組み
…阿部 勝正…( 496 )
- 岩手県産酒の伝統と革新:地域特性が生む特色ある風味
…佐藤 稔英…( 499 )
- 酒処ふくしま躍進のひみつ 福島流ものづくりと人づくり
…高橋 亮…( 504 )
- 新潟県の日本酒研究と日本酒の魅力
…青木 俊夫…( 509 )
- 静岡酵母と静岡県の酒造りについて
…鈴木 雅博…( 512 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- 抗体医薬品評価におけるスペクトロスコピーの貢献(前編):
円二色性分光法と二次構造解析
…大山 泰史・赤尾 賢一…( 515 )
- 抗体医薬品評価におけるスペクトロスコピーの貢献(前編):
- バイオミディア
- まだまだアツイ「廃水処理」
…久保田 健吾…( 519 )
- 酵母研究者の皆さん,CRISPR/Cas9を使っていますか?
…山崎 晴丈…( 520 )
- 汚い泥から食べ物を作る
…徳村 雅弘…( 521 )
- 次世代タンパク質シーケンサーはプロテオミクスを変革するか
…元根 啓佑…( 522 )
- 環境中に潜むプラスチックを食べる微生物とは?
…曽 厚嘉…( 523 )
- まだまだアツイ「廃水処理」
- 生物材料インデックス
- 利通公と渋沢翁とカイコ
…緒方 法親・伊藤 克彦・横山 岳…( 524 )
- 利通公と渋沢翁とカイコ
- Branch Spirit
- 九州支部:宮崎大学フロンティア科学総合研究センター・遺伝資源分野
… 権藤 崇裕・橋口 正嗣…( 529 )
- 九州支部:宮崎大学フロンティア科学総合研究センター・遺伝資源分野
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 531 )
バイオインフォメーション…( 532 )
- 支部だより
中部支部 第10回CHUBU懇話会…( 533 )⇒
- 事務局より
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 25 10月 2024
《締切:2024年12月27日》">【年次大会】第77回日本生物工学会大会(2025) シンポジウム公募《締切:2024年12月27日》
第77回日本生物工学会大会
実行委員長 黒田 章夫
第77回日本生物工学会大会は、2025年9月10日(水)~9月12日(金)に広島工業大学 三宅の森Nexus21にて開催します。つきましては、日本生物工学会大会にふさわしいシンポジウムを公募します。また、本大会では研究部会活動の活性化とジェンダーバランスの均衡化を掲げており、本大会独自の試みとして、研究部会が企画するシンポジウムを数件受け付けます。なお、シンポジウムは会期中複数会場で実施する予定です。新型コロナウイルス感染症問題との関係により、やむを得ずオンライン開催とのハイブリッド、あるいはオンライン開催のみとなるかもしれないことをご承知おきいただきますようお願い致します。
会員各位におかれましては提案書に
1) 課題名(日本語によるシンポジウム、英語によるシンポジウムの別)
2) 開催の趣旨
3) 世話人名(連絡先)
4) 参加予定者数(講演者、参加者)
5) その他希望事項
を記載いただき、2024年11月1日(金)~2024年12月27日(金)までの間に、メールにて下記宛までお申し込みください。
なお、シンポジウム世話人は、参加登録開始日の時点で本学会正会員である必要がありますので、ご注意ください。
会場数には限りがありますので、応募多数の場合には、生物工学に関連する「新たな研究領域の開拓」「生物工学の国際展開(英語によるシンポジウム)」「産学連携の推進」「異分野融合」「地域社会への貢献」「SDGsに貢献する生物工学」「若手研究者主導の研究」「博士人材養成・教育の推進」「女性研究者の活躍推進」などのコンセプトに沿った申請を優先的に採択させていただきます。また、類似した内容の提案については統合をお願いする場合がございますのでご承知おきください。
シンポジウムの開催時間は2時間を基本とさせていただきます。採択課題は上記1)から3)の項目を大会HPにて掲載させていただきます。また、研究部会企画の場合は、大会プログラムには部会シンポジウムとして明記いたします。研究部会からの申請であっても、採択において優先されるものではありません。基本的にシンポジウムの講演者への旅費、謝礼は実行委員会ではご用意いたしかねますのでご承知おきください。
上記趣旨をご理解の上ご応募頂きますようお願い申し上げます。
採択につきましては2月初旬にメールにてお知らせします。
申込先:
広島大学大学院統合生命科学研究科
シンポジウム担当:岡村 好子
E-mail:
Published by 支部:九州 on 17 10月 2024
第30回日本生物工学会九州支部宮崎大会(2024)プログラム
|第30回九州支部宮崎大会・公開シンポジウム開催案内|九州支部Topページ|
- 一般講演 B会場(農学部講義棟L203室)
午後の部 14:30~16:39
- 一般講演 C会場(農学部講義棟L202室)
午前の部 9:30~11:52|午後の部 14:30~16:39
- 学生賞審査講演
A会場(農学部講義棟L205室)
<博士の部>午前の部 9:30~10:33
<修士の部>午前の部 10:34~11:37|午後の部 14:30~16:21
B会場(農学部講義棟L203室)
<修士の部>午前の部 9:30~11:37
- 学生賞授賞式 農学部L204室(特別講演会場)17:00~17:30
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♦一般講演プログラム♦
C会場(L202室)午前の部 (9:30~11:52)
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- C-a01
Euglena gracilisによるパラミロン生産における並行複発酵の試み
…○山本彩加1,福田美月1,松田綾子1,泉 可也2,林 雅弘1(1宮崎大・農,2株式会社bits)
- C-a02
分裂酵母Schizosaccharomyces pombeのガラクトース資化性の解析
…○武谷 碧,中山伊都,竹川 薫(九大・生資環)
- C-a03
乳酸菌のD-セリン代謝に関する研究
…○西川純平,水野菜々子,豊竹洋佑,若山 守(立命大院・生命研)
- C-a04
黄麹菌におけるTORC1構成因子AoKog1の機能解析
…◯古賀明花,竹川 薫,樋口裕次郎(九大院・生資環)
- C-a05
Pseudomonas sp. LLC-1株によるα-トルイル酸の分解および有機性廃棄物の処理
…○福吉晃大,行山尚寿,廣瀬 遵(宮崎大・工)
- C-a06
PCB分解性Pseudomonas属細菌の芳香族化合物メタ開裂経路をコードする重複した遺伝子群の役割
…○日髙祐誠1,二神泰基2,末永 光3,木村信忠4,渡邊崇人5,後藤正利6,陶山明子7,藤原秀彦7,古川謙介7,廣瀬 遵1(1宮崎大・工,2鹿大・農,3産総研・細胞分子工,4産総研・生物プロセス,5京大・生存研,6佐賀大・農,7別府大・食栄)
- C-a07
タンパク質を基質としたアンモニア生成菌のスクリーニング法
…◯川原 朋,吉田ナオト,清 啓自(宮崎大院・農)
- C-a08
アルカリ性α-1,3-グルカナーゼ生産菌の探索
…◯斉藤宇晃,豊竹洋佑,若山 守(立命大院・生命研)
- C-a09
D-アミノ酸-N-アセチルトランスフェラーゼの機能と構造
…○中井友晴1,吉村 徹1,2,上原 了1,松村浩由1,豊竹洋祐1,若山 守1(1立命大・生命研,2名古屋大・農学研)
- C-a10
In vitro 培養モデルを用いたClostridium 属細菌の腸内細菌叢に与える影響の解析
…○池之本光成,大石紗菜,北岡凌雅,中山二郎(九大・生資環)
- C-a11
Aspergillus nidulansにおける新奇β-D-ガラクトフラノシダーゼの同定と機能解析
…○関口 仁1,山田久恵1,豊田早紀1,松永恵美子1,渡邊真宏2,樋口裕次郎1,竹川 薫1(1九大院・生資環,2産業技術総合研究所)
C会場(L202室)一般講演 午後の部(14:30~16:39)
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- C-p01
Lactiplantibacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシンの輸送タンパク質について
…◯吉原真希1,松田明香里2,河原あい2,善藤威史3,松崎弘美1,2(1熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3九大院・農)
- C-p02
たくあん漬から分離した乳酸菌Lactococcus lactis PJR24が生産するバクテリオシンの精製
…○野瀬あすか1,永田妃奈子1,善藤威史2,松崎弘美1(1熊本県大・環境共生,2九大院・農)
- C-p03
α-1,3-グルカンとそのカルボキシメチル誘導体からなる生分解性架橋ハイドロゲルの機能性
…○木下陽花1,大垣内 誠2 ,武田陽一1 ,豊竹洋佑1,若山 守1(1立命大院・生命研,2島津製作所)
- C-p04
LEAペプチドの発現量およびタイミングがGFP共発現に与える影響
…浦本琢人,○池野慎也(九工大院・生体工)
- C-p05
タンパク質言語モデルと立体構造予測を利用した新規糖転移酵素の探索
…屋嘉優花,岡 拓二,○平 大輔(崇城大・生物生命)
- C-p06
指向性進化タンパク質分類モデルにおけるタンパク質言語モデルの性能評価
…○長野拓也1,花井泰三2,濱田浩幸2(1九大院・生資環,2九大院・農)
- C-p07
抗真菌ペプチドの設計と生理学的活性評価
…○西村朋起1,Yang Yiqi1,松澤多聞1,行友遼太郎1,善藤威史2,花井泰三2,濱田浩幸2(1九大院・生資環,2九大院・農)
- C-p08
チアミンピロリン酸リボスイッチの数理解析
…○大下充規1,沼田倫征2,花井泰三2,濱田浩幸2(1九大院・生資環,2九大院・農)
- C-p09
FBAとAIを組み合わせた大腸菌代謝改変候補の探索
…○行友遼太郎1,花井泰三2,濱田浩幸2(1九大院・生資環,2九大院・農)
- C-p10
ビオチンリガーゼによる酵素反応とFRETを組み合わせたATP検出系の開発
…○末田慎二,下八尻利一郎,前田恭平,藤井 聡(九工大・情報工)
B会場(L203室)一般講演 午後の部 (14:30~16:39)
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- B-p01
光合成細菌によるイネおよびサツマイモのバイオプライミング
…○宮坂 均1,岩井蘭子1,内田春太1,山口紗耶馨1,林 修平1,山本進二郎1,古賀 碧2,後藤みどり2,山田直樹3,牧 孝昭3(1崇城大・生物生命,2株式会社Ciamo,3株式会社松本微生物研究所)
- B-p02
紅色非硫黄細菌由来リポ多糖による果樹の成長促進効果
…○林 修平,濵田青空,西水流亜弥,山本進二郎,宮坂 均(崇城大・生物生命)
- B-p03
閉鎖循環型陸上養殖の効率化を目指した微生物叢の解析
…○石井 怜1,宇田川伸吾2,福永耕大2,竹村明洋3,上地敬子1,平良東紀1(1琉球大・農,2琉球大・研推,3琉球大・理)
- B-p04
Geobacter sulfurreducensの細胞外電子伝達を担うⅡ型分泌系遺伝子の機能解析
…○安岡佑樹,石神滉己,木村武蔵,清 啓自,井上謙吾(宮崎大・農)
- B-p05
Klebsiella属細菌における嫌気性ピレン分解産物および分解系遺伝子の解析
…○中川豊栄1,七田実咲1,亀井一郎2,井上謙吾2(1宮崎大院・農,2宮崎大・農)
- B-p06
桜の花びら抽出液が皮膚細菌叢の代謝に与える影響についてのin vitro解析
…○藤山奈央1,岩間成吾2,中野弘基3,中野雄揮3,中野敏朗3,北垣浩志1,2(1佐賀大院・先進,2佐賀大・農,3株式会社インパクト)
- B-p07
黒麹菌Aspergillus luchuensis α-グルカノトランスフェラーゼの特性解析とニゲラン分子量への影響
…○島袋 雛,仲松勝一郎,水谷 治,平良東紀,上地敬子(琉球大・農)
- B-p08
トマト由来セラチア菌による灰色かび病菌の生育抑制機構の解明
…○川畑優輔,西尾治雄,岡 拓二,平 大輔(崇城大・生物生命)
- B-p09
Aspergillus fumigatusの真菌型ガラクトマンナン生合成を担うα-1,2-マンノース転移酵素遺伝子の破壊による生育抑制を抑圧する変異株の解析
…○岸田凜太郎1,門岡千尋1,田中 大2,平 大輔1,岡 拓二1(1崇城大院・工,2東北医薬大・薬)
- B-p10
焼酎酵母鹿児島2号のF1株に見られる増殖遅延原因遺伝子の探索
…○崎原凪紗,奥津果優,吉﨑由美子,高峯和則,二神泰基,玉置尚徳(鹿大・農)
♦学生賞審査講演プログラム♦
A会場(L205室)午前の部 (9:30~10:33)
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【博士の部】
- A-a01D
Real-time visualization of stress-induced mRNAs in Aspergillus oryzae
…○Pakornswit Sathongdejwisit, Kaoru Takegawa, Yujiro Higuchi(Fac. Agri., Kyushu Univ.)
- A-a02D
担子菌酵母Moesziomyces aphidis AH613株によるプルケリミン酸生産遺伝子の生理機能解析
…○浜口愛勇生,田口久貴,笹野 佑(崇城大院・工)
- A-a03D
繊維状人工タンパク質の末端選択的重合反応に関する基礎検討
…○長谷彩沙1,南畑孝介1,石川聖人2,吉本将悟3,堀 克敏3,神谷典穂1,4(1九大院・工,2長浜バイオ大,3名大院・工,4九大未来化セ)
- A-a04M
オートクレーブ滅菌によるバイオマテリアル創製
…○山下祐典,大角義浩,吉田昌弘,武井孝行(鹿大・理工)
A会場(L205室)学生賞審査講演 午前の部(10:34~11:37)
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- A-a05M
超撥水表面を利用した有用物質を高効率で封入可能な高密度架橋ミリゲルカプセルのワンステップ作製
…○細川裕平1,甲斐敬美1,清山史郎2,塩盛弘一郎3,吉田昌弘1,武井孝行1(1鹿大・理工,2都城高専・物質工学科,3宮崎大・工)
- A-a06M
機能性タンパク質を分岐点とするハイブリッドゲルの創製
…○稲形のん1,長谷彩沙1,若林里衣1,後藤雅宏1,2,神谷典穂1,2(1九大院・工,2九大未来化セ)
- A-a07M
好熱性溶原性ファージΦOH2の溶原化機構の解明
…○田中理仁1,藤野泰寛1,森 一樹1,田代康介1,岩本武夫2,廣政恭明1,土居克実1(1九大・生資環,2慈恵医大・医)
- A-a08M
選択的細胞損傷を引き起こすParasporin-5のオリゴマー形成解析
…○那須勇太1,阿部雄一1,2,齋藤浩之3,北田 栄4,原島 俊1,2,浴野圭輔1,2(1崇城大院・応微,2崇城大・生物生命,3福岡工技セ・生食研,4九工大院・情報工)
A会場(L205室)学生賞審査講演 午後の部 (14:30~16:21)
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- A-p01M
ATADプロセスにおける難培養主要好熱細菌の集積・分離手法の開発と評価
…○鍵本憲成,奥川友紀,大城麦人,田代幸寛(九大院・生資環)
- A-p02M
腸内細菌による大豆イソフラボンの代謝機構解析
…○藤原茉由,黒木勝久,榊原陽一(宮崎大・農)
- A-p03M
日本とインドネシアの小学生児童の腸内細菌叢と代謝物の解析
…○秋葉拓人1,田村詩織1,松崎渓作1,篠田あかり1,Endang Sutriswati Rahayu2,中山二郎1(1九大・生資環,2UGM・FAT)
- A-p04M
深層学習を用いた真菌の識別手法の検討
…○平野裕都,立石明日風,北垣浩志(佐賀大院・先進健康科学)
- A-p05M
1,3-プロパンジオール生産性Citrobacter braakii TB-96の育種による代謝改変
…○木村武蔵1,鮫島 礼1,柳瀬卓馬1,吉田ナオト1,中島(神戸)敏明2,清 啓自1(1宮崎大院・農,2筑波大院・生命環境)
- A-p06M
Cupriavidus necator育種株の作製と乳酸ベースバイオプラスチック合成に関する研究
…○石川鈴恵1,板倉真優2,田中賢二3,田口精一4,松崎弘美1,2(1熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3近大・産理工,4神戸大院・科技イノベ)
- A-p07M
Aspergillus nidulansにおける細胞内β-グルコシダーゼの機能解析
…○矢壁 駿1,門岡千尋1,松沢智彦2,岡 拓二1(1崇城大・生物生命,2香川大・農)
B会場(L203室)学生賞審査講演 午前の部 (9:30~11:37)
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- B-a01M
ゲノムマイニングおよび異種バクテリオシン分泌発現系を利用した新奇バクテリオシンの探索
…○穴井美鈴,小山恵璃,廣段潤一郎,中山二郎,善藤威史(九大院・農)
- B-a02M
Enrichment and Isolation of Rubber Product-Degrading Microorganisms
…○Nelly Wira Nurhadi1, Kengo Inoue2, Nobuaki Takahashi3, Miyuki Nagamine2(1Grad. Agri., Univ. Miyazaki, 2Fac. Agri., Univ. Miyazaki, 3Showa Glove Co., Ltd.)
- B-a03M
次世代シークエンサーを用いた乳酸菌叢の定量法評価
…○中村圭佑1,Sk Rahul2,志波 優3,田代幸寛1,大城麦人1(1九大院・農,2東農大・生物資源ゲノム解析センター,3東農大・生命科学部)
- B-a04M
Saccharomyces cerevisiae 内因性PUL3,PUL4,FRE4遺伝子の機能性解析
…○原田利樹1,亀長一陽2,浜口愛勇生1,田口久貴1,笹野 佑1(1崇城大院・工,2崇城大・生物生命)
- B-a05M
分裂酵母Schizosaccharomyces pombeに存在するアミラーゼホモログ遺伝子aah6,aah7の機能解析
…○板村 稜1,吉川梨乃1,中北愼一2,竹川 薫1(1九大院・生資環,2香川大・医・総合生命科学)
- B-a06M
黄麹菌におけるエルゴチオネイン生合成酵素の局在制御機構と生産性解析
…○井上慶士,福原遼一郎,竹川 薫,樋口裕次郎(九大・生資環)
- B-a07M
従属栄養培養Euglena gracilisによる嫌気的ワックスエステル生産に適した流加培養条件の検討とその代謝解析
…○金川真人1,林 雅弘2(1宮崎大院・農,2宮崎大・農)
- B-a08M
大腸菌bamCはL-formへの形態変化により必須遺伝子となる
…○丸野友希1,2,阿蒜侑佳3,和田花佳1,2,中島由香里1,塩見大輔3,塩田拓也1(1宮崎大・フロンティア,2宮崎大・農,3立教大・理)
Published by 支部:北日本 on 10 10月 2024
【北日本支部】2024年度北日本支部岩手シンポジウム
2024年12月14日(土)に岩手大学にて,支部シンポジウムを開催いたします。岩手での開催は,大変久しぶりの開催となります。午前中は口頭発表を行い,若手研究者や学生からの多くの発表を期待しております。優秀な発表を行った学生に対しては,「学生優秀発表賞」を表彰します。午後は若手研究者の招待講演とし,新しく北日本支部へお越しになった先生や,これから生物工学会でご活躍くださることが期待される方々にご講演いただきます。さらに,2024年度の飛翔賞および学生精励賞受賞者に受賞講演をしていただく予定です。シンポジウム後には情報交換会も企画しております。このように盛り沢山の企画を準備しておりますので,是非,奮ってご参加いただけますと幸いです。
日時:2024年12月14日(土) 9:30~16:30
場所:岩手大学(岩手県盛岡市上田三丁目18番8号)
招待講演会場:農学部5号館 ぽらんホール
午前の研究発表会場:農学部5号館 7番講義室
参加費:無料
参加申込は以下のGoogleフォームからお願いします。
https://forms.gle/WXHVWhXpvSMisNvL9
(口頭発表を希望する方も同じフォームより申込をお願いいたします。)
参加申込締切:11月29日(金)24:00
口頭発表申込締切:11月29日(金)24:00
要旨提出締切:12月6日(金)24:00
講演要旨テンプレート
提出先:
山田 美和
E-mail:
プログラム:
9:10~ 受付開始
午前(研究発表:口頭発表)(農学部5号館1階7番講義室)
9:30〜12:18 研究発表
(発表9分,質疑応答3分,交代1分)
12:30~13:30 昼食・休憩(支部役員会,農学部5号館1階生命系スペースC)
午後(招待講演)(農学部5号館2階ぽらんホール)
13:30~13:35 開会の挨拶
13:35~14:05 北海道大学 工学部 蜂須賀 真一 先生
『僕の放浪アカデミア~生分解性ポリマーの研究に至るまで~』
14:05~14:35 公立千歳科学技術大学 理工学部 松井 大亮 先生
『産業用酵素の探索と可溶性発現に関する研究』
14:35~14:45 休憩
14:45~15:15 岩手大学 農学部 西川 華子 特任研究員
『TAT(Twin-Arginine Translocation)膜透過機構の分子機構の解明』
15:15~15:45 岩手生物工学研究センター 生物資源研究部 上杉 祥太 主任研究員
『地域の産業と資源の特色を活かした機能性成分研究と高度利用法開発』
15:45~16:10 2024年度 飛翔賞報告・受賞講演
東北大学大学院農学研究科 博士1年 高橋 尚央
『麹菌の細胞表層を構成する界面活性タンパク質の自己組織化機構解明』
16:10~16:20 午前中の優秀発表賞の発表・表彰,閉会の挨拶
16:20~16:30 集合写真撮影
17:30~19:30 情報交換会(懇親会)
岩手の居酒屋 じょ居 (一般 5,000円,学生 2,000円)
問合せ先:
岩手大学 農学部 山田 美和
E-mail:
Published by 支部:関西 on 07 10月 2024
【関西支部】2024年度関西地域企業・公的研究機関と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!-
関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者/学生の方々に広く知っていただくことを目的としています。これから就職を考える学生さんには、これら企業・研究機関の情報に触れ、働き方とやりがいの多様性を知る機会になるはずです。また、企業・公的研究機関との交流会の場を通して、学会などでは難しい企業・研究機関の方との交流を深めていただければと考えております。
- 日時:2024年11月14日(木) 13:50~19:00
- 開催場所:[講演会] 大阪公立大学学術総合センター1階文化交流室
[懇親会] 大阪公立大学工学部棟A205
- プログラム、機関の概要または講演内容:
13:50-14:00 「開会の辞」
……東 雅之(大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 /関西支部長)
14:00-14:20 「奈良県産業振興総合センターの紹介」
……大橋 正孝(奈良県産業振興総合センターメディカル技術支援科)
14:20-14:40 「株式会社萩原農場の紹介」
……藤田 信吾((株)萩原農場 技術開発部・バイテク研究チーム)
弊社は1916年創業のスイカとメロンの種苗会社です。「スイカの可能性を未来に広げる」という目標のために、優良品種の育種を続けております。その他、果実成分や栽培副産物の機能性研究も行っております。
14:40-15:00 「京都市産業技術研究所の紹介」
……山本 佳宏((地独)京都市産業技術研究所プロジェクト推進室)
15:00-15:20 「株式会社ファーマフーズの紹介」
……庄屋 雄二、橋本 真理恵、木村 風香((株)ファーマフーズ バイオメディカル部)←演者変更2024/10/25
当社は「医食の研究で貢献」というミッションを掲げ、人々の持続可能な健康的で幸せな社会の実現を目指しております。その実現に向け、食品、化粧品、医薬品の開発を科学的根拠に基づいて行い、独自の研究成果及び製品を「BtoB事業」「BtoC事業」「バイオメディカル事業」の3事業において広く社会に提供しております。
15:20-15:30 休憩
15:30-15:50 「大阪産業技術研究所の紹介」
……永尾 寿浩((地独)大阪産業技術研究所森之宮センター)
15:50-16:10 「株式会社ミルボンの紹介」
……八木 真和((株)ミルボン 開発本部 研究開発部)
当社は、美容室専売のヘアケア製品やヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカーです。毛髪を補修する独自技術を開発し、プロフェッショナル市場に向けて、実感効果に優れた商品の開発を行なっています。
16:10-16:30 「産業技術総合研究所の紹介」
……千葉 靖典((国研)産業技術総合研究所 生命工学領域)
16:30-16:50 「株式会社堀場製作所の紹介」
……村上 弓月((株) 堀場製作所 営業本部 大阪セールスオフィス Network Salesチーム)
弊社は「おもしろおかしく」というユニークな社是のもと、赤外線計測・ガス流量制御・粒子計測・分光分析・液体計測などをコア技術としてビジネス展開している京都の分析機器メーカーです。ライフサイエンス分野では200年を超える歴史と分光技術が詰まったラマン分光測定装置や蛍光分光測定装置を始め、創業製品であるpH計や粒子計測装置などを多くの研究者にお使い頂いています。
16:50-16:55 「閉会の辞」
……山内 朝夫((地独)大阪産業技術研究所森之宮センター 生物・生活材料研究部)
17:15-19:00 懇親会
- 申込方法:氏名、所属、連絡先(TEL、E-mail)、一般・学生の別、会員・非会員の別、紹介者(非会員の場合のみ)を明記して、こちらのフォームよりお申し込みください。→(※定員に達したので締め切らせていただきました)
- 定員:40名
- 参加費:無料
- 申込締切:2024年10月31日(木)(※定員に達したので締め切らせていただきました)
- 問合せ先:
日本生物工学会関西支部 支部幹事(企画)
佐藤 喬章(京都大学)
TEL. 075-383-2773
E-mail:
- 会場へのアクセス

大阪公立大学杉本図書館の地図。文化交流室は本建物の1Fにございます。
Published by 支部:九州 on 05 10月 2024
九州支部-2024年度事業
主催行事
- 2024年度 市民フォーラム「熊本発!生物工学と生命科学が支える健康・医療・食の未来」
日時: 2024年9月14日(土)13:00~15:20
会場: 崇城大学SoLAホール
- 第30回九州支部宮崎大会(2024)・公開シンポジウム
日時:2024年11月30日(土)~12月1日(日)
会場:
<公開シンポジウム>宮崎観光ホテル東館3階 緋燿の間
<支部大会> 宮崎大学木花キャンパス
これまでの活動
- 2025年度
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
- 2005年度
Published by 支部:中部 on 04 10月 2024
中部支部 – 2024年度事業
主催行事
- 2024年度中部支部例会・中部支部30周年記念講演会
日程:2024年8月9日(金) 13:00~17:30
会場:名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店13階 第1・第2会議室
- 第10回CHUBU懇話会
日時:2024年11月29日(金) 13:00~17:00
会場:日本食品化工株式会社富士工場(静岡県富士市田島30)
共催行事
- 2024 Sakura-Bio Meeting (in Okinawa)
日程:2024年12月16日-17日
会場:沖縄科学技術大学院大学(OIST) カンファレンスセンター
後援行事
- パンシンポジウム2024
日時:2024年11月3日(日)
会場:NSCカレッジ 名古屋栄養専門学校
これまでの活動
- 2025年度
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
Published by 学会事務局 on 03 10月 2024
【国際交流】2024年 KSBB秋季大会に参加して
森田 友岳
2020年度生物工学奨励賞(斎藤賞)受賞者
(産業技術総合研究所)
2024年9月25日(水)~27日(金)の日程で、韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の秋季大会(2024 KSBB Fall Meeting and International Symposium)が済州島のInternational Convention Center(ICC)で開催された。日本生物工学会(SBJ)からは吉野知子先生(2023年生物工学奨励賞(斎藤賞)・東京農工大学)、井上謙吾先生(2023年生物工学奨励賞(照井賞)・宮崎大学)、筆者(2020年生物工学奨励賞(斎藤賞)・産業技術総合研究所)の3名が招待され講演した。
今大会では9月25日午後から一般講演が行われ、KSBB会長Kyungmoon Park教授のご挨拶で始まった26日のOpening Ceremony の後にシンポジウムが開始となった。ポスターセッションと発表者による3分間スピーチも行われた。同日、SBJからの招待講演者3名が口頭発表を行い、吉野先生は「Interface Engineering and Functionalization of Biomaterials for Biosensing, Diagnosis and Food Safety」のセッションにおいて”Technologies for Single-Cell Analysis of Circulating Tumor Cells”というタイトルで、井上先生と筆者は「Synthetic Biology for Microorganisms」のセッションにおいて、それぞれ”Microorganisms + Electrochemistry = Organic Waste Treatment and Energy”、”Microbial Production of Functional Materials, Biosurfactants”というタイトルで各25分の講演を行った。27日にはPlenary Lecture として、”Integral Biofoundry for the Development of Smart Cells to Produce Chemicals and Fuels from Lignocellulose and Carbon Dioxide”というタイトルで、近藤昭彦先生(神戸大学)による講演が行われた。その他にも日本から参加された先生方がおられたが、筆者の把握できる情報のみで記載させて頂きますことご容赦下さい。
会場となったICCは済州島南部の西帰浦市に位置し、済州国際空港からリムジンバスで約1時間半であった。済州島は、海流の影響もあり温暖で、会期中は半袖でも汗ばむ陽気であった。
会期中は招待講演者やVIP、報道関係者が円卓で食事をする形式でランチタイムが設けられ、26日夜にはレセプション(懇親会)が行われた。レセプションではKSBB会長によるご挨拶の後、食事をしながらVIPや各団体の代表者によるショートスピーチ&乾杯となり、SBJからは吉野先生が代表して挨拶をされた。Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan(BEST)の皆さまとは同じテーブルにて交流させて頂いた。27日朝にはBreakfast Meeting が行われ、終始和やかな雰囲気で交流を深めることができた。このように、KSBB、BEST、SBJで交流する機会が積極的に設けられ、KSBBの皆さまに手厚くサポートして頂き、安心して学会に参加できた。
大変お世話になりましたKyungmoon Park教授(KSBB会長)、Hyun Ho Lee教授(総務担当)及びKSBB事務局の皆様、またSBJの先生方と事務局の皆様に厚く御礼を申し上げます。

済州島国際コンベンションセンター (ICC)

