Published by 部会:バイオDX on 01 7月 2025

バイオDX研究部会 リンク集

[リンク集](アルファベット順)

バイオインフォマティクス相談部会

 当部会の前身となった部会です。

ラボラトリーオートメーション協会

 研究自動化を題材として様々な活動を行っています。

grubio (当部会と連携)

 ライフサイエンス×情報科学分野の研究者と交流できる場を提供しています。

 

 

お問合せ先

長浜バイオ大学 フロンティアバイオサイエンス学科
石川 聖人
E-mail:

 

| 脂質未来開拓研究部会 | 植物バイオものづくり研究部会 | バイオDX研究部会 | 炭素資源循環研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会  | ナノバイオテクノロジー研究部会  | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 培養技術研究部会 | 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|

Published by 部会:バイオDX on 25 4月 2025

バイオDX研究部会

バイオDX研究部会代表
長浜バイオ大学 フロンティアバイオサイエンス学科
石川 聖人

研究概要図pdf

生物工学分野において、近年急速に進歩している機械学習や生成AIなどの情報科学の手法を利用することが研究開発の加速や効率化のために喫緊の課題である。それを支える高品質なビッグデータの取得のためには、大規模計測技術や実験自動化がその重要な技術となる。本学会では、ビッグデータを用いた研究の推進とその解析サポートを目的としたバイオインフォマティクス相談部会が研究部会として長年活動を続けてきた。しかしながら、上述の大規模計測技術や実験自動化技術の劇的な進展に伴い、バイオインフォマティクスを基盤としたバイオDXの実現には、情報・計測・自動化、各分野のアプローチの有機的連携が必要不可欠となった。さらに、これらの技術はそれぞれ高度な知識や経験を要し、各研究者が独力で取り組むことは大変困難である。これらの状況を鑑み、前身となるバイオインフォマティクス相談部会を発展的解消の上、各技術の専門家が一堂に会し、相互交流の活発化やマッチングなどの場を構築することを目的とする新たな研究部会、バイオDX研究部会の設立を着想した。

 


運営委員

[代表]

石川 聖人(長浜バイオ大学 フロンティアバイオサイエンス学科)

[幹事長]

相馬 悠希(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)

[会計]

蟹江 慧(近畿大学工学部 化学生命工学科)

[委員](五十音順)

石井 純(神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科)
岡 大椰(ローレンスバークレー国立研究所 ジョイントゲノム研究所)
岡橋 伸幸(大阪大学 大学院情報科学研究科)
兒島 孝明(名城大学農学部 生物資源学科)
曽宮 正晴(大阪大学 産業科学研究所)
田中 健二郎(名古屋大学 大学院創薬科学研究科)
ダムナニョヴィッチ ヤスミナ(名古屋大学 大学院生命農学研究科)
橋本 講司(東京大学 大学院総合文化研究科)
馬場 保徳(石川県立大学 生物資源工学研究所)
堀之内 貴明(理化学研究所 生命機能科学研究センター)

[お知らせ]

・2025年8月27日に長浜バイオ大学でキックオフミーティング(closed)を開催します。

[リンク集]

https://www.sbj.or.jp/division/division_biodx_links.html

お問合せ先

長浜バイオ大学 フロンティアバイオサイエンス学科
石川 聖人
E-mail:

 

| 脂質未来開拓研究部会 | 植物バイオものづくり研究部会 | バイオDX研究部会 | 炭素資源循環研究部会 | 代謝工学研究部会 | スローフード共生発酵工学研究部会 | メタボロミクス研究部会  | ナノバイオテクノロジー研究部会  | 未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会 | 生物資源を活用した地域創生研究部会 | 次世代アニマルセルインダストリー研究部会 | バイオ計測サイエンス研究部会 | 培養技術研究部会 | 自然共生に学ぶ生物工学研究部会 | 生物工学若手研究者の集い(若手会)|

Published by 部会:バイオインフォマティクス on 09 2月 2024

【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 DIY自動化ハンズオンセミナー

このたび日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会は、2024年3月15日にハンズオンセミナーを開催する運びとなりました。

バイオインフォマティクス相談部会 DIY自動化ハンズオンセミナー

主催:日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会(リンク
協力:Laboratory Automation研究会(リンク

  • 日時: 2024年3月15日(金)13:00開始~17:00頃終了予定
  • 会場: 産業技術総合研究所臨海副都心センター(リンク)ならびにオンライン(zoom)
  • 参加資格:どなたでもご参加いただけます
  • 参加申込: こちらからご登録ください。(リンク
  • 申込締切:現地参加:2月28日(水)締め切りました / オンライン参加:3月14日(木)
  • 参加費:現地参加:20000円 / オンライン参加:無料
    • (注1)参加費は、製作するデバイス用の部品購入費用を含みます。製作したデバイスはお持ち帰りいただくことが可能です。
    • (注2)会場都合により、現地参加者の人数には上限を設けます(最大8名を予定)。応募者多数の場合は志望内容等を考慮して選抜を行うためご希望に沿えない場合がございますが、ご了承いただけますと幸いです。選抜結果は3月1日中にメールにてご連絡いたします。

​概要

 生物工学分野ならびにバイオインフォマティクス分野において、近年急速に進歩している機械学習や生成AIを利用することが研究開発の加速や効率化のために喫緊の課題となっている。高品質、大規模データの取得のための実験自動化はその重要技術であることには疑いないものの、(1)その導入には高いコストや特有のノウハウなどの参入障壁がある。また、現在は何らかの形で人間の介入を必須とするが、(2)その動作ログやデータログの欠如はデジタルトランスフォーメーションやデジタルツイン環境などの次世代自動化技術を実現するための大きな課題である。
 これに対して3DプリンターやシングルボードPCなどを用いた簡易的な自動化システムやその構成要素を実装するDIY自動化が、(1)ならびに(2)の課題に対して突破口となりうる。そこで本ハンズオンセミナーでは本分野の第一人者である野口大貴博士を講師として、実際にいくつかのシステム(後述)の製作を体験していただく。ハンズオンセミナーではラボ環境のデジタル化のためのモニタリングシステムの製作を体験していただく。オンラインではその模様を中継し、より多くの方にDIY自動化について学ぶ機会を提供したい。

ハンズオンセミナー内容詳細

  • 製作物名称:ラズパイを用いた環境モニター&ライブカメラシステム
  • 実習概要:小型IoTデバイス「Raspberry Pi Zero2」を使用したハンズオン講習会を開催します。この講習会では、実験環境をデジタル化するための第一歩として、Raspberry Pi Zero2を活用して、室内の温度と湿度を測定し、そのデータをサーバーへ送信・可視化するシステムの開発を行います。また、インターネット経由でリアルタイムに映像を確認できるライブカメラの設定も行います。
  • 学習内容:Raspberry Pi Zero2の使い方、はんだ付け、温度・湿度センサーの使い方(シリアル通信)、Linux、APIの活用、時系列データベースの使用、データの可視化、Rasberry Pi Cameraの使い方

講師:野口大貴 先生(理研・客員研究員)

実行委員:蟹江慧(近大・准教授)、兒島孝明(名城大・准教授)、堀之内貴明(産総研・主任研究員)※五十音順・敬称略

問合せ先:産業技術総合研究所 人工知能研究センター 
      堀之内貴明 E-mail:takaaki.horinouchi[at]aist.go.jp

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 06 10月 2023

バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針

バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針

 

バイオインフォマティクス相談部会代表
産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明 

 

 生成系AIは、効果的に活用することによって研究開発効率を格段に向上させるポテンシャルを有するものの、情報漏洩をはじめとする様々な懸念も存在します。そこで当部会では、バイオインフォマティクス相談窓口の運用に際して、生成系AIの使用について以下のように定めます。これらの方針は、今後の情勢により変更する可能性がありますのでご了承ください。
 

  1. 生成系AIを使用する場合は、個人情報や機密情報は含めない。
  2. 1を踏まえたうえで、生成系AIの使用は各相談担当者に一任する。


なお、この基本方針の策定にあたり生成系AIは使用しておりません。

 

 

お問合せ先

産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 07 2月 2023

【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 記念フォーラム

このたび日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会は、2023年3月20日に記念フォーラムを開催する運びとなりました。

 

バイオインフォマティクス相談部会 記念フォーラム
生物工学会におけるバイオインフォマティクスのこれまでとこれから

  • 日時: 2023年3月20日(月)13時~
  • 会場: オンライン/サテライト会場(名城大学)
  • 会費: 無料
  • 参加資格:どなたでもご参加いただけます
  • 参加申込フォーム: 締め切りました。たくさんのご登録ありがとうございました。

​概要

 バイオインフォマティクス相談部会は第一種研究部会として1年間、その後第二種研究部会として5年間にわたって様々な活動を行ってきました。そこで、これまでの活動状況や成果を取りまとめて公表するとともに,部会活動がもたらした効果や活動意義などを議論する場を設けることとしました。
 第一部では、座談会およびトークセッションにより、その成果の紹介や、このような学会活動を通じて得られた貴重な経験として人脈形成やキャリアへの影響、異分野融合の重要性など、多様な観点での意義について共有します。これらの内容や研究分野の今後の展望などについて議論できれば幸いです。また、部会活動に顕著な貢献を行った研究者を顕彰する「バイオインフォマティクス相談部会奨励賞/若手奨励賞」の授賞式とミニスピーチも執り行います。座談会はトークセッションの講演者、授賞者に加え、参加者の皆さまも交えて闊達な議論ができれば幸いです。是非この機会にお集まりいただき、交流の輪を広げる場としてご利用頂けますと幸いです。
 第二部ではオンライン相談窓口を開設します。バイオインフォマティクスのお困りごとや普段疑問に抱いていることなどについて、文面ではなく口頭で気軽に相談できるまたとないチャンスです。相談を希望される方は、参加登録時に投稿フォームにご記入いただくことで、当日スムーズに対応いたします。