会場の様子

懇親会会場にて
左から,Prof. I-Son Ng (National Cheng Kung Univ., BEST招待講演者) ,
Prof. Jeong-Woo Choi (Sogang Univ., KSBB)
Prof. Kyungmoon Park (Hongik Univ., KSBB会長),
Prof. Wei Wen Winston Su (Univ. of Hawaii) , 長棟輝行先生 (東大名誉教授),
井上謙吾先生 (宮崎大), 吉野知子先生 (農工大), 筆者, Prof. Hyun Gyu Park (KAIST, KSBB),
Prof. Yuan-Pang Hsieh (Natl. Taiwan Univ. of Sci & Technol., BEST招待講演者)
Prof. Yoosoo Yang (KIST, KSBB), Prof. Sung Kuk Lee (UNIST, KSBB),
Prof. Yi-Chen Ethan Li (Feng Chia Univ., BEST招待講演者),
Prof. Chulhwan Park (Kwangwoon Univ., KSBB)
Published by 支部:関西 on 30 9月 2024
関西支部-2024年度事業
主催行事
- 関西支部「若手企画委員会主催 酒蔵見学会」
日時:2024年5月16日(木)
場所:月桂冠株式会社(京都府京都市)
⇒開催報告
- 第122回醗酵学懇話会
日時:2024年8月19日(月)12:45~19:00
会場:アサヒビール株式会社 吹田工場
⇒開催報告
- 関西地域企業・公的研究機関と 若手研究者/学生の交流ワークショップ
日時:2024年11月14日(木)13:50~19:00
会場:[講演会] 大阪公立大学学術総合センター1階文化交流室 [懇親会] 大阪公立大学工学部棟A205
⇒開催報告
Published by 支部:関西 on 30 9月 2024
【関西支部】2024年度 関西支部学生優秀賞応募のお願い
日本生物工学会 関西支部長
東 雅之
日本生物工学会関西支部では、支部における生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者の選考過程を明確化するため、関西支部学生優秀賞を2018年度、創設しました。この賞は、翌年度に博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される、関西支部所属の学生会員の研究奨励を目的とするものです。なお、本賞受賞者の中から選考される最優秀者1名を、生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の候補者として、関西支部より推薦することになります。
つきましては、関西支部学生優秀賞への応募者を募集いたします。関西支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご応募にご協力くださいますようお願いいたします。
- 関西支部学生優秀賞への応募ならびに選考方法:
- 対象者は、関西支部に所属する日本生物工学会学生会員であり、大学院博士前期課程等に在籍しており、2025年度に博士後期課程への進学を予定し、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される者とする。10月進学予定の学生についても、進学する予定であることを指導教員等が保証することで、同等の扱いをすることができる。
- 応募は、指導教員による承認の上、「関西支部学生優秀賞申請書」
による自薦によるものとする(下記提出先まで電子メールにて送付)。申請書内に指導教員の氏名・所属・メールアドレスを記載することにより、指導教員の承認を得たものとする。
- 応募書類をもとに、関西支部委員による選考を行い、関西支部学生優秀賞受賞者を決定する。さらに、関西支部委員による研究プレゼンテーション審査会(2025年1月17日に対面を予定)を経て、最優秀者1名を決定する。
- 提出締切日:
2024年12月13日(金)正午
- 応募方法:
「関西支部学生優秀賞申請書」(記載例はこちら
)に必要事項を記入し、「関西支部学生優秀賞」への応募であることを明記の上、下記提出先に電子メールにてお送りください。
- 問合せ・応募書類提出先:
日本生物工学会関西支部
庶務幹事
E-mail: TEL. 06-6605-2163
ご多用中とは存じますが、どうかよろしくお願いいたします。
Published by 部会:代謝工学研究部会 on 30 9月 2024
【研究部会】代謝工学研究部会 第11回技術交流会「代謝シミュレーション法」
日本生物工学会 代謝工学研究部会では2024年度の活動の一環として、技術交流会を開催します。過去の交流会につづき、研究部会関係企業や大学院生、若手研究者を対象として、代謝シミュレーション技術の講習・実習を行います。交流会では、初心者でも代謝シミュレーションを実行できるように、ご自身のパソコンを使ってステップバイステップの演習を予定しています。論文発表されている研究事例を参考に、遺伝子破壊による代謝経路の設計や律速反応候補を抽出するための手法について、実際に解析を行なう際にどのように計算を行なうか解説・体験します。代謝シミュレーションの実行環境はMatlab(体験版)を利用します。
詳しくは、大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座ホームページをご覧下さい。
- 日時: 2024年12月15日(日)10:00 ~ 18:00
- 場所: 大阪大学情報科学研究科 B棟 B511 オープンラボ
- プログラム:
9:30~10:00 受付
10:00~11:00 講義:代謝シミュレーションの基礎(講師:清水 浩 大阪大学教授)
11:00~12:00 講義:代謝シミュレーションの実行(講師:今田辰海)
※12:00~13:00は昼食休憩
13:00~14:30 講義+演習:代謝シミュレーションの実行(講師:二井手 哲平)
14:30~16:00 講義:代謝シミュレーションを利用した研究の紹介(講師:戸谷 吉博)
※16:00~16:30は休憩
16:30~18:00 講義:ゲノムスケール代謝モデルや反応データベースの活用法(講師:戸谷 吉博)
18:00~ 交流会
- 定員: 10人程度
- 参加費: 無料
- 申込締切日:2024年11月15日(金)
- 申込方法:1) 参加希望者名、2) 所属、3) メールアドレス、4) 電話番号を記入して、
下記申込先にE-mail にてお申込みください。
- 申込・問合せ先:
大阪大学大学院情報科学研究科 代謝情報工学講座 戸谷 吉博
E-mail: TEL: 06-6879-7432
Published by 支部:西日本 on 25 9月 2024
【西日本支部】2024年度学生賞候補者推薦募集
日本生物工学会西日本支部では2024年度学生賞候補者を募集しております。下記の要領に従って優秀な学生の推薦をお願いいたします。
- 対象・資格:次の (1) および (2) を満たす者
(1) 西日本支部地域内の大学の修士課程(博士前期課程)、博士課程(博士後期課程)および高等専門学校専攻科の学生で生物工学会会員
(2) 生物工学会年次大会および支部講演会において口頭・ポスター発表した者もしくは本学会の和文・英文誌に論文を公表した者
- 推薦者:西日本支部の正会員で対象研究室、講座、学科および研究科の代表者
- 推薦方法:推薦用紙
に必要事項を記入して下記提出先までメールで送付してください。
- 推薦申込締切日:2024年11月29日(金)
- 問合せ・応募書類提出先:
山口大学工学部応用化学科
日本生物工学会西日本支部事務局(庶務) 星田 尚司
TEL: 0386-85-9293
E-mail:
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
【随縁随意】学問を楽しむための自問自答 – 紀ノ岡 正博
生物生物工学会誌 第102巻 第9号
紀ノ岡 正博
シニアの教授の仲間入りをする年齢となり,自分が進めてきた研究はどの学問領域で,どのような貢献をなしてきたか,さらに,今後どこまで進められるのであろうかと問うことが多くなってきました.そこで,最近思うことを,自問自答しながら,語弊を恐れずに述べてゆきたいと思います.
私自身は,専門としての生物化学工学を,生物的な物事(対象)を系としメカニズムを仮定し解釈する活動と捉え,学問の体系化を進めつつ,研究としての技術構築(モノづくり),それを活かすための決め事(ルールづくり),そして,伝える努力(ヒトづくり)からなる「コトづくり」いわゆる社会実装に活かしてゆきたいと思ってまいりました.
昨今の社会実装では,産(民間企業),学(教育・研究機関),官(国・地方自治体),民間(地域住民・NPO)など,ステークホルダーの多様化により,大学における他との連携の在り方が大きく変わっております.たとえば,再生医療や細胞治療などの新たな医療技術の産業化では,私どもの研究対象である「細胞製造」が重要となりますが,学問が未熟で,学問構築と社会実装が同時進行する必要があり,人,情報,技術,分野をつなぐ仕組みを持つセンス良いチーム形成が不可欠であります.良いチーム形成には,受動的な活動ではなく,一人ではできないことを意識し,「良いお節介」ができる環境づくりが大切であると感じております.そこで,「良いお節介とは?」と問いながら,産学官民が協力し,教育・研究・産業化・生活に対する活動を可能とするエコシステムを形成することで,新技術産業領域に対して開発の方向性(ロードマップ)を明確にし,固有の概念・技術を構築ならびに迅速な産業化活動を行う必要があると思います.私は,教員として,学問の体系化の活動を怠ることなく,専門性を高め,次世代へつなぐことが重要な役割の一つであると思い活動しております.その際,諸先輩が築き上げてきた学問体系を読み解き,歴史を感じながら,新たな言葉や概念を加えようと挑むことは,至上の楽しみであり,同世代の仲間と,体系化の考え方を比較し,議論することで,楽しみを分かち合え,学問に磨きをかけるものと信じています.昨今は年齢層を超えたこのような活動が減ってきているように感じ,学会活動の中でも重視することを提案してゆきたいと思います.
さらに,研究を通し学問を進めることの楽しさを次世代へ紡いでいくことができればと思います.楽しみには,習うこと(学問の理解),見いだすこと(発見),創ること(技術創出),築くこと(技術構築),考えること(体系化),伝わること(技術伝承),変えること(変革),つかわれること(社会実装),育むこと(教育)などが挙げられ,各自が興味を持ち寄り醸成することで学問を育むことができると思います.
この楽しみは,時には苦に感じることもありますが,子供たちを育むことと同様,「楽しく思い挑み続ける能力」を身に着けた者が学問を育めるものだと思います.この能力は,やりぬいてこそわかること(グリット),いろいろ経験してうまれること(セレンディピティ),溢れる情報から取捨選択し,大切なことを留めること(鈍力・鋭力),負けたら再度挑戦すればよいこと(リベンジ),自分は無知であることを認め周りに聞くこと(頼る力),話にオチを考え,面白く,筋を通すこと(ひねる力)からなると考えており,日々の研究において意識していれば自然と身につき,学問の発展に挑み続ける原動力になると信じております.
最後に,思いのままに述べる機会を与えていただきました学会の皆様に感謝したいと思います.今後,私は,目の前の研究も大切ですが,学会活動を通して,自分の中で研究の流れを体系化し,次世代に伝えたいと思います.また,皆様におかれましては,よかったら一緒に,学問を楽しみ,発展に挑み続けませんか.日本生物工学会へ「良いお節介」をしませんか.
著者紹介 大阪大学大学院工学研究科(教授)
Published by 学会事務局 on 25 9月 2024
生物工学会誌 – 102巻9号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 学問を楽しむための自問自答
… 紀ノ岡 正博…( 439 )…⇒
- 学問を楽しむための自問自答
- 特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(後編)
- 酵母によるパーム油代替油脂の発酵生産
…高久 洋暁・佐藤 里佳子…( 440 )
- 食料問題解決に向けた微生物油脂生産技術の開発
…小川 順・Chi-Hei Ip・樋口 響・Chang-Yu Wu・奥田 知生・勝矢 祥平・安藤 晃規…( 445 )
- バイオものづくり開発を速やかに社会実装につなげるために必要な仕組み・自動化&DXの活用・人材育成
…長森 英二…( 449 )
- 細胞性食品の研究開発動向と課題
…長谷川 隆則…( 454 )
- 廃棄食品からのアップサイクルで作られる培養肉の可能性
…田中 龍一郎・坂口 勝久…( 456 )
- タンパク質食品のメタボローム解析と健康長寿に資する代替食品設計・印刷
… 奥村 仙示・境 慎司…( 460 )
- 酵母によるパーム油代替油脂の発酵生産
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- 動物細胞培養の認知バイアスとイノベーション
…村上 聖…( 463 )
- 配列情報からの利益配分―イノベーションの危機
…野崎 恵子…( 467 )
- 動物細胞培養の認知バイアスとイノベーション
- バイオミディア
- マッシュルームマテリアルの現状と可能性
…河内 護之…( 472 )
- プログラミングはもう怖くない?~ChatGPTとバイオインフォマティクスの接点~
…兒島 孝明…( 473 )
- 真菌細胞壁の理解からはじまる真菌制御技術
…矢野 成和…( 474 )
- メチロトロフ―微生物発酵の転換点
…一色 衣香…( 475 )
- 身の回りのトリチウム
…城谷 勇陛…( 476 )
- マッシュルームマテリアルの現状と可能性
- 生物材料インデックス
- みんなのカタバミ,みんなでカタバミ
…佐藤 光彦・飯村 秀明・平岡 桐子・白澤 健太…( 477 )
- みんなのカタバミ,みんなでカタバミ
- 大学発!美味しいバイオ
- 畜産の基礎的研究から,美味しい食肉加工品まで
…森松 文毅・平田 真樹・上野 正裕…( 479 )
- 畜産の基礎的研究から,美味しい食肉加工品まで
- Branch Spirit
- 関西支部:大阪府のライフサイエンス産業振興に向けた取組み
… 赤塚 浩之…( 481 )
- 関西支部:大阪府のライフサイエンス産業振興に向けた取組み
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 483 )
バイオインフォメーション…( 484 )
- 集まれ!グラントの泉
うま味研究会 第31回うま味研究助成公募…( 486 )
- 支部だより
日本生物工学会西日本支部大会2024(第7回講演会)…( 488 )⇒
お詫びと訂正…( 489 )
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 支部:中部 on 18 9月 2024
《日本生物工学会中部支部後援》">【関連行事】パン シンポジウム2024 《日本生物工学会中部支部後援》
【イベント】パン シンポジウム2024
- 主催:パン シンポジウム運営委員会
- 共催:パンマルシェ,岐阜大学応用生物科学部
後援:日本生物工学会中部支部、
- 日時:2024年11月3日(日曜日)10:30-16:00(同日開催のパンマルシェ10:00-16:00)
- 会場:NSCカレッジ 名古屋栄養専門学校
- プログラム:
司会:梶田香織氏(プレゼンジャパン)
10:30- 一般向け、パンの官能評価体験
11:45- NSC生徒によるランチメニューの発表
12:00- 休憩 特別ランチ(NSCによるパンに合うランチ)
13:00- 特別講演2名(40分ずつ)
①山本剛史氏(日本パン技術研究所)『パン職人の視点で捉えた製パン』
②他1名(予定)
14:30- 対談 山本剛史氏(日本パン技術研究所)× 楳村春江氏(名古屋学芸大学)
聞き手:梶田香織氏
15:10- 研究発表ポスターセッション
16:00- 終了
- 参加費:聴講無料
- 参加人数:500名(見込み)
問合せ先:
パンシンポジウム運営委員会:
Published by 支部:東日本 on 14 9月 2024
東日本支部-2024年度事業
年次大会
- 第76回日本生物工学会大会(2024)
会期:2024年9月8日(日)~10日(火)
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス
主催行事
- 生物工学フォーラム「タンパク質・生命designの最前線」
日時:2024年8月6日(火)13:00~
場所:早稲田大学 121号館 コマツ100周年記念ホール
- 第19回学生発表討論会
日時:2024年11月22日(金)13:00~17:30
場所: L stay & grow 南砂町(東京都江東区南砂7-10-14)
- 第13回日本生物工学会東日本支部コロキウム「タンパク質の高速分析・進化分子工学の最前線」
日時:2025年3月14日(金)
場所:東京農工大学小金井キャンパス 140周年記念会館(エリプス)3階 多目的ホール
第9回日本生物工学会東日本支部長賞
【2024年度受賞者】
- 西川 洋平(産業技術総合研究所)
【関連記事】【東日本支部】2024年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
これまでの活動
Published by 支部:東日本 on 14 9月 2024
【東日本支部】第19回学生発表討論会
~日本生物工学会東日本支部 第19回学生発表討論会のご案内~
平素より日本生物工学会東日本支部の活動にご協力いただきましてありがとうございます。
さて、東日本支部主催の第
回学生発表討論会が下記のように開催されます。
「学生発表討論会」は、皆様のご協力をもちまして毎年、活発な討論が交わされて東日本支部の恒例名物企画となり、参加した学生からも高い評価を頂いております。 学生、大学教員だけでなく、多くの企業の方のご参加をお待ちしております。
日時
2024年11月22日(金)10時~19時半
場所
L stay & grow 南砂町(東京都江東区南砂7-10-14)
開催趣旨
日本生物工学会東日本支部が主催する学生発表討論会は、長年にわたり東日本支部に所属する学生、教員、社会人の皆様の交流の場として高い評価を得てまいりました。これまで合宿形式やオンライン開催など、時代に合わせて形を変えながら、本会の伝統を守り続けてまいりました。
2024年度の第19回討論会は、新たな試みとして、より多くの方々にご参加いただけるよう、1日の集中プログラムとして開催いたします。新しい会場での開催となりますが、参加者の皆様にとって、より参加しやすく、かつ実りある学びの機会となるよう企画しております。
世話人一同、皆様にとって有意義な討論会となるよう鋭意準備を進めております。学生の皆様はもちろん、社会人や大学教員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
本年度の特徴:
- 参加研究室紹介:東日本支部に所属する各研究室の特色や研究テーマを知る絶好の機会です。
- インタラクティブセッション:小グループでの研究発表を通じて、より深い議論と交流が可能です。参加者同士の活発な意見交換を促進します。
- 新会場での開催:充実した設備環境を持ちアクセスの良い場所を選定し、より多くの方々にご参加いただけるよう配慮いたしました。
定員
学生・教員・社会人をあわせ35名程度(定員になり次第、締め切らせていただきます)
- 相互交流の観点から、学生はできるだけ指導教員と一緒に参加されるようお願いします。
- 学生単独での参加も可能ですが、発表内容については、特許出願等に留意し必ず指導教員の許可を得てからお申し込みください。
プログラム
プログラム予定:
9:30 受付
10:00 開会
10:10 参加者・研究室紹介※1
12:10 昼食休憩
13:00 インタラクティブセッション(1)※2
14:30 休憩
14:45 インタラクティブセッション(2)※2
16:15 飛翔賞受賞者発表※3
16:45 写真撮影
17:00 片付け
17:15 自由討論会
19:15 閉会
プログラム詳細:
本セミナーは、 以下のプログラムから構成されます。
1. 参加者・研究室紹介
- 参加学生全員の自己紹介
- 研究室ごとのフランクな紹介(1研究室あたり5分程度)
目的:研究室の雰囲気や特色を共有し、参加者間の親睦を深める。
内容:研究テーマの大まかな方向性、研究室の日常、ユニークな取り組みなど。
注意点:詳細な研究内容の説明は不要です。研究室の全体像や魅力が伝わるようにご準備下さい。
(プレゼンテーションスライドの使用可、研究室代表者学生1名〜数名で発表)
2. インタラクティブセッション
- 参加学生全員が研究発表
- A4またはA3サイズの印刷物1枚(ミニポスター)を各自4-5部持参
- 発表時間:1名あたり発表10分間+質疑10分間
- 小グループでの議論形式
- 教員も参加するが、進行は学生主導
- 発表者へのフィードバックやベストプレゼンテーション投票を予定
3. 飛翔賞受賞者発表
- 2024年度日本生物工学会飛翔賞受賞者による講演
参加申込
- 締切:
10月25日(金)→11月8日(金)に延長しました! - 申込方法:下記フォームよりご登録ください。
https://forms.gle/UvC1e2pZ3jG6gJba9
プログラム作成のため、学生の方には参加申込締切後にタイトルや概要を提出していただきます。あらかじめご承知おきください。
参加費
参加費は当日受付時にお支払いいただきます。
- 学生:3,000円(税込)
- 一般(大学教員・社会人):6,000円(税込)
※いずれも昼夕食代込
問合せ先
日本生物工学会東日本支部 第19回学生発表討論会
世話人 細川正人(早稲田大学大学院先進理工学研究科)
E-mail:
Published by 支部:中部 on 14 9月 2024
《静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局後援》">【中部支部主催】第10回CHUBU懇話会 《静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局後援》
第10回CHUBU懇話会
日本生物工学会中部支部では、2024年11月29日(金曜日)に
第10回CHUBU懇話会を開催いたします。
(後援:静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局)
講演会と貴重な工場見学(日本食品化工株式会社・富士工場)となっております。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
開催概要
- 主催: 公益社団法人日本生物工学会中部支部
後援:静岡大学食品・生物産業創出拠点事務局
- 日時:2024年11月29日(金曜日) 13:00-17:00
- 場所:日本食品化工株式会社富士工場
静岡県富士市田島30(東海道新幹線新富士駅南口よりタクシー10分)
- プログラム
講演会
13:00 はじめに(堀克敏 日本生物工学会中部支部長)
13:05-13:40
「若返りの薬?!ニコチンアミドモノヌクレオチドと乳酸菌のコラボレーション」
吉田信行(静岡大学学術院工究領域)
13:40-14:15
「Festīnā lente (ゆっくり急げ):lente carbohydrateの未来」
西村直道(静岡大学学術院農学領域)
14:15-14:25 休 憩
14:25-15:00
「酵母の醸造特性・物質変換に着目したビールテイスト飲料の品質向上と商品開発
(2024年農芸化学技術賞受賞)」
谷川篤史(サッポロビール㈱ マーケティング本部商品・技術イノベーション部)
15:00-15:35
「日本食品化工の糖化品開発」
竹地 紀昭(日本食品化工 研究所研究一課)
15:35 おわりに(二又裕之 日本生物工学会中部副支部長)
企業見学
15:40-17:00 日本食品化工株式会社富士工場
懇親会
17:30-19:30 新富士駅周辺
- 参加費
講演会 無料
懇親会 一般5000円、学生2000円 程度 ※当日会場にてお支払いください。
- 参加登録
こちらからご登録ください → 参加登録サイトへ
- 定員
40名(定員になり次第締め切ります)
- 問い合わせ先
(担当委員)静岡大学グリーン科学技術研究所 二又裕之 Email
Published by 支部:中部 on 13 9月 2024
《日本農芸化学会中部支部共催》">【中部・九州支部】2024 Sakura-Bio Meeting (in Okinawa) 《日本農芸化学会中部支部共催》
2024 Sakura-Bio Meeting
日本生物工学会中部支部と九州支部では、2024年12月16日(月)~17日(火)に国際シンポジウム「2024 Sakura-Bio Meeting」を日本農芸化学会中部支部と共催で開催いたします。
発表分野は生物工学関連全般で、すべての発表は英語で行われます。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
⇒第1日目(12月16日)の講演要旨はこちら(参加者限定)
⇒第2日目(12月17日)の講演要旨はこちら(参加者限定)
- 日程:2024年12月16日(月)-17日(火)
- Date: 2024.12.16 (Mon) – 17 (Tue)

- 会場:
沖縄科学技術大学院大学(OIST) カンファレンスセンター
(〒904-0495 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1 )
https://www.oist.jp/ja
- Place:
Okinawa Institute of Science and Technology Conference Center
(1919-1 Tancha, Onna-son, Kunigami-gun Okinawa, Japan 904-0495)
- 使用言語(Language):英語(English)
- プログラム(Program):
⇒プログラムはこちら(Click here for the program)
- 参加費(Participating fee):
一般 (General) 5,000 yen、学生 (Student) 3,000 yen
(税込み・交流会費込み including networking tax and event fee)
16日の農芸化学中部支部例会ならびに17日の口頭発表などを
webでご視聴される場合は、参加費無料です。
Free to join oral presentations on Dec 16 and Dec 17 online.
- 参加申込 (Registration for on-site participation)
♦事前参加申込締切:11月4日(月)12:00
Registration deadline: November 4 (Mon), 12:00
事前参加申込締切(延長しました):11月11日(月)12:00
Registration deadline (Extended) : November 11 (Mon), 12:00
口頭およびポスター発表は、オンサイトのみになります。
Only on-site oral and poster presentations are available.
♦発表要旨締切:12月1日(日) 12:00
Abstract submission deadline: December 1 (Sun), 12:00
⇒要旨のテンプレートはこちら(Abstract Template)
♦Web参加締切:12月8日(日)
Registration for online participation: December 8 (Sun)
- お問合せ(Contact):
♦日本農芸化学会中部支部第200回例会に関して (about Chubu branch in JSBBA):
矢部 富雄(岐阜大学応用生物科学部)
〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学応用生物科学部
E-mail:
♦2024 Sakura-Bio Meeting in OKINAWAへの参加・発表について(about Chubu branch in SBJ):
E-mail:
Published by 部会:メタボロミクス on 28 8月 2024
【研究部会】メタボロミクス技術講習会2024(応募しめきりました)
メタボロミクス講習会2024
日本生物工学会メタボロミクス研究部会主催
オームサイエンスの一つとして注目されているメタボロミクスについて理解を深めていただき、実際にメタボロミクスを実施していただけるための技術の習得を目的として下記の講習会を開催させていただきます.
多数の応募ありがとうございました
- 日時:2024年11月25日(月)~ 11月27日(水)
- 場所:大阪大学生物工学国際交流センター
(大阪大学吹田キャンパス内)β棟3階セミナー室
- 講習内容(予定):
♦11月25日(月)(第1日)
午後
イントロダクション(福崎):メタボロミクス概要
講義:GC/MSと多変量解析
♦11月26日(火)(第2日)
午前
実習:GC/MSを用いたサンプル分析
午後
実習:GC/MSデータの多変量解析
♦11月27日(水)(第3日)
午前
講義(新間):見えないものを見るイメージングMS
実習:イメージングMSを用いたサンプル分析
午後
ラウンドテーブルディスカッション、総括
終了予定 17:00頃
- 参加費:無料
- 募集定員:若干名
- 申し込み方法:以下のURLからお申し込みください。
https://forms.gle/ASZJAbA2kxgfcX2K7
福崎英一郎
日本生物工学会メタボロミクス研究部会代表
大阪大学工学研究科生物工学専攻教授
Published by 学会事務局 on 25 8月 2024
【随縁随意】中高温微生物学のすすめ – 阿座上 弘行
生物生物工学会誌 第102巻 第8号
阿座上 弘行
本誌第102巻第2号のBranch Spirit 1)でも触れましたが、筆者は2年前から山口大学の中高温微生物研究センターのセンター長をしています。皆さん、中高温微生物についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?筆者らは通常の至適温度で生育する常温菌よりも5–10 °C高温で生育可能な微生物、すなわち概ね40–50 °Cで生育する微生物、あるいはその温度帯に対して耐性を持つ微生物が新規な微生物の一群を形成していることを見つけ、「中高温微生物」と名付けて、その研究を続けてきました。これまで多くの研究者は、常温菌以外では好冷菌や好熱菌、超好熱細菌などいわゆる極限環境微生物に注目してきました。本センターは、長年にわたる東南アジアの研究者との広範な共同研究・研究交流によって、熱帯環境から、我々ヒトの生活に密接に関わっている常温性の発酵・環境・病原微生物でありながら耐熱性や微好熱性を有する微生物を分離・蓄積し、日本でも有数なライブラリーを整備してきました。
本センターは、これらの「中高温微生物」群の至適温度特性を発酵の冷却コストの低減に応用する研究などを世界に先駆けて進めてきました。それと並行して、この特性のメカニズムについて基礎的・基盤的研究を進め、耐熱性細菌から「耐熱性遺伝子」群を発見するとともに、耐熱性酵母の中に高温において独自の代謝戦略をとるものがいることを見いだしました。したがって、「中高温微生物」が有する5–10 °C高温での増殖能は、熱帯環境で獲得された特別な生存戦略であると言えます。このように、「中高温微生物」はそのゲノムに常温菌とは異なる「環境適応」のための独特の分子メカニズムを獲得しており、これが「中高温微生物」の「耐熱性」の要因であることが明らかになってきました。非常に高温であった原始地球が次第に冷えてきたことで繁栄してきた常温菌が、熱帯環境に適応するために獲得した耐熱性とその要因である環境適応分子メカニズムは科学的に非常に興味深いものです。
しかし、常温菌の中には短期間での大幅な地球温暖化に適応できないものもいることが予想され、それらの淘汰は物質循環に悪影響を及ぼす可能性が危惧されています。したがって、これまでの進化の過程で「中高温微生物」が環境に適応してそのゲノム配列に刻んできた「環境適応能力」の利用をはじめ、人類にとってこれからきわめて重要となる「中高温」温度域での微生物研究の進展が注目されます。さまざまな分野で、その「環境適応能力」を基礎科学的に解明していきながら、「中高温微生物」研究で解明された知見を含めて広範な基礎科学分フィードバックすると同時に、応用科学分野にも利用していくことが期待できます。それ故、「中高温微生物」が持つ「環境適応能力」由来のさまざまな機能の解明やその利活用について、従来の微生物科学の領域に留まらない、新たな、かつ独自の研究領域の開拓が求められています。
当センターでは。東南アジアの熱帯環境から、発酵・環境・病原微生物を採集・分離・整理・保存・蓄積し、2,800株の耐熱性微生物を含む中高温微生物カルチャーコレクションを整備してきました。さらに、長年交流のあるタイのカセサート大学のバイオダイバーシティセンターと協力し、カセサート大学が保有する2,000株以上の熱帯性環境微生物を含むカルチャーコレクションの相互利用などが行えるシステムを構築してきました。現在、お互いのコレクションの情報をデータベース化することで、カルチャーコレクションとそのデータをONE-STOPで一体的に利用できるように整備を進めています。皆様のご研究に是非当センターの中高温微生物リソースをご活用ください。
また、近年、当センターでは、奈良先端科学技術大学院大学とMTA契約を締結して、森浩禎先生(奈良先端科学技術大学院大学名誉教授・現当センター客員教授)が作成された大腸菌網羅的解析リソース(KeioコレクションやASKAライブラリー、ASKAバーコード欠損株コレクションなどを含む)の保管・管理も始め、企業などを含めた研究機関への分譲体制も整えました。こちらのリソースの利用をご希望の場合も是非ご連絡ください。
1) 阿座上弘行:生物工学会誌,102, 86 (2024)
著者紹介 山口大学 大学研究推進機構 中高温微生物研究センター(教授)
Published by 学会事務局 on 23 8月 2024
生物工学会誌 – 102巻8号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。(2024年8月25日公開)
- 巻頭言“随縁随意”
- 中高温微生物学のすすめ
…阿座上 弘行…( 385 )⇒
(8月25日公開)
- 中高温微生物学のすすめ
- 特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(前編)
- 特集によせて
…小川 順・長森 英二…( 386 )
- Precision fermentationによる代替食品製造技術の現在(いま)
…坂元 雄二…( 387 )
- 新規開発食品の受容拡大の方策を考える
…石川 伸一…( 391 )
- 大豆ミートの製品開発と市場展開
…中野 康行…( 394 )
- 発酵多糖類カードランのプラントベースフードへの応用
…水野 陽平…( 398 )
- 麹菌による代替肉・代替プロテイン開発
…萩原 大祐…( 402 )
- 菌糸分散型変異株を用いる新たな糸状菌液体培養技術~麹菌を例に
…阿部 敬悦・薄田 隼弥・宮澤 拳・吉見 啓…( 406 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- 分析機器メーカーに就職するということについて
…山口 亮…( 410 )
- 分析機器メーカーに就職するということについて
- バイオミディア
- 見た目を超えた花色を巡る研究
…John Jewish A. Dominguez…( 413 )
- 生体膜の秩序をみる
…渡邊 千穂…( 414 )
- 野菜・果物の加工におけるブランチングの有効性とは
…今泉 鉄平…( 415 )
- タンパク質の立体構造解析のススメ
…老木 紗予子…( 416 )
- 産業利用を加速させる純国産ゲノム編集技術
…工藤 駿斗…( 417 )
- 見た目を超えた花色を巡る研究
- プロジェクト・バイオ
- 福山バラの酵母プロジェクト
…久冨 泰資…( 418 )
- 福山バラの酵母プロジェクト
- 談話室
- バイオ医薬品製造に欠かせないシングルユース製品の安定供給のための「J-STAC」の取り組み
…松田 博行…( 421 )
- バイオ医薬品製造に欠かせないシングルユース製品の安定供給のための「J-STAC」の取り組み
- スピーカーズ・コーナー
- 代替タンパク質のネーミングの重要性
…吉田 和樹…( 424 )
- 代替タンパク質のネーミングの重要性
- Branch Spirit
- 西日本支部:Young Scientist Seminar
…藥師 寿治…( 426 )
- 西日本支部:Young Scientist Seminar
- 集まれ!グラントの泉
2024年度食創会「第29回安藤百福賞」募集…( 428 )
公益財団法人野田産業科学研究所「2025年度野田産研研究助成」募集…( 430 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 432 )
バイオインフォメーション…( 433 )
- 支部だより
九州支部「2024年度市民フォーラム」会告…( 434 )
関西支部「若手企画委員会主催 酒蔵見学会」開催報告…( 435 )
お詫びと訂正…( 436 )
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 21 8月 2024
【公募】電力中央研究所 任期なし研究員(放射性廃棄物処分における地下微生物の影響解明)
- 募集人員: 任期なし研究員
- 分野:サステナブルシステム研究本部 生物・環境化学研究部門
- 詳細URL:https://mypage.111.i-web.jpn.com/criepi/bosyu/career/search/detail.html?no=67
- 応募締切:決定次第募集終了
- 問合せ先:
一般財団法人 電力中央研究所
総務グループ 採用担当
E-mail:
Published by 学会事務局 on 19 8月 2024
【若手会】2024年度 生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー活動報告
2024年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、7月13日(土)〜7月14日(日)に、北海道富良野市・ハイランドふらのにて開催されました。 ⇒開催報告はこちら
Published by 若手会 on 19 8月 2024
2024年 若手会夏のセミナー 富良野 開催報告
2024年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナーは、7月13日(土)〜7月14日(日)に、北海道富良野市・ハイランドふらのにて開催しました。おかげさまをもちまして全国から89名(一般43名、学生46名)に御参加をいただき、3件の招待講演、53件のポスター発表、4件の企業セミナー、23件のキャリアパスに関するワークショップおよびグループワークを行いました。
【初日】
セミナー開始前に中富良野町のワイナリー”DOMAINE RAISON”に集い、ワイナリー見学とともに顔合わせを行いました。ぶどう畑やワイン製造工程の説明をしていただきました。また、ワインの試飲会では、世にも珍しいオレンジ色のワインや、非常に糖度が高いデザートワインなど、豊富な種類のワインを試飲することができ、緊張感を和らげてセミナーのスタートを迎えられました。
開会式
若手会会長の蟹江先生(近畿大学)から開会のご挨拶いただきました。
引き続き、実行委員長の佐藤より謝辞および本セミナーの趣旨説明を致しました。
企業セミナー
初日・2日目の企業セミナーでは、各日2名の方にご講演いただきました。研究内容だけではなく、ご自身のキャリアの中で体験した、他ではなかなか聞けない貴重なお話をしていただきました。

企業セミナー1
『島津製作所質量分析装置最新情報 〜新製品三役そろい踏み〜』
谷口百優 様(株式会社島津製作所)
谷口様には、最新の分析装置のご紹介とともに、自身の経験をもとにした若手研究者のキャリアパスについて講演していただきました。日々の研究で実際に島津製作所の分析装置を使用されている方が会場にも多くいらっしゃり、新鮮で参考になるお話だったのではないしょうか。

企業セミナー2
『千代田化工建設株式会社紹介、バイオ分野での技術開発の取り組み』
田畑 一巌 様(千代田化工建設株式会社)
微生物や植物を利用した生産プロセスにおいて、アカデミアで得られたラボスケールの研究をスケールアップして社会実装するための支援を実施されていることを中心にご発表いただきました。生物工学会と親和性の高い取り組みで、共同研究の発展などが期待できそうに感じました。

招待講演
講演会では、北海道に相応しい3名の方に招待講演を行っていただきました。北海道という土地ならではの「研究」と「キャリア」、そして「情熱」について知ることができ、多くの聴講者にとって新鮮なお話しだったのではないでしょうか。
招待講演1『雪と氷の世界に生きる微生物たちの謎に迫る-南極・北極・高山での経験から-』
中井亮佑 先生(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
極限フィールドで暮らす生物の研究成果とともに、極限フィールドでの活動の大変さ、新しい発見の面白さについてご説明いただきました。発表では「南極コケ坊主」と「阿寒湖のマリモ」に関する内容が取り上げられ、それぞれの生物と共生する微生物のユニークさに驚かされました。まだまだ新規性の高い微生物が発見できるだろうという期待感でワクワクが止まりませんでした。これからの研究の発展に期待したいと思います。

招待講演2『ビール会社の育種家が語る、作物および天然素材としてのホップの面白さ』
鯉江弘一朗 先生(サッポロビール株式会社 原料開発研究所)
サッポロビール株式会社の原料開発研究所で原料の研究・生産に関わってきた鯉江先生にご講演いただきました。今回の発表では、「ホップ」に焦点を当て、サッポロビールが誇る品種特異性や栽培技術の紹介、そしてその中で誕生した「ソラチエース」や「フラノマジカル」という日本を代表するホップ品種の誕生秘話などをご講演いただきました。質疑応答では普段聞くことができないビール原料生産者の視点を知ることができました。

53件のポスター発表が実施されました。各ポスター前で激しい議論が飛び交い、濃密な時間を過ごすことができました。
夕食
ホタテやサーモン等の刺身や、蟹、デザートには富良野メロンを食べて、英気を養いました。

懇親会
招待講演3『クラフトビールの大地、北海道』
坂巻紀久雄 先生(Maltheads 店主/ビアジャーナリスト/ビア検 1 級)
懇親会の冒頭に、「日本ビール検定1級」や「ビアテイスター」などの資格を持つ坂巻先生にクラフトビールの歴史や飲み方についてご講演していただきました。特に聴講した先生方からは大きな歓声が湧き、学生も目を輝かせて話を拝聴しておりました。クラフトビールの歴史と飲み方を理解したうえで飲んだサッポロビールの「ソラチエース」は格別でした。

懇親会の中では、「未来の教員と学生の絆を築く:コミュニケーションとネットワーキングの新戦略」というタイトルのもと、研究者同士のネットワーキングをいかにして加速させるかについて議論が行われました。各テーブルでの闊達な議論を通じて、実際に現場で役立つ多くのヒントや解決策が見つかったのではないでしょうか。

ポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
最優秀賞(全員対象)
P. 19 内田和希:九州大学 大学院工学府
優秀賞(博士課程以下の学生対象)
P. 10 富士航至:北海道大学
P. 11 谷口赳夫:大阪大学
P. 20 上田帆高:北海道大学
P. 21 村山拳午:山梨大学
P. 30 高橋美郁:大阪公立大学
P. 33 中倉稜也:北見工業大学
P. 38 田中友樹:関西大学
P. 42 古閑友紀:九州大学大学院
P. 47 小坂唯心:京都大学
P. 48 佐々木守:北海道大学
敢闘賞(修士課程以下の学生対象)
P. 5 二ツ橋龍:名古屋大学
P. 26 岡澤空汰:北見工業大学
P. 40 井上義文:大阪公立大学
P. 52 伊関叶互:北海道大学
受賞者の皆様、おめでとうございます。
2日目
委員会企画
実行委員の黒田恭平先生による挨拶の後、「若者のキャリアを導くベテランの心得:経験から学ぶ新たな自分」というテーマで、23名のアカデミア・企業の”ベテラン”社会人によるポスター発表を行いました。内容としては、研究とキャリアパスをキーワードに闊達な議論が行われ、学生とベテランが見事に融合した素晴らしい会になりました。学生からは「今後も開催してほしい」「ベテランの経験値ってすごい」などの意見が多く、ベテランからは「学生のマインドが知れて新しい発見があった」「学生と深い議論ができ今後の研究生活にも役立つ」などのポジティブな意見が目立ちました。
企業セミナー
企業セミナー3
『PreSens社の酵素計、アプリケーションの紹介』
濱谷 渉 様(三洋貿易株式会社)
非破壊式で非接触式の酸素計をご紹介いただきました。フラスコやディッシュに小さなセンサーチップをつけて外部から酸素濃度を測定することができる様子を動画でも見せていただきました。酸素量のモニタリングは細胞や微生物の代謝測定において、よく必要になる実験系であり、非常に魅力的な製品をご紹介いただきました。

企業セミナー4
『微生物試験受託サービス テクノスルガ・ラボについて』
吉田 雄一 様(株式会社テクノスルガ・ラボ)
MALDI TOF-MSでの微生物の同定、微生物群衆構造解析、新種提唱のための生理・生化学的性状解析、保存アンプル作製や保管管理といった、分類学的研究に必要な幅広い受託解析についてご紹介いただきました。また、分析を担当する社員の方々の経歴や成果に加えて、研究への思いについてご紹介いただき、アットホームで情熱的な社風を感じました。

学生企画『コロナを経た今、人材ネットワークを加速させるには?』
初めての試みとして行われた学生実行委員による企画では、学生実行委員が考えたテーマでポストイットディスカッションが行われました。開会の挨拶は学生実行委員の山田あずささんが担当し、参加者は9つのテーブルに分かれ、「研究室内での人間関係がうまく築けず孤立感を感じている」と「初めての学会参加で交流の方法が分からず疎外感を感じる」という2つのテーマについて話し合いました。
各テーブルでは、学生委員が選抜したファシリテーターを中心に活発な議論が行われ、1分間の発表では独創的かつ斬新なアイデアが次々と紹介されました。これにより、ネットワーク構築の加速にふさわしい企画となりました。
さらに、それぞれのテーマで優秀な発表を行った3チームには、学生実行委員から表彰が行われました。敢闘賞のチームには「学生企画優秀アイデア賞」が、最も素晴らしい発表を行ったチームには「学生企画最優秀アイデア賞」が贈られ、それぞれのチームには景品も贈呈されました。
最優秀アイデア賞
吉田雄一:株式会社テクノスルガ・ラボ
渡辺淳:株式会社島津製作所
佐々木守:北海道大学
中倉稜也:北見工業大学
濵嶋梨紅:名城大学
長谷彩沙:九州大学
谷口赳夫:大阪大学
扇谷昌宏:旭川医科大学
濱本晋吾:エーエムアール株式会社
上田帆高:北海道大学
富士航至:北海道大学
釣上竜河:三重大学
梅原嘉宏:筑波大学
一色理乃:産業技術総合研究所
武輪能明:旭川医科大学
曽宮正晴:大阪大学
敢闘賞
立上陽平:味の素株式会社/希JAPAN株式会社
髙橋佑太:北海道大学
小林純怜:東京大学
内田和希:九州大学
三吉健太:大阪大学
TAN PEI YU :北見工業大学
黒田恭平:産業技術総合研究所
田島誉久:広島大学
井上雄介:旭川医科大学
閉会式
次回夏のセミナー実行委員長の中谷先生(九州大学)から、ご挨拶をいただきました。

最後に佐藤実行委員長からお礼を申し上げ、閉会とさせていただきました。

閉会後、ラベンダー畑で集合写真を撮影しました。
本セミナーをご支援いただきました日本生物工学会(本部、北日本支部)、テルモ生命科学振興財団、中辻創智社、加藤記念バイオサイエンス振興財団、サントリー生命科学財団、ご協賛・ご寄附を頂きました多数の企業様に深く御礼申し上げます。また、ご多忙の中、講演をお引き受けくださいました講師の先生方、会場のお世話をしてくださいましたハイランドふらののスタッフの皆様、本セミナー開催の機会をくださりサポートくださいました若手会役員の先生方に心より感謝申し上げます。そして、全国よりお集まりいただきました参加者の皆様、誠にありがとうございました。本セミナーをきっかけに、皆様の交流の輪がさらに広がることを祈念しております。
来年も九州での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。
生物工学若手研究者の集い夏のセミナー2024 実行委員一同 (五十音順)
生田 宗一郎
一色 理乃(産総研・生物プロセス)
扇谷 昌宏(旭川医科大・医・解剖)
菊川 寛史(北海道大・工・応用化学)
黒田 恭平(産総研・生物プロセス)
兒島 孝明(名城大・農・生物資源)
佐藤 康史(旭川医科大・先進医工学研究センター 実行委員長)
鈴木 琢磨(大阪大・生物工学国際交流センター)
高野 力(北海道大・工・環境循環)
辻 雅晴(旭川高専・物質化学工学)
蜂須賀 真一(北海道大・工・応用化学)
堀之内 貴明(産総研・人工知能)
【学生実行委員】
小坂 唯心(京都大・農・D3)
篠田 あかり(九州大・生物資源(現:ハンス・クノール研究所、マックス・プランク進
化人類学研究所))
橋本 真悟(岡山大・医歯薬・D4)
村山 拳午(山梨大・医工農・D5)
山田 あずさ(九州大・生物資源(現:九大農PD))
Published by 支部:西日本 on 05 8月 2024
【西日本支部】西日本支部大会2024(第7回講演会)
日本生物工学会西日本支部大会2024(第7回講演会)を下記の要領で開催しました。多くの方に参加いただきありがとうございました。
- 日時:2024年11月16日(土)13:00~17:12
- 場所:KDDI維新ホール~山口市産業交流拠点施設~
(〒754-0041山口市小郡令和1丁目1−1)
プログラム:会場案内を含む詳細を記載したPDFファイルはこちら
- 11:30~12:30 支部役員会・評議員会
- 13:00~14:10 授賞式と受賞講演
13:00~
第3回西日本支部若手研究者賞の授賞式と受賞講演
「微生物の温度適応機構の解明とその応用に向けて」
……佐藤 悠(山口大・中高温微生物研究センター)
「植物病原細菌の感染における走化性分子機構の研究」
……緋田 安希子(広島大院・統合生命)
13:40~
第18回生物工学功績賞受賞講演
「古くて新しいカーボンリサイクル発酵技術」
……中島田 豊(広島大院・統合生命)
- 14:10~14:40 特別講演
「生物工学会と醸造発酵」
……秦 洋二(日本生物工学会会長・月桂冠(株))
- 15:00~17:12 一般講演(発表9分,質疑応答2分,交代時間1分)
※液晶プロジェクターを用いて行います。PC(Macの方は接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参ください。接続はHDMI端子です。
- 18:00~20:00 懇親会(Wedding Court EMILIA 山口市小郡高砂町1-1)
発表申込
- 一般講演申込締切日 2024年
10月4日(金)10月11日(金)締切りを延長しました。終了しました
発表者メールアドレス、氏名、所属、演題名をご登録の上、お申し込みください。
- 一般講演要旨締切日 2024年10月11日(金)
講演要旨テンプレートをダウンロードし、注意書きに従って要旨を作成してください。
⇒一般講演要旨テンプレートはこちら
⇒受賞講演・特別講演要旨テンプレートはこちら
作成後の要旨は受付メールアドレス()に添付ファイルで送信してください。メールタイトルは「西日本支部大会(第7回講演会)(発信者名)」としてください。
なお,フォーム入力内容と要旨記載内容が異なっていても,発表者へ問い合わせて修正することは行わず,そのままプログラム,要旨集に掲載しますので,入力・記載内容を十分確認してください。
参加申込み
- 大会参加登録締切日
2024年10月11日(金)終了しました
参加費:一般・学生とも無料(事前参加登録が必要)
- 懇親会参加申込締切日
2024年10月11日(金)終了しました
懇親会参加費 一般6,000円,学生3,000円(ともに税込み)
参加費は当日受付で徴収します。
問合せ先
山口大学大学院創成科学研究科(工学系学域)
赤田 倫治(大会実行委員長)
TEL:0836-85-9292 E-mail:
Published by 学会事務局 on 29 7月 2024
【年次大会】後期・当日参加登録受付中!
第76回日本生物工学会大会 (2024) の後期・当日参加登録を受け付けております。
⇒参加登録はこちらから
※後期・当日参加登録期間の支払方法は、オンラインカード決済のみです (当日受付での現金払い及びクレジット決済はできません)。予めご了承ください。⇒詳しくはこちら
Published by 若手会 on 29 7月 2024
【研究部会】2024年度生物工学若手研究者の集い(若手会)総会・交流会
第76回日本生物工学会大会の初日に生物工学若手研究者の集い(若手会)の総会・交流会を開催します。皆様どうぞご参加ください。
- 日時:2024年9月8日(日)18:30~ 20:30
- 会場:東京工業大学 大岡山キャンパス つばめテラス(西5号館食堂)
- プログラム:
18:30~18:40 若手会総会
18:40〜20:30 若手会交流会
- 会費:
【事前振込み】一般 3,000円,学生 1,000円(税込)
【当日払い】 一般 4,000円,学生 2,000円(税込)当日受付にてお支払いください。
- 大いに盛り上がり、無事に大成功を収めました!当日の様子をちょっとだけ↓
- 来年もぜひご参加をお待ちしています!
最初に大事なこと言います 「来年の夏のセミナーは福岡ばい!」
夏のセミナー2025、詳細はこちら!!!
【研究部会】生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2025《協賛募集中!》
役員の挨拶は短めに、
「乾杯!」
交流会の様子1
交流会の様子2
学会1日目お疲れ様でした!
Published by 学会事務局 on 28 7月 2024
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Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
【随縁随意】バイオコンビナートは実現したか?– 上田 誠
生物生物工学会誌 第102巻 第7号
上田 誠
40年ほど昔、大学院博士前期課程1年だった私は、和文の学術誌で「バイオコンビナート」に関するコラムを読んだ。記事は、バイオテクノロジーの飛躍的な発展により、バイオマスを原料とした微生物によるエネルギー物質や化学品を製造するバイオコンビナートが将来実現するかもしれない、といった内容であった。
1980年代は組換えDNA技術が農学や工学系の大学や企業の研究室で普及し、大腸菌での有用タンパク質の異種発現など生物機能の改変や向上が注目されていた。そのコラムにおいても、華々しい生物工学の進歩により、供給に不安のある原油を原料(第二次オイルショック後であった)とする石油化学コンビナート(オイルリファイナリー)から再生可能なバイオマスを原料としたバイオリファイナリーへの原料転換の期待を込めたのであろう。私の修論テーマは「有機溶媒中の微生物反応」で、ヘキサンなどの有機溶媒中で水に混和しない脂溶性の物質の微生物変換を研究室で試行錯誤していた。リパーゼなどの加水分解酵素は有機溶媒存在下でも活性を示し、反応平衡をコントロールしたエステル合成やエステル交換といった産業利用例も後に開発されることになるが、多くのタンパク質を生理的でない疎水環境下で機能させるのは難しい課題であった。この経験から、生体中の多様な酵素を制御し、効率よく物質生産するバイオコンビナートの実現は難題だろうと学生ながら感じた。
博士前期課程修了で企業に就職することを決め、2年の春に三菱化成(現三菱ケミカル)の採用面接を受けた。面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたので、「将来、バイオコンビナートは実現するのでしょうか」と技術系面接官に尋ねた。「そりゃ無理だな…」と即答いただいたことが印象深く今でも覚えているが、その時、私は遠い未来への課題が自分に示された気がした。バイオコンビナートの実現に自分がどの程度貢献できるか予測できないが、少なくともバイオ関係の業務に就き「バイオものづくり」技術の進展を確認(ウオッチング)していくことを決めた。その後、私は、企業研究者からアカデミアに転職し、次代を担う人材育成が主なミッションとなったが、バイオプロセスに関する技術をウオッチングできる立場を継続している。
さて、この40年間でバイオコンビナートは実現したか? 1990年代のタンパク質の進化工学、2000年近くからの代謝工学、近年の生成AIを用いたタンパク質の設計など多くの要素技術は進歩しているが、代謝ルートを設計し、精密かつ柔軟な制御により微生物を望む状態で機能させることは現在でも難しい。日本の工業地帯は相変わらず石油化学コンビナートの風景だが、世界的にはバイオエタノールやバイオプラスチックの製造などのバイオリファイナリーが実現していることを前向きに受け止めたい(日本の貢献が少ないことが気になるが)。研究の進め方も大きく変わってきた。バイオプロセスでの微生物の育種というと個人的には斬新なアイディア、および粘りと頑張りの古いイメージがあるが、2000年以降のバイオプロセス開発においては、国家的な戦略と資本投下により先端技術を持つ技術者集団がロボティクスを活用してスマートセルを構築し、事業化を推進する時代となり、大学の研究室や企業が単独で技術開発できるレベルを超えている。
日本政府はスタートアップ人材の育成に力を入れている。私が所属する小山高専でも2023年度にスタートアップ教育環境整備事業に取り組み、学生が自由に活動できる起業家工房(試作スペース)と起業家マインドを熟成する教育プログラムを整備し運用を開始した。社会のニーズと政治・経済的な支援があり、社会的な課題にアプローチし解決のため行動する優れた人材により、バイオものづくり(=バイオコンビナート)が実現していくことと、日本生物工学会には、優れた若手が活躍できる社会的な雰囲気を醸す役割を期待したい。
著者紹介
京都大学 大学院農学研究科 産業微生物学講座(産学共同講座)(客員教授)
小山工業高等専門学校 物質工学科(嘱託教授)
Published by 学会事務局 on 25 7月 2024
生物工学会誌 – 102巻7号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- バイオコンビナートは実現したか?
…上田 誠…( 307 )⇒
- バイオコンビナートは実現したか?
2024年度学会賞受賞者および受賞者紹介…( 310 )
- 特集 非線形バイオシステム研究の世界~非線形・非平衡なゆらぎと秩序~
- 特集によせて
…田丸 浩…( 321 )
- アミノ酸配列がつくる配列空間と機能進化
…梅津 光央…( 322 )
- 細胞模倣膜の非線形ダイナミクス
…髙木 昌宏・下川 直史…( 325 )
- 生物の振動現象と電気化学
…向山 義治・中西 周次…( 329 )
- 非線形・非対称な生命現象
…田丸 浩…( 333 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- 技術が進歩する前のTEM職人芸―アレイトモグラフィーと相関顕微鏡―
…関川 明生…( 337 )
- 技術が進歩する前のTEM職人芸―アレイトモグラフィーと相関顕微鏡―
- バイオミディア
- 南極のバイオエアロゾル
…小林 史尚…( 342 )
- バイオプラスチックは石油由来樹脂の代替品?
…日浅 祥…( 343 )
- 光変動と光合成生物の代謝
…今田 辰海…( 344 )
- プラスチックの将来は?
…木村 悠二…( 345 )
- 南極のバイオエアロゾル
- 談話室
- リメディアル教育~教育現場の現状と実践例~
…坂井 美穂 ・渕上千香子・吉村 充功…( 346 )
- リメディアル教育~教育現場の現状と実践例~
- Branch Spirit
- 東日本支部:マルハニチロ株式会社 中央研究所
…小泉 大輔…( 348 )
- 東日本支部:マルハニチロ株式会社 中央研究所
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 350 )
バイオインフォメーション…( 351 )
- 研究部会
2024年度研究部会会員募集…( 354 )
培養技術研究部会 第8回セミナー 会告…( 358 )⇒
- 本部だより
第29回生物工学懇話会 報告…( 359 )
第11回SBJシンポジウム 報告…( 361 )
- 支部だより
- 事務局より
第76回日本生物工学会大会(参加案内)…( 367 )
内容変更のお知らせ(第122回醗酵学懇話会)…( 382 )
お詫びと訂正
『生物工学会誌』102巻7号(2024年7月25日発行)」に以下の誤りがありました。謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。なお、当サイトでは修正済みPDFを公開しています。
事務局より 第76回日本生物工学会大会(参加案内)(pp. 367-381)
p. 371 「シンポジウム」(9月9日午前 O会場)
【誤】本館・M-78
【正】本館・M-178
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 支部:九州 on 19 7月 2024
【九州支部】第30回九州支部宮崎大会(2024)・公開シンポジウム
第30回日本生物工学会九州支部宮崎大会および公開シンポジウム・懇親会を下記の要領で開催します。多数のご参加をお待ち申し上げます。九州支部以外の会員からの申込みも歓迎します。
- 日時:
<公開シンポジウム> 2024年11月30日(土)13:30~16:30
<懇親会> 2024年11月30日(土)17:30 開場
<支部大会> 2024年12月1日(日)9:00~17:00 - 場所:
<公開シンポジウム>宮崎観光ホテル東館3階 緋燿の間(宮崎市松山1-1-1)
<懇親会> 宮崎観光ホテル 一木一草
<支部大会> 宮崎大学木花キャンパス(宮崎市学園木花台西1-1)
- 公開シンポジウム「生物工学研究あれこれ」宮崎観光ホテル東館3階 11月30日(土)13:30~16:30
⇒ポスター(PDF)はこちら
微生物の物質変換能をいかに理解し活用するか -発酵・微生物変換・酵素変換への展開-
……… (京都大学大学院農学研究科)小川 順
従来の微生物培養法の特性と微生物ダークマター
……… (筑波大学生命環境系)青柳秀紀
日本ワインの魅力を探る・活かす
……… ((公財)日本醸造協会)後藤奈美
- 一般講演
B会場(農学部講義棟L203室)14:30~16:39
C会場(農学部講義棟L202室) 9:30~11:52,14:30~16:39 - 学生賞審査講演
博士の部 A会場(農学部講義棟L205室)9:30~10:33
修士の部 A会場(農学部講義棟L205室)10:34~11:37,14:30~16:21
B会場(農学部講義棟L203室)9:30~11:37
- 評議員会 評議員会室(農学部第一会議室)12:00~13:0
- 特別講演会 農学部講義棟L204室13:10~14:20 日本生物工学会会長 秦 洋二
- 学生賞授与式 農学部L204室(特別講演会場)17:00~17:30
※学生賞へエントリーした方はご参加ください.
- 参加申込先: 支部大会・懇親会の参加申込は終了しました
- 参加費:
<公開シンポジウム> 無料
<懇親会> 一般6,000円,学生3,000円(税込,事前に口座振込にてお支払いください)
<支部大会> 一般2,000円,学生1,000円(税込,事前に口座振込にてお支払いください)
- 事前参加登録・事前振込締切日:
支部大会・懇親会の参加申込締切:11月16日(土)支部大会・懇親会の参加申込は終了しました
事前振込締切日:2024年11月22日(金) - 振込先:
金融機関名:ゆうちょ銀行(銀行コード 9900),支店名:七〇八(店番号 708)
口座種類:普通,口座番号:2045965
(ゆうちょ銀行からの振替の場合,記号17080,番号20459651)
口座名義:シヤ)ニッホ゜ンセイフ゛ツコウカ゛クカイキュウシュウシフ゛
(日本生物工学会九州支部実行委員会 会計 井上謙吾)
※振込依頼人の入力項目には,申込者の氏名をフルネームで記入してください.
振込手数料は申込者自身でご負担願います.
演題募集(支部大会)
講演登録受付は終了しました
大会プログラムを公開しました
⇒プログラムページへ
担当:清 啓自 E-mail: kiyoshi.keiji.p8@cc.miyazaki-u.ac.jp
(注)一般講演は一人一題のみで,複数の講演はできません.また,すべての講演は液晶プロジェクターを用いて行う予定です.PC(接続アダプターも含めて)は講演者ご自身でご持参下さい.接続はHDMI端子です.なお,PCを持参できない場合は,その旨をあらかじめお知らせください.
- 問合せ先
889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
宮崎大学農学部微生物機能開発学研究室
日本生物工学会九州支部宮崎大会実行委員長 吉田ナオト
E-mail:
Published by 支部:中部 on 17 7月 2024
【中部支部】2024年度中部支部例会・中部支部30周年記念講演会
会場:名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店13階 第1・第2会議室
《2024年日本生物工学会 中部支部例会》*敬称略
- 13:00
開会挨拶
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、現中部支部長)
- 13:05~13:35
招待講演
……吉本 将悟(名古屋大学大学院工学研究科)
「細菌接着タンパク質AtaAの分子解析と小型化」
- 13:35~15:05
若手講演
……菅野 美月(静岡大学創造科学技術大学院)
……井上 翔理(名古屋大学大学院工学研究科)
……小河 優玖(名古屋大学大学院工学研究科)
……多賀 匠(名古屋大学大学院創薬科学研究科)
……二ツ橋 龍(名古屋大学大学院工学研究科)
……HOANG Anh Tung(名古屋大学大学院生命農学研究科)
- 15:05~15:20 休憩(15分)
《中部支部30周年記念講演会》*敬称略
- 15:20~15:25
開会挨拶
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、現中部支部長)
開会にあたって
……秦 洋二(月桂冠・第24代日本生物工学会会長)
- 15:25~16:05
基調講演
……高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科、第22代日本生物工学会会長)
「ボトムアップ時代の産学連携」
- 16:05~16:45
特別講演
……本多 裕之(名古屋大学大学院工学研究科、第10代目支部長)
「生理活性ペプチドを知る、つくる、使う」
- 16:45~17:25
特別講演
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、第16代目支部長)
「生物工学者として何を残すか?支部30年と重なる自身の研究人生30年の節目に立って」
- 17:25~17:30
ご挨拶と講評
……青柳 秀紀(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター、第24代日本生物工学会副会長)
- 17:30
閉会挨拶
……二又 裕之(静岡大学大学院工学研究科、現中部支部副支部長)
- 17:35 会場移動 : 祝賀会会場 同フロア別会場へ(第14会議室)
《中部支部30周年記念祝賀会》*敬称略
場所:名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店 13階 第14会議室
(支部例会と同じフロアの別会場)
- 17:45 記念写真
- 18:00
祝賀会開会 開会挨拶
……堀 克敏(名古屋大学大学院工学研究科、第16代目支部長)
- 18:05
ご挨拶
……秦 洋二(月桂冠・第24代日本生物工学会会長)
- 18:10
乾杯のご挨拶
……小林 猛(名古屋大学名誉教授、第11代日本生物工学会会長)
- 18:15
ご歓談
- 18:50
メッセージ
……山根 恒夫(名古屋大学名誉教授、第2代目支部長)
……伊藤 伸哉(富山県立大学名誉教授、第12代目支部長)
……朴 龍洙(静岡大学農学部、第11代目支部長)
……田丸 浩(東北大学グリーンクロステック研究センター、第15代目支部長)
- 19:10
ご歓談
- 19:35
閉会にあたって
……青柳 秀紀(筑波大学生命環境系/微生物サステイナビリティ研究センター、第24代日本生物工学会副会長)
- 19:40
閉会挨拶
……中野 秀雄(名古屋大学生命農学研究科、第13代目支部長)
- 19:45 撤収
会場案内図
名古屋会議室 プライムセントラルタワー名古屋駅前店
(〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅2丁目27-8 13F)


支部例会会場
プライムセントラルタワー 13階 第1+第2会議室

祝賀会 (同フロア 13階)第14会議室
問合せ先:
中部支部庶務幹事 加藤竜司(名古屋大学)
E-mail:
Published by 支部:西日本 on 10 7月 2024
西日本支部-2024年度事業
主催行事
- 2024年度支部学生賞
8名の学生を表彰しました。
- 第3回 西日本支部 若手研究者賞受賞者
佐藤 悠(山口大学・大学研究推進機構・中高温微生物研究センター)
「微生物の温度適応機構の解明とその応用に向けて」
緋田 安希子(広島大学・大学院統合生命科学研究科)
「植物病原細菌の感染における走化性分子機構の研究」
【関連記事】第3回 西日本支部 若手研究者賞 候補者募集
これまでの活動
- 2025年度
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
- 2005年度
Published by 支部:九州 on 07 7月 2024
【九州支部】2024年度 市民フォーラム「熊本発!生物工学と生命科学が支える健康・医療・食の未来」
- 日時:2024年9月14日(土)13:00~15:20
- 会場: 崇城大学SoLAホール
(〒860-0082熊本市西区池田4-22-1 崇城大学 池田キャンパス内)
【主催】日本生物工学会九州支部
【後援】崇城大学
- プログラム:
<講演>
13:00~13:10
「生物工学・生命科学で拓く未来」
……… (熊本県立大学環境共生学部・教授)松崎 弘美
13:10~13:40
「熊本の農産品を活用した安心・安全な機能性表示食品開発」
……… (崇城大学生物生命学部・教授)西園 祥子
13:40~14:10
「新しい農薬のかたち 〜ピンポイントに、そして殺虫から制虫へ〜」
……… (崇城大学生物生命学部・教授)太田 広人
14:20~14:50
「線虫技術と天然資源が拓く健康革命:健康寿命解析の最前線」
……… ((株)C-HASプラス・取締役社長COO/熊本大学大学院生命科学研究部
附属グローバル天然物科学研究センター・准教授)首藤 剛
14:50~15:20
「感染症からあなたを守るワクチン~平時のワクチン開発と次なるパンデミックへの備え〜」
……… (KMバイオロジクス(株)・執行役員・研究開発本部製品開発部長)園田 憲悟
- 参加費:無料
盛会のうちに終了しました。
問合せ先
崇城大学生物生命学部 岡 拓二
Email:
Tel: 096-326-3986
Published by 学会事務局 on 04 7月 2024
【アンケート】第12回科学技術予測調査(デルファイ調査・第1回アンケート)へのご協力のお願い
文部科学省科学技術・学術政策研究所は、科学技術の中長期的な発展の方向性を把握するための科学技術予測調査を1970年代より実施しています。第12回科学技術予測調査は、科学技術・イノベーション基本計画を始め、科学技術イノベーション関連政策・戦略検討・立案のためのエビデンスを提供するために実施するものであり、社会と科学技術との関係性に複雑化・複合化の度合が増している近年の世界的な状況を踏まえて、社会的な視点や分野横断的な観点を取り入れた科学技術等の未来についての調査です。
本調査の中核となるデルファイ調査では、8つの分野別分科会を設置し、専門家による議論を経て、今後30年間(2055年まで)を見据えた課題として約836のトピック(8分野71細目)を設定しました。アンケートでは、各トピックの重要度、国際優位性、実現時期、実現に向けて日本が優先的に対処すべき点等について専門家の御見解を集めます。
科学技術研究に携わる研究者の方や研究開発マネジメント等に携わる方の回答を賜りたく、下記URLより御参加をお願いいたします。
- 回答期限:2024年7月31日(水)(第1回アンケート)
〈実施時期〉
第1回アンケート: 2024年6月20日~7月31日
第2回アンケート: 2024年8月上中旬~9月中旬予定 *1回目の回答者のみ
*同じ質問に対し2回の回答をお願いいたします。2回目アンケートは、1回目アンケートに回答いただいた方に、改めてメールでご案内いたします。
Published by 学会事務局 on 27 6月 2024
【国際交流】2024 BEST Conference & International Symposium参加報告
日本生物工学会(SBJ)は台湾生物工学会(Biotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan; BEST)と2017年に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めています。
第29回になる今年のBEST大会(The 29th BEST Conference & International Symposium on Biotechnology and Biochemical Engineering)は、2024年6月21日(金)~23日(日)にNational Penghu University of Science and Technology(台湾澎湖県馬公市)で開催されました。”Advancement in Sustainable Innovation: Integrating AI, Biotechnology, and Zero-Carbon for the Future”という大会テーマのもと、米国、韓国、マレーシア、タイ、台湾、および日本の研究者26名が8つのセッションに分かれて講演を行い活発な討論が行われました。本会からは中野秀雄教授(名古屋大学)と本田孝祐教授(大阪大学)が参加し、本田教授は、6月22日(土)午前のセッション”Metabolic Engineering and Synthetic Biology”、中野教授は、同日午後のセッション”Biocatalysts and Protein Engineering”で招待講演を行いました。

招待講演の様子(本田孝祐先生)

招待講演の様子(中野秀雄先生)

(左より、Prof. Chuenchit Boonchird (TSB (タイ生物工学会)会長)
中野先生、本田先生
Prof. Yu-Kaung Chang (BEST会長)
Prof. I-Song Ng (National Cheng Kung University)
Published by 学会事務局 on 27 6月 2024
【JBB】2023 Impact Factor 2.3
Journal of Bioscience and Bioengineering (JBB) の2023年のImpact Factor(IF)が2.3と発表されました。
♦クラリベイト、2024年版Journal Citation Reportsで世界をリードする信頼性の高いジャーナルを発表(2024年6月20日)
2023年発表分よりIFの小数点以下が従来の3桁から1桁に変更されています。また2023年発表分よりWeb of Science Core Collectionの全ての収録誌にImpact Factorが付くようになりました。詳しくは2022年6月26日付でClarivateが出した概要をご覧ください。
今年度の変更点は2024年6月20付のJournal Citation Reports 2024: Simplifying journal evaluationでご覧いただけます。
英文誌編集委員会では、日々迅速かつ厳正な審査を続けています。今後とも、JBBへの投稿、査読および引用などご協力をよろしくお願いいたします。
2023 Journal Impact Factor, Journal Citation Reports (Clarivate Analytics, 2024)
Published by 学会事務局 on 26 6月 2024
生物工学会誌 – 102巻6号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 皆さんの学会を創りましょう…⇒