 

プログラム概要 ※随時更新

第一部:13:00-15:50
 13:00-13:10   開会挨拶・企画概要説明
 13:10-13:40   座談会1(お題:部会のこれまでの活動の振り返り)
   休憩
 13:55-14:15   授賞式 & ミニスピーチ
   トークイベント
 14:15-14:30   演題1:バイオインフォマティクス相談部会のおかげで論文が出せます(志水元亨先生・名城大学)
 14:30-14:45   演題2:バイオインフォマティクスチョットワカル(石川聖人先生・長浜バイオ大学)
 14:45-15:00   演題3:学際領域を渡り歩いてみた(堀之内貴明先生・産業技術総合研究所)
   休憩
 15:15-15:45 座談会2(お題:部会と学術分野の意義、若手育成や研究者のブランディング、将来展望)
 15:45-15:50 閉会挨拶
第二部:16:00-17:00
 16:00-17:00 オンライン相談窓口 ※混雑状況によって最大17:30まで延長の可能性あり

 

実行委員:堀之内貴明(産総研)、兒島孝明(名城大)、蟹江慧(近大)

問合せ先:産業技術総合研究所 人工知能研究センター 
      堀之内貴明 E-mail:takaaki.horinouchi[at]aist.go.jp

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開催報告

バイオインフォマティクス相談部会記念フォーラムは、2023年3月20日にオンライン/名城大学(サテライト会場)のハイブリッド開催の形で実施しました。当部会のこれまでの活動により得られた知見の共有と、将来展望の議論を目的として、座談会形式とトークイベントを織り交ぜて実施しました。

座談会1では部会のこれまでの活動を「設立前夜秘話」「黎明期」「安定期」の3つのパートに分け、実行委員からは活動を通じて感じたことや裏話、利用者からは利用に際しての感想を織り交ぜつつ活動の振り返りを行いました。

次に、表彰式が行われました。バイオインフォマティクス相談部会の活動に多大な貢献を行った研究者として名古屋大学の上坂一馬先生に奨励賞が、名古屋大学の岡大椰先生に若手奨励賞が授与され、受賞スピーチが行われました。引き続きトークイベントとして3名の演者(名城大・志水元亨先生;長浜バイオ大・石川聖人先生;産総研・堀之内貴明先生)によるトークが行われました。

座談会2では「若手育成や研究者のブランディングにとって部会がどのように活用できるか/できているか」「生物工学分野における部会の意義と貢献、そしてその今後について」と題して、登壇者らによる議論が行われました。

第二部ではオンライン相談窓口を開設し、部会委員による相談対応を行いました。
最後に、ご講演下さった講師の先生方、ご参加いただいた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

当日の様子


座談会1で使用したスライド


座長の兒島先生


日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会 奨励賞
名古屋大学 上坂 一馬 先生

おめでとうございます!!


上坂先生による受賞スピーチが行われました。


日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会 若手奨励賞
名古屋大学 岡 大椰 先生

おめでとうございます!!


岡先生による受賞スピーチが行われました。


トークイベント1:志水先生(名城大学)


トークイベント2:石川先生(長浜バイオ大学)


トークイベント3:堀之内先生(産総研)


座談会2の様子


第二部としてオンライン相談窓口が開設されました。Zoomのブレイクアウトルームの機能を使用しました。

 

Published by 部会:バイオインフォマティクス on 31 1月 2022

《未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会共催》">【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第五回講演会 《未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会共催》

このたび日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会と未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会は共催行事として「大規模データとインフォマティクスが拓く未培養微生物研究」と題した講演会を開催予定する運びとなりました。

 

バイオインフォマティクス相談部会 第五回講演会
大規模データとインフォマティクスが拓く未培養微生物研究
(共催:未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会

  • 日時: 2022年3月7日(月)
  • 会場: オンライン開催
  • 会費: 無料
  • 参加資格:どなたでもご参加いただけます
  • 参加申込フォーム: 締め切りました(3/7 12:45)。多数のご登録ありがとうございました。

概要

 自然界の微生物の99%以上は培養化されておらず、未利用のまま存在しています。これらの解明や利活用ができれば、医薬、環境、発酵、食品など様々な分野で多大な貢献が可能であり、今後の生物工学分野の発展の鍵といえます。そのため未培養微生物(微生物ダークマター)の、分離、培養や遺伝子資源の開拓などに関する新たな方法論や基盤技術の確立が求められています。そこで今年度は、未培養微生物分野において、大規模計測技術(オミクス解析や大規模イメージング解析)、実験自動化、ならびにそこから得られた大規模データを読み解くためのインフォマティクスを駆使して研究を進めている研究者を講師として学会内外から招聘します。最新の研究成果はもちろんのこと、Wet技術とDry解析をどのように組み合わせたり、異分野間で連携しているかの事例、研究現場ならではの“生の声”をご紹介いただき、講師と参加者間の情報交換や交流の機会を提供することを目的とします。当該分野の活性化に貢献できれば幸いです。

プログラム   ※随時更新予定。

講演会 ※敬称略
13:00 開催挨拶
13:15 講演1:高橋 将人 (筑波大学)
    演題: これまで気づかなかったフラスコスケールの振盪培養法の実態
13:45 講演2:小西 正朗 (北見工業大学) 
    演題: その培地、最適ですか?培地AIで読みとく微生物培地
14:30 講演3:野尻 秀昭 (東京大学) 
    演題: 新しい技術で環境汚染物質分解微生物群集を探索する 
15:00 講演4:西川 洋平 (早稲田大学) 
    演題: 1細胞・1粒子レベルのゲノム情報から読み解く、環境細菌とファージの相互作用
15:45 講演5:黒岩 恵 (東京農工大学)
    演題: 代謝ポテンシャル解析を用いたanammox細菌ー共在細菌群間の相互作用の推定
16:15 講演6:松井 求 (東京大学) 
    演題: 未培養微生物研究におけるバイオインフォマティクスの役割

情報交換会 ※講演者と参加者によるフリーディスカッション
17:00-18:00

 

【実行委員】(五十音順、敬称略) 
      青柳 秀紀(筑波大学) 
      蟹江 慧(名古屋大学) 
      兒島 孝明(名古屋大学) 
      堀之内 貴明(産業技術総合研究所)

【問合せ先】産業技術総合研究所 人工知能研究センター 
      堀之内貴明 E-mail:takaaki.horinouchi[at]aist.go.jp

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開催報告

バイオインフォマティクス相談部会第五回講演会は、未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会との共催行事として、2022年3月7日にオンライン開催の形で実施しました。今回は未培養微生物分野の培養技術、計測技術、インフォマティクス題材とし、生物工学分野の内外より関連分野の研究者を招聘してご講演いただきました。

講演会に引き続き情報交換会(飲み会ではないディスカッション企画)では、たとえば「困ってい(いた)こと、データを取得するときに気を付けていること」など現場の研究者ならではの議論から、バイオインフォマティクスに対する期待まで様々な議論を交わすことができました。

ご講演下さった講師の先生方、ご参加いただいた皆様、ならびに共催として企画にご協力くださった未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。

当日の様子

※掲載許諾済

Published by 部会:バイオインフォマティクス on 13 1月 2021

《次世代アニマルセルインダストリー研究部会共催》">【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第四回講演会 《次世代アニマルセルインダストリー研究部会共催》

会は盛況のうちに終了しました。ご参加ありがとうございました。

この度日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会は、第四回講演会を3/17にオンライン開催する運びとなりました。今回は細胞工学分野におけるデータサイエンスを題材とし、次世代アニマルセルインダストリー研究部会との共催により開催いたします。講演会では、生物工学分野の内外でご活躍されている研究者、ならびに企業の方をお招きしてご講演頂きます。

 

バイオインフォマティクス相談部会 第四回講演会
~細胞工学分野におけるデータサイエンス~

(共催:次世代アニマルセルインダストリー研究部会

  • 日時: 2021年3月17日(水) 
  • 会場: 名古屋大学・オンラインハイブリッド開催
  • 会費: 無料
  • 参加資格:どなたでもご参加いただけます
  • 参加申込フォーム: 受付を締め切りました。多数のお申込みありがとうございました。

概要

 動物細胞を用いた産業分野はバイオ医薬品等の生産手段から、人工臓器、バイオマテリアル、再生医療など、年々その適用分野のすそ野が広がりを見せています。近年の大規模計測、情報解析、実験自動化などをはじめとする各種の技術革新により、細胞工学分野は新たな局面を迎えつつあると言えます。
 そこで今年度は、細胞工学分野において、最先端の計測技術(オミクス解析やイメージング解析)、実験自動化、AI技術を利活用する気鋭のアカデミア研究者、ならびに先端的機器の開発を進める企業研究者を学会内外から招聘します。今回は次世代アニマルセルインダストリー研究部会との共催行事として開催することで、より多彩な背景を持つ研究者を招聘いたします。
 最新の研究成果はもちろんのこと、Wet研究とDry解析をどのように組み合わせるかのお話や、異分野間で連携しているかの事例、研究現場ならではの生の声をお聞かせいただけるかと思います。是非この機会にお集まりいただき、交流の輪を広げる場として日本生物工学会をご活用頂けますと幸いです。