…章 超…( 255 )
- 皆さんの学会を創りましょう…⇒
- 特集 発酵食品のフードメタボロミクス
- 特集によせて
…福﨑 英一郎…( 256 )
- 醸造シンギュラリティへの一歩
…岩下 和裕…( 257 )
- インドネシアの伝統的大豆発酵食品『テンペ』のGC-MS分析に基づくメタボロミクス
- …吉山 友梨・Rafidha Irdiani・Rifqi Ahmad Riyanto・Sastia Prama Putri…( 262 )
- D-アミノ酸で日本酒がうまくなる?
…谷口 百優・福﨑 英一郎…( 267 )
- 米麴の特性解析における質量分析イメージングの応用
…新間 秀一…( 270 )
- NMRを用いた伝統的および新規発酵食品のメタボロミクス
…冨田 理…( 273 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- キラルアミンの酵素合成―基礎と応用―
…満倉 浩一…( 278 )
- キラルアミンの酵素合成―基礎と応用―
- バイオミディア
- 下水から知り得る情報とその特徴
…佐野 大輔…( 284 )
- 代謝モデルの「不都合な真実」と「細胞を創る」こと
…姫岡 優介…( 285 )
- バイオサーファクタント ―次世代のキーマテリアル―
…菅原 知宏…( 286 )
- 発酵食品に含まれるフェリクローム類
…戸所健彦…( 287 )
- 妙香は美容に効く?皮膚に発現する嗅覚受容体とその機能
…寺田 祐子…( 288 )
- 下水から知り得る情報とその特徴
- バイオ系のキャリアデザイン
- 私の生存戦略
…有村 泰宏…( 289 )
- 私の生存戦略
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1…上地 敬子…( 294 )
- 談話室
- 経営工学:IEと生物工学のDNA~モノづくりの楽しさ~
…小梶 真由子…( 296 )
- 経営工学:IEと生物工学のDNA~モノづくりの楽しさ~
- Branch Spirit
- 北日本支部:『対面型』合同ゼミを開催してみて
…山田 美和…( 298 )
- 北日本支部:『対面型』合同ゼミを開催してみて
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 299 )
バイオインフォメーション…( 300 )
- 本部だより
2024年KSBB春季大会に参加して…徳岡 昌文…( 302 )⇒
- 支部だより
関西支部「第122回醗酵学懇話会」会告…( 303 )⇒
関西支部「第121回醗酵学懇話会」報告…( 305 )
内容変更のお知らせ
『生物工学会誌』102巻6号(2024年6月25日発行)」に掲載しました「支部だより」の内容に、一部変更がございますのでお知らせいたします。
支部だより 関西支部「第122回醗酵学懇話会」会告(pp. 303–304)
※工場見学・グループ2の集合時間が変更となりました
【変更前】グループ2の方は見学会開始時刻の13:25に合わせてご来場ください。
【変更後】グループ2の方は見学会開始時刻10分前の13:15までにご来場ください。
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 25 6月 2024
【随縁随意】皆さんの学会を創りましょう– 章 超
生物生物工学会誌 第102巻 第6号
章 超
「辰年」に入り、希望と機会に満ちた新たな始まりとなる。「辰年」は陽の気が動いて万物が振動し、活力旺盛になって大きく成長し「形が整う」年だといわれている。2023年までの長く苦しかった新型コロナウイルス禍がようやく明けた。貯め込んでいたエネルギーが爆発するかのように世の中が躍動している。日本生物工学会は2022年に創立100周年を迎えたが、辰年の2024年を次の時代へ向けて、明るく、楽しく、前向きに取り組み、学会の形をしっかりと整える1年としたい。
世界情勢や社会環境の変化が激しく、将来の予測が困難な現代は、volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字をとって、「VUCAの時代」といわれる。このような時代において、我々(学会、企業、研究者)は急激な変化に対応して新たな価値を提供できるように変わっていく必要がある。そのために21世紀の経済社会における科学技術・学術の位置付けはこれまで以上に重要となる。技術の進歩とうまく付き合い、先端技術の実用化・商品化によって経済成長と新しい価値の創出を確実に実現していかなければならない。学会活動においては、情報共有・異業種との連携・技術の実用化および新しい価値の創造が求められる。私は産業界の人間であるが、学会活動を通してアカデミックの素晴らしい研究成果と優秀な人材に魅了されており、企業人として新しい技術の実用化・商品化への応用を大いに期待する一方、技術の産業転換と人材導入の難しさも深く感じている。本学会では、2023年度に産業界から初の会長が誕生した。これまで以上に研究者(学官)と企業(産)間の情報共有を密にし、お互いの課題解決を図ることを期待したい。私も理事の一人として産学官連携の架け橋として大切な役割を果たし、社会貢献に努めていきたい。
VUCAの時代に対応する一つの手段として、オープンイノベーションがある。2016(平成28)年に経団連が提言した「産学官連携による共同研究の強化に向けて」が背景となり、企業と企業だけでなく、企業と大学とのオープンイノベーションによる共創が加速している。この活動により業界や各立場を超えて革新的な製品やサービスを創造することができ、予測困難なVUCAの時代を生き抜くことが期待される。また国内市場の成長鈍化が見込まれる中、海外市場を急速に開拓し、グローバル化を進展させる必要がある。世界的レベルでの競争と共生のためには、海外への研究成果情報の発信、海外ニーズの把握が重要であり、さらにはコミュニケーション能力と新しい価値を創造する能力を持ったグローバル人材が必要と考える。こういう面においても学会には特に国外への技術交流・発信および人材推薦などに力を入れ、アカデミックや企業にとって価値のある活動をすることが期待される。
産学官それぞれの立場によって本質的に求めることは異なるだろう。産業界は新しい技術による事業課題の解決や競争的優位性を得ること、アカデミア関係者は企業が期待する技術・情報の提供と、研究成果の実用化による社会的・経済的な価値の獲得を求め、学生は自身が携わってきた研究成果が就職活動に役立つことを期待している。また公的機関においては科学技術の向上に繋がる研究基盤の構築や地域産業の活性化を求めている。学会としては産学官の架け橋として各関係者とうまく連携し、それぞれの期待に添うような手助けをしていきたい。そのためには理事会の力だけではなく、会員の皆様の協力が必要である。是非積極的に学会活動にご参加いただき、ご意見・ご助言を賜りたいと思う。
最後に、未来の学会活動の主人公となる学生の皆さんには大いに学会を利用していただきたい。学会で積極的に自身の成果を発表し、参加者と直接会話することで研究交流や情報収集を行い、自分の目線で企業の最新の技術や製品、サービスを体感しながら自分の将来像を思い描いて欲しい。
著者紹介 霧島酒造株式会社 研究開発部(課長)
Published by 支部:関西 on 25 6月 2024
【関西支部】第122回醗酵学懇話会
第122回を迎える醗酵学懇話会を下記の通り開催いたします。今回は、アサヒビール株式会社様のご協力を得て、久しぶりのビール工場での見学会を企画しております。工場見学会(試飲あり)の後にセミナーを実施する変則的なプログラムとなりますが、充実した内容となるよう、会場をご提供いただくアサヒグループ様からのご講演に加えて、ゲノム・DNA合成やバイオエコノミーにまつわる最先端のトピックを各界の著名な先生方からご講演いただく予定です。懇親会も開催しますので、皆様のご参加を是非お待ちしております。
- 日時:2024年8月19日(月)12:45~19:00
《見学会》12:45~14:50
《講演会》15:00~17:00
《懇親会》17:30~19:00
- 場所:
《見学会・講演会》アサヒビール株式会社 吹田工場(〒564-0071 大阪府吹田市西の庄町1-45)
見学会:アサヒビール ミュージアム(ツアー / シアター / 試飲)
講演会:シアタールーム
《懇親会》吹田さんくすホール(〒564-0027 大阪府吹田市朝日町1-401さんくす1番館4階)
- プログラム:12:15~ 受付
12:45~14:10 工場見学・グループ1※1
13:25~14:50 工場見学・グループ2※1
15:00~15:05 開式の辞………東 雅之(関西支部支部長/大阪公立大学工学研究科)※1 グループ1の方は見学会終了後、セミナー開始までお待ちいただくことになります。グループ2の方は見学会開始時刻の10分前13:15に合わせてご来場ください。グループについては申込時に希望をご記入いただきますが、ご希望に添えない場合もあります。ご了承ください。
15:05~15:35
「酵母のチカラで腸を元気に!」
………髙橋 夢月(アサヒグループ食品株式会社 研究開発本部 技術開発一部)
アサヒグループではビール製造工程で発生する副産物「ビール酵母」と、酵母エキス製造過程で得られる副産物「パン酵母由来の酵母細胞壁」の有効活用に向け、様々な機能性研究を行っている。酵母はタンパク質、必須アミノ酸、ビタミンB群、各種ミネラルだけでなく、グルカンやマンナンなどの食物繊維を含んでおり、多様な機能性が期待できる素材である。なかでも食物繊維は、腸内環境を良好にする成分として着目されている。今回は食物繊維を含む「乾燥ビール酵母」と「パン酵母由来の酵母細胞壁」を対象とし、腸内細菌叢や代謝産物への作用について紹介する。
15:35~16:15
「ゲノム大規模構築によるゲノム機能探究とその産業展開」
………相澤 康則(東京工業大学生命理工学院/
神奈川県立産業技術総合研究所次世代合成生物基盤プロジェクト/
株式会社Logomix 共同創業者およびCSO)
ここ数年間、10-100kbオーダーの長鎖DNAをゲノム内に挿入する技術や、同規模の長鎖ゲノム領域を改変する大規模ゲノム改変技術が発表されるようになり、ゲノム工学時代は編集から構築へ突入したといえます。「構築」には、「設計」と「合成」の意味が込められています。1次元情報体であるゲノムの大部分を書き換えることができれば、4次元情報体である細胞システムを再設計し、再合成できるはずです。ゲノム構築によって次々と開発される人工細胞システムは、これまで探究できなかった学術的問いに対する答えを提示し、さらにはバイオ産業にも革新をもたらすかもしれません。私はこのゲノム構築の可能性に魅せられてこれまでに、ヒト細胞で100kbオーダーのゲノム領域を正確に改変する技術(UKiS法)の開発(Nature Comm, 13, 4219, 2022)や、国際コンソーシアムSc2.0での出芽酵母の人工第4染色体構築(Mol Cell, 83, 4424, 2023)を行なって参りました。本講演ではこれら最近の研究と、その学術的および産業的発展の現状をご紹介します。皆様との共創のきっかけになれば幸いです。
16:15~16:55
「バイオエコノミー実現の影のプロデューサー※2とは?」
………山本 一彦(神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科/
株式会社シンプロジェン 代表取締役社長兼CEO)
バイオエコノミーが目指す最終ゴールは、人類と地球環境の共存である。本講演では、生物資源を利用した持続的で再生可能性のある新しい経済社会の概念(マクロ:バイオエコノミー)の分析に始まり、バイオものづくり、(セミマクロ:「デジタル×バイオ」産業)、合成生物学スタートアップ(ミクロ:バイオファウンドリ)、基盤要素技術(マイクロ:データアセット、DNA合成、ゲノム編集など)へと分析の視点をドリルダウン※3させることで、バイオエコノミー実現の全体構造を概観する。その上で、バイオエコノミー実現の影のプロデューサーとも言える米国ディープサイエンス系超一流VCの存在を確認し、その役割と機能を分析することで、日本におけるバイオエコノミー実現への実践的なインプリケーションについて考察する。
16:55~17:00 閉会の辞………蓮沼 誠久(関西支部副支部長/神戸大学先端バイオ工学研究センター)※2 本講演では、企画や制作・創造などで、0から1を生み出すクリエイティブな業務を行い、経済的な成否等も含むプロジェクトの全体管理や全体責任を担う役職・機能を指す。
※3 概念レベルから詳細レベルへと掘り下げて分析する手法で、全体像をより正確に把握でき、問題点が見つけやすくなる。
17:30~19:00 懇親会(吹田さんくすホール/大阪シティアカデミー)
- 定員: 80名
- 参加費:一般 1,000円(税込) 学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
- 懇親会会費:一般 3,000円(税込) 学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください。)
- 申込み方法:以下のWebフォームよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/ap7JyEYAT8jA2uWX8
- 申込み締切日:2024年8月5日(月)正午 (定員に達したため受付を終了しました。)
- 問合せ先:
日本生物工学会 関西支部
支部幹事(企画委員) 石井 純 E-mail:
会場へのアクセス
- 見学会・講演会会場(アサヒビール株式会社 吹田工場)
JR東海道本線「吹田駅」下車 東改札(北口)より徒歩約10分
阪急千里線「吹田駅」下車 東改札・西改札より徒歩約10分
https://www.asahibeer.co.jp/brewery/suita/access/※4
※4 JR側の入場門からはミュージアムへは行くことが出来ません。リンクの地図を参照の上、府道14号線側の出入口からご入場ください。 - 《懇親会会場(吹田さんくすホール/大阪シティアカデミー)
アサヒビール吹田工場より徒歩約10分
JR東海道本線「吹田駅」より徒歩約1分(駅直結)
https://oc-academy.com/hall-access.html
Published by 学会事務局 on 19 6月 2024
2024年度(第32回)論文賞受賞論文
- High throughput optimization of medium composition for Escherichia coli protein expression using deep learning and Bayesian optimization
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 127-133
吉田 果菜子1*・渡辺 一樹1・邱 泰瑛2・小西 正朗2 (1北見工業大学大学院,2北見工業大学,*現 東洋紡株式会社)
- Enhancement and maintenance of hepatic metabolic functions by controlling 3D aggregation of cryopreserved human iPS cell-derived hepatocyte-like cells
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 134-142
田尾 文哉1, 花田 三四郎1, 松島 壱弥1, 荒川 大2, 石田 尚輝2, 加藤 将夫2, 沖村 沙耶3, 渡邉 朝久3, 小島 伸彦1(1 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻, 2金沢大学医薬保健研究域薬学系, 3 株式会社リプロセル)
- Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data
JBB Volume 135, Issue 3, March 2023, Pages 210-216
一刀(中間)かおり1・渡部 峻2・大貫 慎輔1・近藤 直子1・菊地 亮太2,3*・中村 徹2**・小笠原 渉4・笠原 堅2・大矢 禎一1(1東京大学, 2ちとせ研究所, 3京都大学, 4長岡技術科学大学, *現 名古屋大学, **現 長岡技術科学大学)
- Functional evaluation of non-oxidative glycolysis in Escherichia coli in the stationary phase under microaerobic conditions
JBB Volume 135, Issue 4, April 2023, Pages 291-297
三吉 健太1・川井 隆太郎1*・二井手 哲平1・戸谷 吉博1・清水 浩1(1大阪大学, *現 味の素株式会社)
- Enhancing acetone production from H2 and CO2 using supplemental electron acceptors in an engineered Moorella thermoacetica
JBB Volume 136, Issue 1, July 2023, Pages 13-19
竹村 海生 1・加藤 淳也1*・加藤 節1・藤井 達也2・和田 圭介2・岩崎 祐樹1**・青井 議輝1・松鹿 昭則1,2***・森田 友岳2・村上 克治2・中島田 豊1(1広島大学, 2産業技術総合研究所,*現 産業技術総合研究所,**現 呉高専,***現 近畿大学)
- Selective formate production from H2 and CO2 using encapsulated whole-cells under mild reaction conditions
JBB Volume 136, Issue 3, September 2023, Pages 182-189
Hung Khac Nguyen1・湊 拓生1*・Mohammad Moniruzzaman1・喜安 雄1・小江 誠司1・尹 基石1(1九州大学,*現 広島大学)
- Expansion of human mesenchymal stem cells on poly (vinyl alcohol) microcarriers
JBB Volume 136, Issue 5, November 2023, Pages 407-414
金子 真大1・佐藤 愛梨2・綾野 賢3・藤田 明士3・小林 悟朗3・井藤 彰1(1名古屋大学, 2中部大学, 3株式会社クラレ)
Published by 学会事務局 on 18 6月 2024
【学会賞】2024年度学会賞受賞者決定のお知らせ
授賞式および受賞講演は、第76回日本生物工学会大会期間中に開催いたします。
(敬称略)
第43回生物工学賞
福﨑 英一郎(大阪大学大学院工学研究科・教授)
「生物工学分野におけるメタボロミクスに関わる先駆的研究」
第18回生物工学功績賞
中島田 豊(広島大学大学院統合生命科学研究科・教授)
「嫌気性微生物によるカーボンリサイクル型発酵技術に関する研究」
第18回生物工学功労賞
該当者なし
第57回生物工学奨励賞(江田賞)
中山 俊一(東京農業大学応用生物科学部・准教授)
「清酒酵母の特性解明に関する生化学的・遺伝学的研究」
第60回生物工学奨励賞(斎藤賞)
田中 祐圭(東京工業大学物質理工学院・准教授)
「微生物によるバイオナノミネラリゼーションの解析とその研究展開」
第47回生物工学奨励賞(照井賞)
石井 純(神戸大学先端バイオ工学研究センター・准教授)
「バイオものづくりに向けた酵母の発現制御・センシング基盤の開発と応用」
山野‐足立 範子(大阪大学大学院工学研究科・准教授)
「バイオ医薬品生産に関わるセルエンジニアリング」
第33回 生物工学技術賞
竹下 正彦1・黒川 昌彦2・山﨑 正夫3・上村 修司4・竹田 志郎5(1南日本酪農協同株式会社,2九州医療科学大学,3宮崎大学,4鹿児島大学,5麻布大学)
「モンゴル伝統的乳製品由来乳酸菌のスクリーニングと新規機能性発酵食品の開発」
第3回生物工学若手賞
- 白木川 奈菜(九州大学大学院工学研究院・助教)
「脱細胞化肝臓を足場とした臓器工学的肝臓構築の試み」
- 吉本 将悟(名古屋大学大学院工学研究科・助教)
「バイオものづくりを志向した細菌接着タンパク質の分子解析と改変」
第21回生物工学アジア若手賞
Jianqiao Wang(Associate Professor; Guangzhou University, China)
“Studies on the biodegradation of xenobiotics (recalcitrant environmental pollutants and lignin) by white-rot fungi”
第13回生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva賞)
該当者なし
第32回生物工学論文賞
- High throughput optimization of medium composition for Escherichia coli protein expression using deep learning and Bayesian optimization
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 127-133
吉田 果菜子1*・渡辺 一樹1・邱 泰瑛2・小西 正朗2 (1北見工業大学大学院,2北見工業大学,*現 東洋紡株式会社)
- Enhancement and maintenance of hepatic metabolic functions by controlling 3D aggregation of cryopreserved human iPS cell-derived hepatocyte-like cells
JBB Volume 135, Issue 2, February 2023, Pages 134-142
田尾 文哉1, 花田 三四郎1, 松島 壱弥1, 荒川 大2, 石田 尚輝2, 加藤 将夫2, 沖村 沙耶3, 渡邉 朝久3, 小島 伸彦1(1 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻, 2金沢大学医薬保健研究域薬学系, 3 株式会社リプロセル)
- Prediction of ethanol fermentation under stressed conditions using yeast morphological data
Volume 135, Issue 3, March 2023, Pages 210-216
一刀(中間)かおり1・渡部 峻2・大貫 慎輔1・近藤 直子1・菊地 亮太2,3*・中村 徹2**・小笠原 渉4・笠原 堅2・大矢 禎一1(1東京大学, 2ちとせ研究所, 3京都大学, 4長岡技術科学大学, *現 名古屋大学, **現 長岡技術科学大学)
- Functional evaluation of non-oxidative glycolysis in Escherichia coli in the stationary phase under microaerobic conditions
Volume 135, Issue 4, April 2023, Pages 291-297
三吉 健太1・川井 隆太郎1*・二井手 哲平1・戸谷 吉博1・清水 浩1(1大阪大学, *現 味の素株式会社)
- Enhancing acetone production from H2 and CO2 using supplemental electron acceptors in an engineered Moorella thermoacetica
Volume 136, Issue 1, July 2023, Pages 13-19
竹村 海生1・加藤 淳也1*・加藤 節1・藤井 達也2・和田 圭介2・岩崎 祐樹1**・青井 議輝1・松鹿 昭則1,2***・森田 友岳2・村上 克治2・中島田 豊1 (1広島大学, 2産業技術総合研究所,*現 産業技術総合研究所,**現 呉工業高等専門学校,***現 近畿大学)
- Selective formate production from H2 and CO2 using encapsulated whole-cells under mild reaction conditions
Volume 136, Issue 3, September 2023, Pages 182-189
Hung Khac Nguyen1・湊 拓生1*・Mohammad Moniruzzaman1・喜安 雄1・小江 誠司1・尹 基石1(1九州大学,*現 広島大学)
- Expansion of human mesenchymal stem cells on poly (vinyl alcohol) microcarriers
Volume 136, Issue 5, November 2023, Pages 407-414
金子 真大1・佐藤 愛梨2・綾野 賢3・藤田 明士3・小林 悟朗3・井藤 彰1(1名古屋大学, 2中部大学, 3株式会社クラレ)
第13回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)
- 髙橋 尚央(東北大学大学院農学研究科)
「麹菌の細胞表層を構成する界面活性タンパク質の自己組織化機構解明」
- 多胡 光(東京農工大学工学府,現 東京農工大学生物システム応用科学府)
「コロニーフィンガープリント法に基づく簡易迅速な微生物検査技術の開発」
- 百瀬 賢吾(名古屋大学大学院創薬科学研究科)
「アンビエントインテリジェンスを用いた細胞培養手技の定量化と標準化」
- 岩倉 崇文(大阪大学大学院情報科学研究科)
「ターゲットプロテオミクスに基づく出芽酵母のブタンジオール生産性の向上」
- 山下 璃貢(山口大学大学院創成科学研究科)
「酢酸菌におけるシグナルペプチドに依存しないタンパク質分泌」
- 浜口 愛勇生(崇城大学大学院工学研究科)
「新奇Spathaspora属酵母によるペントース発酵に関する研究」
Published by 支部:東日本 on 10 6月 2024
【東日本支部】生物工学フォーラム「タンパク質・生命デザインの最前線」
2024年度生物工学フォーラムでは、昨今、発展が著しいタンパク質・生命のデザインに関わる研究について、これらに関する我が国の動向や課題について紹介します。
第2部では、日本生物工学会東日本支部で活躍する若手研究者を顕彰する「日本生物工学会東日本支部長賞」の選考会を兼ねた、受賞候補者の研究講演会を行います。
⇒日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
本イベントの一部は、「東日本支部若手奨励基金」によって運営されます。なお、当該基金は、前東日本支部長である故上田宏元理事のご遺族からの寄付金によって賄われています。
【主催】日本生物工学会 東日本支部
【共催】早稲田大学 先進生命動態研究所
- 日時:2024年8月6日(火)13:00~
- 場所:早稲田大学 121号館 コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
- プログラム:
第1部 「タンパク質・生命デザインの最前線」
13:00~13:05
開会の挨拶……細川 正人 (早稲田大学)
13:05~13:35
「酵素を探索・最適化するための方法論開発」
…中野 祥吾 (静岡県立大学)
13:35~14:05
「思い通りにタンパク質の立体構造を創るタンパク質工学」
…小林 直也 (奈良先端科学技術大学院大学)
14:05~14:15 休憩
14:15~14:45
「人工タンパク質の合理設計への挑戦: タンパク質構造安定性の大規模定量法開発」
…坪山 幸太郎 (東京大学)
14:45~15:15
「生命の起源に迫る分子システムデザイン」
…水内 良 (早稲田大学)
15:15~15:30 休憩
第2部「日本生物工学会東日本支部長賞候補者講演会」
15:30~16:10 講演1
……西川 洋平(産業技術総合研究所)
16:10~16:15 閉会の挨拶
……田中 剛(東京農工大学)
懇親会 東日本支部長賞 表彰式
17:00~19:00
森の風 早稲田大学早稲田キャンパス26号館15F
- 参加費:
【フォーラム】無料
【懇親会】会員・一般:4,000円 (税込)/学生:2,000円 (税込)
※懇親会費は当日、受付にてお支払いください。
- 事前登録締切:2024年7月31日(水)17:00
※当日受付も行いますが、なるべく事前登録をお願い致します。
- 申込方法:こちらのフォームに必要事項(氏名、所属、会員種別、E-mail)を明記してお申込みください。
- 申込・問合せ先:
日本生物工学会 東日本支部
支部長:田中 剛(東京農工大学)E-mail:
担当幹事:細川 正人(早稲田大学)E-mail:
►東日本支部Topへ
Published by 学会事務局 on 08 6月 2024
Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 138 (2024)
Vol. 138 (July–December 2024)
Chinese hamster ovary (CHO) cells are currently the most widely used host cells in the production of biopharmaceuticals such as antibody
drugs, and it is known that the karyotype of CHO cells can be easily changed. The effect of the karyotype changeability of CHO cells on the production of recombinant proteins is an interesting subject. The photograph shows the results of karyotyping of CHO cells with increased chromosome number using the multicolor FISH method, with each chromosome number indicated by a different pseudocolor.
For more information regarding this work, read the article: Noriko Yamano-Adachi, Hirofumi Hata, Yuto Nakanishi, Takeshi Omasa, “Effects of genome instability of parental CHO cell clones on chromosome number distribution and recombinant protein production in parent-derived subclones”, J. Biosci. Bioeng., volume 137, issue 1, pages 54–63 (2024) (Copyright@2024 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Published by 支部:東日本 on 06 6月 2024
【東日本支部】2024年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
2024(令和6)年6月6日
日本生物工学会 東日本支部長
田中 剛
日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ
日本生物工学会東日本支部は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した、若手の東日本支部所属本会会員に対して、『日本生物工学会東日本支部長賞』を授与いたします。
本年は、2024年7月19日(金)を応募締切とし、書類選考による一次選考通過者を対象として、8月6日(火)に第二次選考を兼ねた発表会を行います。なお、同発表会は、日本生物工学会会員に対して公開いたします。
多くの会員の皆さまのご応募をお待ちしています。
| 日程 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 応募について | ||||||||
電子メール宛先: | ||||||||
| 日本生物工学会東日本支部長賞 授賞規程 | ||||||||
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Published by 部会:培養技術 on 05 6月 2024
【研究部会】培養技術研究部会 第8回技術セミナー
培養技術研究部会・第8回技術セミナーでは、タンパク質生産のための組換え大腸菌の作成と培養に焦点を当てた講演と意見交換会を行います。合成DNAやIn-fusionクローニング技術などの普及により、遺伝子組換え実験の利便性が向上した一方で、「どの方法を使えば良いかわからない」というケースも増えてきたのではないでしょうか?本セミナーでは、ベンチスケールの遺伝子組換え実験で長年の経験をお持ちの宮崎健太郎先生より、そのノウハウの一部を解説いただきます。また部会幹事より、タンパク質生産のための組換え大腸菌培養のコツや、大腸菌用培地組成の設計に関する最新の成果をご紹介いただきます。
日時: 2024年10月4日(金)13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~14:50 ゲノム情報を活用した遺伝子クローニング〜発現系構築まで
/大阪大学生物工学国際交流センター・特任教授 宮崎健太郎 先生
ゲノムからの遺伝子クローニング、発現系構築は、新規タンパク質の探索・利用する研究者にとって日常的に行われている。一方、遺伝子(ORF)の規定、タグの位置、リンカーなど、個性豊かなタンパク質が相手となると必ずしも「正解」はなく、アプローチもさまざまである。これらの問題に対しては研究室ごとの流儀やノウハウがあると思われるが、門外不出の部分も多く共有する機会も意外にないのではないか? 今回の話題提供では、微生物(好熱菌)ゲノムからの遺伝子クローニングについてオムニバス形式で事例紹介する。宿主は大腸菌に限定、タグもHis tagのみ、「正解」を教えるという内容ではないが、なるほどと思える部分が少しでもあれば幸いである。
14:50~15:10 細胞濃度測定のイロハ
/関西大学化学生命工学部・教授 片倉啓雄 先生
培養の研究では細胞濃度のモニターは必須といっても過言ではない。生菌数カウント、濁度、乾燥細胞重量、充填容量などによる測定において留意すべき点やノウハウを紹介する。
15:10~16:00 培地プロファイリングと大腸菌の栄養学的理解
/北見工業大学工学部・教授 小西正朗 先生
大腸菌にタンパク質を生産させる際、LB培地やSOB培地等天然培地が多用されている。意外にもこれらの培地にどのような栄養成分が含まれているか正確に議論できていない。演者らは、栄養学的理解を深めるため、これらの培地に使用される酵母エキスやペプトン類を複数の分析機器により定量プロファイリングする方法を開発している。プロファイリングデータを利用することで、天然培地に匹敵する合成培地を作成したり、ロット間差により生じる課題解決にも繋がっている。これらの成果を紹介するとともに、得られた合成培地の最適化により得られる大腸菌の栄養学的理解についても紹介する。大腸菌が機嫌よくタンパク質を作ってくれるエサ(培地)について、理解を深める機会にしていただきたい。
16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。
参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費:無料
申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL: https://forms.gle/naWqBjUMq1xPSPw77(締切:2024年9月27日(金)
技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。
質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。
URL: https://forms.gle/MNa2CHx5F1UEUCWYA (締切:2024年10月2日(水))
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
北見工業大学 小西正朗 E-mail:
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
生物工学会誌 –『特集』第102巻(2024年)掲載記事一覧
こちらでは、生物工学会誌第102巻(2024年)の『特集』をご覧いただけます。
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第102巻第12号(2024年12月号)
特集 下面発酵酵母のすべてを理解するために
- 特集によせて
野田 陽一・善本 裕之…(606)
- 醸造特性に寄与する下面発酵酵母のゲノム構造変化
高橋 朋子…(607–609)
- 網羅的解析技術の活用による下面発酵酵母の醸造特性の解析
善本 裕之…(610–612)
- 下面発酵酵母の凝集性の不安定性に関する研究
佐藤 雅英…(613–615)
- ビール酵母が獲得したマルトース,マルトトリオースを資化する能力
畠中 治代…(616–619)
第102巻第11号(2024年11月号)
特集 日本列島日本酒の旅!西日本編
- 奈良県の清酒研究
大橋 正孝・都築 正男・桒原 智也…(538–542)
- 岡山県の蔵元と歩む日本酒研究とその魅力
伊藤 一成…(543–547)
- 広島県産清酒の高品質化と需要拡大を目指す研究開発
山﨑 梨沙…(548–551)
- LED夢酵母を活用した徳島県の日本酒造り
岡久 修己…(552–555)
- 産学官が協奏的に取り組む佐賀県の日本酒研究
澤田 和敬・小林 元太…(556–559)
第102巻第10号(2024年10月号)
特集 日本列島日本酒の旅!東日本編
- 特集によせて
倉橋 敦・根來 宏明…(494)
- 北海道における日本酒情勢とその振興への取り組み
阿部 勝正…(496–498)
- 岩手県産酒の伝統と革新:地域特性が生む特色ある風味
佐藤 稔英…(499–503)
- 酒処ふくしま躍進のひみつ 福島流ものづくりと人づくり
高橋 亮…(504–508)
- 新潟県の日本酒研究と日本酒の魅力
青木 俊夫…(509–511)
- 静岡酵母と静岡県の酒造りについて
鈴木 雅博…(512–514)
第102巻第9号(2024年9月号)
特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(後編)
- 酵母によるパーム油代替油脂の発酵生産
高久 洋暁・佐藤 里佳子…(440–444)
- 食料問題解決に向けた微生物油脂生産技術の開発
小川 順・Chi-Hei Ip・樋口 響・Chang-Yu Wu・奥田 知生・勝矢 祥平・安藤 晃規…(445–448)
- バイオものづくり開発を速やかに社会実装につなげるために必要な仕組み・自動化&DXの活用・人材育成
長森 英二…(449– 453)
- 細胞性食品の研究開発動向と課題
長谷川 隆則…(454–455)
- 廃棄食品からのアップサイクルで作られる培養肉の可能性
田中 龍一郎・坂口 勝久…(456–459)
- タンパク質食品のメタボローム解析と健康長寿に資する代替食品設計・印刷
奥村 仙示・境 慎司…(460–462)
第102巻第8号(2024年8月号)
特集 Precision fermentationによる代替食品原料生産の未来(前編)
- 特集によせて
小川 順・長森 英二…(386)
- Precision fermentationによる代替食品製造技術の現在(いま)
坂元 雄二…(387–390)
- 新規開発食品の受容拡大の方策を考える
石川 伸一…(391–393)
- 大豆ミートの製品開発と市場展開
中野 康行…(394–397)
- 発酵多糖類カードランのプラントベースフードへの応用
水野 陽平…(398–401)
- 麹菌による代替肉・代替プロテイン開発
萩原 大祐…(402–405)
- 菌糸分散型変異株を用いる新たな糸状菌液体培養技術~麹菌を例に
阿部 敬悦・薄田 隼弥・宮澤 拳・吉見 啓…(406–409)
第102巻第7号(2024年7月号)
特集 非線形バイオシステム研究の世界~非線形・非平衡なゆらぎと秩序~
- 特集によせて
田丸 浩…(321)
- アミノ酸配列がつくる配列空間と機能進化
梅津 光央…(322–324)
- 細胞模倣膜の非線形ダイナミクス
髙木 昌宏・下川 直史…(325–328)
- 生物の振動現象と電気化学
向山 義治・中西 周次…(329–332)
- 非線形・非対称な生命現象
田丸 浩…(333–336)
第102巻第6号(2024年6月号)
特集 発酵食品のフードメタボロミクス
- 特集によせて
福﨑 英一郎…(256)
- 醸造シンギュラリティへの一歩
岩下 和裕…(257–261)
- インドネシアの伝統的大豆発酵食品『テンペ』のGC-MS分析に基づくメタボロミクス
吉山 友梨・Rafidha Irdiani・Rifqi Ahmad Riyanto・Sastia Prama Putri…(262–266)
- D-アミノ酸で日本酒がうまくなる?
谷口 百優・福﨑 英一郎…(267–269)
- 米麴の特性解析における質量分析イメージングの応用
新間 秀一…(270–272)
- NMRを用いた伝統的および新規発酵食品のメタボロミクス
冨田 理…(273–277)
第102巻第5号(2024年5月号)
特集 セルインダストリー発展に向けた細胞製造工学の進化
~世界をリードする細胞製造を目指して~
- はじめに ~これからの細胞製造に向けて~
加藤 竜司…(202–206)
- 細胞製造に資する工程安定性の研究
紀ノ岡 正博…(207–210)
- 細胞加工製品製造とクオリティ・バイ・デザイン(QbD)
浦澤 貴哉・川崎 ナナ…(211–214)
- 再生医療・細胞医療製品の開発動向と原材料の安定供給
宮本 義孝…(215–218)
- 閉鎖型培養装置を用いた臨床用iPS細胞の製造
清水 英子・塚原 正義…(219–222)
- 食品グレード原料を活用した細胞培養技術の開発
川島 一公…(223–226)
- おわりに~細胞製造と生物工学の関わり,あり方
堀江 正信…(227)
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
【随縁随意】シングルタスクからマルチタスクへ– 田丸 浩
生物生物工学会誌 第102巻 第5号
田丸 浩
2023年はプロ野球が熱かった。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での14年ぶりの優勝に始まり、何といっても、故・新名惇彦先生が大好きであった阪神タイガースが38年ぶりに日本一になったのだ!俄かファンには申し訳ないが、大阪人にとって阪神タイガースは日常的に生活の中にある。39年前の1985年、当時、私は高校3年生であった。この年、阪神タイガースは初めて日本一になった。リーグ優が道頓堀川に投げ入れられた)。また2023年は、3年あまり猛威をふるった新型コロナウイルス感染症も5月8日に「5類移行」され、ようやく日常的な生活が戻ってきた。
さて、そもそも「プロ」はどのようにして生み出されるのか?「一芸に秀でる者は多芸に通ず」ということわざがある。何か一つの道に秀でる者は、他の道でも秀でるようになる、という意味である。将棋の藤井聡太8冠は将棋というゲーム、すなわち「一芸に秀でる者」の代名詞となっている。彼は若干21歳であるが、すでに前人未到の偉業を成し遂げている。一方、メジャーリーガー大谷翔平選手も2023年日本人で初めてホームラン王になるとともに、満票で2度目のMVPに選出され、これは大リーグ史上初の快挙であった。大谷選手の代名詞はご存知「二刀流」である。すなわち、メジャーリーガーの中で投打のバランスがもっとも良い選手、“ベーブ・ルース以来”の104年ぶりの偉業を成し遂げた訳である。まさに「投手大谷が勝つためには、打者大谷が打つしかない」と評されている。
さて、私が三重大学に着任して23年、教授に昇進して10年が経過した。カリフォルニア大学デービス校でポスドクをしていた時代は、「研究」だけできれば幸せであった。すなわち、研究者として「シングルタスク」が性に合うと今でも自負している。だが、2000年に帰国して、母校である三重大学の出身研究室に助手として採用されてからは、案の定“PAD: Post America Depression(命名:山中伸弥先生)”になった。つまり研究だけでなく、教育はもちろんのこと、管理運営、さらには社会貢献も要求される、まさに「マルチタスク」がプロの証という洗礼を受けた。今に思うと、この状況は三重大学に限った話ではなく、全国の大学で同じ状況になっていたと感じる。では、「マルチタスク」はただ大変なだけなのか?いや、そうとも言えない。現に、私は45歳で出身研究室の教授になれたし、「マルチタスク」は独創的な「二兎流の研究(二兎を追い、二兎を狩り、二兎を得る)」を実践する気づきを与えた。研究活動は自分自身が“面白い(おもろい)”と思えるテーマを見つけ出し、それに対して寝食を忘れて実験し、得られたデータから新規性や発見を見いだし、これらを考察した後に論文として発表する。すなわち、この一連の活動はまさに「マルチタスク」の成せる技であり、それが「プロフェッショナル(研究でお金を稼ぐ人)」に相当する職場であると考える。
そう考えると、ヒトの脳で処理していることは相当複雑なことであり、「シングルタスク」が楽であるとか、「マルチタスク」がしんどいとか、そう言う観念はもはやAIを超越した作業を長年にわたり繰り返すトレーニングのように思える。大学教員として、自分にしかできない研究を楽しんでやってきたと思うと、これまで歩んできた研究者としての人生はとても感慨深いものである。皆さん、感染症を克服して長生きしよう!
著者紹介 東北大学大学院工学研究科(教授)
Published by 学会事務局 on 25 5月 2024
生物工学会誌 – 102巻5号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- シングルタスクからマルチタスクへ
…田丸 浩…( 201 )⇒
- シングルタスクからマルチタスクへ
- 特集 セルインダストリー発展に向けた細胞製造工学の進化
~世界をリードする細胞製造を目指して~- はじめに ~これからの細胞製造に向けて~
…加藤 竜司…( 202 )
- 細胞製造に資する工程安定性の研究
…紀ノ岡 正博…( 207 )
- 細胞加工製品製造とクオリティ・バイ・デザイン(QbD)
…浦澤 貴哉・川崎 ナナ…( 211 )
- 再生医療・細胞医療製品の開発動向と原材料の安定供給
…宮本 義孝…( 215 )
- 閉鎖型培養装置を用いた臨床用iPS細胞の製造
…清水 英子・塚原 正義…( 219 )
- 食品グレード原料を活用した細胞培養技術の開発
…川島 一公…( 223 )
- おわりに~細胞製造と生物工学の関わり,あり方
…堀江 正信…( 227 )
- はじめに ~これからの細胞製造に向けて~
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- kLaの測定法,留意点
…佐藤 貴志・長森 英二…( 228 )
- kLaの測定法,留意点
- バイオミディア
- 酵母が先か菌糸が先か
…森脇 真希…( 233 )
- 「再発見」ガラクトサミノガラクタンの多様な機能
…宮澤 拳…( 234 )
- 「代謝と材料」 両睨みのバイオものづくり
…高 相昊…( 235 )
- D-アミノ酸って知っていますか?
…秋田 紘長…( 236 )
- 酵母が先か菌糸が先か
- 大学発!美味しいバイオ
- カロリー密度に注目した低カロリーでも満腹・満足のデンシエット
…奥村 仙示…( 237 )
- カロリー密度に注目した低カロリーでも満腹・満足のデンシエット
- Branch Spirit
- 中部支部:静岡大学食品・生物産業創出拠点から生まれた新しい化粧品原料「レピスタ®」の紹介
…青島 央江・吉田 信行…( 240 )
- 中部支部:静岡大学食品・生物産業創出拠点から生まれた新しい化粧品原料「レピスタ®」の紹介
- 談話室
- バイオエコノミー,バイオ戦略に対する一考察
…藤島 義之…( 242 )
- バイオエコノミー,バイオ戦略に対する一考察
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 243 )
バイオインフォメーション…( 244 )
- 研究部会
2023年度研究部会活動報告…( 247 )
- お詫びと訂正…( 252 )
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 22 5月 2024
《締切:6月18日(火)正午(締切厳守)》">第76回日本生物工学会大会 講演要旨受付中《締切:6月18日(火)正午(締切厳守)》
第76回日本生物工学会大会の講演要旨を受付けております。
大会で発表をされる方は、要旨の登録をお願いいたします。⇒詳しくはこちら
- 講演要旨の受付締切:2024年6月18日(火)正午(締切厳守)
Published by 学会事務局 on 15 5月 2024
《要旨受付期間:2024年5月22日~ 6月18日正午(締切厳守)》">【年次大会】講演申込受付終了のお知らせと要旨登録のご案内
《要旨受付期間:2024年5月22日~ 6月18日正午(締切厳守)》
第76回日本生物工学会大会(2024)の講演申込の受付を終了いたしました。多数のお申し込みありがとうございました。
要旨本文の受付は、2024年5月22日(水)に開始します。講演申込みをされた方は、2024年6月18日(火)正午までにテキストデータ (一般講演:全角770文字/シンポジウム:全角 2,135文字以内) をご登録ください。⇒詳しくはこちら
<大会で一般講演をされる方へ>
講演番号および講演日時の通知メールは、6月中旬にご登録いただいたアドレス宛に配信する予定です。
2024年5月22日(水)17:00までに参加費の入金確認が取れない場合は講演番号を通知いたしません。参加費のお支払いがまだの方はお早めにお手続きください。
Published by 学会事務局 on 09 5月 2024
【国際交流】2024KSBB春季大会に参加して
徳岡 昌文
2023年度生物工学奨励賞(江田賞)受賞者
(東京農業大学)
2024年4月17日(水)~19日(金)の日程で、韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の春季大会(2024 KSBB Spring Meeting and International Symposium)が昌原のChangwon Exhibition Convention Center(CECO)で開催された。日本生物工学会(SBJ)はKSBBと学術交流協定を交わしており、それぞれの年次大会に講演者を派遣することで学術交流を推進している。

(左)堀克敏先生、(右)筆者
コロナ禍を経て2023年の秋季大会より対面での国際交流が再開されることになり、SBJからは学会賞受賞者である堀克敏先生(生物工学功績賞・名古屋大学)、筆者(生物工学奨励賞(江田賞)・東京農業大学)の2名が招待され、講演を行った。
18日からのInternational Symposiumの開会式では、SBJを代表して秦 洋二会長からのビデオメッセージが放映された。同日、SBJからの招待講演者2名の口頭発表が行われた。各々の内容に合わせて、堀先生は「Advanced Microbial and Bioprocess Engineering: Future Technologies and Innovation」のセッションにおいて「A Novel Bacterionanofiber Adhesin and the Development of Innovative Bioprocesses」というタイトルで、筆者は「Integrating Biotechnology and Food Science: A Multidisciplinary Approach」のセッションにおいて「Studies on Unidentified Oligosaccharides in Sake」というタイトルで各25分の講演を行った。各講演に対する質疑も白熱し、研究内容に対する強い興味がうかがわれた。その他の口頭発表ではKSBBの若手研究者の発表が行われ、ポスターセッションでは主に学生による発表が行われた。どの発表も質が高く、会場は熱気に包まれていた。筆者がいくつかのポスター発表について質問をしたところ、きちんと英語で回答できる学生が多く、英語教育の質の高さが感じられた。
会期中は各セッションのメンバーが円卓で食事をする形式でランチタイムが設けられ、初日の夜には隣接したホテルでレセプションが行われ、堀先生が挨拶をされた。2日目朝にはKSBBとSBJとのBreakfast Meetingが行われ、双方の身近な話題も含め、今後の研究者交流を深めていくことが確認された。会期を通じて、研究者間の交流機会が積極的に設けられ、筆者も幅広い分野で韓国の研究者と交流を深めることができた。
昌原は韓国第2の都市である釜山から車で1時間ほどの場所にあり、非常に緑の多い町であった。釜山の金海国際空港と成田空港はわずか1時間半の距離であり時差もなく、また、現地ではKSBBの皆様からの手厚いサポートもあり、ストレスなく学会に参加できた。
大変お世話になりましたKSBB会長のKyungmoon Park教授、Hyun Ho Lee教授(総務担当)及びKSBB事務局の皆様、またSBJの先生方と事務局スタッフの皆様に厚く御礼を申し上げます。

会場となった昌原コンベンションセンター (CECO)