プログラム ※一部変更となる可能性がございます

講演会 ※敬称略
13:00 開催挨拶
13:15 講演1:松下祐樹(ミシガン大学)
    演題:シングルセル解析が解き明かす骨再生の世界
13:45 講演2:尾崎遼(筑波大学)
    演題:シングルセルオミクスにおけるデータサイエンス
14:30 講演3:松尾英一(島津製作所) *講演者変更
    演題:MS-Imagingとアプリケーションのご紹介 
15:00 講演4:上野宗一郎(株式会社IDDK)
    演題:マイクロイメージングデバイスによる顕微観察について
15:30 講演5:長谷部涼(SCREENホールディングス)
    演題:Cell3iMagerシリーズを用いたラベルフリーイメージングとAI技術を活用した細胞形態解析システム
16:15 講演6:神田元紀(理化学研究所)
    演題:汎用ヒト型ロボットによる細胞培養の自動化・高度化・共有化
16:45 講演7:伊藤三郎(ヤマハ発動機株式会社)
    演題:ヤマハ産業ロボット技術の応用~従来にない細胞データ取得と高機能ピッキングを実現したシステム

情報交換会 ※講演者と参加者によるフリーディスカッション
17:30-18:30

 

【実行委員】堀之内貴明(理化学研究所) 
      加藤竜司(名古屋大学) 
      兒島孝明(名古屋大学) 
      蟹江慧(名古屋大学)

 

【問合せ先】理化学研究所 生命機能科学研究センター 
      堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

 

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開催報告

バイオインフォマティクス相談部会第四回講演会は、次世代アニマルセルインダストリー研究部会との共催行事として、2021年3月17日に名古屋大学・オンラインハイブリッド開催の形で実施しました。。今回は細胞工学分野におけるデータサイエンスを題材とし、生物工学分野の内外より関連分野の研究者を招聘してご講演いただきました。今回はアカデミア、ならびに企業の参加者が多く、当該分野への関心の高さが伺えました。

講演会に引き続き情報交換会(飲み会ではないディスカッション企画)では、たとえば「データを取得するときに気を付けていること」など現場の研究者ならではの議論から、当部会への期待まで様々な議論を交わすことができました。

ご参加いただいた皆様、ならびに共催として企画にご協力くださった次世代アニマルセルインダストリー研究部会の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。

当日の様子

Published by 部会:バイオインフォマティクス on 11 9月 2020

関連リンク集

バイオインフォマティクス相談部会 関連リンク集

生物工学若手研究者の集い(若手会)
様々な分野の若手研究者の交流の場の提供を目的として、毎年の夏のセミナー開催などの活動が行われています。当部会の幹事会メンバーはここで出会いました。
夏のセミナーでは当部会との共催企画を何度も開催させていただきました(活動記録を参照)。

バイオ計測サイエンス研究部会
バイオテクノロジーと分析、計測、データ解析技術開発研究の融合領域に関する活動が行われています。
当部会運営委員からも複数の先生が委員として参加されています。
2019年には講演会を共催しました(リンク)。

質量分析インフォマティクス研究会
質量分析法研究コミュニティとバイオインフォマティクス研究コミュニティの学際的協力と情報交換の促進を目的として活動が行われています。
当部会運営委員の津川裕司先生が運営に携わっておられます。

CBI若手の会
情報計算化学生物学会(The Chem-Bio Informatics Society)の若手の会です。
当部会相談窓口の外部アドバイザーを務められておられる江崎剛史先生が運営に携わっておられます。

macでインフォマティクス
当部会相談窓口の外部アドバイザーを務められておられる上坂一馬先生が運営されています。たいへん参考になります。

biopapyrus
バイオインフォマティクス、アグリインフォマティクスの記事が豊富に掲載されており、たいへん参考になります。

 

お問合せ先

産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

 

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 11 9月 2020

活動記録

バイオインフォマティクス相談部会 活動記録

2023
共催: 第75回日本生物工学会大会 シンポジウム「データ駆動型研究が導く未培養微生物 (微生物ダークマター) の開拓と展望」※未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会との共催(2023/9/5)⇒ 開催報告
主催:記念フォーラム ~生物工学会におけるバイオインフォマティクスのこれまでとこれから~ ハイブリッド開催(オンライン/名城大学)(2023/3/20)
2022
共催: 第74回日本生物工学会大会 シンポジウム「生物工学が拓く未培養微生物 (微生物ダークマター) の未来」※未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会との共催(2022/10/20)
依頼総説:Uesaka et al,. Bioinformatics in bioscience and bioengineering: Recent advances, applications, and perspectives, J. Biosci. Bioeng., In Press *Society for Biotechnology, Japan 100th Anniversary Special 
編集協力・分担執筆: 実験医学別冊 論文図表を読む作法 第7章 NGSなどを用いた網羅的解析(2022/6/30)
 
主催:第五講演会 ~大規模データとインフォマティクスが拓く未培養微生物研究~オンライン開催(2022/3/7) ⇒  開催報告
未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会との共催
2021
主催:第四講演会 細胞工学分野におけるデータサイエンス 名古屋大学・オンラインハイブリッド開催(2021/3/17) ⇒  開催報告
次世代アニマルセルインダストリー研究部会との共催
2020企画協力:生物工学Webシンポジウム2020 若手会ミキサー  バイオインフォマティクス出前相談窓口(2020/9/3)
2019主催: 第三講演会 ~大規模計測技術とインフォマティクスと自動化~ 京都大学(2019/11/20) ⇒  開催報告
バイオ計測サイエンス研究部会との共催
共催: 第71回日本生物工学会大会 シンポジウム「ペアで紹介します、WetとDryの融合研究」 岡山大学(2019/9/18) ⇒  開催報告
共催: バイオインフォマティクス出張相談窓口(2019年度若手会夏のセミナー内での開催) 滋賀県高島市 (2019/7/20)⇒  開催報告
寄稿: 特集 生物工学分野におけるバイオインフォマティクス技術の利活用の現状と展望(生物工学, 97(5) , 2019)
主催: 深層学習ハンズオンセミナー 東京都千代田区 (2019/3/9) ⇒  開催報告
2018
主催: 第二回講演会 東京大学 (2018/12/5)⇒  開催報告
出展: 第70回日本生物工学会大会附設展示会 関西大学  (2018/9/5 – 9/7) ⇒  開催報告
共催: バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ(2018年度若手会夏のセミナー内での開催) 北見工業大学 (2018/6/30 – 7/1)⇒  開催報告
寄稿: 2017年度研究部会活動報告(生物工学, 96(5), pp. 304, 2018)
企画協力: 第5回SBJシンポジウム(2018/5/25)
2017主催: 第一回講演会 大阪大学(2017/12/26)⇒  開催報告
共催: 第69回日本生物工学会大会 シンポジウム「集え!バイオインフォマティクスを利活用する生物工学若手研究者」 早稲田大学(2017/9/12)
主催: 第一回勉強会 名古屋大学(2017/8/10)⇒  開催報告
2016 第68回日本生物工学会大会 シンポジウム「生物工学若手研究者の生命情報との向き合い方 ~バイオインフォマティクス入門から応用へ~」 富山国際会議場(2017/9/28)
※このシンポジウムの開催が部会発足のきっかけとなりました。

 

お問合せ先

産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

 

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 11 9月 2020

部会業績

バイオインフォマティクス相談部会 部会業績

本部会の活動がきっかけになった共同研究や、相談窓口への投稿が元になった成果などをとりまとめています。情報は随時更新されます。

・蟹江慧, 百瀬賢吾, 加藤竜司,「動物細胞培養の計測と自動化への取り組み、今後の展望(7章第11節)」実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法, 381-392, (株)技術情報協会 (2023)

・Uchida, S., and Sugino, T. In Silico Identification of Genes Associated with Breast Cancer Progression and Prognosis and Novel Therapeutic Targets. Biomedicines. 10, 2995 (2022)

・Uesaka K., OKa H., Kato R., Kanie K., Kojima T., Tsugawa H., Toda Y., Horinouchi T. Bioinformatics in bioscience and bioengineering: Recent advances, applications, and perspectives, J. Biosci. Bioeng. 134, 363-373 (2022) *Society for Biotechnology, Japan 100th Anniversary Special Issue

・Uchida, S., Kojima, T., and Sugino, T. Frequency and Clinicopathological Characteristics of Patients With KRAS/BRAF Double-Mutant Colorectal Cancer: An In Silico StudyFrequency and Clinicopathological Characteristics of Patients With KRAS/BRAF Double-Mutant Colorectal Cancer: An In Silico Study. Pathol. Oncol. Res. 28, 1610206 (2022)

・Nomura, R., Tsuzuki, S., Kojima, T., Nagasawa, M.,Sato, Y., Uefune, M., Baba, Y. Hayashi, T., Nakano, H., Kato, M., and Shimizu, M. Administration of Aspergillus oryzae suppresses DSS-induced colitis. Food Chem: Mol. Sci. 4, 100063 (2022)

・Ishikawa, M., Kojima, T., and Hori, K. Development of a Biocontained Toluene-Degrading Bacterium for Environmental Protection. Microbiol Spectr.  Microbiol Spectr. 9, e0025921 (2021)

Uchida, S., Kojima, T., and Sugino, T. Clinicopathological Features, Tumor Mutational Burden, and Tumour-Infiltrating Lymphocyte Interplay in ERBB2-Mutated Breast Cancer: In Silico Analysis. Pathol. Oncol. Res. 27, 633243 (2021)

・江崎剛史, 堀之内貴明, 夏目やよい, 野島陽水, 坂根巌, 松井秀俊, 抗菌薬の化学構造と大腸菌の耐性獲得に関する遺伝子発現の相関推定, CBI学会誌, 8(4),37 (2020)

・〇Tsuyoshi Esaki, Takaaki Horinouchi, Yayoi Natsume-Kitatani, Yosui Nojima, Iwao Sakane, Hidetoshi Matsui. Estimation of relationships between chemical substructures and gene expression antibiotic-resistance of bacteria: Adapting canonical correlation analysis for small sample data by gathered features using consensus clustering. CBI学会2020年大会, オンライン開催, 2020年10月30日 (口頭)