2日目朝に行われたSBJとKSBBとのBreakfast Meeting
左から,Prof. Yoosoo Yang (Korea Institute of Science and Technology),筆者,
堀 克敏先生,KSBB会長のProf. Kyungmoon Park (Hongik University),
Prof. Hyun Ho Lee (Myongji University),Prof. Jong Youn Baik (Inha University).
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
Published by 部会:脂質駆動学術産業創生研究部会 on 08 5月 2024
【研究部会】2024年度第6回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会
脂質駆動学術産業創生研究部会は2024年度第6回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会を開催しました。
ご参加いただいた皆様、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。
学生優秀発表賞は、藤田 智帆さん(徳島大院)が受賞されました。
誠におめでとうございます。
主催:北海道大学大学院工学研究院・総合化学院 生物合成化学研究室
公益社団法人日本生物工学会 脂質駆動学術産業創生研究部会
共催:北海道大学FCC事務局
後援:日本生物工学会北日本支部
- 日時:2024年10月4日(金)
- 場所:北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟2階 レクチャーホール(鈴木章ホール)
(世話人:北海道大学・菊川 寛史)
- 講演会参加費: 一般: 3,000円(税込)、学生: 無料
- 意見交換会参加費:一般: 4,000円(税込)、学生: 無料
- プログラム:
9:30 受付開始
10:00 開会の辞
【招待講演】 (講演時間35分,質疑10分)
10:05~10:50「セラミドによる皮膚透過性バリア形成」
〇木原 章雄(北海道大学 大学院薬学研究院)
10:50~11:35「微生物脂質の包括的計測技術の開発」
〇岡橋 伸幸(大阪大学 大学院情報科学研究科)
11:35~13:00 昼休憩
13:00~13:45「糖脂質マンノシルエリスリトールリピッドのテーラーメイド合成に向けた
生産菌の改良」
〇雜賀 あずさ(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
13:45~14:30「ドライ熟成肉における微生物の働きと肉質に与える影響」
〇三上 奈々(帯広畜産大学)
14:30~15:15「水産物由来エーテル型脂質の健康機能性」
〇別府 史章(北海道大学 大学院水産科学研究院)
15:15~15:30 休憩
【一般講演】 6演題(発表12分、質疑交代5分)
15:30~15:47 「カンジダ菌に対する各種脂肪酸の抗菌活性」
○吉井未貴, 田中重光, 永尾寿浩 ((地独)大阪産業技術研究所)
15:47~16:04 「植物におけるグリコシルイノシトールホスホセラミド分解酵素の解析」
〇藤田智帆,松本尚子,髙井誠道,住友歩美, Majidul Islam, Rumana Yesmin Hasi,
粟飯原睦美,田中保(徳島大院・生物資源)
16:04~16:21 「好酸性微細藻類の活用に向けた培養特性調査と脂質評価」
○岡澤空汰1, 小西正朗2 (1北見工大院・工, 2北見工大)
16:21~16:38 「微細藻類Nannochloropsis 増殖促進細菌の探索」
〇重石りおん1, TAN PEI YU1, 加藤勇太2, 小西正朗3
(1北見工大院・工, 2環境大善株式会社, 3北見工大)
16:38~16:55 「顕微鏡観察法によるポリヒドロキシアルカン酸生産過程における
エネルギー代謝動態解析」
〇富士航至1、梶川彩香1、蜂須賀真一2、冨田宏矢2、菊川寛史2、今村博臣3、
松本謙一郎2 (1北大院総化, 2北大院工, 3京大院生命)
16:55~17:12 「重合酵素PhaCAR 変異体の3-ヒドロキシオクタン酸取込み能解析」
〇戸ノ崎あゆみ1, Phan Thi Hien1, 蜂須賀真一2, 菊川寛史2, 松本謙一郎2
(1北大院・総合化学院,2北大院・工学研究院)
17:15 閉会の辞
(徒歩移動)
18:00 意見交換会(場所:カフェdeごはん(https://cafedegohan.com/))
(学生優秀発表賞は意見交換会にて発表いたします。)
参加申込み締切:2024年9月20日(金)
参加申込みを締切ました。
一般講演発表申込み締切(要旨提出を含む): 2024年9月6日(金)
一般講演の申込みを締切ました。
学生を対象とした優秀発表賞を企画しておりますので、積極的な参加をお待ちしております。
・形式:口頭発表(発表10分、質疑4分を予定)(発表12分、質疑+交代5分)
・募集演題数:6演題程度(予定数に達しましたら申込みを締切る可能性がございます.)
・発表資格:すべての方が対象です。非会員の方もご発表いただけます。
・要旨の書式:A4で1ページ(PDF)。様式には特に制限を設けておりません。
・一般講演発表登録された方は、お手数ですが参加申込みも別途ご入力をお願いいたします。
Published by 学会事務局 on 08 5月 2024
氏名の漢字入力に関する注意
日本生物工学会の入会の際には使用する文字について下記に注意して下さい。
機種に依存する文字、インターネットでの表示やメール送信が保証されていない文字は使用しないてください。入力禁止された文字を使用した場合、大会の講演要旨集やプログラムには正しく掲載されません。
- 日本語パソコンで使われる文字には、他のパソコンでは正しく表示されない文字があります。(機種依存文字)
- 日本語の姓名に見られる特殊文字は、JIS第1、2水準の最も近い文字を当てはめて下さい。
(髙⇒高 﨑⇒崎 𠮷⇒吉など) - 半角カタカナは使用しないで下さい。
- 中国や韓国で用いられている漢字姓名で日本語JIS第1、2水準で対応できない場合、及び漢字姓名のない外国人の漢字欄にはアルファベットで記入して下さい。
年次大会で発表される方へのお願い
年次大会の参加登録および講演申込をされる場合は、会員システム上に登録された代替文字を使ったお名前を入力する必要があります。その際、申込フォームの下部にある備考欄にお名前の正しい漢字表記を明記してください。Published by 学会事務局 on 02 5月 2024
【国際交流】Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2024)参加者募集
日本生物工学会は、Thai Society of Biotechnology(TSB)と2023年5月23日に学術協定を締結し、年次大会を通して両学会および会員間の交流を深めていくことになりました。TSBから、タイのアユタヤで11月14日(木)~16日(土)に開催予定のTSB主催の国際シンポジウムに生物工学会会員に対して招待枠2名を頂戴しました。
民間企業、研究機関、大学等に所属する会員を派遣し、国際シンポジウムでの発表の機会が得られるとともに、タイを中心とする東南アジア地域におけるバイオテクノロジーの基礎・応用研究の現状を学ぶ機会になると考えています。
つきましては、本企画の趣旨に賛同いただき、参加を希望される会員を募りたいと思います。下記の実施要領をご一読の上、奮って応募いただければ幸いです。
<シンポジウム概要>
【日時】2024年11月14日(木)~16日(土)
【場所】Krungsri River Hotel, Ayutthaya, Thailand
<募集内容>
- 募集人数:2名
- 資格:
民間企業、教育・研究機関に所属の生物工学会会員(学生会員を含む)であること。民間企業の若手研究者、もしくは実用化を強く志向した研究を展開する官学の若手研究者を優先します。
- 支援内容:
本会より補助金5万円(1人当たり)が支給されます。
TSBからはタイでの宿泊費(2泊分)のサポートが受けられます。 空港から会場までの交通費補助については、TSBから正式な通知があり次第、当サイトにてご案内いたします。
- 必要な費用:
本学会およびTSBからの支援以外に必要となる交通費、旅行保険(ご自身の負担で必ずご加入ください。)
- 応募方法:
推薦者、もしくは応募者本人から、以下をご連絡下さい。応募者多数の場合は、国際展開理事で審査を行います。この際、ご講演の簡単な内容等を追加で提出していただく場合があります。
・所属
・役職または学年
・氏名
・年齢(2024年11月14日現在)
・会員番号
・講演タイトル(仮題)
<送付先>
中野 秀雄(名古屋大学):
(C.C. 日本生物工学会事務局:)
- 応募締切日:2024年5月22日(水)
- 問合せ先:
中野 秀雄(名古屋大学) E-mail:
Published by 支部:北日本 on 26 4月 2024
【北日本支部】2024年度北日本支部秋田シンポジウム
2024年6月15日(土)に秋田大学にて,支部シンポジウムを開催いたします。秋田での開催は,コロナ禍を挟んで2018年以来6年ぶりの開催となります。2022年の北見での開催と同様に,対面でのシンポジウムを予定しています。午前中はポスターセッションを行い,若手研究者や学生からの多くの発表を期待しております。優秀な発表を行った学生に対しては,「学生優秀発表賞」として表彰します。学生の皆様には,是非,日頃の研究の成果を発表して下さい。午後は招待講演として,アカデミック・企業で御活躍の先生に御講演いただくのに加えて,2023年度の学生精励賞受賞者に記念講演をしていただき,活発な議論の場を提供いたします。また,シンポジウム後の情報交換会も企画しております。
- 日時:2024年6月15日(土)9:00 ~ 17:30(予定)
- 場所:秋田大学(秋田県秋田市手形学園町1-1)
- 参加費:無料
参加申込は以下のGoogleフォームからお願いします。
https://forms.gle/5aF48ExEB2paQaZn9
(ポスター発表を希望する方も同じフォームより申込を御願いします。)
- 参加申込締切:5月31日(金)24:00
- ポスター発表申込締切:5月31日(金)24:00
- 要旨提出締切:6月5日(水)24:00
- 講演要旨テンプレート
- 提出先: (尾高)
プログラム:
9:00~ 9:30 ポスター会場設営
9:30~10:00 ポスター掲示
10:00~11:00 奇数番号者発表
11:00~12:00 偶数番号者発表
12:00~13:30 昼食・休憩(支部役員会)
13:20~13:25 開会の挨拶
13:25~14:10 池袋一典(東京農工大学)〔オンライン講演〕
「近日確定」
14:10~14:45 高橋征司(東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻)
「植物における超長鎖ポリイソプレノイド生合成機構」
14:45~15:00 休憩
15:00~15:35 宮田直幸(秋田県立大学生物資源科学部)
「微生物機能を利用した坑廃水のパッシブトリートメント」
15:35~16:00 保坂善仁(株式会社秋田今野商店)
「近日確定」
16:00~16:10 休憩
16:10~16:20 学生精励賞授与
16:20~16:40 山梨太郎(東北大学・学生精励賞受賞者)
「近日確定」
16:40~17:00 柳川謙吾(北海道大学・学生精励賞受賞者)
「近日確定」
17:00~17:20 優秀発表賞の発表・表彰,閉会の挨拶
17:20~17:30 集合写真撮影
情報交換会(懇親会):18:00~20:00
秋田長屋酒場
TEL: 018-837-0505
参加費:一般5,000円(消費税10% 455円含む)
学生2,000円(消費税10% 182円含む)
(事前予約制,先着40名様まで)
問合せ先:
秋田大学大学院理工学研究科 尾髙 雅文
E-mail:
Published by 学会事務局 on 25 4月 2024
【随縁随意】日本生物工学会とのご縁– 青柳 秀紀
生物生物工学会誌 第102巻 第4号
青柳 秀紀
私は、恩師の田中秀夫先生(筑波大学名誉教授)のご紹介で日本生物工学会とのご縁をいただき、大学4年生の時に第39回大会(1987年阪大)で初めて学会発表をいたしました。時が経つのは早く、約37年にわたり本学会にお世話になり続けております(長いようですが過ぎてしまいますとあっという間です)。非常に幸運なことに、本学会の創立100周年記念事業1)に参加させていただく貴重な機会を賜り、改めて、本学会の伝統と素晴らしさを感じると共に、本学会は、歴代の執行部、産官学の会員、事務局、関係する多くの皆様のご努力、熱い想い(愛情)、人と人とのつながりがベースとなり育まれてきたことを実感する場面が多くございました。生物工学の産官学に関わる最新情報を得るのみならず、本学会でのさまざまな活動を通じて、得られる経験、多様な世代、専門性、視点をもつ会員様とのご縁は素晴らしく、産学連携や共同研究にもつながることが多々あります。
1972年と2022年にローマクラブのレポート“The Limit to Growth”および“Earth for All: A Survival Guidefor Humanity”がそれぞれ発表され、SDGsが誕生しています。生命・環境・人間が調和した持続可能な未来社会の創造が必須であることは誰もが共通認識を持つようになり、バイオエコノミー社会の実現も謳われる中、次の100年に向け歩み始めた本学会が学界や社会に果たすべき役割への期待はますます大きくなっています。
2004年の独法化以降、講座制など大学の環境は変化し続け、現在、PIとして研究室運営をしている先生も多いと思います。私は講座制で11年間、PIとして16年間、大学に勤務しておりますが、PIには講座制とは異なる良い面がある一方で、課題もあるように感じております。また、研究(あるいは教育)では“ひらめき”が大切ですが、“ひらめき”は研究(あるいは教育)について考えに考えを重ね抜いた中で、「ぼおっとしている状態」の時に出ることが多いと言われています。もしかしたら日々に忙しい先生方には時間的、心の余裕がなく、“ひらめき”が出にくい面があるかもしれません。私は研究、教育にPI として取り組む中で、支部活動も含め、本学会で繋がりました多くの産官学の会員様にご相談に乗っていただき、ご助言をいただくことで、励まされ、助けていただきました(良いご縁に恵まれてまいりました)。
また、研究室の学生達と接する中で感じていることですが、最近は価値観が非常に多様化すると共に、さまざまな情報が簡単に手に入り非常に便利なのですが、逆にそのことについて深く考えて判断したり、推測したり、周りの人とそのことについて話す機会や、直接的な実験以外の議論(あなたはなぜ科学をするのか? 2))が年々、減っている感じがいたします。天然資源に乏しい日本において資源の一つは人であります。明治、大正時代の政治家 後藤新平(医師、拓殖大学学長)は「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」と遺しています。システムが変化しても組織や社会を構成しているのは人であり、その多様性が組織のポテンシャルに、考え方、目的意識や方向性のトータルが組織全体の活性に反映することに変わりはないと思います。このような現状の中、今後、生物工学に関する研究、教育、人材育成の面でも、本学会や支部が担う役割や重要性が増えてくると思います。また、他ではできないような長期的視点に立ち、議論できる場としての役割も重要だと思います。
私が大学院生の時に集中講義にいらっしゃいました著名な先生が、「オリジナルな研究をなさい。あまり流行を追わず自分が興味のあることをこつこつ続けるといつか花が開くものです」とお話しされていました。時代に合っているかはわかりませんが、個人的には大切だと想いますし、それが良いとも思っています。実際に、興味を持って実験に取り組む中で見いだした予期しない現象から研究が展開することが数多くあることも事実であります。実験中に予期しない現象に出会うことは、多くの研究者が経験していると思います。それを見逃さず、解明を進め、創造愉快に創意工夫してゆくと、新しい分野の開拓につながる場合が多いと思います。
以上、生物工学会とのご縁についてとりとめなく勝手な内容を書いてしまいましたが(ご無礼の段、お許しくださいませ)、ぜひ(特に若い皆様は)、今よりも一歩踏み込んで積極的に本学会に参加する(参加し続ける)ことをお薦めいたします(良いご縁に恵まれますよ)。今後ともご指導ご鞭撻、幾久しく宜しくお願い申し上げます。
1) 日本生物工学会「創立100周年記念事業」: https://www.sbj.or.jp/centennial/(2024/1/22).
2) Nature, Career Column (04 January 2024): https://www.nature.com/articles/d41586-024-00011-0 (2024/1/22).
著者紹介 筑波大学 生命環境系(教授)
Published by 学会事務局 on 25 4月 2024
生物工学会誌 – 102巻4号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 日本生物工学会とのご縁
…青柳 秀紀…( 155 )…⇒
- 日本生物工学会とのご縁
- 追悼文
谷 𠮷樹先生の逝去を悼んで
…秦 洋二・髙木博史・阪井 康能・吉田 信行…( 156 )
- 生物工学若手賞
- 工学的手法を利用した毛髪再生技術の開発
…景山 達斗…( 158 )
- 有用物質生産菌における細胞内外の代謝に関する生物工学研究
…片岡 尚也…( 163 )
- 工学的手法を利用した毛髪再生技術の開発
- 報文
- 化学反応に最適な酵素を予測するための機械学習を用いたEC番号予測モデルの開発
… 武藤 克弥・岩﨑 源司・浅野 泰久・奥原 浩之…( 169 )
- 化学反応に最適な酵素を予測するための機械学習を用いたEC番号予測モデルの開発
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- メタボローム解析におけるデータ解析について
…澤田 有司…( 176 )
- メタボローム解析におけるデータ解析について
- バイオミディア
- リグニンから微生物発酵を介してプラスチック生産
…上村 直史…( 179 )
- ショウジョウバエと共生微生物叢
…服部佑佳子…( 180 )
- 核磁気共鳴(NMR)を使って酵素反応をモニタリング
…柳川 謙吾・松本 謙一郎…( 181 )
- 光合成のブラックボックス ~電子は何処へ?~
…嶋川 銀河…( 182 )
- 山梨県で地域伝承される発酵食品「しょうゆの実」と微生物
…長沼 孝多・山村 英樹…( 183 )
- リグニンから微生物発酵を介してプラスチック生産
- バイオ系のキャリアデザイン
- バイオ系ではないのですが…キャリアデザイン?の特異例として
…吉田 久美…( 184 )
- バイオ系ではないのですが…キャリアデザイン?の特異例として
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1…原 良太郎…( 190 )
- Branch Spirit
- 九州支部:九州工業大学情報工学部
生体分子を用いてつくるナノスケールのロボットコンテスト(BIOMOD)
…平 順一…( 192 )
- 九州支部:九州工業大学情報工学部
- 談話室
- シンガポールが挑むフードテック革命
…吉田 和樹…( 194 )
- シンガポールが挑むフードテック革命
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 197 )
バイオインフォメーション…( 198 )
※お詫びと訂正
『生物工学会誌』102巻4号(2024年4月25日発行)に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。
目次
【誤】追悼文「谷 𠮷樹先生の逝去を悼んで」………………秦 洋二・髙木 博史・坂井 康能・吉田 信行…( 156 )
【正】追悼文「谷 𠮷樹先生の逝去を悼んで」………………秦 洋二・髙木 博史・阪井 康能・吉田 信行…( 156 )
なお、当サイトでは正しいお名前を掲載しております。
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 支部:北日本 on 23 4月 2024
北日本支部-2024年度事業
主催行事
- 2024年度北日本支部岩手シンポジウム
日時:2024年12月14日(土)9:30~17:30(予定)
場所:岩手大学(岩手県盛岡市上田三丁目18番8号)
- 2024年度北日本支部秋田シンポジウム
日時:2024年6月15日(土)9:00~17:30(予定)
場所:秋田大学(秋田県秋田市手形学園町1-1)
北日本支部学生精励賞 2024年度受賞者
- 林田 宗記(岩手大学大学院)
「エチレングリコールを原料とした様々なグリコール酸分率を有するポリ(グリコール酸-ran-3-ヒドロキシ
酪酸)の微生物合成」 - 清水川 晴人(東北大学大学院)
「藍藻における超硫黄分子の生理学的役割」
これまでの活動
Published by 学会事務局 on 10 4月 2024
《申込締切:5月15日(水)正午(締切厳守)》">【年次大会】第76回日本生物工学会大会 講演申込受付中!
《申込締切:5月15日(水)正午(締切厳守)》
第76回日本生物工学会大会(2024)の一般講演、およびシンポジウムの講演申込を開始しました。
今大会も昨年同様、講演申込と要旨登録の期間が別になっております。一般講演を希望される方は、参加申込後に、講演内容(タイトル・著者名・所属略称・発表概要等)をご登録ください。シンポジウムに関しては、今大会より「発表概要」の登録は不要です。「演題」、「著者情報」、「キーワード」と「講演者のメールアドレス」をご登録ください。⇒参加申込はこちらから
終了前はアクセスが集中し申し込みできない場合がありますので、早めの申し込みをお願いします。
一般講演の発表者は、2024年会費既納の本会正会員または学生会員に限ります。講演申込みには発表者の会員番号が必須となり、会員番号がない場合には登録できません。事前に必ず入会手続きをお願いします。会員番号は入会登録と会費の入金確認ができ次第お知らせしますが、1週間程度かかりますので早めの手続きをお願いします。会員番号が不明の場合は、事務局()にお問い合わせ下さい。⇒入会はこちらから
能登半島地震で被災された学生で事前に手続きした方につきましては、2024年度大会の参加費を免除いたします。⇒参加費免除の申請はこちら
主なスケジュール
- 講演申込受付期間: 2024年4月10日(水) ~5月15日 (水) 正午
- 講演要旨受付期間: 2024年5月22日(水) ~6月18日 (火) 正午
- 前期参加登録締切日: 2024年7月16日(火) 17時
- 講演要旨集[PDF版]発行日: 2024年8月26日(月) 予定
- 懇親会開催日:2024年9月9日(月)※例年と違って大会2日目になります。
Published by 学会事務局 on 29 3月 2024
2023年度 共催・協賛・後援行事一覧
| 内容 | 開催日 |
|---|---|
| 【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会講演会「日本のバイオ医薬品産業の飛躍に向けて~拠点整備、部素材供給、人材育成」 | 2024.03.27 |
| 【協賛行事】JBAバイオエンジニアリング研究会・新⼩委員会 プレ討論会:バイオ由来製品開発のボトルネックは何か | 2024.03.21 |
| 【協賛行事】バイオプロセス講演会 ~「生物機能を利用したモノづくり」に貢献するプロセス強化~(化学工学会誌 特集に関するオンライン講演会) | 2024.03.15 |
| 【協賛行事】JBA 4大学+1企業アグリ食品セミナー「食の未来を創るパートナーシップ:産学連携がもたらす機能性革新」 | 2024.03.15 |
| 【協賛行事】コロイド先端技術講座2023 柔らかい多孔性材料 -その構造と機能をさぐる | 2024.03.14 |
| 【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会 若手ダイナモ人財オープンセミナー 「国内バイオものづくり&医薬品製造の逆襲 1」 | 2024.03.06 |
| 【協賛行事】第5回世界エンジニアリングデー記念シンポジウム ~ダイアローグ:多様性と包摂性のある社会のための工学の未来~ | 2024.03.04 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 AIの利活用シリーズ4「肌のAI解析で健やかに、より美しく」 | 2024.03.01 |
| 【協賛行事】23-3エコマテリアル研究会 「資源循環戦略におけるバイオプラスチックの役割」 | 2024.02.29 |
| 【後援行事】第十回日本微生物学連盟フォーラム 「微生物は地球の救世主になれるか?」 | 2024.02.10 |
| 【協賛行事】GMPセミナー「医薬品製造に関わるGMPの最新動向:講演会&見学会」 | 2024.02.01-2024.02.02 |
| 【協賛行事】第29回高専シンポジウム | 2024.01.26-2024.01.27 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「「第5のがん治療」として期待されるBNCT(Boron Neutron Capture Therapy ; ホウ素中性子捕捉療法)」 | 2024.01.26 |
| 【協賛行事】第18回理研「バイオものづくり」シンポジウム | 2024.01.24 |
| 【後援行事】大阪公立大学シンポジウム「自然共生を基盤とする農学を考える」—Galaxy of able species: 多士済々な生物種間相互作用研究で農を拓く— | 2023.12.15 |
| 【協賛行事】第43回 水素エネルギー協会(HESS)大会・2023HESS特別講演会 | 2023.12.13-2023.12.15 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 「アニマルウェルフェアとWell-being〜貴方の愛犬と、ともに永く幸せに」 | 2023.12.12 |
| 【協賛行事】第198回腐食防食シンポジウム~微生物腐食における最新のプロジェクトおおよび事例紹介~ | 2023.12.11 |
| 【協賛行事】第36回日本吸着学会研究発表会 | 2023.12.07-2023.12.08 |
| 【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 オープンセミナー「製造業の国内回帰とサプライチェーン対策のために何が必要か」 | 2023.12.07 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会「ゲノム歴史学」 | 2023.12.05 |
| 【後援行事】第2回 日本抗体学会学術大会 | 2023.12.01-2023.12.03 |
| 【協賛行事】第50回炭素材料学会年会 | 2023.11.29-12.01 |
| 【後援行事】日本動物実験代替法学会第36回大会 | 2023.11.27-2023.11.29 |
| 【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 オープンセミナー「細胞医療分野を支える基盤としてのインフラストラクチャーとその司令&管理プラットフォーム戦略」 | 2023.11.24 |
| 【協賛行事】第25回日本感性工学会大会 | 2023.11.20-2023.11.22 |
| 【後援行事】岡山大学寄付講座 微生物インダストリー講座 主催シンポジウム「SDGs時代の『麴菌×固体培養』を活かした新たなものづくり-発酵食品からアップサイクルまで-」 | 2023.11.10 |
| 【後援行事】第59回熱測定討論会 | 2023.10.24-2023.10.26 |
| 【協賛行事】23-2エコマテリアル研究会「環境に調和するバイオプラスチック・エコマテリアルの最前線」 | 2023.10.20 |
| 【協賛行事】連合年会2023(第36回日本イオン交換研究発表会・第42回溶媒抽出討論会) | 2023.10.19-2023.10.20 |
| 【後援行事】第23回 生体触媒化学シンポジウム in 鹿児島 | 2023.09.28-2023.09.29 |
| 【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 6「食品成分の構造および機能解明と予防医療への応用」 | 2023.09.26 |
| 【後援行事】日本薬物動態学会第38回年会/第23回シトクロムP450国際会議国際合同大会 | 2023.09.25-2023.09.29 |
| 【協賛行事】INCHEM TOKYO 2023 | 2023.09.20-2023.09.22 |
| 【協賛行事】第20回高付加価値食品開発のためのフォーラム~東アジアの食の広がりと動向・健康の見える化とヘルスケア~ | 2023.09.19-2023.09.20 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 SDGsと未来食シリーズ8「食のアップサイクル」 | 2023.09.14 |
| 【協賛行事】第74回コロイドおよび界面化学討論会「コロイド・界面化学がつなぐ時間と空間」 | 2023.09.12-2022.09.15 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会 SDGsと未来食シリーズ7「食メディアデザインと感覚研究」 | 2023.09.11 |
| 【協賛行事】JASIS2023 | 2023.09.08-2023.09.10 |
| 【協賛行事】第39回ファジィシステムシンポジウム(FSS2023)「人間知能と人工知能のSOFTな融合へ」 | 2023.09.05-2023.09.07 |
| 【共催行事】第37回日本キチン・キトサン学会大会 | 2023.09.05-2023.09.06 |
| 【協賛行事】第36回におい・かおり環境学会 | 2023.08.31-2022.09.01 |
| 【協賛行事】JBA Food Bio Plus 研究会 公開市民講演会「人・社会・地球の健康を実現する未来の食」 | 2023.08.28 |
| 【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 5「食品成分の構造・機能の見える化」 | 2023.08.22 |
| 【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 4「次世代培養技術によるサステナブル社会構築への展望」 | 2023.08.17 |
| 【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会 AIの利活用シリーズ3「開かれた医療・医薬のためのAI活用」 | 2023.08.07 |
| 【協賛行事】JBA 先端技術情報セミナー「3D細胞培養技術と社会実装」 | 2023.08.03 |
| 【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 3「日本発オリジナル技術が世界を変える!」 | 2023.07.25 |
| 【後援行事】学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2023 | 2023.07.16 |
| 【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会「昆虫利用学~食べる、楽しむ、活用する」 | 2023.07.13 |
| 【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会 テクニカルセミナー3「治験薬や細胞および遺伝子治療におけるサプライチェーンの最新動向」 | 2023.07.12 |
| 【協賛行事】第35回イオン交換セミナー「挑戦するイオン交換 VII」 | 2023.07.07 |
| 【協賛行事】大阪工研協会 初心者のためのバイオ実習セミナー ―微生物取扱いと検査・試験の基本操作― | 2023.06.29-2023.06.30 2023.07.03 |
| 【協賛行事】バイオエンジニアリング研究会 講演会「バイオ医薬品におけるNext Generation Sequencing (NGS)を用いた外来性病原体の検出と品質特性の評価」 | 2023.06.22 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 SDGsと未来食シリーズ6「代替食材の明日」 | 2023.06.22 |
| 【協賛行事】先端技術情報セミナーバイオ地政学 シリーズ 2「世界の食料と農業をめぐる状況と食の多様性」 | 2023.06.16 |
| 【後援行事】熱測定オンライン講習会2023 | 2023.06.15/06.30/07.14/07.28 |
| 【協賛行事】 界面コロイドラーニング 第39回現代コロイド・界面化学基礎講座(大阪会場) | 2023.06.15-2023.06.16 |
| 【協賛行事】界面コロイドラーニング 第39回現代コロイド・界面化学基礎講座(東京会場) | 2023.06.1-2023.06.02 |
| 【後援行事】環境バイオテクノロジー学会2023年度大会 | 2023.06.08-2023.06.09 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術” 勉強会AIの利活用シリーズ2 懇話会「ChatGPT×バイオってぶっちゃけどうなの?!」 | 2023.05.31 |
| 【協賛行事】第23回マリンバイオテクノロジー学会大会 | 2023.05.27-202305.28 |
| 【協賛行事】”未来へのバイオ技術”勉強会 シリーズ: With コロナ時代を生きる!②コロナ2019抑制 | 2023.05.26 |
| 【協賛行事】JBA バイオエンジニアリング研究会小委員会「バイオエンジニアリングにおけるオミックス解析技術」講演会「Next Generation Sequencing (NGS) を用いた細胞培養の品質管理」 | 2023.05.24 |
| 【協賛行事】Cutting-edge Bio-seminar 2「リパーパシングと患者データを活用した創薬エコシステム」 | 2023.05.17 |
| 【協賛行事】JBA “未来へのバイオ技術”勉強会 AIの利活用シリーズ1「AIによる業務改善と刺さるマーケティング」 | 2023.04.26 |
Published by 学会事務局 on 25 3月 2024
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Published by 学会事務局 on 25 3月 2024
【随縁随意】ウイルスは考えない,とお天道さまはお見通し– 藤井 力
生物生物工学会誌 第102巻 第3号
藤井 力
家族に高リスク者がいるので気をつけていたのに、ついに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染してしまった。今年度再開し、楽しみにしていた「真核微生物交流会」にも行くことができなかった。
COVID-19が長く流行しているのは、ヒトに感染する機会が豊富で変異を繰り返しているからにほかならない。正確にいうと「変異を繰り返す」わけではなく、ウイルスは一定割合で変異するが、多くの人に感染し、いろいろな種類が生まれ、多様性が増え、最適株が増殖し、それまでの株に置き換わる。ウイルスは「次こうやって感染力をあげよう」と考えているわけではなく、ポンコツで淘汰される変異も多いが、免疫を偶然すり抜けやすくなったり、放出される時期が偶然発症前になったりするなどして、選択圧に対し最適な株に置き換わる。高校の生物の授業で、工業の発展に伴い、淡い色のオオシモフリエダシャクが暗色に置き換わる工業暗化という現象を習ったが、多様な種類から選択されたものが優占するという仕組みは同じ。多様性があれば、選択圧で最適株が選ばれる。オオシモフリエダシャクの多様性獲得(≒最適株の創出)の源泉は有性生殖であるが、ウイルスは突然変異。その時だけを考えるとポンコツも含めた多様性を持つことは非効率だが、多様性があることで環境の変化に強く、ロバストネス(頑健性)も高い。病原菌に抗生物質耐性菌が出現したり、驚くような環境に微生物が存在したりしているのも同じ原理か。
先日、学生とある工場を見学させていただく機会を得た。もっとも感銘をうけたのは、工場に貼ってあった行動指針「私は、今日の仕事を振り返り、誇りをもって家族に話すことができます」であった。効率アップとか安全とかではなく、「仕事を振り返り、誇りをもって家族に話せるか」が行動指針になっていた。この行動指針の場合、正しい効率アップ法が選択され、安全は守られ、問題は起きにくいであろう。昔なら「お天道さまはお見通し」か。うそやずるは短期的には得するように見えるが、人生100年かつSNS時代では必ずばれ、大手芸能事務所やマスメディア、中古車販売業者や保険業界、あるいは一部の政治家や芸能人の例を挙げるまでもなく、その人や組織を揺るがす。結果の確認に時間はかかるが、こちらも効率的な仕組みのように思える。
多様性を背景にした自然選択による最適化と「お天道さまはお見通し」による最適化。大学研究資金配分には活かされていないように思う。筆者は5年前に大学に来たが、基礎的経費はきわめて少額で、外部資金などを確保しなければ、卒論生や修士の学生の研究費を賄えない。乱暴でもぱっと見て伝わる文章が求められ、攻略本や攻略セミナーも開催されている。流行りの研究分野の方が取りやすいから「寄せに」行く者もいて、資金配布側の効率も悪い。その分野のブレークスルーより、確実に結果が出て報告書を書いてくれそうな人や分野を選びがちに見える。不正防止のために規制ができ、正直を証明するのに、ぱっとみてわかる文章を書くのに、膨大な応募を審査するのに、成果を出すための研究時間がどんどん削られていく。この選択圧は、科学技術発展のために正しいか。分野や手法の偏りを誘起し、多様性が生まれることを阻害していないか。
いまの仕組みが正しいかどうかも「お天道さまはお見通し」、歴史が証明する。短期的には効率が悪いように思うかもしれないが、研究時間を確保し、多様性を生み出すのに最小限の基礎的経費が出るようにならないと、社会が大きく変わった時に必要な研究成果は得られそうもないような気がする。いまの仕組みは本当に有効か。頑健性は高いか。成功するにはある程度の失敗と試行錯誤が必要なのである。多様性+自然選択による最適化と「お天道さまはお見通し」による最適化、信じてみませんか?
著者紹介 福島大学食農学類(教授)
Published by 学会事務局 on 25 3月 2024
生物工学会誌 – 102巻3号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- ウイルスは考えない,とお天道さまはお見通し
…藤井 力…( 95 )⇒
- ウイルスは考えない,とお天道さまはお見通し
- 生物工学奨励賞(江田賞)
- 清酒中の未知オリゴ糖に関する研究
…徳岡 昌文…( 96 )
- 清酒中の未知オリゴ糖に関する研究
- 生物工学奨励賞(斎藤賞)
- 希少細胞を対象とした単一細胞解析技術の開発と応用
…吉野 知子…( 103 )
- 希少細胞を対象とした単一細胞解析技術の開発と応用
- 生物工学奨励賞(照井賞)
- 微生物燃料電池の発電機構の解明と有機性廃棄物処理への応用に関する生物工学研究
…井上 謙吾…( 109 )
- 微生物燃料電池の発電機構の解明と有機性廃棄物処理への応用に関する生物工学研究
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- 細胞培養工学を支えているメカノバイオロジーとは何か
…金 美海…( 116 )
- 細胞培養工学を支えているメカノバイオロジーとは何か
- バイオミディア
- 新時代は,クオリティ・バイ・?
…鬼塚 正義…( 121 )
- 化粧品開発における“培養皮膚モデル”の可能性
…岩元 彬…( 122 )
- 藍染めのインディゴ還元プロセスは誰が担う?
…上地 敬子…( 123 )
- 人工的な共培養空間デザイン
…野田 修平…( 124 )
- 新時代は,クオリティ・バイ・?
- Branch Spirit
- 関西支部:バイオものづくりを加速する!
関西圏バイオファウンドリと大阪工業大学バイオものづくりラボ
…長森 英二…( 125 )
- 関西支部:バイオものづくりを加速する!
- バイオ系のキャリアデザイン
- All Roads Lead to Rome
…劉 暁麗…( 128 )
- All Roads Lead to Rome
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1…二井手哲平…( 134 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 136 )
バイオインフォメーション…( 137 )
- 研究部会
2024年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー 会告…( 138 )⇒
- 本部だより
【創立100周年記念事業】第11回SBJシンポジウム 会告…( 139 )⇒
TSB2023に参加して…熊田 陽一…( 140 )⇒
- 事務局より
能登半島地震で被災された会員の皆様へ…( 141 )⇒
2024年度総会および関連行事のお知らせ…( 142 )⇒
第76回日本生物工学会大会案内…( 144 )⇒
公益社団法人 日本生物工学会〈事務局長〉募集…( 150 )⇒
公益社団法人 日本生物工学会〈事務局員〉募集…( 151 )⇒
お詫びと訂正…( 152 )
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 01 3月 2024
【年次大会】第76回日本生物工学会大会 (2024) サイトオープン
第76回日本生物工学会大会(2024)のホームページを開設しました。大会サイトでは、2024年9月8日(日)から10日(火)に開催される第76回日本生物工学会大会(2024)に関する情報を発信していきます。
講演申込み、および大会参加申込のウェブ受付は、2024年4月10日(水)より開始いたします。
本大会への皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
公益社団法人日本生物工学会
第76回年次大会(2024)ホームページアドレス
https://www.sbj.or.jp/2024/
Published by 学会事務局 on 29 2月 2024
【事務局より】2024年度総会および関連行事のお知らせ
総会およびその後の諸行事を下記のとおり早稲田大学において開催いたします。
2024年度総会
日時:2024年5月23日(木)13時~14時20分
場所:早稲田大学 リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階 コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
次第:
- 会長挨拶
- 2023年度事業報告
- 2023年度決算報告・2023年度監査報告
- 功労会員の推戴
- 2024年度事業計画
- 2024年度予算
- 創立100周年記念事業報告
第29回生物工学懇話会
日時:2024年5月23日(木)14時40分~17時
場所:早稲田大学 リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階 コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
参加費:無料(事前申込み不要)
プログラム: ⇒講演要旨はこちら
- 14:40~14:45
開会の挨拶………秦 洋二
- 14:45~15:30
講演1「Photo-Isolation Chemistryによる組織内遺伝子発現の高深度空間解析」
……本田 瑞季(京都大学)
- 15:30~15:40 休憩
- 15:40~16:25
講演2「なぜ,女性エンジニア養成プログラムが必要なのか」
……芝﨑 学(奈良女子大学)
- 16:25~16:55 パネルディスカッション
- 16:55~17:00 閉会の挨拶………青柳 秀紀
懇親会
日時:2024年5月23日(木)17時20分~19時20分
場所:リーガロイヤルホテル東京 1F ダイニング フェリオ
(〒169-8613 東京都新宿区戸塚町 1-104-19)
参加費:6,000円(税込)
申込方法:
- 日本生物工学会代議員の方には事務局から個別に案内メールをお送りします。メールの案内に従って申込みフォームよりお申し込みください。
- 代議員以外で懇親会への参加を希望される方は、
- 1) 氏名
- 2) 所属
- 3) 連絡先TEL/E-mail
- 4) 会員種別
を明記して、下記E-mail宛にお申し込みください。
申込締切日:2024年5月9日(木)
決済方法:参加費のお支払いはクレジットカード決済のみです。Square社よりメールで請求書をお送りします。
※領収書は支払完了メールをもって代えさせて頂きます。
※当日受付はございませんので、必ず事前申し込みと決済をお願い致します。
※お支払い済みの参加費につきましては、当日ご欠席の場合も返金致しませんので、あらかじめご了承ください。
申込先:日本生物工学会事務局
TEL: 06-6876-2731 E-mail:
Published by 学会事務局 on 29 2月 2024
【本部】第29回生物工学懇話会
日時:2024年5月23日(木)14時40分~17時
場所:早稲田大学 リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階 コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
参加費:無料(事前申込み不要)
プログラム
(司会:本多 裕之)
- 14:40~14:45 開会の挨拶………………秦 洋二
- 14:45~15:30 講演1「Photo-Isolation Chemistryによる組織内遺伝子発現の高深度空間解析」
……本田 瑞季(京都大学)
組織や臓器は時空間的に定められた遺伝子発現により厳密に制御されている。そのため、その仕組みを正確に理解するには空間情報と遺伝子発現情報を紐付けた解析が不可欠である。そこで、我々は組織切片上の光照射した領域だけの遺伝子発現情報を包括的に解析できる手法、Photo-Isolation Chemistry(PIC)を開発した。PICはマウス胚や成体マウス海馬などのマクロ領域から細胞内構造体などの1µm以下のミクロ領域と大小さまざまな領域の遺伝子発現を高感度かつ定量的に解析できる。さらに、未固定や固定凍結切片に加えパラフィン切片にも適応できるため、生物学的研究から病理診断などの臨床研究にまで幅広く応用されることが期待できる。本発表では、PICの原理からPICを用いたさまざまな解析事例を紹介しつつ、PICの今後の技術展開についても議論する。
(座長:岡村 好子)
- 15:30~15:40 休憩
- 15:40~16:25 講演2「なぜ、女性エンジニア養成プログラムが必要なのか」
…………芝﨑 学(奈良女子大学)
女子大学の役割は、女性の社会進出をサポートすることです。日本の低いジェンダーギャップ指数を改善するためにも社会で活躍する女性人材を育成しなければなりません。「リケジョ」を合言葉に理学系は躍進していますが、女性エンジニアの育成体制は十分ではありません。多様性を前提にした社会を支える工学領域のダイバーシティ実現を目指し、工学部を設置しました。そして、裾野を拡げるために中高生に向け、女性エンジニア養成プログラムを開始しました。女性エンジニア輩出を目指す本学の10年間の取組みを紹介します。
(座長:山田 翼)
- 16:25~16:55 パネルディスカッション (座長:竹山 春子)
- 16:55~17:00 閉会の挨拶………………青柳 秀紀
♦ 関連記事:【事務局より】2024年度総会および関連行事のお知らせ
Published by 学会事務局 on 29 2月 2024
【創立100周年記念事業】第11回SBJシンポジウム ―生物工学における産官学連携の新たな潮流―
SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野において、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、日本生物工学会創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。一昨年、学会創立100周年を迎えましたが、これからの学会のさらなる発展に向けて本シンポジウムを学会のフラッグシップと位置付け、新たなスタートを切りました。
第11回目となる今回は、創立100周年の記念事業の一環として、産官学連携に焦点を当て開催いたします。シンポジウムでは、4名の先生方から産官学連携での研究開発の実例を取りあげてご講演いただくとともに、産、官、学の5名の先生方から外部の機関との共同研究を効率よく推進していくためのきっかけづくりやコツなどについてご意見をいただきます。さらに、パネルディスカッションを通して、参加者の方々から生の声をいただき、産官学連携に関して議論することで、より良い共同の場づくりの一助となることを期待し
- 日時:2024年5月24日(金)9:50~17:30(予定)
- 開催形式:ハイブリッド開催(現地参加あるいはWeb [Zoom] )
- 会場:早稲田大学121号館コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
- 定員:現地参加100名
- 参加費:無料

事務局からメールでお知らせしたIDとパスワードでログインしてください。
プログラム
- 9:50~10:00
本会の趣旨説明……吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)
- 10:00~10:05
開会の辞……秦 洋二(月桂冠株式会社)
〈産官学連携の事例紹介〉
- 10:05~10:45
<基調講演>
「生命の根源物質5-アミノレブリン酸~大学とともに歩んだ39年~」
…………田中 徹(キヤンファーマ株式会社)
- 10:45~11:10
「産学連携による技術開発~乳ペプチド開発の新展開へ向けて~」
…………越智 浩(森永乳業株式会社)
- 11:10~11:35
「いつまでも元気に歩き続けられる脚を目指して」
…………金田 喜久(サントリーウエルネス株式会社)
- 11:35~12:00
「大学との共同開発技術の社会実装に向けた取組みについて~“エレキソルト”の事例紹介~」
…………佐藤 愛(キリンホールディングス株式会社)
〈産官学からの連携紹介〉
- 13:30~13:55
「“酒(しゅ)”を科学して115年~酒造研究のこれまでとこれから~」
…………秦 洋二(月桂冠株式会社)
- 13:55~14:20
「産学官連携による共同研究強化のためのガイドラインの深化をはじめとする産学連携政策の進展について」
…………大石 知広(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
- 14:20~14:45
「より良い未来社会の実現に参加する~早稲田大学の組織的な産学連携の取組み~」
…………丸山 浩平(早稲田大学)
- 14:45~15:10
「社会課題解決を目指した産総研生命工学領域の連携に対する取組み」
…………金 賢徹(産業技術総合研究所)
- 15:10~15:35
「新テーマ創出に繋がる共創システムとコミュニケーション」
…………環野 真理子(株式会社リバネス)
- 15:35~15:50 休憩
〈産官学連携の新たな潮流〉
- 15:50~17:20
パネルディスカッション……吉田 聡(キリンホールディングス株式会社)
- 17:20~17:25
年次大会のご紹介……大河内 美奈(東京工業大学)
- 17:25~17:30
閉会の辞……青柳 秀紀(筑波大学)
申込方法
こちらのフォームよりお申し込みください。
申し込み時に、パネルディスカッションで取り上げてほしい課題、質問があればご記載ください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。
申込締切日: 2024年5月17日(金)
問い合わせ先
公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (SBJシンポジウム担当)
Published by 学会事務局 on 25 2月 2024
【随縁随意】パスツールが降りてくる– 赤田 倫治
生物生物工学会誌 第102巻 第2号
赤田 倫治
久しぶりの対面授業のせいなのか、ある日の微生物学の講義中、殺菌法や発酵現象の解明について話しているときに、ふとパスツールが私に降りてきて、なぜか岡山弁でしゃべり始めたんです。他でもない、生物がどこからともなく自然に発生することがあるという「自然発生説」の否定や、Chance favors only the prepared mindの名言で知られるあのパスツール先生です。
“そこら中に微生物がうようよおるってことをみんな知っとる? 肉汁を置いとったら生物が自然発生するとか言うとったやつらは間違っとるってことを言いたいんじゃ。肉汁を煮るだけで、目に見えん微生物が死んでしもうて、何も起こらんようになったのをみせたじゃろ。煮んと、肉汁にコンタミしとった微生物が増殖しただけじゃが。”
パスツールは、パスツールピペットと呼ばれるようになった細い管を持つフラスコを作製して、自然発生説を否定してみせたわけですが、それ以上に、殺菌が、目に見えない微生物たちを扱うことを可能にした本質的な実験法なんだということを、私に言わせようとしていると感じるわけです。
ところで、煮ればよい殺菌法は、科学の基礎でしょうか、それとも応用でしょうか?0から1を作り出すのが基礎で、1から100の量や種類を作り出すのが応用っていうイメージはどうなんでしょう? 科学の歴史で考えてみると完全な0はないのかもしれませんが。
最近、私たちは大容量PCR法という技術を近所のカニカマ機械メーカーの人と開発しています。PCR法は、新型コロナウイルス検査で広く一般に知られた技術となりましたが、多くの場合、微量のDNAを10~50μLの反応液中で増幅します。この技術を0辺りから1の基礎とすると、1mLの反応液で同じことをすれば、1から100への応用となり、1LができればDNAの新しい製造法となると思いつき、始めたわけです。でもこれが全然できない。そこであれこれ、0辺りに戻って実験してみることとなりました。そうしてわかったことは、DNAが不安定な物質だった、ということでした。ここでは煮過ぎがよくなかったのです。DNAはmRNAより安定ですが、それは程度の問題で、DNAは安定だという常識がすっかり邪魔になっていたのでした。現代は、情報が多すぎて、0辺りに戻ることや常識から距離を置くことが難しい時代なのかもしれませんね。
パスツールは、若くして光学異性体を発見したので、化学界を牽引して行けたはずと思われます。しかしながら彼は、一度、地方工業都市にあるリール大学に移り、そこで、アルコール醸造業者から品質管理の相談を受けて、アルコール腐敗の原因を探り始めました。
“困っとった会社の人をなんとか科学で解決してあげたかったんじゃ。せーでもなあ、それを解決するには、そこら中におる微生物を殺菌して、微生物がおらん空間を作らにゃおえんかったんで、煮りゃあええという方法を思いついたんじゃ。これが、論争じゃった自然発生説の否定に通じたんじゃが、それよりなあ、わしがうれしかったんが、煮る殺菌法でおいしいワインや牛乳を飲めるようになったことじゃが。”
“人の役に立つことは、幸せな気分にさせてくれるじゃろ。わしが科学に基礎も応用もねえと言うたんは、そんな議論より、人の役に立つことを目標に、根本からの解決を科学で図ってみることが重要じゃあと言いてーんじゃが。わしが晩年、流行り病やワクチンの研究をしとったいうのを知っとるか。未来でもコロナとかいうて困っとるらしいのう。mRNAワクチンとかいうのができたんか。頑張ったのう。でもなんでより安定なDNAでやらんのじゃ? 未来でもまだまだ科学で解決せんといけん課題がぎょうさんあるようじゃのう。0から100まで頑張りんさい。子供たちへの幸せが作れるからのう。”
The prepared mindとは、困っている人を科学で助けたいと思う心なんですね。パスツール先生、ありがと。
著者紹介 山口大学 大学院創成科学研究科 化学・ライフサイエンス系専攻(教授)
Published by 学会事務局 on 25 2月 2024
生物工学会誌 – 102巻2号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- パスツールが降りてくる
…赤田 倫治…( 47 )⇒
- パスツールが降りてくる
- 生物工学功績賞
- 微生物機能・資源の開拓に資する培養技術の開発と利用に関する基礎的研究
…青柳 秀紀…( 48 )
- 細菌の接着機構と界面微生物工学プロセスの創出に関する研究
…堀 克敏…( 54 )
- 微生物機能・資源の開拓に資する培養技術の開発と利用に関する基礎的研究
- 生物工学論文賞
- 動的代謝工学による大腸菌のピルビン酸およびその誘導体の発酵生産の改善
…相馬 悠希・山路 大樹・花井 泰三…( 61 )
- 翻訳増強技術を用いたモノクローナル抗体製造のための新規細胞構築ストラテジー
…増田 兼治・渡辺 和彦・上野 智規・中澤 祐人・田邊裕美子・加来 祐子・後藤希代子・江原 幸和・佐伯 尚史・奥村 武・野中 浩一・上平 正道…( 62 )
- 麹菌Aspergillus oryzae,Aspergillus sojaeにおけるCRISPR/Cpf1システムを用いた変異導入および遺伝子欠損
…片山 琢也・丸山 潤一…( 63 )
- 代謝フラックス解空間に基づく大腸菌における増殖非連動型コハク酸生産のための代謝経路改変
…戸谷 吉博・清水 浩…( 64 )
- ヘアビーズにおけるヒト毛乳頭細胞の毛髪誘導能に対するPI3K/Aktシグナル伝達経路の効果
…山根萌奈実・Jieun Seo・Yinghui Zhou・浅場 智貴・Shan Tu・南茂 彩華・景山 達斗・福田 淳二…( 65 )
- シリカ形成タンパク質グラシンから派生したシリカ吸着タグによる可溶性タンパク質の固定化
…有馬 二朗・坂手 勇斗・門田 啓吾・小林 大起・西 美智佳・清水 克彦…( 66 )
- 動的代謝工学による大腸菌のピルビン酸およびその誘導体の発酵生産の改善
- 生物工学教育
- タンパク質の電荷を実感する学生実験の一工夫:リゾチームのイオン交換クロマトグラフィーと中村効果
…今村比呂志・神村 麻友・川瀬 雅也…( 67 )
- タンパク質の電荷を実感する学生実験の一工夫:リゾチームのイオン交換クロマトグラフィーと中村効果
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- メタボローム解析におけるデータ取得について
…澤田 有司…( 76 )
- メタボローム解析におけるデータ取得について
- バイオミディア
- 植物にとって良き隣人と刺激がもたらすもの
…菅原 一輝…( 79 )
- 個性は余白の部分に現れる?非コードRNA領域の不思議
…小川 貴史…( 80 )
- レジスタントスターチとは?
…本田 千尋…( 81 )
- 出芽酵母の臨床分離株
…原島小夜子…( 82 )
- 酵母とカビのストレス対処法
…田中 瑞己…( 83 )
- 植物にとって良き隣人と刺激がもたらすもの
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1
…加藤 節…( 84 )
- Interview 1
- Branch Spirit
- 西日本支部:山口大学中高温微生物研究センター
…阿座上弘行…( 86 )
- 西日本支部:山口大学中高温微生物研究センター
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 88 )
バイオインフォメーション…( 89 )
- 支部だより
書評…( 92 )
※お詫びと訂正
『生物工学会誌』102巻2号(2024年2月25日発行)に以下の誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げるとともに、下記の通り、訂正させていただきます。
「書評」
・p.92 2か所
誤)技術情報組合 編 → 正)技術情報協会 編
誤)技術情報組合 → 正)技術情報協会
※なお、当サイトでは修正済みのPDFを掲載しています。
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 支部:西日本 on 24 2月 2024
【西日本支部】日本生物工学会 第3回 西日本支部 若手研究者賞 候補者募集
日本生物工学会西日本支部では、「第3回西日本支部若手研究者賞」の受賞候補者を募集しています。この賞は、生物工学の基礎、応用、技術の進歩に寄与した優れた若手研究者の研究を奨励し、さらにステップアップしていただくことを目的とするものです。
- 受賞要件
以下の4項目すべてに該当すること
1)生物工学分野において優れた成果をあげている日本生物工学会正会員、もしくは受賞時に正会員である者。
2)2024年4月1日時点での年齢が35歳以下であること、または博士の学位取得後8年以内であること。
3)西日本支部内(中国・四国9県内)の大学、公的研究機関もしくは民間企業等に在籍していること。
4)過去3年間に下記のいずれかの実績を有すること。
・日本生物工学会年次大会での口頭またはポスター発表
・日本生物工学会西日本支部講演会での口頭発表
・日本生物工学会英文誌J. Biosci. Bioeng. での論文発表
・日本生物工学会誌での論文発表または解説記事等の掲載
- 応募方法
1)自己推薦のみとします。
2)応募用紙に必要事項を記載して、支部事務局宛に電子メールで送付してください。
- 応募締切日:2024年5月31日(金)
- 提出・書類送付先
公益社団法人 日本生物工学会西日本支部事務局
庶務幹事 星田 尚司
E-mail:
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 09 2月 2024
【研究部会(2017~2024)】バイオインフォマティクス相談部会 DIY自動化ハンズオンセミナー
このたび日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会は、2024年3月15日にハンズオンセミナーを開催する運びとなりました。
バイオインフォマティクス相談部会 DIY自動化ハンズオンセミナー
主催:日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会(リンク)
協力:Laboratory Automation研究会(リンク)
- 日時: 2024年3月15日(金)13:00開始~17:00頃終了予定
- 会場: 産業技術総合研究所臨海副都心センター(リンク)ならびにオンライン(zoom)
- 参加資格:どなたでもご参加いただけます
- 参加申込: こちらからご登録ください。(リンク)
- 申込締切:現地参加:
2月28日(水)締め切りました / オンライン参加:3月14日(木) - 参加費:現地参加:20000円 / オンライン参加:無料
- (注1)参加費は、製作するデバイス用の部品購入費用を含みます。製作したデバイスはお持ち帰りいただくことが可能です。
- (注2)会場都合により、現地参加者の人数には上限を設けます(最大8名を予定)。応募者多数の場合は志望内容等を考慮して選抜を行うためご希望に沿えない場合がございますが、ご了承いただけますと幸いです。選抜結果は3月1日中にメールにてご連絡いたします。
概要
生物工学分野ならびにバイオインフォマティクス分野において、近年急速に進歩している機械学習や生成AIを利用することが研究開発の加速や効率化のために喫緊の課題となっている。高品質、大規模データの取得のための実験自動化はその重要技術であることには疑いないものの、(1)その導入には高いコストや特有のノウハウなどの参入障壁がある。また、現在は何らかの形で人間の介入を必須とするが、(2)その動作ログやデータログの欠如はデジタルトランスフォーメーションやデジタルツイン環境などの次世代自動化技術を実現するための大きな課題である。
これに対して3DプリンターやシングルボードPCなどを用いた簡易的な自動化システムやその構成要素を実装するDIY自動化が、(1)ならびに(2)の課題に対して突破口となりうる。そこで本ハンズオンセミナーでは本分野の第一人者である野口大貴博士を講師として、実際にいくつかのシステム(後述)の製作を体験していただく。ハンズオンセミナーではラボ環境のデジタル化のためのモニタリングシステムの製作を体験していただく。オンラインではその模様を中継し、より多くの方にDIY自動化について学ぶ機会を提供したい。
ハンズオンセミナー内容詳細
- 製作物名称:ラズパイを用いた環境モニター&ライブカメラシステム
- 実習概要:小型IoTデバイス「Raspberry Pi Zero2」を使用したハンズオン講習会を開催します。この講習会では、実験環境をデジタル化するための第一歩として、Raspberry Pi Zero2を活用して、室内の温度と湿度を測定し、そのデータをサーバーへ送信・可視化するシステムの開発を行います。また、インターネット経由でリアルタイムに映像を確認できるライブカメラの設定も行います。
- 学習内容:Raspberry Pi Zero2の使い方、はんだ付け、温度・湿度センサーの使い方(シリアル通信)、Linux、APIの活用、時系列データベースの使用、データの可視化、Rasberry Pi Cameraの使い方
講師:野口大貴 先生(理研・客員研究員)
実行委員:蟹江慧(近大・准教授)、兒島孝明(名城大・准教授)、堀之内貴明(産総研・主任研究員)※五十音順・敬称略
問合せ先:産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内貴明 E-mail:takaaki.horinouchi[at]aist.go.jp
Published by 部会:培養技術 on 08 2月 2024
【研究部会】培養技術研究部会 第7回技術セミナー
培養技術研究部会では、第7回技術セミナーとして、培養に欠かせない殺菌技術や無菌技術に関するセミナーを開催します。大阪公立大学研究推進機構微生物制御研究センター土戸哲明先生に殺菌プロセスの効果と対象物特性のトレードオフや損傷菌生存リスクについて、損傷のレベル、モード、メカニズムなどの基礎についてご講演いただきます。またPHC株式会社様からクリーンベンチ・安全キャビネットの基礎および実際についてご講演いただきます。
日時: 2024年4月3日(水)13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~15:00 殺菌の常識と非常識(殺菌処理で発生する損傷菌とその生死を分ける培養方法)
/大阪公立大学研究推進機構微生物制御研究センター 土戸哲明 先生
殺菌処理はバイオプロセスでの培地無菌化、広くは食品・環境・医療などにおける重要な操作であるが、対象物の特性との関係でトレードオフ問題を考慮した条件緩和は損傷菌生残のリスクを生じる。生死の境にある損傷菌の運命は、殺菌直後ではなくその後の培養(保存・流通)過程で決まる。損傷菌の殺菌処理中の損傷のレベル、モード、メカニズムとともに、後培養中のストレス応答を含む細胞の修復能の機能性が殺菌効果を左右する。
15:00~15:20 質疑応答、休憩
15:20~16:00 クリーンベンチのはなし
/PHC株式会社 バイオメディカ事業部 堂本恵造 先生
【講演内容予定】 1. クリーンベンチの基礎(クリーン度について) 2. クリーンベンチの気流の流れ(標準型タイプと循環型タイプ) 3. バイオハザード対策用キャビネットの指針と基準 4. バイオハザード対策用キャビネットのタイプ(Aタイプ、A2タイプ、B2タイプ) 5. 循環型クリーンベンチとバイオハザード対策用キャビネットの違い 6. 正しいご使用方法について(動画を用いた解説) 7. 定期検査の重要性について
16:00~ 技術懇談会 (部会員限定)
※部会員未入会で参加ご希望の方は事前に部会への入会をお願いいたします。
参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費:無料
申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL:https://forms.gle/J98mgrnu1ZpFpqbC9(締切:3月27日(水))
技術懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。技術懇談会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせします。
質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。
URL:https://forms.gle/mdCFbokUhwmnNsQn8 (締切:3月27日 (水) )
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail:
北見工業大学 小西正朗 E-mail:
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
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Published by 学会事務局 on 04 2月 2024
創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)
創立100周年記念事業として、生物工学会の会員が参画でき、学会としても重要なテーマ(食、環境、医療など)を対象に、産、学、官の立場から、生物工学の未来(2050年)を考える契機となるシンポジウムシリーズ(全5回)を企画・開催しました。
- 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)第1回
日時:2022年10月17日(木)創立100周年記念第73回日本生物工学会大会(2022)期間中に開催
開催形式:オンライン開催(Zoom)
- 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)第2回 ―未来の“食”と“食料生産”への展望―
日時:2023年2月11日(土)13:00~17:15
開催形式:オンライン開催(Zoom)
- 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)第3回 ―バイオものづくりで未来のエネルギーと環境を考える―
日時:2023年7月6日(木)13:00~16:3
開催形式:オンライン開催(Zoom)
- 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)第4回—メディカル・バイオエンジニアリングの将来展望—
日時:2023年9月4日 (月) 13:00~15:00 第75回日本生物工学会大会(20232)初日に開催
場所:名古屋大学 IB電子情報館・大講義室
- 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)第5回 ―未来の医療技術を考える―
日時:2024年2月1日(木)13:00~17:20
開催方法:ハイブリッド開催 現地会場:早稲田大学 121号館コマツ100周年記念ホール
Published by 部会:非線形バイオシステム on 04 2月 2024
【研究部会(2020~2024)】2023年度 第1回非線形バイオシステム研究部会公開セミナー
- 開催日時:2024年3月28日(木)15:00~17:30
- 開催方法:対面(名古屋駅周辺)/Zoomオンライン・ハイブリッド開催
- 参加費:無料
- 開催趣旨:
本研究会では、多様な観点から「非線形バイオシステム」に携わる機会を参加者に提供し、新たな研究課題や共同研究の芽が生まれることを目指している。近年、人工知能、量子生物学など新しい学問の潮流が生まれている。2023年5⽉以降は新型コロナが第5類に以降となった一方で、「mRNA ワクチンの開発」は見事ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
本研究部会では、今年度第1回セミナーにおいて「量子生命現象に潜む非線形性」について討論するとともに、令和5年度をまとめたい。
- プログラム:
<第一部:公開セミナー>
15:00~16:00
「散逸構造、および、混沌からの秩序:プリゴジン教授の考えてきたこと」
…Dr. Tomio Y. Petrosky
(Center for Complex Quantum Systems, The University of Texas, Austin)
16:00~17:00
「分⼦認識を光や酵素活性で解き明かす」
…北⼝哲也(東京⼯業⼤学 科学技術創成研究院 化学⽣命科学研究所)
<第二部:総合討論>
♦座長:田丸 浩(三重大学大学院生物資源学研究科)
17:10~17:30
「非線形バイオシステム研究部会の展望」
<第三部:活動方針検討会>(非公開)
18:00~20:00
♦進行役:田丸 浩(三重大学大学院・研究部会長)
・今後と次年度研究部会の運営方針
・その他
- 申込方法:
参加をご希望の方は2024年3⽉22⽇(⾦)までに、下記までメールにてお申し込みください。
お名前(フルネーム)とご所属の明記をお願い致します。お申し込みをもちまして、非公開部の内容の守秘義務にご了承頂いたものと致します。
- 申込先:
三重大大学院・研究部会長 田丸 浩
E-mail:
Published by 学会事務局 on 02 2月 2024
能登半島地震で被災された会員の皆様へ
公益社団法人日本生物工学会
会長 秦 洋二
このたびの能登半島地震により、被害に遭われた会員の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。くれぐれも健康と安全にご留意いただければと存じます。また、一日も早い平穏な日々の訪れと被災地の復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
本学会では、地震の被害が甚大であることから、被害に遭われた会員の皆様に対し、全力で支援に努めたいと考えております。
さて、このたび理事会では、下記のことを決議いたしました。
- 学生の研究支援および年次大会への参加促進を目的として、事前に手続きした学生につきましては、2024年度大会の参加費を免除いたします。
♦ 参加費免除の申請方法(メールのみの申請となります。)
会費・2024年大会参加費 免除申請書(学生会員)【WORD/PDF
】に所定の項目を記入のうえ、指導教員からメールで事務局に申請してください。
- 被災された会員の皆様の会費を免除いたします。
♦ 会費免除申請の対象となる地域(被災地)
新潟県、富山県、石川県、福井県
♦ 会費免除申請の対象となる会員
(1) 被災地に居住の正会員
(2) 災地に居住、被災地にある大学に在学、あるいは被災地に実家(保護者)のある学生会員
(3) 被災地域に住所を有する団体会員、賛助会員
♦ 免除対象の会費
(1) 2024年会費を既納の会員については2025年会費を免除します。
(2) 2024年会費を未納の会員については2024年会費を免除します。
♦ 会費免除の申請方法(メールのみの申請となります。)
(1) 正会員、団体会員、賛助会員の方
会費 免除申請書【WORD/PDF
】に所定の項目を記入のうえ、メールで事務局に申請してください。
(2) 学生会員の方
会費・2024年大会参加費 免除申請書(学生会員)【WORD/PDF
】に所定の項目を記入のうえ、指導教員からメールで事務局に申請してください。
問合せ・申請書送付先
公益社団法人 日本生物工学会 事務局
Tel: 06-6876-2731 E-mail:
Published by 学会事務局 on 30 1月 2024
【国際交流】TSB2023に参加して
熊田 陽一(京都工芸繊維大学)
2023年11月26日(日)~29日(水)の日程で第35回タイ生物工学会年次大会(Annual Meeting of the Thai Society for Biotechnology and International Conference, TSB2023)がバンコク郊外のKao Yai National ParkにあるThe Greeney Resort Khao Yaiで開催された。本年のメインテーマは“Sustainable Development through Bio-Circular Green (BCG) Economy Model”と題され、サブテーマとして”Industrial Biotechnology”, “Health & Wellness”, “Agricultural and Food Biotechnology”, “General Biotechnology”, “Future Biotechnologist Presentations”が掲げられていた。日本生物工学会(SBJ)はTSBと2023年より学術交流協定を交わしており、SBJからは筆者が招待された。