・Tsuyoshi Esaki, Takaaki Horinouchi, Yayoi Natsume-Kitatani, Yosui Nojima, Iwao Sakane, Hidetoshi Matsui. Estimation of relationships between chemical substructures and antibiotic resistance-related gene expression in bacteria: Adapting a canonical correlation analysis for small sample data of gathered features using consensus clustering. Chem-Bio Informatics Journal, 20, 58-61 (2020)

〇堀之内貴明, 兒島孝明, 蟹江慧. “生物工学会バイオインフォマティクス相談部会における取り組み”, 質量分析インフォマティクス研究会・第5回ワークショップ 質量分析とデータ科学で生命に迫る, オンライン開催, 8月7日, 2020年(口頭)

・名古屋大学大学院 生命農学研究科 分子生物工学研究室, 名城大学大学院 農学研究科 応用微生物学研究室, 石川県立大学 生物資源研 環境生物工学研究室:醸造微生物、麹菌のもつ食品機能:腸内細菌叢改善と大腸炎緩和作用. 名古屋大学予防早期医療創成センター第9回ワークショップ, 令和2年1月 名古屋

・蟹江慧、玉田正樹、池田友里圭、佐々木寛人、外川文雄、加藤竜司:細胞培養作業の数量的記述および理解のためのデータ解析. 2019年度生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー, 令和元年7月 高島

・Ohtsuka, H., Kato, T., Sato, T., Shimasaki, T., Kojima, T., and Aiba, H. Leucine depletion extends the lifespans of leucine-auxotrophic fission yeast by inducing Ecl1 family genes via the transcription factor Fil1. Mol. Genet. Genomics.  294, 1499–1509 (2019)

 

お問合せ先

産業技術総合研究所 人工知能研究センター
堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

 

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Published by 部会:非線形バイオシステム on 10 6月 2020

非線形バイオシステム研究部会

非線形バイオシステム研究部会代表
東北大学グリーンクロステック研究センター
田丸 浩

研究概要図pdf

本研究部会では、環境(条件)から何らかのシグナルに反応して状態を変える細胞情報を「非線形的」に解析する方法論を議論するとともに、これまで予測不可能であった環境的シグナルに反応する細胞情報をデータベース化することで、将来的な「非平衡パラメーター」として活用することを目指します。さまざまな生命現象の複雑な振る舞いに興味のあるウェット側の研究者から数理モデルなど理論に興味のあるドライ側の研究者まで、生物機能の再構築モデルのための「知識データベース」を共有したいと考える幅広い分野の方々からの積極的な参加を期待しております。

非線形バイオシステム研究部会 活動紹介

研究概要図pdf

 

会員

田丸 浩
(東北大・グリーン)
髙木 昌宏
(北陸先端大・マテリアル)
堀 克敏
(名大・工)
神谷 典穂
(九大・工)
中村 史
(産総研)
藤田 聡史
(産総研)
梅津 光央
(東北大・工)
座古 保
(愛媛大・理工)
三宅 淳
(阪大・基礎工)
中西 周次
(阪大・太陽エネセ)
山口 哲志
(阪大・産研)
黒田 章夫
(広島大・先端物質)
吉野 知子
(東京農工大)
秦 洋二
(月桂冠)
大河内 美奈
(東工大・物質理工)
田中 祐圭
(東工大・物質理工)
黒田 浩一
(京工繊大・工芸科学)
岡﨑 文美
(三重大・生物資源)
青木 航
(阪大・工)
川口 秀夫
(日揮)
 

これまでの活動

お問合せ先

東北大学グリーンクロステック研究センター
田丸 浩 
E-mail: 

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 05 6月 2020

【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 自粛期間中のバイオインフォマティクス学習に関するアンケート

新型コロナウイルス流行に伴う緊急事態宣言の発令および自粛要請により、各大学、公的機関、企業等において、出勤や登校を伴う実験系研究の実施や継続に多大な影響が生じたことかと存じます。

バイオインフォマティクスは、勿論その内容にも依存しますが自宅でも作業が可能であることから、自粛要請を機に始められた方も多いかと存じます。研究者自身の勤務や自己研鑽だけでなく、自宅待機する学生さんの学習教材として、また新たなテーマの方向性として検討された方もおられるかと存じます。幸い最近では、無料で使用できる言語やツールとともに、その使い方についての教材がweb上で多く入手可能となってきております。

そこで、自粛期間中に皆様が取り組んだバイオインフォマティクスに関する学習等の内容、および使用したweb教材等をアンケートという形で取りまとめて共有することにいたしました。興味はあるけど手が出せなかったという方の参考になりますし、今後コロナウイルス感染の第二派到来が起こった際にも活用できるかと存じます。

本部会は日本生物工学会の公募型研究部会として活動しておりますが、このアンケートおよびその結果は学会内外にかかわらず広く共有することで、その価値をさらに高めることができると考えております。
是非近隣の皆様にもご回覧いただき、アンケートにお答えいただけますと大変幸いです。

【アンケートへのご回答はこちら

【現在までのアンケート回答結果はこちら

 

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Published by 部会:バイオインフォマティクス on 07 2月 2020

資料アーカイブ

バイオインフォマティクス相談部会 資料アーカイブ

本部会活動においてこれまで作成・運用されたコンテンツをご覧になることができます。
情報は随時更新されます。

 

アンケート投稿フォーム

アンケート結果

 

当日使用したセミナー資料を株式会社Preferred Networks様よりご提供いただきました。

資料1 メディカルAI専門コース オンライン講義資料 (深層学習の理論とChainer関数群の解析用)
資料2 microscopy_data_with_chainer (今回の実習のプログラム実行内容)

 

    資料1  Rを用いたRNA-Seqデータのクラスタリング 

    (リンクかサムネイル画像をクリックすると動画の再生が始まります)

    資料2  Rを用いたRNA-Seqデータのクラスタリング (入力用スクリプト)

     

    講演会の開催趣旨説明用のスライドです。講演会、ならびに本部会の運営理念についての理解の一助にしていたけますと幸いです。ファイルは読取専用です。pptx版は説明原稿付きとなっております。

    第三回講演会 開催趣旨スライドpptx版(説明原稿付き)pdf版
    第二回講演会 開催趣旨スライドpptx版(説明原稿付き)pdf版

    お問合せ先

    産業技術総合研究所 人工知能研究センター
    堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

     

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    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 21 9月 2019

    【開催報告】第71回日本生物工学会大会シンポジウム「ペアで紹介します、WetとDryの融合研究」

    【開催報告】第71回日本生物工学会大会シンポジウム「ペアで紹介します、WetとDryの融合研究」

     

    第71回日本生物工学会大会シンポジウムにて、部会から公募シンポジウムとして「ペアで紹介します、WetとDryの融合研究」(大会webページへのリンク)を開催しました。

    今回のシンポジウムでは2人の講演者が1つの演題を発表するペアプレゼンテーションというユニークな方法を採用しました。各講演はリレー方式、対談(漫才?)方式などで行われ、研究内容のみならず共同研究の成立の経緯や、融合研究を成功させる秘訣などについて語っていただきました。

    講演者の先生方による素晴らしいご講演により、大変素良いシンポジウムにすることができました。講演者の先生方、ならびに会場にお越しいただいた皆様に感謝申し上げます。
     

     

    当日の様子

    幹事会の堀之内と兒島がオーガナイザーを務めました。

     

     

    講演1「植物病原糸状菌を制御する菌類ウイルスの探索とゲノム解析の迅速化」上坂一馬先生(名大)・千葉壮太郎先生(名大)

     

     

    講演2「プロトン共役型オリゴペプチド輸送体の基質多選択性解析」伊藤圭祐先生(静岡県立大)・河合駿様(住友化学)

     

     

    講演3「麹菌摂取による宿主腸内細菌叢の改善および大腸炎の緩和」兒島孝明先生(名大)・志水元亨先生(名城大)

     

     

    講演4「集まると変わること:酵母のストレス応答、あるいは生物と物理の共同研究について」小田有沙先生(東大)・畠山哲央先生(東大)

     

    会場の様子。最終的には立ち見が出るほどの盛況となりました。ご参加ありがとうございました。

     

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    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 12 9月 2019

    《バイオ計測サイエンス研究部会共催》">【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第三回講演会《バイオ計測サイエンス研究部会共催》

    会は盛況のうちに終了しました。ご参加ありがとうございました。

    この度バイオインフォマティクス相談部会は、第三回講演会を11/20に京都大学で開催する運びとなりました。今回は大規模計測技術とインフォマティクス、ならびにそれらの自動化をトピックとして、バイオ計測サイエンス研究部会との共催により開催いたします。講演会では、生物工学分野の内外でご活躍されている先生方をお招きしてご講演頂きます。

     

    バイオインフォマティクス相談部会 第三回講演会
    ~大規模計測技術とインフォマティクスと自動化~
    (共催:バイオ計測サイエンス研究部会

    • 日時: 2019年11月20日(水) 
    • 会場: 京都大学吉田キャンパス (京都市左京区北白川追分町)
      • 講演会
        • 会場:農学部総合館講義室W506
        • ​​時刻:13:00 – 17:30 
          • 12:30受付開始
        • 参加費:11/13までに参加登録の場合(一般3000円・学生無料)
              11/14以降に登録または当日参加(一般3500円・学生500円)
          • 当日受付にてお支払い下さい。
      • 懇親会
        • 会場:北部食堂(北部生協2F)
        • 時刻:18:00 – 20:00
        • 懇親会費:11/13までに参加登録の場合(一般3000円・学生1500円)
               11/14以降に登録または当日参加(一般3500円・学生2000円)
          • 当日受付にてお支払い下さい。
    • 参加申込フォーム: 終了しました。

    概要

     近年発展著しいシーケンシング技術やオミクス解析などの大規模計測を用いた研究遂行に際し、計測そのものとその後の情報解析とは不可分の関係にあります。一人の研究者がその両方に取り組む場合もありますが、独力での遂行には限界があり、Wet系研究者とDry系研究者、さらに生物学研究者と分析化学研究者など、複数の分野の協業が必須となります。その場合には文化の壁を超えたコミュニケーションが必要となります。そこで本講演会では、大規模計測技術を利活用して研究に取り組む気鋭の研究者を学会内外から招聘いたします。
     また最近では、こうした大規模計測によって得られるデータの前処理や生物学的特徴の抽出をより迅速に行うために、機械学習などを駆使した解析の自動化の試みが盛んに行われています。さらに実験研究においても、多量のサンプルの処理や、手技の違いに由来するバイアスの回避、フェノタイピングデータなどの大規模計測などのための実験自動化の試みがなされるようになってきました。そこでWetおよびDryの両面で、大規模計測に関する実験自動化に取り組む研究者にもご講演いただくことにしました。
     今回はバイオ計測サイエンス研究部会との共催行事として開催することで、より多彩な背景を持つ研究者を招聘いたします。最新の研究成果はもちろんのこと、Wet研究とDry解析をどのように組み合わせたり、異分野間で連携しているかの生の声などもお聞かせいただけるかと思います。是非この機会にお集まりいただき、交流の輪を広げる場としてご利用頂けますと幸いです。

     

    プログラム ※敬称略

    13:00-13:10 開会挨拶
    13:10-13:40 講演1 江崎剛史(滋賀大・データサイエンス教育研究センター)
          演題「ワークフロー型分析プラットフォームを用いたメタボロームデータの解析」
    13:40-14:10 講演2 小野直亮(奈良先端大・データ駆動型サイエンス創造センター)
          演題「分子畳み込みニューラルネットワークによるアルカロイド化合物の生合成経路の予測モデルの構築」
    14:10-14:40 講演3 金澤慎司(島津製作所 / 阪大・情報科学研究科)
          演題「
    AI等を活用した質量分析計のデータ解析自動化の取り組み​
     休憩
    15:00-15:30 講演4 岡橋伸幸(阪大・情報科学研究科)
          演題「
    腸内細菌叢の網羅的代謝物解析
    15:30-16:00 講演5 三枝大輔(東北大・東北メディカルメガバンク機構)
          演題「大規模メタボローム解析の基盤構築における自動化システム導入の意義」
     休憩
    16:20-16:50 講演6 堀之内貴明(理研・生命機能科学研究センター)
          演題「全自動実験室進化システムと大規模計測を用いたストレス耐性大腸菌の育種」
    16:50-17:20 講演7 武藤愛(奈良先端大・データ駆動型サイエンス創造センター)
          演題「ハイスループット菌体アレイ作成ロボットを用いた、大腸菌遺伝子欠損株生育度の網羅的計測」
    17:20-17:30 閉会挨拶

    18:00-20:00 懇親会(北部食堂)

     

    【実行委員】青木航(京都大学) 
          堀之内貴明(理化学研究所) 
          兒島孝明(名古屋大学) 
          蟹江慧(名古屋大学)

    【問合せ先】理化学研究所 生命機能科学研究センター 
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス相談部会第三回講演会は、バイオ計測サイエンス研究部会との共催行事として、2019年11月20日-に京都大学吉田キャンパスにて開催しました。今回は「大規模計測技術とインフォマティクスと自動化」と題し、生物工学分野の内外より関連分野の研究者を招聘してご講演いただきました。今回はアカデミア、ならびに企業の参加者が多く、当該分野への関心の高さが伺えました。

    ご参加いただいた皆様、ならびに共催として企画にご協力くださったバイオ計測サイエンス研究部会の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。

     

    当日の様子

     

    開会挨拶

     

    今回の講演会はトピックが3つあったので、各講演者の講演内容を表としてまとめました。

     

     

    講演1 江崎剛史先生「ワークフロー型分析プラットフォームを用いたメタボロームデータの解析」

     

    講演2 小野直亮先生「分子畳み込みニューラルネットワークによるアルカロイド化合物の生合成経路の予測モデルの構築」

     

    講演3 金澤慎司先生「AI等を活用した質量分析計のデータ解析自動化の取り組み​」

     

    講演4 岡橋伸幸先生「腸内細菌叢の網羅的代謝物解析」

     

    講演5 三枝大輔先生「大規模メタボローム解析の基盤構築における自動化システム導入の意義」

     

    講演6 堀之内貴明先生 「全自動実験室進化システムと大規模計測を用いたストレス耐性大腸菌の育種」

     

    講演7 武藤愛先生「ハイスループット菌体アレイ作成ロボットを用いた、大腸菌遺伝子欠損株生育度の網羅的計測」

     

    会場の様子

     

    集合写真

     

    ​ 

    懇親会の様子。異分野交流の促進には欠かせません。

     

    有志により二次会が開催され、さらなる異分野交流が行われました。ご参加ありがとうございました。

     

    ►バイオインフォマティクス相談部会

     

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 05 6月 2019

    バイオインフォマティクス出張相談窓口《2019年度若手会夏のセミナーとの共催》

    この度バイオインフォマティクス相談部会は、2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー(2019年7月20日 滋賀県高島市)におきまして、共催企画として「バイオインフォマティクス出張相談窓口」を開催いたします。企画は会期中に同会場内で行いますので、夏のセミナーの参加者はどなたでもご参加頂くことができます。奮ってご参加下さい。

     

    バイオインフォマティクス出張相談窓口 開催概要

    • 日時: 2019年7月20日 (2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー会期中
    • 企画概要 
       分析技術の革新やコンピュータの演算能力の向上に伴い、多量のデータを論理的かつ効率的に解析するバイオインフォマティクスの生物工学分野における重要性が増しています。しかしバイオインフォマティクス解析は高度な専門知識を要し、さらにターゲットや目的によって方法論が多種多様であるため、未経験者にとっての敷居が高いことが課題となっています。そこでバイオインフォマティクス相談部会では当該分野の活性化、交流の場の形成、人材育成、研究活動の支援などの活動を行っています。
       当日は当部会の運営メンバーが出張相談窓口を開設しますので、日頃のバイオインフォマティクス解析のお悩みごとがありましたら、ぜひご相談下さい。当部会ではweb上において常設の相談窓口(url)を運用しており、当日は窓口利用時の様子や雰囲気の紹介も予定しております。

     

    【問合せ先】バイオインフォマティクス相談部会  
          理化学研究所・生命機能科学研究センター
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス出張相談窓口は、2019年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナーの共催企画として、2019年7月20日-21日に滋賀県高島市にて開催しました。開催にあたり、実行委員長の青木航先生(京都大学)をはじめとする実行委員の先生方にご協力を頂きましたことを厚く御礼申し上げます。

     

    当日の様子

    写真1

    会場では、ポスター発表時に部会のポスターを掲示して部会委員が説明をおこなったほか、「たすき」をかけた部会委員が随時相談や説明に応じました。

     

    ⇒バイオインフォマティクス相談部会

    Published by 部会:脂質駆動学術産業創生研究部会 on 03 6月 2019

    脂質駆動学術産業創生研究部会

    脂質駆動学術産業創生研究部会代表
    徳島大学大学院社会産業理工学研究部
    櫻谷 英治

    研究紹介図pdf

    脂質研究領域のさらなる発展には多様な学術分野の融合と新規概念の導入が必要と考えられます。すなわち、新規機能性脂質の創出、脂質・脂質代謝物の正確なリピドーム解析、脂質代謝産物を介したヒト(細胞)と腸内細菌の相互作用解明、細胞への脂質の輸送と生理学的機能解明、機能性脂質の物性評価と合成技術開発などが重要となります。本研究部会では、脂質と脂質代謝物を鍵化合物とした新たな機能の開拓に基づき、産業の創出を駆動することを目指しています。これからの脂質研究に関する情報交換、産学官交流にご興味をお持ちの方に、毎年開催の講演会を中心とした本研究部会の活動に、ご参加いただければ幸いです。

    2024年度第6回脂質駆動学術産業創生研究部会講演会を開催しました。

    【日時】2024年10月4日(金)
    【場所】北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟2階レクチャーホール(鈴木章ホール)
        (世話人:北海道大学・菊川寛史)
    ⇒詳しくはこちら

     

     

    脂質駆動学術産業創生研究部会 研究内容紹介図

    ⇒2019年度第1回講演会の内容はこちら

    ⇒2020年度第2回講演会の内容はこちら

    ⇒2021年度第3回講演会の内容はこちら

    ⇒2022年度第4回講演会の内容はこちら

    ⇒2023年度第5回講演会の内容はこちら

    構成員

    代表櫻谷 英治(徳島大・生物資源・教授)
    委員岸野 重信(京大院・農・准教授)安藤 晃規(京大院・農・助教)
    竹内 道樹(京都工繊大・分子化学・助教)菊川 寛史(北大院・工・准教授)
    和泉 自泰(九大・生医研・准教授)高橋 政友(九大・生医研・助教)
    中谷 航太(九大・生医研・助教)渡邉 研志(広島大院・統合生命・助教)
    雜賀 あずさ(産総研) 
    オブザーバー小川 順(京大院・農)永尾 寿浩(大阪技術研)
    秋 庸裕(広島大院・統合生命)角田 元男
    岩崎 雄吾(中部大・応用生物)馬場 健史(九大・生医研)
    杉森 大助(福島大院・理工) 

     

    お問い合わせ先

    徳島大学大学院社会産業理工学研究部
    生物資源産業学域
    櫻谷 英治
    E-mail

     