TSB2023会場の様子
Opening ceremonyでは、TSB会長のChuenchit Boonchird教授(Mahidol University)からTSBならびに参加者の発展とSustainable Development Goals(SDGs)へ貢献を願う旨の挨拶があった。Plenary Lectureでは、2018年ノーベル化学賞受賞者のProf. Sir Gregory Winterをはじめ、4名の著名な研究者が講演を行った。

2018年ノーベル化学賞受賞 Gregory Winter博士のご講演
Taguchi Prize1) PresentationではYoung Scientist, Private Sector, Master Degree Thesis, Doctoral Degree Thesisという4つのカテゴリーにおいて次代を担う4名の受賞者が発表され、受賞講演を行った。

Taguchi Prizeの紹介
各国からの招待講演者の講演は、各々の講演内容にあったセッションに割り振られる形で講演をし、筆者はGeneral BiotechnologyのセッションにおいてKeynote Lectureを行い、Chuenchit教授とSession Chairも務めさせていただいた。また、各々のセッションの中で活発な質疑応答がなされた。

講演後に
Chuenchit会長(左)と筆者
最後に、TSB2023への参加をご支援いただいた日本生物工学会関西支部、ならびにTSBの大会実行委員の先生方に厚く御礼申し上げます。また、今回このような派遣の機会をいただきました中野秀雄先生(国際展開担当理事)および藤山和仁先生(前国際展開担当理事)に心より御礼申し上げます。
1)田口久治先生(本会第7代会長)のタイにおけるバイオテクノロジーの教育と振興への多大な貢献を記念して創設された賞。1990年よりタイの研究者に授与されている。
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
生物工学会誌 – 『バイオミディア』第102巻(2024)
こちらでは、生物工学会誌第102巻(2024年)の『バイオミディア』をご覧いただけます。
⇒過去号掲載記事(記事種別)一覧はこちら
|1号|2号|3号|4号|5号|6号|7号|8号|9号|10号|11号|12号|
第102巻第12号(2024年12月号)
- 耐酸性細菌でスマホを安く
- 髙野 力…( 624 )
- エネルギー非依存的なATPの機能
- 中岡 秀憲…( 625 )
- 膜が不要な膜タンパク質!?
- 那須 雄介…( 626 )
- 動的な代謝酵素集合体
- 浦 朋人…( 627 )
- 大豆イソフラボンの構造変化
- 村上 和弥…( 628 )
第102巻第11号(2024年11月号)
- 日本が誇るアコヤ真珠と疾病
- 酒徳 昭宏…( 565 )
- 細胞外小胞を利用した利己的ながん細胞の生存戦略と技術革新
- 河野 健一…( 566 )
- ナノテクノロジーが変える食の未来:リポソームの可能性
- 高橋 誠…( 567 )
- 壁の向こう側
- 砂山 博文…( 568 )
- タンパク質の違いがもたらす腸内細菌叢と健康への影響
- 渡邉 沙耶・宮本 潤基…( 569 )
第102巻10号(2024年10月号)
- まだまだアツイ「廃水処理」
- 久保田 健吾…( 519 )
- 酵母研究者の皆さん,CRISPR/Cas9を使っていますか?
- 山崎 晴丈…( 520 )
- 汚い泥から食べ物を作る
- 徳村 雅弘…( 521 )
- 次世代タンパク質シーケンサーはプロテオミクスを変革するか
- 元根 啓佑…( 522 )
- 環境中に潜むプラスチックを食べる微生物とは?
- 曽 厚嘉…( 523 )
第102巻第9号(2024年9月号)
- マッシュルームマテリアルの現状と可能性
- 河内 護之…( 472 )
- プログラミングはもう怖くない?~ChatGPTとバイオインフォマティクスの接点~
- 兒島 孝明…( 473 )
- 真菌細胞壁の理解からはじまる真菌制御技術
- 矢野 成和…( 474 )
- メチロトロフ―微生物発酵の転換点
- 一色 衣香…( 475 )
- 身の回りのトリチウム
- 城谷 勇陛…( 476 )
第102巻第8号(2024年8月号)
- 見た目を超えた花色を巡る研究
- John Jewish A. Dominguez…( 413 )
- 生体膜の秩序をみる
- 渡邊 千穂…( 414 )
- 野菜・果物の加工におけるブランチングの有効性とは
- 今泉 鉄平…( 415 )
- タンパク質の立体構造解析のススメ
- 老木 紗予子…( 416 )
- 産業利用を加速させる純国産ゲノム編集技術
- 工藤 駿斗…( 417 )
第102巻第7号(2024年7月号)
- 南極のバイオエアロゾル
- 小林 史尚…( 342 )
- バイオプラスチックは石油由来樹脂の代替品?
- 日浅 祥…( 343 )
- 光変動と光合成生物の代謝
- 今田 辰海…( 344 )
- プラスチックの将来は?
- 木村 悠二…( 345 )
第102巻第6号(2024年6月号)
- 下水から知り得る情報とその特徴
- 佐野 大輔…( 284 )
- 代謝モデルの「不都合な真実」と「細胞を創る」こと
- 姫岡 優介…( 285 )
- バイオサーファクタント ―次世代のキーマテリアル―
- 菅原 知宏…( 286 )
- 発酵食品に含まれるフェリクローム類
- 戸所 健彦…( 287 )
- 妙香は美容に効く?皮膚に発現する嗅覚受容体とその機能
- 寺田 祐子…( 288 )
第102巻第5号(2024年5月号)
- 酵母が先か菌糸が先か
- 森脇 真希…( 233 )
- 「再発見」ガラクトサミノガラクタンの多様な機能
- 宮澤 拳…( 234 )
- 「代謝と材料」 両睨みのバイオものづくり
- 高 相昊…( 235 )
- D-アミノ酸って知っていますか?
- 秋田 紘長…( 236 )
第102巻第4号(2024年4月号)
- リグニンから微生物発酵を介してプラスチック生産
- 上村 直史…( 179 )
- ショウジョウバエと共生微生物叢
- 服部佑佳子…( 180 )
- 核磁気共鳴(NMR)を使って酵素反応をモニタリング
- 柳川 謙吾・松本 謙一郎…( 181 )
- 光合成のブラックボックス ~電子は何処へ?~
- 嶋川 銀河…( 182 )
- 山梨県で地域伝承される発酵食品「しょうゆの実」と微生物
- 長沼 孝多・山村 英樹…( 183 )
第102巻第3号(2024年3月号)
- 新時代は,クオリティ・バイ・?
- 鬼塚 正義…( 121 )
- 化粧品開発における“培養皮膚モデル”の可能性
- 岩元 彬…( 122 )
- 藍染めのインディゴ還元プロセスは誰が担う?
- 上地 敬子…( 123 )
- 人工的な共培養空間デザイン
- 野田 修平…( 124 )
第102巻第2号(2024年2月号)
- 植物にとって良き隣人と刺激がもたらすもの
- 菅原 一輝…( 79 )
- 個性は余白の部分に現れる?非コードRNA領域の不思議
- 小川 貴史…( 80 )
- レジスタントスターチとは?
- 本田 千尋…( 81 )
- 出芽酵母の臨床分離株
- 原島小夜子…( 82 )
- 酵母とカビのストレス対処法
- 田中 瑞己…( 83 )
第102巻第1号(2024年1月号)
- 地球の植物は地球と異なる重力に適応できるか
- 唐原 一郎…( 23 )
- タンパク質でなにつくろう
- 本田 信吾…( 24 )
- 畑にキチンを撒こう
- 髙島 智也…( 25 )
- つなげ,電子のタスキ!あげろ,エネルギー準位!
- 森 裕太郎…( 26 )
- 菌をもって菌を制する 生物防除微生物のトリセツ
- 齊藤 大幹…( 27 )
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
【随縁随意】大谷選手に学ぶ– 秦 洋二
生物生物工学会誌 第102巻 第1号
秦 洋二
日本生物工学会の会長を拝命して、はや半年が経とうしている。SBJシンポジウムに始まり、名古屋での年次大会やアジア関連団体との協賛など大きなイベントをなんとか無事に終わらせることができた。これも清水先生、青柳先生の二人の副会長をはじめとする理事のみなさんのご支援、ご協力のおかげである。まだまだ力不足はぬぐえないが、学会発展のために尽力してきたい。
2023年は大谷翔平選手が、日本人初となるメジャーリーグでホームラン王を獲得した年となった。打者としての活躍だけでなく、投手としてもチーム最多の10勝をあげるなど、まさしく投打の二刀流の大活躍であった。当初は誰もが投打の二刀流などはあり得ないと考えていたが、大谷選手の卓越した能力と不可能に見えた二刀流に挑戦する強い精神力で、前人未到の偉業を達成した。我々には大谷選手のような二刀流は到底できないが、二刀流に挑戦する姿勢は見習うべきと考える。
日本生物工学会は、2022年に創立100周年を迎えた。1923年に大阪醸造学会として創立された当時は、醸造・発酵分野が中心となっていたが、この100年の間にカバーする研究領域は大きく拡大している。清酒醸造が中心であった微生物による物質生産は、対象となる物質や微生物が多種多様となり、研究対象も微生物だけでなく、広く動植物にまで広がっている。酵素工学、動植物細胞工学、さらには生物情報工学など新しい分野を次々と取り込むことにより、日本のバイオテクノロジー分野を代表する学会になることができた。
このような幅広い研究領域を包含する学会の役割としては、異なる学術領域の交流の促進があげられる。生物工学会では研究部会制度を導入して、異なる研究分野の融合やニッチな研究分野の育成、発展に努めている。現在13の第2種研究部会が活動しており、それぞれ魅力的で個性的なテーマで新しい研究分野に挑戦している。これからは異分野の研究者が役割分担をして領域を融合させるだけでなく、他の分野の研究を理解し実践できる「二刀流」に挑戦することが望まれる。たとえば、実際に生物実験を行って生命現象を解明するウエット研究者とバイオインフォマティクスに代表される情報処理で解析を進めるドライ研究者が、お互い協力するだけでなく、ウエット研究者がドライ研究を行う、ドライ研究者もウエット研究を実践する二刀流も必要だと考える。いままでは、そのような二刀流は難しい、かえって効率が悪いと考えられてきたが、大谷選手の活躍をみて二刀流の先には、新しい世界をみることができるのではと期待している。大谷選手のようなメジャーリーグでの投打の二刀流のような異次元の活躍はできないが、我々の身の回りにも二刀流に挑戦すべき課題はたくさん転がっていると思う。企業においても研究者が、マーケティングや財務の知識を持つことは必須要件で、さらにはその異分野の専門家になることも要求されている。まずは身近な異分野領域を実践する二刀流から始めてみてはいかがだろうか?ただ二本目の刀はどうしても自分の苦手な領域であることが多いので、ぜひ苦手な方の刀もしっかり練習して両刀使いになることが重要である。
私は日本生物工学会として初めて民間企業所属の会長となる。業経営のマネジメントと学会運営のマネジメントの二刀流をさせていただいているが、お陰さまで一刀流ではわからなかった多くの事を学ばせていただいた。特に今まで企業側からしか見えなかった学会について、アカデミアの視点、考え方を理解できるようになった。会社では、業務の効率、効果、銭勘定をまず先に考えてしまうが、学理の究明のためには多少遠回りをしても、真実を明らかにすることが重要であることを教えてもらった。まさしく両方向の視点でみえるようになったことは、二刀流に挑戦したからに他ならない。本来二刀流とは両手に刀や剣を持つ剣術法を指すが、大谷選手の活躍により、「同時に二つのことを行う」という意味の方が有名になった。スポーツ界だけでなく、我々の学術領域でも二刀流、三刀流の研究者が活躍することを望んでいる。
著者紹介 月桂冠株式会社(専務取締役製造本部長)
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
《締切:3月15日(金)》">【学会賞】2024年度 生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集《締切:3月15日(金)》
日本生物工学会では、生物工学アジア若手賞、および生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)の2024年度受賞候補者の推薦を募集しております。
生物工学アジア若手賞は、21世紀の人類社会の発展と地球環境の保全に必須である生物工学(バイオテクノロジー)の分野で顕著な研究業績をあげたアジアの若手研究者に授与されます。
生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)は、元ユネスコバイオサイエンス部長であった故Edgar J. DaSilva博士のご寄付により創設されたもので微生物に関連するバイオテクノロジーの分野で、近い将来に顕著な研究業績をあげることが期待されるアジアの若手研究者に授与されます。
正会員におかれましては、推薦要領をご参照のうえ、各賞の趣旨にふさわしい優秀な若手研究者の推薦をよろしくお願いいたします。
推薦書類は、2024年3月15日(金)までにメールで学会事務局(学会賞担当: )宛に送付してください。
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
【学会賞】2024年度各賞受賞候補者の推薦のお願い
日本生物工学会では、2024年度の学会賞(生物工学賞・生物工学功績賞・生物工学功労賞・生物工学奨励賞・生物工学技術賞・生物工学若手賞・生物工学論文賞・生物工学アジア若手賞・生物工学アジア若手研究奨励賞・生物工学学生優秀賞)受賞候補者の推薦を募集しております。
授賞規程
(2022年1月28日改正) および以下の推薦要領に従って、各賞にふさわしい候補者の推薦をお願いいたします。⇒推薦書のダウンロードはこちら
【推薦要領】
- 生物工学奨励賞(江田賞)
- 生物工学奨励賞(斎藤賞)
- 生物工学奨励賞(照井賞)
- 生物工学若手賞
- 生物工学アジア若手賞(Young Asian Biostechnologist prize)
- 生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award)
- 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)
推薦書類の提出先:公益社団法人日本生物工学会事務局 E-mail:
メールの件名は「(各賞名)推薦」としてください。
※生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の推薦書類は所属支部の支部長に電子メールにて提出して下さい。
各支部長の連絡先は支部活動のページをご参照ください。
書類提出締切:2024年3月15日(金)
※生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の締切は、各支部で異なりますので、所属支部の支部長にお問い合わせください。
受賞候補者の方は、事務局から連絡があり次第、調書の提出をお願いいたします。
♦ 関連記事:
Published by 学会事務局 on 25 1月 2024
生物工学会誌 – 102巻1号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 生物工学賞
- 微生物の代謝調節・細胞機能に関する基盤的研究と発酵・醸造への応用
…髙木 博史…( 2 )
- 微生物の代謝調節・細胞機能に関する基盤的研究と発酵・醸造への応用
- 生物工学功労賞
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- ナノゲルとは?~あなたのナノ粒子はナノゲルといえるでしょうか?~
…田原 義朗…( 20 )
- ナノゲルとは?~あなたのナノ粒子はナノゲルといえるでしょうか?~
- バイオミディア
- 地球の植物は地球と異なる重力に適応できるか
…唐原 一郎…( 23 )
- タンパク質でなにつくろう
…本田 信吾…( 24 )
- 畑にキチンを撒こう
…髙島 智也…( 25 )
- つなげ,電子のタスキ!あげろ,エネルギー準位!
…森 裕太郎…( 26 )
- 菌をもって菌を制する 生物防除微生物のトリセツ
…齊藤 大幹…( 27 )
- 地球の植物は地球と異なる重力に適応できるか
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1
…尾島 由紘…( 28 )
- Interview 1
- Branch Spirit
- 東日本支部:ニオイの見える化を目指して
…福谷 洋介…( 30 )
- 東日本支部:ニオイの見える化を目指して
投稿規程・投稿要領…( 31 )
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 34 )
バイオインフォメーション…( 35 )
- 本部だより
第75回日本生物工学会大会(2023)大会後記
…堀 克敏…( 36 )⇒
- 事務局より
- お詫びと訂正…( 44 )
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 24 1月 2024
新着情報 2023年
このページには2023年の日本生物工学会からのお知らせ一覧を掲載しております。
| 掲載日 | 内容 |
|---|---|
| 2023.12.25 | 【随縁随意】明るく,楽しく,前向きに!– 岡 賀根雄 |
| 2023.12.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第12号(2023年12月号)オンライン公開 |
| 2023.12.25 | 【学術賞】2024年度江崎玲於奈賞受賞候補者推薦のお願い《学会推薦》 |
| 2023.12.21 | 【開催報告】2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!- |
| 2023.12.19 | 【JBB】Vol. 137, No. 1(2024年1月号)オンライン公開 |
| 2023.12.05 | 【事務局】年末年始休業のお知らせ(12月27日~1月3日) |
| 2023.12.04 | 【JBB】Vol. 136, No. 6(2023年12月号)オンライン公開 |
| 2023.11.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第11号(2023年11月号)オンライン公開 |
| 2023.11.25 | 【随縁随意】オープンイノベーションの最初の一歩は学会参加!– 髙下 秀春 |
| 2023.11.24 | 【国際交流】2023年 KSBB秋季大会に参加して |
| 2023.11.24 | 【研究部会】生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2024 <協賛のお願い> |
| 2023.11.08 | 【年次大会】第76回日本生物工学会大会(2024)協賛企業募集中! |
| 2023.11.08 | 【事務局より】2024年会費納入のお願い |
| 2023.11.07 | 【事務局より】本会のインボイス制度対応についてのお知らせ |
| 2023.10.26 | 【和文誌】国立国会図書館デジタルコレクションへの追加収録について(生物工学会誌 第94巻第4号~第98巻第7号) |
| 2023.10.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第10号(2023年10月号)オンライン公開 |
| 2023.10.25 | 【随縁随意】高次の価値創造に向けて自己を開く– 安原 貴臣 |
| 2023.10.19 | 【JBB】Vol. 136, No. 5(2023年11月号)オンライン公開 |
| 2023.10.03 | 【学術賞】第65回藤原賞受賞候補者の推薦募集《学会推薦》 |
| 2023.10.02 | 【年次大会】第76回日本生物工学会大会(2024) シンポジウム公募《締切:2023年12月28日》 |
| 2023.09.26 | 【関西支部】2023年度 関西支部学生優秀賞応募のお願い |
| 2023.09.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第9号(2023年9月号)オンライン公開 |
| 2023.09.25 | 【随縁随意】私にとっての生物工学会 – 小林 元太 |
| 2023.09.15 | 【研究部会】(公社)日本生物工学会未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会[(公財)発酵研究所 2023年度 学会・研究部会助成]研究助成 |
| 2023.09.13 | 【西日本支部】2023年度学生賞候補者推薦募集 |
| 2023.09.12 | 【年次大会】領収書ダウンロードサービスの利用期限について(2023年10月5日まで) |
| 2023.09.12 | 【JBB】Vol. 136, No. 4(2023年10月号)オンライン公開 |
| 2023.09.06 | 【年次大会】第75回日本生物工学会大会(2023)盛会のうちに終了 |
| 2023.08.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第8号(2023年8月号)オンライン公開 |
| 2023.08.25 | 【随縁随意】追い風 – 関 実 |
| 2023.08.25 | 【随縁随意】覧古考新 – 梶山 慎一郎 |
| 2023.08.21 | 日本生物工学会2023年度(第31回)論文賞受賞論文へのフリーアクセス提供のお知らせ |
| 2023.08.21 | 【JBB】Vol. 136, No. 3(2023年9月号)オンライン公開 |
| 2023.07.28 | 【事務局より】夏季休業のお知らせ(8月11日~16日) |
| 2023.07.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第7号(2023年7月号)オンライン公開 |
| 2023.07.23 | 【JBB】Vol. 136, No. 2(2023年8月号)オンライン公開 |
| 2023.07.19 | 【国際交流】2023 BEST Joint YABEC International Symposium 参加報告 |
| 2023.07.19 | 【年次大会】後期・当日参加登録受付中! |
| 2023.07.18 | 【学術賞】第5回小林賞《学会推薦》 |
| 2023.07.14 | 【若手会】2023年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー活動報告 |
| 2023.07.04 | 【学術賞】第32回木原記念財団学術賞 受賞候補者推薦募集《学会推薦》 |
| 2023.06.28 | 【JBB】2022 Impact Factor 2.8 |
| 2023.06.25 | 【学会賞】2023年度学会賞受賞者決定のお知らせ |
| 2023.06.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第6号(2023年6月号)オンライン公開 |
| 2023.06.25 | 【学術賞】第13回(2024 年度)三島海雲学術賞(自然科学部門)《学会推薦》 |
| 2023.06.22 | 【JBB】編集委員長交代と新体制発足のお知らせ |
| 2023.06.20 | 【JBB】Vol. 136, No. 1(2023年7月号)オンライン公開 |
| 2023.06.20 | 【学術賞】令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 受賞候補者の推薦募集《学会推薦》 |
| 2023.06.12 | 【国際交流】Thai Society of Biotechnology(TSB)主催の国際シンポジウム(TSB2023)参加者募集 |
| 2023.06.07 | 【東日本支部】2023年度日本生物工学会東日本支部長賞のお知らせ |
| 2023.05.25 | 【JBB】Vol. 135, No. 6(2023年6月号)オンライン公開 |
| 2023.05.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第5号(2023年5月号)オンライン公開 |
| 2023.05.25 | 【随縁随意】バイオベンチャー – 堀 克敏 |
| 2023.05.15 | 第75回日本生物工学会大会 講演要旨受付中《締切:6月9日(金)正午(締切厳守)》 |
| 2023.05.15 | 【研究部会】スローフード共生発酵工学研究部会 発酵食品機能性データベース更新のお知らせ |
| 2023.05.10 | 【国際交流】2023年KSBB春季大会での招待講演について |
| 2023.04.27 | 【会告】代議員選挙の結果について |
| 2023.04.26 | 【学術賞】第55回(2023年度)内藤記念科学振興賞 候補者推薦募集《学会推薦》 |
| 2023.04.26 | 【研究助成】第55回(2023年度)内藤記念海外学者招聘助成金《学会推薦》 |
| 2023.04.26 | 【研究助成】第51回(2023年度)内藤記念講演助成金《学会推薦》 |
| 2023.04.26 | 【JBB】Vol. 135, No. 5(2023年5月号)オンライン公開 |
| 2023.04.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第4号(2023年4月号)オンライン公開 |
| 2023.04.25 | 【生物工学会誌】「続・生物工学基礎講座 バイオよもやま話《分析機器特別編》」掲載開始のお知らせ |
| 2023.04.10 | 【年次大会】第75回日本生物工学会大会 講演申込受付中! 《申込締切:5月10日(水)正午(締切厳守)》 |
| 2023.04.06 | 第10回SBJシンポジウム 協賛・広告掲載募集中! |
| 2023.04.03 | 【年次大会】第75回日本生物工学会大会(2023) 講演申込受付期間:4月10日(月) ~5月10日(月)正午 |
| 2023.03.31 | 【学術賞】2023年度 島津賞・島津奨励賞候補者 推薦募集《学会推薦》 |
| 2023.03.27 | 【学術賞】第14回(令和5(2023)年度)日本学術振興会 育志賞受賞候補者募集《学会推薦》 |
| 2023.03.26 | 【生物工学会誌】第101巻 第3号(2023年3月号)オンライン公開 |
| 2023.03.25 | 【随縁随意】AFOB会長に就任して – 大政 健史 |
| 2023.03.24 | 【JBB】Vol. 135, No. 4(2023年4月号)オンライン公開 |
| 2023.03.19 | 【関連行事】AFOB-EFB Virtual Conference “Biotechnology for a circular bioeconomy: carbon capture, waste recycling and mitigation of global warming” のご案内 |
| 2023.03.01 | 【代議員選挙】投票受付終了のお知らせ(2023-2024年度代議員の選出) |
| 2023.03.01 | 【年次大会】第75回日本生物工学会大会 (2023) サイトオープン |
| 2023.02.27 | 【学術賞】第20回(令和5(2023)年度)「日本学術振興会賞」受賞候補者推薦募集《学会推薦》 |
| 2023.02.25 | 【随縁随意】昔話 – 山田 修 |
| 2023.02.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第2号(2023年2月号)オンライン公開 |
| 2023.02.24 | 【JBB著者の方へ】JBBを騙ったハゲタカジャーナルからの詐欺メールへの注意喚起 |
| 2023.02.15 | 【代議員選挙】投票受付中<締切:2023年3月1日(水)正午>《終了しました》 |
| 2023.02.05 | 【JBB】Vol. 135, No. 2(2023年2月号)オンライン公開 |
| 2023.01.29 | 【東日本支部】2023年度東日本支部学生奨励賞・日本生物工学会学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦募集 |
| 2023.01.27 | 【年次大会】第75回日本生物工学会大会(2023)協賛企業募集中! |
| 2023.01.25 | 【生物工学会誌】第101巻 第1号(2023年1月号)オンライン公開 |
| 2023.01.25 | 【随縁随意】ビトロはビボを本気で目指せるか? – 酒井 康行 |
| 2023.01.25 | 【学会賞】2023年度 生物工学アジア若手賞/生物工学アジア若手研究奨励賞(DaSilva Award) 受賞候補者推薦募集《締切:3月17日(金)》 |
| 2023.01.25 | 【学会賞】2023年度各賞受賞候補者の推薦について |
| 2023.01.23 | 【研究部会】次世代アニマルセルインダストリー研究部会 2022年度優秀学生発表賞決定!! |
| 2023.01.20 | 【代議員選挙】2023–2024年度代議員 立候補受付終了のお知らせ |
| 2023.01.20 | 【事務局より】2023年度研究部会申請募集中!《締切:2月24日(金)》 |
| 2023.01.10 | 【JBB】Vol. 135, No. 1(2023年1月号)オンライン公開 |
| 2023.01.10 | 【正会員の方へ】2023-2024年度代議員立候補受付中(締切:1月20日正午) |
Published by 支部:西日本 on 22 1月 2024
【西日本支部】2023年度 日本生物工学会西日本支部学生賞 受賞者決定
2023年度 日本生物工学会西日本支部学生賞の受賞者は、以下の5名に決定しました。
- 赤嶺 晴香(岡山大院・環境生命科学)
- 河合 頼央(岡山大院・環境生命科学)
- 宮本 菜柚(香川大院・農学)
- 百川 直輝(広島大院・統合生命科学)
- 山下 璃貢(山口大院・創成科学)
Published by 支部:東日本 on 18 1月 2024
【東日本支部】第12回日本生物工学会東日本支部コロキウム「微生物代謝工学の研究最前線」
- 日時 2024年2月29日(木)12:00~17:00
- 場所 筑波大学東京キャンパス文京校舎 122, 134室
(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1)
- オーガナイザー (第7回日本生物工学会東日本支部長賞受賞者)
堀之内貴明(産業技術総合研究所)
前田義昌(筑波大学)
- プログラム
♦コロキウム「微生物代謝工学の最前線」
近年、微生物の代謝工学の再考に迫られている。ここでは広い意味での代謝工学とその関連新規技術に着目し、例えば、ジェネティックツールの開発、代謝改変理論、代謝解析手法、大規模表現型計測手法、実験自動化などのキーワードをもとに、それに関わる第一人者の研究者にご講演いただくことで、当該分野に関する最近の研究動向の情報交換や共有を図る。
12:00~12:05 趣旨説明………堀之内貴明(産業技術総合研究所)
12:05~12:45 佐藤守俊(東京大学)
………生命現象の光操作技術の創出
12:45~13:25 藤田美紀(理化学研究所)
………全自動表現型解析システムRIPPSの開発と植物の環境応答解析
13:25~14:05 野田修平(神戸大学)
………代謝経路の大規模改変から発想する有用化合物生産プラットホーム
14:05~14:15 休憩
♦学生ポスター発表 14:15~15:15
15:15~15:30 休憩
♦学生講演
15:30~15:55 西村 美郁 (早稲田大学)
………高感度な細菌scRNA-seq 技術を用いた細菌集団不均一性の解明
15:55~16:20 多胡 光 (東京農工大学)
………コロニーフィンガープリント法に基づく簡易迅速な微生物検査技術の開発
16:20~16:35 閉会の挨拶………田中 剛(東京農工大学)
17:30~19:30 懇親会(林野会館)
- 申込方法
申し込みフォームに必要事項を明記の上、お申し込みください。
※ 当日受付もいたしますが、準備の都合上できるだけ事前登録をお願い致します。
<事前登録締切:2024年2月22日(木)正午>⇒2月26日(月)17時までに延長しました!
締め切りました。
- 学生ポスター発表を希望される方へ
申し込みフォームより、参加申込をしてください。また、こちらの要旨フォーマットをダウンロードし、前田義昌(筑波大学:)および堀之内貴明(産業技術総合研究所:)までお送り下さい。
ポスター発表は本学会がカバーする生物工学の分野から広く募集します。
ポスター発表の定員は20名です。お早めにお申し込み下さい。
<要旨提出締切:2024年2月16日(金)正午>⇒2月26日(月)17時までに延長しました!
締め切りました。
- 参加費 無料
懇親会費:一般 4,000円(税込)、学生 2,000円(税込)
※ポスター賞の発表・授与は懇親会のときに行いますので、応募者は是非御参加ください。
- 問合せ先
筑波大学 前田義昌 E-mail:
産業技術総合研究所 堀之内貴明 E-mail:
Published by 支部:東日本 on 12 1月 2024
【東日本支部】2024年度東日本支部学生奨励賞・日本生物工学会学生優秀賞 (飛翔賞)候補者推薦募集
2024(令和6)年1月12日
日本生物工学会 東日本支部長代行
田中 剛
2024年度東日本支部学生奨励賞、日本生物工学会生物工学学生優秀賞(飛翔賞)候補者推薦のお願い
日本生物工学会では、創立90周年記念事業の一環として2012年に生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を創設しました。この賞は、博士後期課程に進学して、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的とするものです。
東日本支部学生奨励賞(旧:東日本支部長賞)は日本生物工学会東日本支部独自の試みとして創設された賞で、生物工学の分野で優れた研究業績を上げることが期待される学生会員(全学年を対象)の研究奨励を目的としております。
つきましては、東日本支部学生奨励賞ならびに生物工学学生優秀賞への応募者を募集いたします。東日本支部の各大学の先生方におかれましては、是非、優秀な学生会員のご推薦をお願いいたします。
| 東日本支部学生奨励賞への応募ならびに選考方法 |
|---|
|
| 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)への応募ならびに選考方法 |
|
「生物工学学生優秀賞候補者調書」と「生物工学学生優秀賞候補者推薦書」
に必要事項を記入し、 「生物工学学生優秀賞」、「東日本支部学生奨励賞」または「生物工学学生優秀賞と東日本支部学生奨励賞」への応募であることを明記の上、電子メールにて、日本生物工学会東日本支部事務局 E-mail: (TEL. 042-388-7021) 宛、2024年2月13日(火)正午迄にお送りください。
よろしくお願いいたします。
Published by 支部:中部 on 11 1月 2024
【中部支部】2023年度日本生物工学会中部支部例会
2023年度 日本生物工学会中部支部例会を下記の要領で開催いたします。
参加費無料ですので、お気軽にご参加下さい。
日時:2024年1月23日(火) 13:00~17:00
場所:名古屋大学 オークマ工作機械工学館・オークマホール
(一部の方には、ハイブリッドのURLを送付させていただきます。下記よりお申込みください)
プログラム
《特別講演》
- 13:05-13:05
挨拶
……堀 克敏(名古屋大大学院工学研究科、日本生物工学会・理事・中部支部長)
- 13:05~13:55
基調講演1 「醸造・醗酵技術が地球を救う SDGsに何が貢献できるのか」
……秦 洋二(月桂冠株式会社,日本生物工学会・会長)
- 13:55~14:45
基調講演2 「研究の二兎流:微生物から魚類まで〜二兎を狙い、二兎を追い、二兎を狩る〜」
……田丸 浩(三重⼤学⼤学院⽣物資源学研究科/先端科学研究⽀援センター,日本生物工学会・前中部支部長)
<休憩15分> - 15:00~15:30
招待講演 「自立運転可能なルーメンハイブリッド型メタン発酵システムによる
植物バイオマスからのエネルギー生産
〜平時には顧客の廃棄物処理コスト削減に貢献し,
災害時には地域住民の防災拠点として機能する〜」
……馬場 保徳(石川県立大生物資源工学研究所)
《若手研究者による講演》 若手研究者:ドクター、博士進学決定M2、ポスドク
- 15:30~17:00
一人 約10~15 min
※応募者多数の場合は、誠に勝手ながら選考をさせていただきます。
※当日出席の中部支部幹事による投票を行い優秀者(博士後期課程または博士進学決定M2)には
「日本生物工学会中部支部長賞」を授与致します。
講演者募集
参加申し込みアンケート ← こちらからお申込みください。登録は、1月19日金曜日17時まで。
講演要旨テンプレート ← 要旨は、1月22日月曜日までに、担当・加藤:kato-r@ps.nagoya-u.ac.jpまでお送りください。
- 17:00
閉会挨拶
……二又 裕之(静岡大学グリーン科学技術研究所,日本生物工学会・中部副支部長)
- 17:30~19:30
……交流会 場所:レストラン シェ・ジロー(名古屋大学内 会場より歩いて1分)
参加申込
準備の都合上、講演会および交流会への参加を希望される方は、
以下のフォームからお申し込みください。