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    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 14 11月 2018

    【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 Chainerを用いた深層学習ハンズオンセミナー

    この度バイオインフォマティクス相談部会は、株式会社Preferred Networksの後援により、ハンズオンセミナーを開催致します。

    バイオインフォマティクス相談部会 ハンズオンセミナー
    Chainerを用いた深層学習によるバイオイメージングデータ解析

    • 主催: バイオインフォマティクス相談部会
    • 後援: 株式会社Preferred Networks
    • 日時: 2019年3月9日(土) 10:00~18:00 (交流会18:00-)
    • 会場: 株式会社Preferred Networks本社セミナー室 (東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル)
    • 参加費: 1000円(交流会費用を別途徴収いたします)
    • 定員: 30名
    • 講師: 鈴木脩司先生・大野健太先生(株式会社Preferred Networks)

     

    内容

     ニューラルネットワークの計算および学習を行うためのオープンソースソフトウェアライブラリであるChainer を用い、バイオイメージングデータの解析を体験していただきます。題材として様々な遺伝的背景を持つ酵母細胞の蛍光画像(Kraus et al., Mol Syst Biol., 13(4), 924, 2017)の公開データを用い、細胞の形状を深層学習を用いて分類します。
     当日は深層学習の実行環境として、クラウドサービスのGoogle Colaboratory を使用します。可能であればノートPC をご持参ください。都合がつかない場合はご一報いただければ当方にて用意します(詳細は当事者に後日連絡します)。
     本セミナーの参加には、プログラミング言語の基本的な構文や概念(変数代入やループなど)を既に習得していることが望まれます。ハンズオンではPythonを使います。Pythonまたは他の言語で、そのような作業の経験があれば理解がスムーズになります。日程の都合上、プログラミング部分のレクチャーに割くことができる時間に制約がございます。当日の作業を少しでも円滑に行えるように、参加者には事前に資料を配布する等の配慮をしますが、ご協力をお願い申し上げます。
     尚、宿泊される場合は各自手配をお願いします。また、参加者が超過する場合は選考を行うことがありますのでその点予めご了承下さい。

     

    【問合せ先】理化学研究所 生命機能科学研究センター 
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

    開催報告

     

    セミナー当日に使用した資料を公開しました。

    資料1 メディカルAI専門コース オンライン講義資料 (深層学習の理論とChainer関数群の解析用)

    資料2 microscopy_data_with_chainer (今回の実習のプログラム実行内容)

    バイオインフォマティクス相談部会ハンズオンセミナーは、2019年3月9日に、株式会社Preferred Networks社セミナー室にて開催されました。様々な所属の参加者が集まり、持参したPCにて深層学習によるイメージングデータの解析にチャレンジいたしました。

    開催にあたり株式会社Preferred Networks社および講師の鈴木脩司先生・大野健太先生には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。
     

    当日の様子

    大手町にある株式会社Preferred Networks社セミナー室をお借りしました。

     

    講師の鈴木先生(右)と大野先生(左)

     

    ハンズオンセミナーの様子

     

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    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 25 10月 2018

    【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第二回講演会

    この度バイオインフォマティクス相談部会は、第二回講演会を12/5に東京大学(本郷キャンパス)で開催する運びになりました。今回はメタゲノム解析をトピックとして、生物工学分野の内外でご活躍されている先生方をお招きしてご講演頂きます。
     

    バイオインフォマティクス相談部会 第二回講演会

    • 講演会日時: 2018年12月5日(水) 13:00~17:00
    • 講演会会場: 東京大学本郷キャンパス (東京都文京区本郷7-3-1)山上会館2F大会議室
      • 参加費: 一般 2000円 / 学生 無料
    • 懇親会: 17:15開始
    • 懇親会会場: 東京大学本郷キャンパス 銀杏メトロ食堂
      • 懇親会費: 11/28(水)迄に申込された場合   一般 4000円 / 学生 1000円 
              11/28(水)以降申込または当日参加 一般 4500円 / 学生 1500円
    • 参加申込フォーム: 終了しました。

    ※ 当日参加も可能ですが、準備の都合上可能な限り事前参加登録をお願い致します。講演会一週間前(11/28)までにお申し込みいただければ、懇親会費を割引致します。

     

    概要

     シーケンシング技術の発展に伴い、近年急速に普及しているメタゲノム解析は、新規遺伝子資源の探索、環境や生態系における微生物動態の解析、腸内細菌と宿主との関係の解析などに広く用いられ、生物工学分野においてもホットトピックの1つとなっております。しかし得られる多量のシーケンスデータを扱う際にバイオインフォマティクス技術が必要となり、実験系研究者の参入障壁となっている場合があります。そこで本講演会では、生物工学分野に限らず、バイオインフォマティクスクス技術を利活用してメタゲノム解析を利用した研究を行っておられる、Wet系ならびにDry系の両方の背景をお持ちの先生方をお招きしてご講演頂く予定です。
     最先端の研究に加え、こうした分野でしばしば生じる共同研究者ウェット・ドライ間の連携に関する生の声などもお聞かせいただけるかと思います。是非この機会にお集まりいただき、交流の輪を広げる場としてご利用頂けますと幸いです。
     

    プログラム

    13:00-13:10 開会挨拶
    13:10-13:40 講演1 鈴木市郎 先生 (横浜国立大学)
     「マイクロバイオームの各細菌の動態を見分ける」
    13:40-14:10 講演2 平岡聡史 先生 (海洋研究開発機構)
     「メタエピゲノム解析から明らかにする環境細菌叢のエピジェネティクスの多様性と新規DNAメチル化酵素」
    14:10-14:40 講演3 森宙史 先生 (国立遺伝学研究所)
     「古代の動物の骨のメタゲノム解析」
    14:40-15:00 休憩
    15:00-15:30 講演4 西嶋傑 先生 (産業技術総合研究所)
     「ヒト腸内細菌叢のメタゲノム解析」
    15:30-16:00 講演5 竹田綾 先生 (株式会社サイキンソー)
     「腸内フローラ検査サービスMykinsoを支える解析環境」
    16:00-16:30 講演6 馬場保徳 先生 (石川県立大学)
     「ウシルーメン液処理によるメタン発酵効率化 〜複合微生物系の理解に向けたNGSの活用〜」
    16:30-16:40 閉会挨拶

     


    【実行委員】大野聡(東京大学) 
          堀之内貴明(理化学研究所) 
          兒島孝明(名古屋大学) 
          蟹江慧(名古屋大学)

    【問合せ先】理化学研究所 生命機能科学研究センター 
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス相談部会第二回講演会は、2018年12月5日に、東京大学本郷キャンパス山上会館にて開催されました。今回はメタゲノム解析にフォーカスした会として開催しました。生物工学分野の内外より、バイオインフォマティクス技術を利活用されている先生方にご講演をいただきました。

    ウェット系・ドライ系、扱う対象(たとえば環境微生物や腸内細菌叢など)を含め色々な立場の参加者がおられ、質疑応答も活況でした。本講演会をきっかけに、皆様の交流の輪が広がっていくことを願っております。

    ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
     

    当日の様子

    鈴木市郎 先生 (横浜国立大学)
    「マイクロバイオームの各細菌の動態を見分ける」

     

    平岡聡史 先生 (海洋研究開発機構)
    「メタエピゲノム解析から明らかにする環境細菌叢のエピジェネティクスの多様性と新規DNAメチル化酵素」

     

    森宙史 先生 (国立遺伝学研究所)
    「古代の動物の骨のメタゲノム解析」

     

    西嶋傑 先生 (産業技術総合研究所)
    「ヒト腸内細菌叢のメタゲノム解析」

     

    馬場保徳 先生 (石川県立大学)
    「ウシルーメン液処理によるメタン発酵効率化 〜複合微生物系の理解に向けたNGSの活用〜」

     

     

    懇親会 (東京大学本郷キャンパス 銀杏メトロ食堂)

    懇親会中も熱いディスカッションが行われていました。

        

     

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    Published by 若手会 on 20 9月 2018

    生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2018 報告

    本年度の生物工学若手研究者の集い(若手会)夏のセミナー2018は6月30日~7月1日に、北海道北見市・北見工業大学ならびに自然休暇村センターにて開催されました。

    今回は、初の北海道開催で会場の制約から1日目の招待講演とポスター発表を北見工業大学で行い、宿泊ならびに2日目にバイオインフォマティックス相談部会との共催イベントなどを北見市自然休暇村センターで行いました。

    おかげさまをもちまして全国から81名(一般37名、学生44名)の御参加をいただき、45件のポスター発表を行いました。

    【初日】
    はじめに
    若手会会長の今中先生にご挨拶いただき、講演会を開始しました。

    講演会

    講演会では、5名の先生方にご講演いただきました。研究成果に加え、研究過程やキャリアに関する経験談もご講演いただき感銘を受けました。

    特別講演1 (座長:小西)
    『生物学的方法による生体材料評価の現状』
    大津 直史 先生 (北見工業大学)0001


    特別講演2 (座長:堀)
    『電子顕微鏡で解き明かす生物の仕組み』
    釜崎 とも子 先生(北海道大学 遺伝子病制御研究所・分子腫瘍分野)
    0002

    特別講演3 (座長:中島)
    『エネルギーの観点から見る微生物の多様な生存戦略』
    加藤 創一郎 先生(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門)
    0003

    特別講演4 (座長:東)
    『私の来た道〜油田細菌から超好熱菌そして植物共生細菌まで』
    森川 正章 先生(北海道大学大学院 地球環境科学研究院)
    0004

    特別講演5
    『次世代シーケンサーの現状』(座長:佐藤)
    森本 一 先生 (北海道システムサイエンス株式会社)
    0005

    活発な討論が行われました。
    0006

    ポスターセッション
    北見工業大学コミュニケーションアトリウムで開催しました。
    45件のポスター発表で活発な議論が行われました。
    0007-0010

    BBQ
    バスで北見市自然休暇村センターに移動し、バーベキューの夕食を楽しみました。
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    学会長の木野先生が乾杯の挨拶をされました。
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    ビンゴ大会
    ビンゴ大会が行われました(担当:邱)
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    討論会
    北海道の日本酒とともに、討論会を行いました。
    0016

    【2日目】
    バイオインフォマティクス相談会主催セミナー

    Oxford社MinIONシーケンサーの紹介やデータプロセッシングのいろはを解説していただきました。
     

    ⇒バイオインフォマティックス相談部会

    授賞式
    1日目のポスター発表の投票結果から各ポスター賞が授与されました。
    最優秀ポスター賞
    兼吉 航平(大阪大院・工)
    P19: 高生産株の構築を目指した蛍光標識抗体による細胞内分泌過程解析

    優秀ポスター賞
    元根 啓佑(京大院農・応用生命)
    P06: 海洋資源の有効利用と保全への取り組み―大型藻類の有効利用とサンゴ礁の保護―

    渡辺 一樹(北見工大院・工・バイオ環境化学)
    P09: 人工知能や統計的手法による天然培地成分からの発酵生産量予測

    岩舘 秀樹(千葉大院・融合理工)
    P17: ECM 薄膜を組み込んだ細胞培養用マイクロ灌流デバイスの開発

    竹内 健人(北見工大院・バイオ環境)
    P20: 発酵阻害物質耐性酵母KS47-1 株の性質と遺伝子導入法の検討

    専門分野賞
    河合 美桜(関西大院・理工)
    P14: グルコースリプレッションを回避する流加培養による乳酸菌の乳酸生産抑制

    竹田 雄大(北大院・工・環循シ)
    P34: GFP を融合したシリカ重合酵素の機能解析

    岡 大椰(名古屋大学生命農学研究科 応用生命科学)
    P40: データマイニングを駆使したAspergillus oryzae 由来転写因子AoXlnR 制御遺伝子の網羅的解析


    ユニバーサル賞
    森本 一輝(北見工大院・バイオ環境)
    P01: 新規凍結耐性酵母を用いた冷凍パンの品質調査

    宮永 未森(北大院・工・環境循環)
    P07: 宮崎海岸周辺に生息する尿素分解菌を用いた地盤固化試験

    Good Design賞
    今井 祐太(名大院創薬)
    P27: 細胞形態情報解析を用いた間葉系幹細胞培養プロセスにおける品質工学的逸脱管理

    佐伯 琴音(千葉大院 融合理工)
    P35: マイクロ流体デバイスを用いた細胞の配列化およびカプセル化技術の開発

    Beginners’賞
    岩田 茉奈(北大院工)
    P25: 針葉樹分解過程における木材腐朽菌Phlebiopsis gigantea のオミクス解析

    立花 成我(北見工大・工・バイオ環境化学)
    P26: 統計解析、ニューラルネットワークを用いた培養予測システム構築

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    おわりに
    初代会長の高木 昌宏先生(北陸先端大)にご挨拶いただきました。
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    実行委員から、お礼申し上げ、閉会とさせていただきました。
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    最後に会場で集合写真を撮影しました。
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    来年も京都での夏のセミナーにてお会いしたいと思います。

     

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    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 03 9月 2018

    展示ブースへの出展 (第70回大会附設展示会場)

    この度バイオインフォマティクス相談部会は、第70回生物工学会大会(2018年9月5日 – 9月7日 関西大学)の附設展示会におきまして、展示ブースを出展いたします。皆様のご来場をお待ちしております。

     

    バイオインフォマティクス相談部会 展示ブース 開催概要

    • 日時: 2018年9月5日 – 9月7日 (第70回生物工学会大会会期中
    • 展示内容
      • バイオインフォマティクス相談部会の活動紹介
      • 部会主催企画 深層学習ハンズオンセミナー(2019年3月開催予定)の告知
      • R言語を用いたRNA-Seqデータのクラスタリング解析実演
      • モバイルシーケンサーの展示
      • バイオインフォマティクス出前相談 
    • 展示時刻
      • 展示会場は9月5日10:00~9月7日14:00まで開場しておりますが、ブースへの駐在を部会委員が担当する都合上、一部時間は不在とします。
        詳しくは下記リンクをご参照下さい。

     

    【問合せ先】バイオインフォマティクス相談部会  
          理化学研究所・生命機能科学研究センター
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス相談部会 展示ブース

    2018年9月5日 – 9月7日 関西大学(第70回生物工学会大会会期中

     台風21号の影響で交通機関の遅延・運休や停電が発生したにもかかわらず、たくさんの方々にお越しいただき、誠にありがとうございます。またブース出展にあたり格別のご配慮をいただいた大会実行委員の先生方に厚く御礼申し上げます。

     

    当日の様子

    写真1    写真2
    展示会場で示した「R言語を用いたRNA-Seqデータのクラスタリング解析」の実演ムービーを、希望者に配布いたします。現在配布準備中ですのでお待ちいただけますと幸いです。→資料アーカイブにuploadしました(リンク


     

     

     

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 30 5月 2018

    【研究部会】バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ《2018年度若手会夏のセミナーとの共催》

    この度バイオインフォマティクス相談部会は、2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー(2018年6月30日 – 7月1日 北見工業大学)におきまして、共催企画として「バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ」を開催いたします。企画は会期中に同会場内で行いますので、夏のセミナーの参加者はどなたでもご参加頂くことができます。奮ってご参加下さい。

     

    バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモ 開催概要

    • 日時: 2018年6月30日 – 7月1日 (2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー会期中
    • 企画主旨 
      • 生物工学研究者にとってバイオインフォマティクス解析は、興味があるものの実際に自身で手掛けるにはハードルが高く感じられることがしばしばある。当企画はそうしたハードルを下げて、個々の研究者が新しいチャレンジをする助けとすべく、実際の解析の模様を身近なものとして紹介することを目的としている。
    • 企画内容1 バイオインフォマティクス簡易相談ブース 
      • バイオインフォマティクス相談部会の運営メンバーが会場に居りますので、日頃のバイオインフォマティクス解析のお悩みごとがありましたら、相談に応じます。当部会ではweb上でバイオインフォマティクス相談窓口(url)を運用しておりますが、窓口利用時の様子や雰囲気をご紹介することもできます。
    • 企画内容2 バイオインフォマティクス解析体験デモ 
      • 部会運営メンバーが持参したノートパソコンでデータ解析の実演、解析体験をしていただくことができます。今回はメタゲノム解析を題材とし、コマンドラインによるBlast解析により、メタゲノムデータに含まれる菌種の同定のデモを予定しております。また最近、高速シーケンサーの低価格化、省スペース化が著しく、利用の敷居が下がっております。簡易に導入できる高速シーケンサーの一例として、当日はノートパソコンに接続して使用可能なモバイルシーケンサーの展示も行います。これらにより、意外と簡単にデータ取得や解析ができそうだということを実感していただき、新たな研究にチャレンジするきっかけとなれば幸いです。

     

    【問合せ先】バイオインフォマティクス相談部会  
          理化学研究所・生命機能科学研究センター
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス簡易相談ブース+解析体験デモは、2018年度生物工学若手研究者の集い 夏のセミナーの共催企画として、2018年6月30日-7月1日に北見工業大学ならびに北見市自然休養村センターにて開催しました。開催にあたり、北見工業大学の小西正朗先生をはじめとする実行委員の先生方にご協力を頂きましたことを厚く御礼申し上げます。

     

    当日の様子

    写真1
    6月30日 ポスター会場の一角に簡易ブースを出展しました。

     

    写真2
    7月1日 解析体験デモを開催しました。朝9時開始の有志参加企画として開催しました。
    昨日は夜遅くまで議論を行っていたにも関わらず、多くの方がご参加下さいました。

     

    写真3
    ノートパソコンでメタゲノムデータの配列解析を体験している様子。

     

    ⇒バイオインフォマティックス相談部会

    Published by 学会事務局 on 25 5月 2018

    【事務局より】2018年度の研究部会について

    2018年4月24日の理事会にて以下14の研究部会設置申請が承認されました。

    【第1種研究部会】

    【第2種研究部会】

    【若手研究会】

     

    ♦関連記事:研究部会の設置申請について

    Published by 学会事務局 on 26 2月 2018

    【本部】第5回SBJシンポジウム
       ―センシング技術の生物工学的展開―

    盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。⇒開催報告はこちらpdf

    SBJシンポジウムは、日本生物工学会がカバーする広い科学技術・教育分野について、産官学の連携を深め、さらにはアジアをはじめとした諸外国の情報や動向について討議することを目的として、創立100周年に向けて新たにスタートしたものです。

    5回目となる今回は、センシング技術の生物工学的展開と題し、センシング技術の最先端を紹介いたします。動物細胞分化状態、微生物培養経過、DNA 塩基配列、そしてヘルスケアと多様なターゲットを対象としたセンシング技術を紹介し、生物工学的展開を展望して議論いたします。

    口頭発表終了後には、各発表者にポスター等をご用意いただき、討論がさらに深まることを期しています。
    多数の皆様のご参加をお待ちしております。

    • 日時:2018年5月25日(金)9:50~17:00
       
    • 場所:筑波大学 東京キャンパス 文京校舎
        (〒112-0012  東京都文京区大塚3-29-1)⇒キャンパスマップ
         丸ノ内線 茗荷谷駅下車「出口1」徒歩5分程度
         