問合せ先:中部支部庶務幹事 加藤竜司(名古屋大学) E-mail
Published by 学会事務局 on 11 1月 2024
《締切:7月31日(金)延長しました!》">【年次大会】「学生のための企業研究セミナー」参加企業募集中!《締切:7月31日(金)延長しました!》
第76回日本生物工学会大会実行委員会では、「学生のための企業研究セミナー」(大会初日開催予定)への参加企業を募集しております。
【開催趣旨】
「企業人から若い世代への産の心と技術の継承」と「従来の枠にとらわれないものづくりの異分野交流」を目的とした学生のための企業研究セミナーです。就職活動などの企業説明会とは異なり、本学会本学会に参加する学生に向け、製品開発に関する心意気や秘話などについてお話いただければと存じます。学生にとっては、ふだん触れることの少ない様々な企業の貴重な話を聞ける機会となります。
- 日時:2024年 9月8日(日)
17:30~18:30 (一般講演終了10分後に開始予定)⇒16:30~18:30 変更しました。 - 場所:東京工業大学 大岡山キャンパス
- 開催方法: 各企業がポスターを掲示し、学生と懇談する形式で開催します。
- 申込方法:申込書
に必要事項をご記入の上、E-mail にて下記宛までお送り下さい。
- 申し込み締切日:2024年
5月31日(金)→ 7月31日(水)延長しました!
問合せ・申込み先
株式会社エー・イー企画 第76回日本生物工学会大会展示会係
Tel. 03-3230-2744 Fax. 03-3230-2479
E-mail:
Published by 学会事務局 on 25 12月 2023
【随縁随意】明るく,楽しく,前向きに!– 岡 賀根雄
生物生物工学会誌 第101巻 第12号
岡 賀根雄
2022年の創立100周年記念大会の成功、および記念事業の順調な滑りだしをお祝い申し上げます。私は募金担当として準備に携わらせていただきました。この厳しい社会・経済環境の中、ご寄付いただいた企業、団体、そして個人の皆様に心からのお礼を申し上げます。おかげをもちまして、当初予算を越える金額を頂戴することができ、学会の将来にとって喜ばしい結果となりました。募金集めにご尽力いただいた先生方にもお礼申し上げます。
さて本題です。自分自身はまだまだ若い、少なくとも年寄りだとは思っていなかったのですが、はや還暦を迎え、更にはこんな原稿を頼まれるようになり、現実に目を向けざるを得ない状況となりました。2019年に理事をお受けするまで学会活動とは無縁で来たため、私に語れることは限られていますが、将来を担う若者の皆さんに向けて、何某かの役に立てればと思って書き始めます。「人生の最大幸福は職業の道楽化にある」これは、本田静六さんの『私の財産告白』(実業之日本社文庫)に収められた『平凡人の成功法』という文章の言葉です。私がこれを知ったのは50代になってから。「もっと若い時に出会いたかった」と思いましたが、これまでを振り返って、「そうそう、そうだよな」とうなずくことしきり。「思った仕事と違った」「仕事に興味が持てない」と言って、好きで選んだはずの職業を何年も経たずに辞めてしまう若者が増えてきています。そんな中、多くの人に読んでもらいたい名著です。もう少し引用します。「職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強に存する。」「あらゆる職業はあらゆる芸術と等しく、初めの間こそ多少苦しみを経なければならぬが、何人も自己の職業、自己の志向を、天職と確信して、迷わず、疑わず、一意専心努力するにおいては、早晩必ずその仕事に面白味が生まれてくるものである。一度その仕事に面白味を生ずることになれば、もはやその仕事は苦痛でなく、負担ではない。歓喜であり、力行であり立派な職業の道楽化に変わってくる。」
もう一つは遊び心を持ち続けるということ。ペニシリン、ダイナマイトなど、世の中の発見や発明に失敗や偶然がきっかけになったものは少なくありません。その失敗を意図してやってみようということです。企業で研究開発に携わっている人は、それが実用化に近いほど、最適値を求める実験を計画することになります。しかし小スケールの実験であれば、敢えて水準を大きく振ってみる遊び心を持ってもいいのかもしれません。私の職業であるビールの分野でも、現在普通に飲まれている淡い色合いのビールは、「色付けのための黒麦芽を入れ忘れてできたのだ」という伝説があります。意図して水準を大きく振ったのか、本当に入れ忘れたのかはわかりません。入れ忘れたとしても、失敗だとすぐに捨ててしまうのでなく、ビールにまで醸してみて、今までにない美味しさを発見したのだと思います。同じ意味で、意図しない異常点にも大きなチャンスが隠されているかもしれません。しっかり考察しておく必要がありそうです。
三つめは出会いを大切にするということ。自分の考えられる範囲なんて小さなもの。いろんな場所に出かけ、いろんな人に会い、経験し、それで気づかされることの何と多いことか。直接仕事に役に立つヒントになるかもしれませんし、新しい活動につながるかもしれません。また自分の価値観や人生に影響を与えてくれる出来事に出会うかもしれません。時間がない、興味がない、と言って捨てるのは簡単なのですが、「遊びで行ってみようか」これでいいのです。舞い込んできた情報やきっかけに少しの時間を割く。これが人生を豊かにしてくれるかもしれません。皆さんには大きな可能性があります。自分を小さく規定することなく、好きなことで大きな夢を描いて、突っ走ってください。夢大きく!明るく、楽しく、前向きに!
著者紹介 サントリーホールディングス株式会社(取締役専務執行役員)
Published by 学会事務局 on 25 12月 2023
生物工学会誌 – 101巻12号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 明るく,楽しく,前向きに!
…岡 賀根雄…( 615 )⇒
- 明るく,楽しく,前向きに!
- 特集 革新的ながん免疫療法の実現を目指す分子技術開発の最前線
- 特集によせて
…山口 哲志…( 616 )
- 固形がんを対象とする細胞治療の新展開
…宮原 慶裕…( 617 )
- がん免疫療法をデリバリー(DDS)する
…石原 純…( 621 )
- 固形腫瘍の治療を可能にするoff-the-shelf他家NK-like細胞の開発
…原田 結…( 623 )
- NK細胞をがん細胞にリクルートする分子の進歩
…森 健…( 628 )
- がん細胞傷害性の1細胞解析技術の開発
…山口 哲志・山平 真也…( 630 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- アミノ酸分析計の基礎と応用
…伊藤 正人・成松 郁子…( 634 )
- アミノ酸分析計の基礎と応用
- バイオミディア
- 水生植物にも腸脳相関はあるのだろうか
…森川 正章…( 638 )
- 酵素をひたすら混ぜる研究
…藤原 慶…( 639 )
- 酵素活性を電気泳動で測る
…大橋 博之…( 640 )
- T細胞のがん攻撃スイッチ
…門之園哲哉…( 641 )
- 食事と健康の関係をとりもつAI
…越智 浩…( 642 )
- 水生植物にも腸脳相関はあるのだろうか
- 談話室
- 「食肉」と「コメ」の安全保障
…三石 誠司…( 643 )
- 「食肉」と「コメ」の安全保障
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1…森脇 真希…( 644 )
- Branch Spirit
- 北日本支部:岩手生物工学研究センター
…上杉 祥太…( 646 )
- 北日本支部:岩手生物工学研究センター
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 647 )
バイオインフォメーション…( 648 )
- 本部だより
2023年KSBB秋季大会に参加して
…梅津 光央…( 650 )⇒
国際交流活動2023年
…中野 秀雄…( 652 )
- 支部だより
関西支部「第121回醗酵学懇話会」会告…( 654 )⇒
- 研究部会
生物資源を活用した地域創生(グローカルバイオ)研究部会
「身近な微生物から始めるバイオものづくり」開催報告
…古賀 雄一…( 656 )
総目次
役員・和文誌編集委員
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 支部:西日本 on 22 12月 2023
西日本支部-2023年度事業
Published by 支部:関西 on 21 12月 2023
【開催報告】2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!-
2023年12月4日(月)に開催された関西支部主催の2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!-が京都市産業技術研究所のfacebookで紹介されました。⇒紹介記事はこちら
Published by 学会事務局 on 19 12月 2023
Journal of Bioscience and Bioengineering Vol. 137 (2024)
Vol. 137 (January–June 2024)
Microcarriers provide a high surface-to-volume ratio that is advantageous for efficient expansion of anchorage-dependent mammalian cells. The authors developed collagen-coated poly(vinyl alcohol) (PVA) microcarriers for the expansion cultivation. The photograph shows cells (blue) expanded on collagen (green)-coated PVA microcarriers.
For more information regarding this work, read the article: Masahiro Kaneko, Airi Sato, Satoru Ayano, Akio Fujita, Goro Kobayashi, Akira Ito, “Expansion of human mesenchymal stem cells on poly(vinyl alcohol) microcarriers”, J. Biosci. Bioeng., volume 136, issue 5, pages 407–414 (2023) (Copyright@2024 The Society for Biotechnology, Japan).
⇒JBBアーカイブ:Vol.107 (2009) ~最新号
⇒JBBアーカイブ:Vol. 93(2002)~Vol. 106(2008)
Published by 支部:東日本 on 18 12月 2023
【東日本支部】2024年(令和6年) 日本生物工学会 賀詞交換会
日本生物工学会東日本支部主催の賀詞交換会を、下記の日程で開催致します。
- 日時:2024(令和6)年2月16日(金)12:20~18:00
- 場所:
<講演会>東京大学農学部弥生講堂アネックス(セイホクギャラリー)
(東大農学部正門を入って直ぐ左手の建物です。東大農学部は東京メトロ【東大前】1番出口から左手に30秒です。)
<懇親会>東大生協農学部食堂
- 形態:ZOOMを用いたハイブリッド形式
(開催場所の関係で、現地参加人数には制限がありますので予めご了承ください。)
- プログラム:
♦ 開会の挨拶
12:20~12:30 日本生物工学会東日本支部長 田中 剛
♦ 日本生物工学会東日本支部長賞受賞記念講演
12:30~13:00 朱 博(東京工業大学)
13:00~13:30 福永 圭佑(東京工業大学)
♦ 企業アピール※(開始を5分程度早める可能性もあります)
13:45~14:15 サントリー株式会社
14:15~14:45 味の素株式会社
14:45~15:15 SyntheticGestalt株式会社
15:15~15:45 千代田化工建設株式会社
15:45~15:50 休憩
15:50~16:20 ちとせグループ
16:20~16:50 マルハニチロ株式会社
16:50~17:20 キリンホールディングス株式会社
17:20~17:50 キッコーマン株式会社
♦ 閉会の挨拶
17:50~18:00 日本生物工学会東日本支部副支部長 越智 浩
♦ 懇親会
18:15~20:00
※企業アピールについて
産学連携が強い日本生物工学会の特長を今後も発展的に続けてゆくためには、直接的な連携だけでなく連携を下支えする情報共有の場を持つことが重要であるとの考えのもと、令和2年度から実施されているプログラムです。
学生諸君のリクルートも念頭に置いているため、当該企業を希望する学生諸君には奮ってご参加いただけますようご案内申し上げます。
- 参加費:
<講演会>
一般会員(所属先が賛助会員の方含む):無料
一般非会員:2,000円(税込:消費税10% 181円を含む )
学生:無料
<懇親会>
一般:4,000円(税込:消費税10% 363円を含む )
学生:2,000円(税込:消費税10% 181円を含む )
- 申込み方法:
こちらの申込みフォームにて必要事項を入力し、確認の上お申し込みください。
- 申込み締切:2024年2月9日(金)
- 参加費の支払い方法:
2024年2月14日(水)までに下記口座への振り込み、または当日会場にてお支払いください。
ゆうちょ銀行
記号 10120 番号 93418411 (他行からは店番018 口座番号9341841)
公益社団法人 日本生物工学会東日本支部
(シヤ)ニッホ゜ンセイフ゛ツコウカ゛クカイヒカ゛シニホンシフ゛
- 問合せ先:
東京大学大学院農学生命科学研究科 石井研究室
E-mail
Published by 学会事務局 on 01 12月 2023
【本部】創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)第5回 ―未来の医療技術を考える―
企画委員会では、創立100周年記念事業として、生物工学会の会員が参画でき、学会としても重要なテーマ(食、環境、医療など)を対象に、産、学、官の立場から、生物工学の未来(2050年)を皆様で考える契機となるシンポジウムシリーズ(全5回)を企画いたしました。今回は、第5回として、未来の医療技術について考えるシンポジウムを企画しました(未来の医療技術について皆様と一緒に考えたいと思います)。
最後まで参加頂き、活発な議論へと繋げていただければ幸いに存じます。
- 日時:2024年2月1日(木)13:00~17:20
懇親会 17:35~19:35
- 開催場所:
早稲田大学 121号館コマツ100周年記念ホール
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町513)
ハイブリッドで開催いたします(現地参加あるいはWeb [Zoom] 参加)。
現地参加は上限70名です。申し込み状況にもよりますが、原則、会員(一般、ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む)を優先し、先着順とさせていただきます。

ご利用には、1月29日(月)にメールでお知らせするユーザーIDとパスワードが必要です。
発表の全部または一部を、保存、改変、再利用、再配布、オンライン翻訳することを固く禁じます。
学会活動の健全な発展のために、ルール厳守をお願いします。
プログラム
- 13:00~13:03 はじめに……青柳 秀紀(筑波大学)
- 13:03~13:43
量子技術・量子コンピュータと生物工学の接点
…………藤井 啓祐(大阪大学大学院基礎工学研究科)
- 13:43~14:23
ゲノム編集技術の現状と2050年展望
…………佐久間 哲史(広島大学大学院 統合生命科学研究科)
- 14:23~14:29 休憩
- 14:29~15:09
Extended reality (XR: VR/AR/MR) とmetaverseによる手術支援・遠隔医療
…………杉本 真樹(帝京大学 冲永総合研究所, Holoeyes[株])
- 15:09~15:49
医療ロボットにおける技術開発と将来展望
…………荒田 純平(九州大学大学院 工学研究院)
- 15:49~16:29
未来の予防医療を拓く生物工学
…………安井 隆雄(東京工業大学 生命理工学院)
- 16:29~16:35 休憩
- 16:35~17:17
パネルディスカッション
モデレーター: 本多 裕之(名古屋大学)、上平 正道(九州大学)
パネリスト:講演者
- 17:17~17:20 おわりに……竹山 春子(早稲田大学)
- 17:35~19:35 懇親会
早稲田大学レストラン「森の風」
(〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻516 早稲田大学早稲田キャンパス26号館15F)
121号館から徒歩1分(会費:5,500円)
参加費
〈シンポジウム〉
会員(ご所属先が本会賛助・団体会員の方を含む):無料
非会員(学生):1,000円(税込)ただし、正会員の紹介により無料参加可能です。
非会員(一般):2,000円(税込)
〈懇親会〉5,500円(税込)
※参加費(要旨集代を含む)および懇親会参加費のお支払いについては、登録内容確認後にお送りする受付通知メールでご案内いたします。
- お支払い方法:クレジット決済(一週間以内にお手続きください。)
- 事務局より入金確認の連絡はいたしません。
- 領収書は、SQUAREから送信される支払い完了通知メールをもって代えさせて頂きます。
- 参加費の請求書(見積書・納品書)は発行いたしません。通知メールをもって代えさせて頂く旨ご了承ください。
申込方法
こちらのフォームよりお申し込みください。
※当日受付は行いません。必ず事前登録をお願い致します。
- 申込締切日: 2024年1月22日(月)
問い合わせ先
公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
E-mail: (創立100周年記念シンポジウム担当)
♦【関連記事】創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来(2050年)
- 第1回(2022/10/17)
- 第2回 ―未来の“食”と“食料生産”への展望―(2023/2/11)
- 第3回 ―バイオものづくりで未来のエネルギーと環境を考える―(2023/7/6)
- 第4回 ―メディカル・バイオエンジニアリングの将来展望―(2023/9/4)
Published by 学会事務局 on 25 11月 2023
生物工学会誌 – 101巻11号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- オープンイノベーションの最初の一歩は学会参加!
…髙下 秀春…( 569 )⇒
- オープンイノベーションの最初の一歩は学会参加!
- 特集 天然有機化合物の生合成研究が開拓する新しい生物化学の世界
- 特集によせて
…荒川 賢治・濱野 吉十…( 570 )
- 一次代謝のtRNAをハイジャックして二次代謝産物を創る微生物
…丸山千登勢・濱野 吉十…( 571 )
- 放線菌由来天然物の生合成に見いだした新奇酵素
…小笠原泰志・大利 徹…( 575 )
- シグナル分子制御系の分子基盤解析と二次代謝ゲノムマイニングへの応用
…荒川 賢治…( 579 )
- 古細菌型メバロン酸経路―その特徴と代謝工学的な応用の可能性―
…邊見 久…( 583 )
- 植物培養細胞における二次代謝の休眠打破:新手法の発見と意義
…野村 泰治・加藤 康夫…( 587 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―
- 光で覗く感染症~in vivoイメージングprélude~
…山本健太郎…( 591 )
- 光で覗く感染症~in vivoイメージングprélude~
- バイオミディア
- 再生医療・幹細胞研究が切り拓く関節治療
…目良 恒…( 595 )
- 電気培養法は未利用微生物資源を開拓できるか?
…井原 奏太・岡本 章玄…( 596 )
- 宿主受容体に作用する腸内細菌代謝物
…岡橋 伸幸…( 597 )
- 再生医療・幹細胞研究が切り拓く関節治療
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1…簡 梅芳…( 598 )
- Branch Spirit
- 中部支部:静岡大学工学部のバイオグループ(LMG7)
…吉田 信行…( 600 )
- 中部支部:静岡大学工学部のバイオグループ(LMG7)
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 602 )
バイオインフォメーション…( 603 )
- 研究部会
2023年度第5回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会 会告…( 605 )⇒
- 支部だより
- 事務局より
2024年会費納入のお願い…( 610 )⇒
- お詫びと訂正…( 611 )
役員・和文誌編集委員
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 学会事務局 on 25 11月 2023
【随縁随意】オープンイノベーションの最初の一歩は学会参加!– 髙下 秀春
生物生物工学会誌 第101巻 第11号
髙下 秀春
年号が「平成」から「令和」になって久しいが、人々が美しく心を寄せ合うには程遠く、混沌とした先の読めない時代に突入した.酒類業界の中でも焼酎業界は、グローバル化を進める上で自分自身の強みが何であるのかを知ることが大事である。
最近の日本産酒類の輸出動向(https://www.nta.go.jp/taxes/sake/yushutsu/yushutsu_tokei/index.htm)によると、輸出金額は初めて 1,000億円を超えた 2021 年に引き続き、2022年分でも 1,392億円(対前年比+21.4%)と好調に増加している。品目別ではウイスキーが 561億円、日本酒が 475億円と大きく牽引している。これは、両者が長きにわたる海外へのアプローチを継続してきたからこその結果である。日本酒業界は、同じ醸造酒であるワインの世界展開に着目し、コンペティションとの連携や伝統的な日本食(和食)とのマリアージュなど、ワインの評価基準を通して輸出先のお客様に日本酒の価値の理解を促した。一方、焼酎の 2022年の輸出金額は 21.7億円で日本酒の 5%にも満たない。日本酒では 10年以上連続して過去最高を更新しているが、焼酎での対前年増減率は 2020 年以降にようやくプラスに転じて今に至っている。まだ、小さな兆しだがその上向きのベクトルをさらに推進する手段の一つとして、焼酎自身の強みを認識し、その価値をモノ・サービスに付与して世界に発信することが必要である。2022年に日本の國酒である日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんなどの「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産の提案候補として選定された。また、日本では蒸留酒である焼酎が食中酒として定着しているという、世界でも類を見ない飲酒文化がある。そこで、筆者の所属する三和酒類株式会社では焼酎を「麹文化の蒸留酒」として定義し、焼酎製造における麹を利用した「伝統的酒造り」のまだ解明されていないメカニズムを知ることを目指している。それが、焼酎に秘められた新たな価値を発見し、アウトプットとして世界標準の価値ある商品開発に繋がるものと確信している。
そのためのアクションとして、当社にて基礎に近い研究を自前主義で行うには限界がある。また、環境変化が激しい現在では、オープンイノベーションが重要となってきている。オープンイノベーションとは、組織内部のイノベーションを促進するために、意図的かつ積極的に内部と外部の技術やアイデアなどの資源の流出入を活用し、その結果組織内で創出したイノベーションを組織外に展開する市場機会を増やすための手段のことである 1)。
外部との連携を強化したい企業としては、共同研究など外部機関とのマッチングが最初の一歩となる。オープンイノベーションを促進するしくみとして、ニーズとシーズをマッチングさせる場の提供やプラットフォームを介したサポートなどがある。しかしながら、オープンイノベーションという言葉がない時代から、企業のニーズに対して自らが探索し、マッチングする研究テーマや研究技術を有する外部機関と共同研究するまで展開する場として学会が存在している。当社のような醸造・発酵関連の研究領域を探索する目利きを養う場としても日本生物工学会は重要である。初代三和研究所所長の故和田昇相談役から当社研究員は他流試合(学会に参加して学会発表、外部研究員との交流)をするように促された。筆者が入社した当時はネット環境が整っていなかったことから、醸造、発酵関連の学会に直接参加したことで最新研究の情報収集や人的ネットワークを広げることができた。外部連携を促進して「麹文化の蒸留酒」のアイデンティティを解明していくために、今後も学会参加を一つの足がかりとしたい。
最後に、オープンイノベーションのマッチングの場として学会を捉えたときに、発表時の導入部分で研究テーマがどのような課題に対して貢献できる技術であるかをニーズ側に立ってプレゼンしていただくことで企業にとってさらに価値のある学会になることを期待して筆を置きたい。
1) 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「オープンイノベーション白書(第三版)」:
https://www.nedo.go.jp/library/open_innovation_hakusyo.html (2023/5/26).
著者紹介 三和酒類株式会社(取締役)
Published by 学会事務局 on 24 11月 2023
【国際交流】2023年 KSBB秋季大会に参加して
梅津 光央
国際展開委員
(東北大学)
2023年10月4日(水)~6日(金)の日程で韓国のThe Korean Society for Biotechnology and Bioengineering(KSBB)の秋季大会(2023 KSBB Fall Meeting and International Symposium)が釜山の釜山国際コンベンションセンターBEXCOで開催された。日本生物工学会(SBJ)はKSBBと学術交流協定を交わしており,それぞれの年次大会に講演者を派遣することで学術交流を推進している。本年はコロナ禍が終わり、対面での国際交流が再開されることになり、SBJからは学会賞受賞者を中心に、髙木博史先生(生物工学賞・奈良先端科学技術大学院大学)、青柳秀紀先生(生物工学功績賞・筑波大学)、筆者(国際展開理事・東北大学)の3名が招待された。
Opening ceremonyでは、SBJを代表して秦 洋二会長がZoomを使って、両学会の発展と交流を祈願した挨拶があった。招待講演者の講演は、各々の講演内容にあったセッション(髙木先生:Recent Advances of Renewable Environmental Biotechnology for Waste Reuse、青柳先生:From Laboratory to Market: Bioprocess Scale-up、梅津:Enzyme Engineering for Biofoundry)に割り振られる形で講演をし、各々のセッションの中で活発な質疑応答がなされた。筆者が参加したセッションでは、情報科学・機械学習・ロボティクスを組み入れた大規模な酵素開発・システムバイオロジー開発の発表がなされ、韓国においてもこの分野が精力的に行われていることを感じた。
本大会では、対面での国際交流が再開できたこともあり、Breakfast Meetingや懇親会を通して、KSBBと台湾のBiotechnology and Biochemical Engineering Society of Taiwan(BEST)と積極的な交流を行うことができた。Breakfast Meetingには、髙木先生と青柳先生が参加し、KSBB会長のSang Yup Lee先生およびKSBBやBESTの先生方との交流があった。懇親会では、青柳先生から、韓国語を交えながらSBJとKSBBの今後の活発な交流を期するスピーチがなされ、SBJ、KSBB、BESTの方々が同じ円卓を囲み、コロナ禍中に途絶えていた国際交流を埋め合わせるように互いの進捗などを報告しあい、今後の東アジアの生物工学分野での交流を活発にしていくための交流が図られた。

会場となった釜山国際コンベンションセンターBEXCO

Opening ceremonyにて
オンラインで挨拶をされる
秦会長

Breakfast Meeting会場での
KSBB会長のSang Yup Lee先生と
髙木先生(左),青柳先生(右)との交流

懇親会でスピーチをされている青柳先生

大会2日目のBreakfast Meeting会場での写真(敬称略)
前列左から,Hsiu-Wen Chien(National Kaohsiung University of Science and Technology,
BEST招待講演者),I-Son Ng(National Cheng Kung University,BEST招待講演者)
Sang Yup Lee(KAIST,KSBB会長),Chulhwan Park(Kwangwoon University,KSBB会計)
後列左から,Jeong Hyun Seo(Yeungnam University,KSBB国際交流担当)
Hyung Joon Cha(POSTECH,KSBBシンポジウム座長),Jeong-Geol Na(Sogang University,
KSBB庶務),髙木博史(奈良先端大,招待講演者),Jonghoon Choi(Chung-Ang University,KSBB国際交流担当)
青柳秀紀(筑波大,招待講演者),Jen-Huang Huang(National Tsing Hua University,BEST招待講演者).

懇親会にて,円卓を囲んだSBJ,KSBB,BESTの先生方(敬称略)
前列左から,Dong Soo Hwang(POSTECH,KSBB国際交流担当)
吉本敬太郎(東京大学),Jonghoon Choi(Chung-Ang University,KSBB国際交流担当)
青柳秀紀(筑波大学,招待講演者),梅津光央(東北大学,招待講演者)
Seung Pil Pack(Korea University,KSBB国際交流担当)
Jen-Huang Huang(National Tsing Hua University,BEST招待講演者)
後列左から,Hsiu-Wen Chien(National Kaohsiung University of Science and Technology,BEST招待講演者)
Po Ting Chen(Southern Taiwan University of Science and Technology)
I-Son Ng(National Cheng Kung University,BEST招待講演者).
♦関連記事:【国際交流】韓国生物工学会(KSBB)大会参加報告
Published by 支部:関西 on 24 11月 2023
【関西支部】第121回醗酵学懇話会
第121回を迎える醗酵学懇話会ですが、下記の通り対面開催となります。今回は、発酵におけるキープレイヤーとも言える酵母にまつわる3つの話題をご紹介頂きます。また、工場見学および懇親会も下記の通り開催致しますので、多数のご参加をお待ちしております。
- 日時:2024年2月6日(火)13:30~18:30
<講演会>13:30~15:50
<見学会>15:50~16:40(工場見学は限定15名事前予約、酒造資料館<自由見学>)
<懇親会>17:00~18:30
- 会場:白鶴酒造株式会社(〒658-0041 兵庫県神戸市東灘区住吉南町 4-5-5)5階 会議室
- プログラム:
13:00~ 受付
13:30~13:35 開式の辞………東 雅之(関西支部支部長・大阪公立大学工学研究科)13:35~14:15
「出芽酵母のアミノ酸代謝による細胞寿命制御」
………西村 明 (奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構 発酵科学研究室)
近年、アミノ酸はタンパク質の構成成分のみならず、それ自体に多彩な生理機能があることが知られてきた。特に、プロリンやシステイン誘導体(システインポリスルフィド)は他のアミノ酸と比較して様々な生理機能を有しており、細胞の恒常性維持に極めて重要である。細胞の恒常性の破綻は寿命・老化を引き起こすことから、これらのアミノ酸は寿命・老化を制御していると示唆されている。これまでに、演者はプロリンの酸化分解系がミトコンドリアのエネルギー代謝の維持に関与し、酵母の経時寿命を制御していることを発見した。また、システインポリスルフィドが小胞体内のタンパク質品質管理機構に関与し、経時寿命の制御に関与していることも見出した。本講演では、プロリンやシステインポリスルフィドによる寿命制御の最新の知見を紹介すると共に、その生理的意義や応用展開に関しても議論したい。14:15~14:55
「酵母に学ぶ健康長寿」
………水沼 正樹 (広島大学大学院 統合生命科学研究科 生物工学プログラム 健康長寿学研究室)
近年、栄養状態や腸内細菌叢などの環境因子が原因で生じた特定の代謝物が、広範な細胞機能(分化・増殖・生存など)のシグナル分子として機能する例が見出された。メチオニン代謝は、メチル基供与体として知られるS-アデノシルメチオニンの産生を行うなど生命活動において極めて重要な代謝経路である。我々は、出芽酵母を用いてメチオニン代謝系酵素のS-アデノシルホモシステイン(SAH)加水分解酵素における変異株(sah1変異株)を取得した。酵母sah1変異株は顕著に寿命が短く、テロメア長が短縮するなど老化の特徴を有していた。そこで、sah1変異株の短命を抑圧する変異株をスクリーニングし、長寿変異株を取得した(SSG1と命名)。SSG1変異株の解析から、SAHが寿命制御のシグナル分子として振舞うという代謝物の新機能を発見した。本懇話会では、酵母で明らかになった健康長寿のヒントについて私たちの研究を例に紹介したい。14:55~15:05 休憩
15:05~15:45
「Bafilomycin A1耐性株の高発酵性と清酒醪ストレスへの適応」
………中瀬 舞(白鶴酒造株式会社 研究室)
清酒醪は、発酵初期には高糖・低pH・低温・低窒素源ストレス、発酵後期には高エタノールストレス環境となり、清酒酵母はこのような様々な環境変化によるストレスに晒されながらアルコール発酵を行っている。この醪環境ストレスへの応答については未だ不明な点が多いが、健全な発酵は高品質の清酒製造には重要である。これまでに我々は、液胞膜V-ATPaseの活性阻害剤Bafilomycin A1(Baf)の耐性株は高発酵性を示すことを見出した。清酒酵母はエタノール発酵を行う際に細胞内ATPを多く生産するが、過剰なATPは解糖系を負に制御する。そこで我々は、細胞内ATPをより多く消費させるために液胞膜V-ATPaseに着目した。Baf耐性株は、細胞内ATP量の減少・糖取り込み活性の向上・エタノール生産性の向上が観察された。さらに、醪末期の生菌率も顕著に高いことが明らかとなった。今回明らかとなったBaf耐性株の特徴から、清酒醪ストレスへの適応と酵母の寿命延伸について考察したい。
15:45~15:50 閉会の辞………蓮沼 誠久(関西支部副支部長・神戸大学先端バイオ工学研究センター)
15:50~16:40 見学会(工場見学〈事前予約者〉、酒造資料館〈自由見学〉)
*工場見学には、上下ツナギの衛生服(スカートは非対応)と衛生帽とマスクの着用、衛生靴履き替えが必要です。
*酒造資料館の館内ショップは 16:30 閉店となります。
17:00~18:30 懇親会(講演会と同会場)
*講演会閉会後は懇親会会場準備の都合上、一時退室をお願いする予定です。
- 定員: 60名 (工場見学会は15名)
- 参加費:一般 1,000円(税込),学生:無料(当日講演会会場受付にてお支払いください)
- 懇親会会費:一般 2,000円(税込),学生:1,000円(税込)(当日講演会会場受付にてお支払いください)
- 申込み方法:
以下のWebフォームよりお申し込み下さい。定員に達したため受付を終了しました。
- 申込み締切日:2024年1月18日(木)正午(定員に達し次第、締め切らせて頂きます。)
- 問合せ先:
日本生物工学会 関西支部
企画副委員長 窪寺隆文 E-mail
会場へのアクセス
JR住吉駅からタクシーで10分以内(徒歩約20数分)
阪神御影駅から徒歩約15分
阪神住吉駅から徒歩約10分

Published by 若手会 on 24 11月 2023
【研究部会】2024年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024
おかげ様で盛会のうちに無事終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
生物工学若手研究者の集い (若手会) のセミナーは、生物工学の様々な分野の若手研究者および学生の相互交流を目的に、1967年より実施されてきた伝統ある会です。新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年度より3年に渡りオンサイトでの開催を中止せざるを得ない状況でしたが、オンラインで開催するなど若手会の活動を完全に休止することはありませんでした。そして2023年度には富山県砺波青少年自然の家にて4年ぶりにオンサイトで夏のセミナーを開催することができました。コロナ禍の余韻が残る中でも若手研究者たちの研究への熱意は留まるところを知らず、白熱した議論が時間いっぱいに繰り広げられました。
さて、2024年度の夏のセミナーは北海道 富良野市にて開催いたします。開催地にちなみまして、北海道にゆかりのある先生方にご講演いただく予定です。昨年度に引き続き参加者全員が主体的に発表し交流するイベントを企画しております。また、今回は博士課程の学生にも実行委員に参画してもらい、学生が主体となり企画・運営するプログラムも計画しております。参加者の皆様が1泊2日での熱い議論を交わし、深い交流を結べるよう準備を進めております。北海道の地で若手研究者同士の交流・知見を深め、普段の研究に新しい風を吹き込む機会となれば幸いです。実行委員一同、多数の若手研究者の参加を心よりお待ちしております。
初日の夜には懇親会も企画しております。初参加の方も、毎年楽しみにしてくださっている方も、楽しく交流できるように準備を進めておりますので、ぜひこちらにもご参加ください。なお、開催時期はラベンダー畑が見頃となっております。お越しの際は周辺観光もお楽しみいただけますと幸いです。
-ウェルカムイベントについて(3/20追記)-
本会合前にウェルカム企画として、富良野市近郊のワイナリー見学を企画しております(午前10時ごろに富良野駅出発予定)。参加希望の方はセミナー参加登録の際に入力してください(申込先着40名限定、別途参加費が必要となります
*定員となりましたので締め切らせていただきます。
開催概要
- 日時:2024年7月13日(土)12:30~ 7月14日(日)13:45
- 会場:ハイランドふらの(〒076-0036 北海道富良野市島ノ下)
アクセス情報はこちら *2024年4月2日 修正
*旭川空港、新千歳空港(注)およびJR富良野駅より送迎バスを用意する予定です(13日: 旭川空港9:50発、新千歳空港10:00発、JR富良野駅12:00発。14日: 会場14:00発, JR富良野駅14:20着, 旭川空港15:20着予定、交通機関のダイヤなどにより変更になる可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。)。希望される方は参加登録の際に入力してください。
((注):新千歳空港からの送迎バスは13日の往路のみ、完全予約制、有料(5000円)となります。10時に出発するため、9:30までに到着する飛行機を利用ください。) - 発表形式:ポスター発表
*ポスターはA0サイズ(841×1189 mm)でご用意ください(幅900 mm以上のものは貼り付けできませんので、ご注意ください)。
>>発表要旨テンプレートはこちら<<
- 定員:80名(予定、定員になり次第締め切らせていただきます。)
- 参加費:一般:13,000円(税込)(セミナー参加費7,000円,宿泊費4,000円,食費(夕・朝食)・懇親会費2,000円)
学生: 6,000円(税込)(セミナー参加費3,000円,宿泊費2,000円,食費(夕・朝食)・懇親会費1,000円)
(ただし、新潟県、富山県、石川県、福井県から参加される学生の方は参加費3,000円(税込)(会費3,000円、宿泊費・食費・懇親会費無料)といたします。)
- プログラム:
1日目
12:00 受付開始
12:30~12:40 開会挨拶・諸注意
12:40~13:20 企業セミナー①(株式会社島津製作所、千代田化工建設株式会社)
13:20~13:30 休憩(10分)
13:30~14:20 小菅先生 ご講演
14:20~14:30 休憩(10分)
14:30~14:55 中井先生 ご講演
14:55~15:20 鯉江先生 ご講演
15:20~15:40 休憩(20分)
15:40~17:10 ポスター(奇数45分、偶数45分)
17:10~19:00 チェックイン・入浴・夕食
19:00~ 表彰式・懇親会、坂巻先生 ご講演
2日目
9:30~10:50 委員会企画
10:50~11:00 休憩(10分)
11:00~11:40 企業セミナー②(三洋貿易株式会社、株式会社テクノスルガ・ラボ)
11:40~11:50 休憩(10分)
11:50~13:10 学生企画
13:15~13:45 閉会式・写真撮影
14:00 バス出発
- 講演予定 (敬称略):
特別講演 小菅 正夫 (旭川市旭山動物園 前園長/北海道大学客員教授/札幌市環境局参与 (円山動物園担当)
「動物たちと歩んだ復活への道 ―「個性」を活かしたイノベーション―」
招待講演 中井 亮佑 (産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
「雪と氷の世界に生きる微生物たちの謎に迫る -南極・北極・高山での経験から-」
招待講演 鯉江 弘一朗 (サッポロビール株式会社 原料開発研究所)
「ビール会社の育種家が語る、作物および天然素材としてのホップのおもしろさ」
招待講演 坂巻紀久雄 (Maltheads 店主/ビアジャーナリスト/ビア検1級)
「クラフトビールの大地、北海道」
- 申込方法:以下のリンクより登録をお願いいたします。 定員になり次第締め切らせていただきます。
一般講演を希望される方は、参加登録の後に演題登録をお願いいたします。
参加登録〆切: 4月30日、演題登録〆切:5月7日
*参加登録・演題登録ともに締め切らせていただきました。
>>参加登録<< >>演題登録<<
*観光シーズンの最盛期であり混雑が予想されるため、申し込みされましたら交通機関・前後泊などを早めに手配ください。
(ENG)
The participation registration is closed because the maximum number of participants has been reached.
We will hold summer seminar in Furano, Hokkaido, Japan on July 13th-14th. The presentations in English are welcome for both international students and domestic students. Besides, we will hold a reception on July 13th night. We hope your join!
-Event before the conference-
Before the conference, we plan to visit winery in the suburbs of Furano city (depart from Furano Sta. at 10:00AM). Please fill out the form during resistratin if you would like to join (limited to the first 40 people, in addition to the conference resistration fee, a visit fee is required).
*The registration is now closed.
- Date: July 13th 12 P.M.-14th 1:45 P.M., 2024
- Venue: Highland Furano, Furano, Japan
Click here for access (Japanese)
*A courtesy bus will be provided from Asahikawa Airpot, New Chitose Airport, and JR Furano Station (it will depart from Asahikawa Airport, New Chitose Airport, and JR Furano Station at 9:50 AM, 10:00 AM, and 12:00, respectively, July 13th. On July 14th, a courtesy bus will depart from the venue at 14:00, and will arrive at JR Furano Station and Asahikawa Airport at 14:20 and 15:20, respectively.). If you would like to take the bus, please fill out the form during registration.
*The courtesy bus between New Chitose Airport and the venue will be available only to the venue (no courtesy bus will be available from the venue to New Chitose Airport on July 14th). You must reserve the bus if you would like to take it. Additional fee (5,000 yen) is required to take the bus.
- Presentation Style: Poster
*Posters must be A0 size (if you make bigger poster, you may not paste on the board).
>>Click here to download the abstract template<<
- Number of participants: 80 (tentative, we will stop accepting applications once the limit is reached.)
- Registration fee: General…13,000 yen (tax included) (Participation fee: 7,000 yen; Accommodation fee: 5,000 yen; Dinner, breakfast, and reception fee: 2,000 yen)
Student…6,000 yen (tax included) (Participation fee: 3,000 yen; Accommodation fee: 2,000 yen; Dinner, breakfast, and reception fee: 1,000 yen)
*For students from Fukushima, the participation fee will be 3,000 yen (tax included) (3,000 yen for the participation fee, no charge for accommodation, dinner, breakfast and reception).
- Registration: Please register from “Participation Registration”. If you register to give a poster presentation, please also register from “Abstract Registration”. Deadlines for participation registration and abstract registration are April 30th and May 7th, respectively. We will stop accepting applications once the limit is reached.
*The participation registration and abstract registration are now closed.
>>Participation Registration<<
>>Abstract Registration<<
*Please book flight tickets, hotel for staying the night before and after, and so on early because Furano is crowded with travelers in July.
若手会夏のセミナー 2024実行委員 (五十音順)
生田 宗一郎
一色 理乃(産総研・生物プロセス)
扇谷 昌宏(旭川医大・医・解剖)
菊川 寛史(北大・工・応用化学)
黒田 恭平(産総研・生物プロセス)
兒島 孝明(名城大・農・生物資源)
佐藤 康史(旭川医大・先進医工学研究センター 実行委員長)
鈴木 琢磨(大阪大・生物工学国際交流センター)
高野 力 (北大・工・環境循環)
辻 雅晴(旭川高専・物質化学工学)
蜂須賀 真一(北大・工・応用化学)
堀之内 貴明(産総研・人工知能)
(学生実行委員)
小坂 唯心(京都大・農・D2)
篠田 あかり(九州大・生物資源・D3)
橋本 真悟(岡山大・医歯薬・D3)
村山 拳午(山梨大・医工農・D4)
山田 あずさ(九州大・生物資源・D3)
問合せ先:
夏のセミナー2024実行委員会 E-mail:
協賛のお願い
生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2024実行委員会では協賛企業を募集しております。
Published by 若手会 on 17 11月 2023
【開催報告】第75回日本生物工学会大会「博士人材のためのキャリアパスシンポジウム」
2023年9月4日(月)に若手会の主催で、『博士人材のためのキャリアパスシンポジウム』を開催しました。
若手研究者の日々の悩みを赤裸々に語っていただいたり、
その悩みに対する解決策に関する質問が多く出ました。
キャリアを考える上で、参考になれば幸いです。
最後にシンポジストの皆様と写真撮影しました。
お忙しい中お話しくださり、誠にありがとうございました。青木会長が来られなくて残念です!

Published by 支部:中部 on 14 11月 2023
中部支部 – 2023年度事業
年次大会
- 第75回日本生物工学会大会(2023)
会期:2023年9月3日(日)~5日(火)
会場:名古屋大学東山キャンパス
主催行事
- 国際交流シンポジウム「CIS-BIO 2023」
開催日:2023年9月6日(水)~8日(金)
会場:トヨタ白川郷自然學校 催事ホール・研修室
- 2023年度中部支部例会
日時:2024年1月23日(火) 13:00~17:00
会場:名古屋大学 オークマ工作機械工学館・オークマホール
後援行事
- パンシンポジウム2023
日時:令和5年9月19日(火曜日)9:00~18:00
会場:みんなの森 ぎふメディアコスモス
これまでの活動
- 2025年度
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
Published by 支部:九州 on 14 11月 2023
九州支部-2023年度事業
主催行事
- 2023年度 市民フォーラム「日本のひなた 宮崎発!:バイオ産業の最前線」
日時:2023年11月11日(土)13:30~16:30
会場:宮崎市民プラザ4F ギャラリー2 (〒880-0001 宮崎市役所隣 宮崎市橘通西1-1-2 )
- 第29回九州支部 福岡大会(2023)・創立30周年記念講演会・祝賀会
日時:
<記念講演会>2023年12月2日(土)14:00~17:05
<祝賀会>2023年12月2日(土)18:00~20:00
<支部大会>2023年12月3日(日)9:30~16:30
場所:
<記念講演会・支部大会>
九州大学 病院キャンパス コラボステーションIおよび総合研究棟
(福岡市東区馬出3丁目1番1号)
<祝賀会>
福岡リーセントホテル 2階レインボーホール
(福岡市東区箱崎2丁目52番1号)
これまでの活動
- 2025年度
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
- 2005年度
Published by 学会事務局 on 08 11月 2023
《更新しました!》">【年次大会】第76回日本生物工学会大会(2024)協賛企業募集中!《更新しました!》
第76回日本生物工学会大会(2024年9月8~10日、東京工業大学大岡山キャンパス)実行委員会では、協賛企業を募集しています。大会でのランチョンセミナー、附設展示会、プログラム・要旨集広告を活用した情報の発信および交換につきまして是非ともご検討いただくとともにご支援をご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、ランチョンセミナー、展示運営および広告業務に関しては、代理店に委託しております。
本大会でのランチョンセミナー協賛を希望される方は、ランチョンセミナー申込書に必要事項をご記入の上、e-mail にて下記宛までお送り下さい。
問合せ・申込み先
株式会社エー・イー企画 日本生物工学会大会展示会係
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館4F
E-mail:
TEL: 03-3230-2744
♦URL:第76回日本生物工学会大会(2024)「企業協賛案内」サイト
Published by 学会事務局 on 07 11月 2023
【事務局より】本会のインボイス制度対応についてのお知らせ
お取引様各位
公益社団法人 日本生物工学会
平素より当学会にご支援、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
さて、2023年10月1日より適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されました。
これに伴い、当法人は「課税業者」として登録をしておりますので、適格請求書発行事業者登録番号を通知致します。
- 登録番号 T4120905003123
- 名称 公益社団法人 日本生物工学会
- 本件についての問い合わせ先
公益社団法人 日本生物工学会
事務局会計担当 続(ツヅキ)
〒565-0871
吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内
TEL: 06-6876-2731
E-mail:
Published by 支部:関西 on 06 11月 2023
【関西支部】2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップ-グローカルに活躍する関西地域企業の魅力に迫る!-
2023年度関西地域企業・公設試と若手研究者/学生の交流ワークショップは、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。⇒開催報告はこちら
関西地域企業と公設試験研究機関の研究・開発業務内容をご講演頂き、地域のみならず国内外の産業を支えるコア技術や独自の魅力を産学官の若手研究者/学生の方々に広く知っていただくことを目的としています。また、これから就職を考える学生さんには、これら企業・研究機関の情報に触れ、働き方とやりがいの多様性を知る機会になるはずです。また、企業・公設試交流会の場を通して、学会などでは難しい企業・研究機関の方との交流を深めていただければと考えております。
- 日時:2023年12月4日(月) 13:00~17:15
- 開催場所:京都市産業技術研究所 2階 ホール
- プログラム、機関の概要、または講演内容:
13:00 開会の辞
13:05 【公設試験研究機関の業務の紹介】(各10分)
(地独)大阪産業技術研究所
(森之宮センター 生物・生活材料研究部)山内 朝夫
奈良県産業振興総合センター
(産業技術研究部 バイオ・食品グループ)大橋 正孝
(地独)京都市産業技術研究所
(研究室)山本 佳宏
13:35 【国立研究機関の紹介】(20分)
(国研)産業技術総合研究所
(生命工学領域 副領域長)千葉 靖典
研究所の簡単な案内:産総研は国を代表する “日本最大×最先端”の国の研究所です。本会では、社会課題解決に繋がる近年の生命工学領域の研究開発の成果を紹介させていただきます。
13:55 【企業の事業の紹介】(各20分)
ゲオール化学株式会社
(製品開発研究部 執行役員 部長 博士(農学))森村 佳司
1957年の創業以来、独自の化粧品開発に取り組んできました。当日はキノコの無菌培養による独自の化粧品原料開発について、ご紹介します。
株式会社フィールドアンドデバイス
(代表取締役 博士(薬学))土佐 秀樹
Health & Beauty Careをテーマにした処方構築からパッケージデザインまで、商品開発のトータルサポート事業を行っています。商品化事例とともに、当社の仕事内容をご紹介します。
佐々木酒造株式会社
(代表取締役)佐々木 晃
1893年創業。京都産米と京都市産技研開発の酵母を使い、京料理に合う京の酒として酒造りをしています。イベントや酒蔵ツーリズム事業などを通じ、日本酒の素晴らしさを広く伝える取り組みを行っています。
ナカライテスク株式会社
(本社営業部)田淵 都花
当社は、大学の研究室や企業の研究部門等で分析や試験を行う際に使用される試薬や周辺機器を扱うメーカー兼商社です。
15:15 休憩(会場設営)
15:25 【企業交流会】グループディスカッション
17:15 閉会
- 申込方法:氏名、所属、連絡先(TEL、E-mail)、一般・学生の別、会員・非会員の別、紹介者(非会員の場合のみ)を明記して、こちらのフォームよりお申し込みください。
- 定員:40名
- 参加費:無料
- 申込締切:2023年11月30日(木)(※ただし定員に達し次第締め切らせていただきます。)
- 問合せ先:
日本生物工学会関西支部企画委員
佐藤 喬章(京都大学)
TEL. 075-383-2773
E-mail:
Published by 学会事務局 on 26 10月 2023
【JBB】査読履歴とORCIDの連携について (Peer review recognition services in EM)
Editorial Managerには査読履歴をORCIDに連携する機能 (Peer review recognition services in EM)が実装されています。Editorial ManagerのユーザーアカウントにORCID iDを登録の上、ORCIDとのデータ連携に同意すると、Journal of Bioscience andBioengineering (JBB) で査読をした履歴がORCIDの業績リストに表示されます。表示されるデータはジャーナル名、出版社、出版年等で、具体的な論文名は開示されません。ORCIDと連携するか否かは審査員自身が論文毎に選択可能です。
- Recognition innovation: enabling peer review activity integration with ORCID (Elsevier)
https://beta.elsevier.com/connect/recognition-innovation-enabling-peer-review-activity-integration-with-orcid?trial=true
- 参考:KAKEN-研究者をさがす-ORCID連携
https://support.nii.ac.jp/ja/kaken/orcid
Published by 学会事務局 on 26 10月 2023
【和文誌】国立国会図書館デジタルコレクションへの追加収録について(生物工学会誌 第94巻第4号~第98巻第7号)
国立国会図書館デジタルコレクションに生物工学会誌第94巻第4号~第98巻第7号が追加収録され、広く一般に公開されました。第98巻第8号~第98巻第12号についても順次収録される予定です。
Published by 学会事務局 on 25 10月 2023
【随縁随意】高次の価値創造に向けて自己を開く– 安原 貴臣
生物生物工学会誌 第101巻 第10号
安原 貴臣
私が企業に入社した1991年当時、多くの消費財メーカーでは自社の保有するリソースをベースにした自前でのモノづくりが主流であったように思う。その後、新興国を中心とする人口増や情報化技術の普及による世界同時成長に伴い、化石資源依存経済が拡張を続けた結果、世界が持続可能な開発目標(SDGs)や、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた各国目標を定めたパリ協定などの国際合意に繋がっていることは周知のとおりである。特にSDGsにおいては、「誰一人取り残さない」との決意のもと、欧米を中心に新たな持続可能な経済活動パラダイムの主導権を握ろうと法令・規制の整備や産官学一体での技術プラットフォーム開発競争が急速に進んでいる。さらには、コロナ禍やウクライナ問題で露呈した地経学的リスクは化石資源脱却と資源自律の両立など、各国に強靭で持続可能な循環経済戦略を再考させている。こうして産業界は今、不確実な未来と経験のない事業環境の大きな変曲点を迎え、未来社会に受容、歓迎される事業への転換や再構築を迫られている。
こうした壮大な社会共通課題に対しては、産官学からの英知を総動員した質の高い技術開発と実証サイクルに加え、それらを国民理解と新制度の設計・発動を通して社会の行動変容にまで繋げる必要がある。すでに欧米では、ハード、ソフト面での総合知を結集する政策や積極投資が進められている。日本でもこの課題解決にはバイオの果たす役割はきわめて大きいとされ、「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会の実現」を掲げたバイオ戦略が2019年に策定された。本戦略は、世界環境の変化に伴い、毎年見直しが図られつつ、政府主導で産官学の共創での課題解決を誘導する施策が積極的に進められている。
一方で、「日本は技術で勝ってビジネスで負ける」との声や、社会変革に伴うルール形成において欧米の後塵を拝しているとの声を耳にする。この原因として、日本のビジネスモデル面での劣後が指摘されているが、その真因はどこにあるのだろうか? 2018年に実施された理事、代議員を対象とした生物工学会への参画目的と要望に関するアンケート(https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9711/9711_sangaku_survey.pdf)によると、学術界では成果発表と育成を目的とする意見が多い一方、産業界では成果発表と研究・情報発信に加え、ネットワークや有用技術・情報獲得が期待され、後者において不満足の意見が目立った。また、全体的に産官学が議論できる企画の充実を期待する声も多かった。こうした意見と現状から、産業界には連携・共創の意識はあるが、どう連携・共創するかの様子見、慎重な姿勢が感じられた。この背景には、日本の製造業が基本的に閉鎖的な枠組みでの生産で富を築けてきたこと、長期安定雇用もあり事業に必要な技術を内製化できたこと、および、業界ごとに優良な競合企業が複数共存する競争環境の歴史が関係しているかもしれない。いずれにしても、研究力や国際競争力の低下が指摘されているが、長きにわたって積み上げてきたナレッジと実直で連帯の精神が本国民の根底にあると信じており、個々の躊躇の先にある一歩が未来社会への競争優位なトランスフォーメーションと国力の復活に繋がると期待している。
近年、フードテック関連の研究会が複数立ち上げられ、そこにはITやエンターテイメント業界などに加え、多くのベンチャー企業も参画し、産官学の分野・業界を超えてバイオを起点としたSociety 5.0社会の高次の実現に繋がる共創議論が繰り広げられていると聞く。産も官も学も皆、持続可能なより良い未来社会の実現のために共存する公器である。それぞれの個人、組織、企業の存続と繁栄が大前提との相互理解の上、より多くの幅広い技術者が構想を恐れず掲げ、気付きや共感と連帯を生み、社会課題を解決する高次の競争価値を創造できる場として、100年の歴史を刻んだ今後の日本生物工学会の役割と繁栄を共に楽しみたい。
著者紹介 アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社(社長付、担当部長(OI担当))
Published by 学会事務局 on 25 10月 2023
生物工学会誌 – 101巻10号
タイトルをクリックすると該当記事のPDFを閲覧することができます。
主要記事については、J-STAGEへのリンクとなっております。
- 巻頭言“随縁随意”
- 高次の価値創造に向けて自己を開く
…安原 貴臣…( 519 )⇒
- 高次の価値創造に向けて自己を開く
- 特集 酵母という生き物~生態学的ふるまいとその多様性の理解に向けて~
- 特集によせて
…清家 泰介・渡辺 大輔…( 520 )
- ショウジョウバエ体内における酵母の多様性と生態
…清家 泰介…( 521 )
- 分裂酵母の性分化制御機構―遺伝学的スクリーニングを使って―
…大坪 瑶子・山下 朗…( 524 )
- 酵母の分裂様式の多様性・可塑性について
…栗田 岳歩・五島 剛太…( 528 )
- 森林に潜む酵母
…遠藤 力也…( 531 )
- 南極に住む酵母の多様性と極限環境への適応能
…辻 雅晴・工藤 栄…( 535 )
- 伝統的発酵食品における酵母のふるまいを追究する
…渡辺 大輔…( 540 )
- 特集によせて
- 続・生物工学基礎講座―バイオよもやま話―《分析機器特別編》
- バイオ研究ツール・アーカイブ/今しか聞けない話
…岩瀬 壽…( 543 )
- バイオ研究ツール・アーカイブ/今しか聞けない話
- バイオミディア
- なぜ未だ細胞がつくれないのか?
…市橋 伯一…( 549 )
- 細胞に触る顕微鏡技術
…猪瀬 朋子…( 550 )
- あなたの身近にいる細菌はどんな“大きさ”?
…中川 香澄…( 551 )
- 網膜に集まるカロテノイド
…北風 智也…( 552 )
- 食物残渣をプレバイオティクス食品に加工してSDGsに貢献
…外谷 英嗣…( 553 )
- たったひとつの遺伝子の発現でかすみを食べる細菌に
…永田 裕二…( 554 )
- なぜ未だ細胞がつくれないのか?
- バイオ系のキャリアデザイン(就職支援OG・OBインタビュー編)
- Interview 1
…河原 正浩…( 556 )
- Interview 1
- 談話室
- 大阪万博のタイム・カプセルと微生物
…中濱 一雄…( 558 )
- 大阪万博のタイム・カプセルと微生物
- Branch Spirit
- 九州支部:九州工業大学 情報工学部 共通・共用機器の紹介
…森本 雄祐…( 560 )
- 九州支部:九州工業大学 情報工学部 共通・共用機器の紹介
今月のJournal of Bioscience and Bioengineering…( 562 )
バイオインフォメーション…( 563 )
- 支部だより
西日本支部「2023年度学生賞候補者推薦募集」…( 564 )⇒
関西支部「関西支部学生優秀賞応募のお願い」…( 565 )⇒
- 事務局より
役員・和文誌編集委員
※PDFファイルをご利用いただくためにはAcrobat Reader(無料)が必要となります。ダウンロードはこちらから。
Published by 支部:九州 on 18 10月 2023
第29回日本生物工学会九州支部福岡大会(2023)プログラム
- 一般講演 C会場(総合研究棟
105室102室変更しました)
午前の部 9:30~11:39|午後の部 13:20~15:03 - 一般講演 D会場(総合研究棟 204/205室)
午前の部 9:30~11:39|午後の部 13:20~14:50
- 学生賞審査講演 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール)
<博士の部>午前 9:30~10:17
<修士の部>午前の部 10:18~11:21|午後の部 13:20~15:11
- 学生賞審査講演 B会場(総合研究棟
102室105室変更しました)
<修士の部>午前の部 9:30~11:37|午後の部 13:20~15:11 - 学生賞授賞式 A会場(コラボステーションI 視聴覚ホール) 16:15~16:30
*******************************************************
♦一般講演プログラム♦
C会場(105室102室変更しました)午前の部 9:30 ~ 11:39
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- C-a01
白麹菌Aspergillus luchuensis mut. kawachiiにおけるβ-xylosidaseの解析
…朱 恩康1,2,平松健太郎3,森 一樹4,奥津果優1,3,吉﨑由美子1,3,髙峯和則1,3,田代康介4,玉置尚徳1,3,○二神泰基1,3(1鹿大・農,2湖南農大,3鹿大院・農林水産,4九大・農)
- C-a02
鰹節カビAspergillus chevalieriの生活環に関する遺伝子の探索
…○平松健太郎1,森 一樹2,門岡千尋3,奥津果優1,吉﨑由美子1,髙峯和則1,田代康介2,玉置尚徳1,二神泰基1(1鹿大院・農林水産,2九大・農,3崇城大・生物生命)
- C-a03
生酛系酒母から分離した乳酸菌のエタノール存在下での増殖特性
…○行武慧音1,澤田和敬2,後藤正利1,小林元太1(1佐賀大院・農,2佐賀県工技セ)
- C-a04
曝気と微生物燃料電池による養豚廃水の処理性能と微生物群集構造の変化
…○長嶺美幸1,Nelly Wira Nurhadi2,Mochammad Wachid3,小林弘明4,飯田和輝4,井上謙吾1(1宮崎大・農,2宮崎大院・農,3宮崎大院・農工,4日本工営株式会社)
- C-a05
海水を用いたメタン菌培養の簡略化
…〇小役丸桜季,前田憲成(九工大・生体工)
- C-a06
黄麴菌における初期エンドソーム動態の細胞生理機能解析
…○幡野若奈,一瀬智美,立花宏文,藤村由紀,竹川 薫,樋口裕次郎,(九大院・生資環)
- C-a07
希少糖5-ケト-D-フルクトースの油脂酵母Lipomyces starkeyiにおける代謝経路の解析
…○野寄裕暉慧1,佐藤里佳子2,高久洋暁2,竹下 圭3,竹川 薫1(1九大院・生資環,2新潟薬科大・応生科,3株式会社伏見製薬所)
- C-a08
分裂酵母におけるGPI-アンカー型アミラーゼホモログの機能解析
…○吉川莉乃1,中北愼一2,樋口裕次郎1,竹川 薫1(1九大院・生資環,2香川大・総合生命セ)
- C-a09
遺伝子組換え微生物を用いた硫酸化ペプチドの合成と精製法の検討
…○池田有輝1,黒木勝久1,榊原陽一1,水光正仁1,Ming-Cheh Liu2(1宮崎大・農,2トレド大・薬)
- C-a10
Citrobacter braakii TB-96株におけるグリセロール存在下での高発現プロモーターの選抜
…○木村武蔵,鮫島 礼,柳瀬卓馬,吉田ナオト,清 啓自(宮崎大・農)
C会場(105室102室変更しました)午後の部(一般講演)13:20~15:03
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- C-p01
光合成細菌のリポ多糖による植物成長促進効果と害虫防除の可能性
…○林 修平1,岩本康成1,岩井蘭子1,山口紗耶香1,古賀 碧2,山田直樹3,牧 孝昭3,山本進二郎1,宮坂 均1(1崇城大・生物生命,2株式会社Ciamo,3株式会社松本微生物研究所)
- C-p02
代謝調節制御機構に基づいた大腸菌のモデリングとカタボライト制御や生合成機構の解析
…○松岡 結1,清水和幸2,3(1水大校,2九工大院・情報工,3慶応大・先端生命)
- C-p03
糖を炭素源とした組換えCupriavidus necatorによる乳酸ベースポリマーの生合成
…○石川鈴恵1,板倉真優2,田中賢二3,田口精一4,松崎弘美 1,2(1熊本県大・環境共生、2熊本県大院・環境共生,3近畿大・産理工,4神戸大院・科技イノベ)
- C-p04
ダンダー(蒸留残液)を利用した黒糖ラム酒醸造における発酵特性
…○天良 葵1,仲里 彬2,Asikin Yonathan1,上地敬子1,平良東紀1(1琉球大院・農,2瑞穂酒造株式会社)
- C-p05
部位特異的変異導入による黒麹菌細胞壁多糖ニゲラン合成への影響
…○平田風子1,水谷 治1,2,平良東紀1,2,上地敬子1,2(1鹿大院・連農,2琉球大・農)
- C-p06
好塩性細菌ハロモナスにおける不揮発性腐敗アミンからのエクトイン生産
…○仲山英樹,三好勝之(長崎大院・水環)
- C-p07
化粧品が皮膚常在菌の短鎖脂肪酸産生に及ぼす影響についてのin vitro解析
…○藤山奈央,北垣浩志(佐賀大・農)
- C-p08
紅麹脂質の腸内細菌に与える影響のin vitro解析
…○平野裕都1,重松佑佳2,深見祐之3,川間祐里奈3,北垣浩志2(1佐賀大・農,2佐賀大院・先進健康科学,3小林製薬株式会社)
D会場(204/205 講義室)午前の部(一般講演)9:30~11:39
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- D-a01
ヘパリン導入ナノファイバーを用いた肝細胞培養における間葉系幹細胞併用の効果
…○安井恵吾1,西田元気2,池上康寛2,堺 祐輔2,井嶋博之2(1九大・工,2九大院・化工)
- D-a02
ナノファイバー多層化創傷被覆材の開発と形態制御に基づいた最適化
…○茶堂直志1,隈元紘輝2,吴 卓盈2,池上康寛2,堺 裕輔2,井嶋博之2(1九大・工,2九大院・化工)
- D-a03
味刺激によって放出される神経伝達物質の探索
…○北野沙樹1,髙橋奈々2,大坪義孝3,越村匡博4,山崎隆志4(1佐世保高専・専攻科,2九工大院,3九工大,4佐世保高専・物質工)
- D-a04
細菌性毒素を活用したアジュバントの構築と機能性評価
…○村田亜未1,里 圭太1,福島洋司1,玉城志博2,新川 武2,宮田 健1(1鹿大院・農水,2琉球大・熱生圏)
- D-a05
タンパク質システインSSH化酵素の発現誘導食品成分の探索
…○日恵井由依,黒木勝久,永濵清子,榊原陽一(宮崎大・農・応生科)
- D-a06
タンパク質言語モデルにより推定された糖質加水分解酵素の発現・精製と性質解明
…○屋嘉優花,岡 拓ニ,平 大輔(崇城大・生物生命)
- D-a07
エンカプスリンナノ粒子を利用した異種発現タンパク質のアフィニティクロマトグラフィに依らない精製
…○森田琉正,隈元詩織,平 大輔(崇城大・生物生命)
- D-a08
カイズカイブキの精油と応用
…○郭 真愛1,大山莉輝1,山口浩暉1,劉 暁輝1,佐藤崇雄2,長濱一弘1(1崇城大・応微工,2熊本県産業技術セ)
- D-a09
コクゾウムシの生態調査
…○古賀汐莉,劉 暁輝,長濱一弘(崇城大院・工)
- D-a10
タケノコ発酵食品の開発
…○川上留奈1,中村文香1,劉 暁輝1,佐藤崇雄2,長濱一弘1(1崇城大・応微工,2熊本県産業技術セ)
D会場(204/205 講義室)午後の部(一般講演)13:20~14:50
(講演時間12分:発表10分、討論2分+交代1分)
- D-p01
Characterization of recombinant domains of novel bacteriolysins produced by Weissella minor COM
…○Ta Hoang Trang Thy, Naito Atsuki, Nomiyama Taisei, Nagano Yuka, Koyama Eri, Phan Thien Hoang, Nakayama Jiro, Zendo Takeshi(Fac. Agri., Kyushu Univ.)
- D-p02
Pseudomonas sp. LLC-1株によるα-トルイル酸およびその誘導体の分解経路をコードする遺伝子群の機能解析
…○稲吉秀次朗1,福吉晃大1,榎木翔也2,廣瀬 遵1,2(1宮崎大院・工,2宮崎大・工)
- D-p03
dCas9を用いた代謝トグルスイッチの構築
…○小野正幹,永田優道,相馬悠希,濱田浩幸,花井泰三(九大院・農) - D-p04
微生物バイオプロダクションのための人工遺伝子回路の再構築
…○中田匠哉1,濱田浩幸2,花井泰三2,相馬悠希2(1九大・農,2九大院・農)
- D-p05
微生物間の代謝物相互供与に着目した新たな酵素進化工学手法の開発
…○相馬 凜1,濱田浩幸2,花井泰三2,相馬悠希2(1九大・農,2九大院・農)
- D-p06
高感度NADPHセンサー構築のための高活性SoxRの取得
…○笠 皓恵,濱田浩幸,相馬悠希,花井泰三(九大院・農)
- D-p07
Meyerozyma属酵母のペントース発酵特性評価
…浜口愛勇生,○原田利樹,田口久貴,笹野 佑(崇城大・生物生命)
♦学生賞審査講演プログラム♦
A会場(視聴覚ホール)午前の部(学生賞審査講演)9:30~10:17
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【博士の部】
- A-a01D
始原生殖細胞におけるゲノム操作による抗体生産トランスジェニックニワトリの作出
…○金子悠哉1,河邉佳典1,西島謙一2,上平正道1(1九大院・工,2名大院・生命農学)
- A-a02D
優占なヒト毛髪細菌によるin vitroケラチノサイト内毛髪健康関連遺伝子の発現制御の解明
…○山田あずさ1,渡辺康太2,大城麦人1,片倉喜範1,酒井謙二1,田代幸寛1(1九大院・生資環,2東農大・応用生物)
- A-a03D
分裂酵母vps3844遺伝子の機能未知ドメインは液胞タンパク質輸送に重要である
…○稲川智章,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・生資環)
A会場(視聴覚ホール)午前の部(学生賞審査講演)10:18~11:21
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- A-a04M
複合型糖鎖を資化するBarnesiella属腸内細菌の解析
…○土井佳奈子,中山二郎,樋口裕次郎,竹川 薫(九大院・生資環) - A-a05M
プラズマ照射による酵母培養への影響
…○馬場星樹朗1,越村匡博2,山崎隆志2(1佐世保高専・専攻科,2佐世保高専・物質工)
- A-a06M
複合微生物工学アプローチによるバイオプロセス制御:メタ発酵の微生物群集における種レベルの代謝解析法の開発
…○梶本寛太,石津満興,古閑友紀,濱田浩幸,大城麦人,田代幸寛(九大院・生資環)
- A-a07M
紅麹菌Monascus pilosusの生物機能活性を示す新規二次代謝産物の探索と同定
…○古瀬結萌1,川添嘉徳2,後藤正利1,小林元太1(1佐大院・農,2佐賀大・先進健康)
A会場(視聴覚ホール)午後の部(学生賞審査講演)13:20~15:11
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- A-p01M
ケール摂取が腸内細菌叢を介して慢性便秘症に及ぼす影響の解析
…○松崎渓作1,江崎 充2,木村勇祐2,伊原 栄吉2,中山二郎1(1九大院・農,2九大院・医) - A-p02M
カプセルの内部構造が内包する微生物に及ぼす影響の調査
…○岩元隆人,小原咲紀,吉田昌弘,武井孝行(鹿大院・理工)
- A-p03M
炭素源制御によるLactococcus cremorisの寿命延伸
…○東郷 舜1,小田遼史1,藤野泰寛1,森 一樹1,岩本武夫2,廣政恭明1,土居克実1(1九大院・生資環,2慈恵医大)
- A-p04M
麴の水溶性成分が皮膚細菌叢に与える影響のin vitro解析
…○森口ちひろ1,北垣浩志1,中野弘基2,中野雄揮2,中野敏朗2(1佐賀大院・先進健康,2株式会社インパクト)
- A-p05M
Lactiplantibacillus plantarum PUK6が生産する多成分バクテリオシンの生合成機構
…○松田明香里1,吉原真希2,河原あい2,善藤威史3,松崎弘美1,2(1熊本県大院・環境共生,2熊本県大・環境共生,3九大院・農)
- A-p06M
Aspergillus fumigatusの真菌型ガラクトマンナン生合成に関わるα-1,2-マンノース転移酵素遺伝子の破壊による菌糸成長抑制を抑圧する変異株の解析
…○岸田凜太郎1,門岡千尋1,田中 大2,平 大輔1,岡 拓二1(1崇城大院・工,2東北医薬大・薬)
- A-p07M
変異導入LuxRによる人工Luxシステムの動作安定性向上の試み
…○朝田捺暉,濱田浩幸,花井泰三,相馬悠希(九大院・農)
B会場(102室105室変更しました)午前の部(学生賞審査講演)9:30〜11:37
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- B-a01M
下水汚泥への光照射と振盪速度の変更による細菌叢プロファイルの変化
…○入口俊介,前田憲成(九工大院・生体工)
- B-a02M
微生物菌叢との共培養特異的な白麹菌の二次代謝生産能
…○前田 空1,永野幸生2,Myat Htoo San2,二神泰基3,小林元太1,後藤正利1(1佐賀大院・農,2佐賀大・総合分析セ,3鹿大院・農林水産)
- B-a03M
黄麹菌生細胞におけるβ-tubulin mRNAの動態解析
…○川富渓舟,守田湧貴,竹川 薫,樋口裕次郎(九大院・農)
- B-a04M
乳酸菌由来バクテリオシン分泌生産系の大腸菌での再構築
…○小山恵璃,竹内愛子,廣段潤一郎,中山二郎,善藤 威史(九大院・農)
- B-a05M
発酵微生物を低次分類群レベルで計数する平板培地
…○鈴木真太朗,田代幸寛,大城麦人(九大院・農)
- B-a06M
汲み水由来のミネラルが焼酎もろみに与える影響
…○先間晴紀1,小橋有輝2,吉﨑由美子2,3,二神泰基2,3,玉置尚徳2,3,髙峯和則2,3(1鹿大院・農林水産,2鹿大院・連農,3鹿大・農)
- B-a07M
Klebsiella属細菌による嫌気性ピレン分解経路の解明
…○中川豊栄1,七田実咲1,亀井一郎2,井上謙吾2(1宮崎大院・農,2宮崎大・農)
- B-a08M
プルケリミン酸高生産酵母Metschnikowia pulcherrima AH550株について
…○浜口愛勇生1,Shang Siqi2,田口久貴1,笹野 佑1(1崇城大院・工,2崇城大・生物生命)
B会場(102室105室変更しました)午後の部 (学生賞審査講演)13:20 ~ 15:11
(講演時間15分:発表10分、討論・審査5分+交代1分)
【修士の部】
- B-p01M
カイコ蛹を活用した家畜感染症のための食べるワクチンの開発研究
…○南 奈津1,江崎啓一2,中武洋和2,佐々木友樹2,谷口雅浩2,増田亮津3,李 在萬3,日下部宜宏3,宮田 健1(1鹿大院・農林水産,2KAICO株式会社,3九大院・農)
- B-p02M
ハイドロゲルビーズと無細胞タンパク質合成からなる酵素選抜系の構築と解析
…○古賀大晴1,大川優生1,折田兼成1,南畑孝介1,神谷典穂1,2(1九大院・工,2九大・未来科学創造セ)
- B-p03M
微量なDNA断片の増幅を目指したDNA均一化法の効率化
…○川上凌平1,松本祥吾1,上之薗優也1,山口佳宏1,2(1熊本大院・自然,2熊本大・環安セ)
- B-p04M
生成AIを用いた最小タンパク質設計のためのアプローチ
…○松澤多聞1,相馬悠希2,花井泰三2,濱田浩幸2(1九大院・生資環,2九大院・農)
- B-p05M
イネの新規ホルモン様ペプチドをコードする遺伝子の機能解析
…○中川 明1,深田史美2,河野洋治2,石崎琢磨3,花田耕介1(1九工大院・情,2岡山大・植物研,3国際農研・熱研)
- B-p06M
遺伝子組換えCHO細胞を用いたヘパリン様糖鎖の生産
…○岡田大輝,Razia Sultana,鄭 飛揚,天本友季,河邉佳典,上平正道(九大院・工)
- B-p07M
ヘム分解系酵素を利用した二分子型FRETヘムセンサーの開発
…○前田圭介1,杉島正一2,平 順一1,坂本 寛1(1九工大院・情報工,2久留米大・医)
Published by 部会:培養技術 on 17 10月 2023
【研究部会】培養技術研究部会 第6回技術セミナー
培養技術研究部会では、第6回セミナーとして、培養の基本技術に関する懇談会を開催します。まず、広島大学生命科学研究科の中島田豊先生から、嫌気培養の具体的な手技・ノウハウについてお話頂きます。次に、大阪工業大学工学部 長森英二先生から、好気培養におけるkLaの測定法、特に、高いkLaを正しく測定する方法についてお話頂きます。最後に、関西大学化学生命工学部の片倉啓雄先生から、グルコース以外の炭素源を使う際に、何がグルコースを炭素源とする場合とは異なってくるのかについて話題を提供して頂きます。
今回は、講演というより、懇談会的な雰囲気にしたいと思いますので、上記の話題に関して、事前の質問・ご要望を歓迎します。また、これまでは講演後の懇談会は部会員限定としていましたが、今回は部会員以外の方も参加可とします。
日時: 2023年12月12日(火) 13:30~17:30 (Zoom開催)
プログラム
13:30~14:00 入室
14:00~14:40 嫌気培養のイロハ
/広島大学生命科学研究科 中島田 豊
・完全嫌気培地の作製方法(バイアル、リアクター)
・酸素除去に必要な還元剤(システイン、Na2S、 Ti(III)-クエン酸etc.)の使い分け
・ヘッドスペースのガス置換方法(N2、N2/CO2、H2/CO2、CO etc.)あれこれ
・ブチルゴム栓の使い方(種類、ガス置換、ガス圧概算、培地採取)
14:40~15:20 kLaあれこれ
/大阪工業大学工学部 長森英二
・スケールアップ指標としてkLaは今でも重要なのか
・各種のkLa測定法~その長所・短所・注意点~
・最近の進展(光学式センサーの活用)
・最後に大事なのはOTR
15:20~16:00 培地の炭素源に関する話題提供
/関西大学化学生命工学部 片倉啓雄
・炭素源としてのグルコースとスクロースの違い
-メイラード反応とカタボライト抑制の観点から-
・炭素源としてのグリセリン
-コストと酸化還元バランスの観点から-
16:00~ 技術懇談会
参加資格:生物工学会の正会員・学生会員・賛助会員
参加費:無料
申込方法:下記のフォームから申し込みください。後日、事前資料や当日の会議リンクを登録アドレスにお送りします。
URL:https://forms.gle/h7mgpwZkMJcw8vT98(締切:12月5日(火))
懇談会では、講師の先生を交えてフリートークと質疑応答を行います。申し込みの際に、具体的な質問をお寄せ頂ければ、講師と幹事で可能な限り対応します。懇親会のZoomアドレスは前日までに参加申し込みをいただいた参加者にお知らせしますのでご自由にご参加下さい。
質問登録先:下記のフォームから質問をお寄せください。
URL:https://forms.gle/GaDLWWkR6iXmjMyo6 (締切:12月11日 (月) )
問合せ先: 関西大学 片倉啓雄 E-mail: katakura@kansai-u.ac.jp
北見工業大学 小西正朗 E-mail: konishim@mail.kitami-it.ac.jp
(登録フォームが利用できない方はこちらにお申し込みください。)
Published by 部会:バイオインフォマティクス on 06 10月 2023
【研究部会(2017~2024)】バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針
バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針
バイオインフォマティクス相談部会代表
産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明
生成系AIは、効果的に活用することによって研究開発効率を格段に向上させるポテンシャルを有するものの、情報漏洩をはじめとする様々な懸念も存在します。そこで当部会では、バイオインフォマティクス相談窓口の運用に際して、生成系AIの使用について以下のように定めます。これらの方針は、今後の情勢により変更する可能性がありますのでご了承ください。
- 生成系AIを使用する場合は、個人情報や機密情報は含めない。
- 1を踏まえたうえで、生成系AIの使用は各相談担当者に一任する。
なお、この基本方針の策定にあたり生成系AIは使用しておりません。


































































































































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