    • 参加費:
      会員:1,000円(税込・要旨集代を含む)
         (ご所属先が賛助・団体会員・後援学会ご所属の方を含む)
      学生:無料
      非会員:3,000円(税込・要旨集代を含む)
      ※参加費は当日受付にてお支払いください。
       
    • 申込方法:こちらのフォームよりお申込みください。

    【主催】公益社団法人 日本生物工学会
    【後援】公益社団法人 日本農芸化学会、公益社団法人 化学工学会
        公益財団法人 日本醸造協会、一般財団法人 バイオインダストリー協会   

    プログラム

    • 9:50~10:00 開会の辞……日本生物工学会会長 木野 邦器(早稲田大学)
       
    • 10:00~10:35
      「細胞形態画像計測を用いた再生医療用細胞培養の管理」
       …………加藤 竜司(名古屋大学)
       協力:バイオインフォマティクス相談部会
       
    • 10:40~11:15
      「微生物の培養経過をセンシングする技術
       ~培養経過をリアルタイムで非侵襲的にセンシングする~」
       …………中吉 佳昭 ⇒変更しました 福田 鉄平(三洋貿易株式会社)
       
    • 11:20~11:55
      “Nanobiosensors and Lateral Flow Assay (LFA) using Pairs of Aptamers developed with GO-SELEX for Biomarkers and Pandemic Viruse”
      ⇒変更しました
      Aptamer Duos From Screening to Nanobiosensors and Lateral Flow Assays”
       …………Man Bock Gu (Korea University)
       
    • 12:00~12:35【特別講演】
      「長鎖DNAを用いた生命現象の理解と,それを可能とする新技術創出に向けて
       ―CREST・さきがけの新規研究開発領域―」
       …………川口 哲(科学技術振興機構)
       
    • 12:35~13:40 昼休み
       
    • 13:40~14:15
      「呼気診断センサの開発」
       …………下野 健(パナソニック株式会社)
       
    • 14:20~14:55
      「指尖からの経皮蛍光を用いた健康状態モニタリング技術」
       …………山中 幹宏(シャープライフサイエンス株式会社)
       
    • 15:00~15:35
      「腸内環境に基づく個別化ヘルスケアの必要性」
       …………村上 慎之介(株式会社メタジェン)
       
    • 15:40~16:15
      「アミノ酸で健康状態を測る―現在と将来のリスク評価―」
       …………森 妹子(味の素株式会社)
       
    • 16:20~16:55 討論(ポスターや展示等による) 各発表者
       
    • 16:55~17:00 閉会の辞……日本生物工学会副会長 高木 昌宏(北陸先端科学技術大学院大学)                

    問い合わせ先

    公益社団法人 日本生物工学会事務局 (吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
    TEL: 06-6876-2731 FAX: 06-6879-2034
    E-mail: (SBJシンポジウム担当)

     

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 01 11月 2017

    【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 相談窓口開設のお知らせ

    バイオインフォマティクス相談部会では、各種のバイオインフォマティクス解析手法に精通した生物工学研究者により構成される相談窓口を開設しました。

    ⇒バイオインフォマティクス相談窓口はこちら

     

    バイオインフォマティクス相談窓口 概要図

     

    ⇒バイオインフォマティクス相談部会ページへ

     

     

     

     

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 20 10月 2017

    【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第一回講演会

    この度バイオインフォマティクス相談部会第一回講演会を大阪大学吹田キャンパスで開催する運びになりました。本講演会では生物工学分野に限らず、バイオインフォマティクス技術を利活用されている先生方をお招きしてご講演いただく予定ですので、交流の輪を広げる場としてご活用いただけますと幸いです。

    ⇒バイオインフォマティクス相談部会の活動紹介はこちら

    第一回講演会 開催概要

    • 日時: 2017年12月26日(火) 13:00~
    • 場所: 大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館  (大阪府吹田市山田丘2-2)
      • 参加費:無料
    • 懇親会: 17:30~ レストラン「クルール」
      • 懇親会参加費:一般4000円 / 学生1000円
    • 参加申込フォーム: 終了しました。

     

    • プログラム

    13:00-13:10 開会挨拶

    13:10-13:40 講演1 戸谷吉博 先生(大阪大学 情報科学研究科)
    「バイオインフォマティクスを利用した代謝工学のための設計技術」

    13:40-14:10 講演2 松田史生 先生(大阪大学 情報科学研究科)
    「代謝工学におけるバイオインフォマティクスの仕事」

    14:10-14:40 講演3 海津一成 先生(理化学研究所 生命システム研究センター)
    「E-Cell System: from a single molecule to a whole cell」

    14:40-15:00 休憩

    15:00-15:30 講演4 岩本一成 先生(大阪大学 蛋白質研究所)
    「シグナル依存的なクロマチン構造変化によるスーパーエンハンサーの制御機構」

    15:30-16:00 講演5 瀬尾茂人 先生(大阪大学 情報科学研究科)
    「バイオイメージインフォマティクスと共同研究について」

    16:00-16:30 講演6 樋口千洋  先生(医薬基盤・健康・栄養研究所 バイオインフォマティクスプロジェクト)
    「企業でのバイオインフォマティクス研究を振り返って 」

    16:30-17:00 講演7 尾形善之 先生(大阪府立大学 生命環境科学研究科)
    「次世代シーケンサーをより簡便に活用する」

    17:00-17:10 閉会挨拶

    17:30- 懇親会 レストラン「クルール」

     

    【実行委員】戸谷吉博(大阪大学)
            豊島正和(大阪大学)  
          堀之内貴明(理化学研究所) 


    【問合せ先】理化学研究所・生命システム研究センター  
          堀之内貴明 E-mail:takaaki_horinouchi[at]riken.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス相談部会第一回講演会は、2017年12月26日に、大阪大学吹田キャンパス銀杏会館にて開催されました。

    生物工学分野の内外より、バイオインフォマティクス技術を利活用されている7名の先生にご講演をいただき、最先端の研究に加え、共同研究やウェット・ドライ間の連携などに関するご講演を頂きました。会は終始リラックスした雰囲気で進行し、しばしば現場の本音が漏れる貴重なお話を聞くことが出来ました。

    年の瀬のご多忙のところ、お陰様を持ちまして33名(一般27名、学生6名)にご参加頂きました。ウェット系・ドライ系を含め色々な立場の参加者がおられ、質疑応答も盛況でした。本講演をきっかけに、皆様の交流の輪が広がっていくことを願っております。

    ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
     

    当日の様子

    講演1 戸谷吉博 先生(大阪大学 情報科学研究科)
    「バイオインフォマティクスを利用した代謝工学のための設計技術」

     

    講演2 松田史生 先生(大阪大学 情報科学研究科)
    「代謝工学におけるバイオインフォマティクスの仕事」

     

    講演3 海津一成 先生(理化学研究所 生命システム研究センター)
    「E-Cell System: from a single molecule to a whole cell」

     

    講演4 岩本一成 先生(大阪大学 蛋白質研究所)
    「シグナル依存的なクロマチン構造変化によるスーパーエンハンサーの制御機構」

     

    講演5 瀬尾茂人 先生(大阪大学 情報科学研究科)
    「バイオイメージインフォマティクスと共同研究について」

     

    講演6 樋口千洋  先生(医薬基盤・健康・栄養研究所 バイオインフォマティクスプロジェクト)
    「企業でのバイオインフォマティクス研究を振り返って 」

     

    講演7 尾形善之 先生(大阪府立大学 生命環境科学研究科)
    「次世代シーケンサーをより簡便に活用する」

     

    講演会場の様子

    集合写真

    懇親会 (大阪大学吹田キャンパス レストラン「クルール」)

        

        

     

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 25 7月 2017

    バイオインフォマティクス相談窓口

    バイオインフォマティクス相談窓口

      Menu(クリックすると各項目に飛びます) 
     ・窓口利用の流れ
     ・相談窓口 委員名簿
     ・投稿フォーム

     バイオインフォマティクス解析は高度な専門知識を要し、さらにターゲットや目的によってその方法論が多種多様である。そのため、近隣に詳しい人が居ない等の理由により独力で問題解決に当たる必要がある初学者は、独学に適した書籍などの情報や専門家が集うコミュニティを自力で探す必要があった。また各種バイオインフォマティクス技術の専門家は必ずしも生物工学分野の人材であるとは限らず、その場合には目的やニーズの相違やコミュニケーションの問題を解決する必要が生じる。
     そこで当部会では、各種のバイオインフォマティクス解析手法に精通した生物工学研究者からなる相談部会を設置し、相談窓口を通じて相談者の課題解決に対して様々な支援を行う。

     

    バイオインフォマティクス相談窓口 概要図


    相談窓口利用の流れ 概要

    1)相談内容の投稿
    相談者は相談窓口フォームに相談内容の入力を行います。相談内容の秘密保持のため、この内容は運営委員全員には送付されず、まず幹事会が受理します。

    2)担当委員の選定
    相談内容や相談者と委員との利益相反関係の有無に基づき、幹事会が担当委員を選定します。担当してもらいたい(orもらいたくない)委員を提示していただければ、選定時に考慮させていただきます。

    3)相談対応
    担当委員が相談内容に対応します。現在我々が想定している相談内容は、たとえば以下のようなものがありますが、相談内容はこれに限定するものではありません。何でもお気軽にご相談下さい。

    相談内容の例
    ・〇〇解析をやってみたいが/ためしにやってみたが、××という問題が起こってしまいうまくいかない/どの方法が適切なのかわからない/これで正しいのかわからない
    ・〇〇〇〇のような実験を行ったが、これをどのように解析したらよいのかわからない
    ・じっくりと〇〇解析をする必要に迫られているが、いっしょにやってくれる人はいないか?/色々詳しく教えてくれないか?
    ・〇〇技術についての情報収集をしたいが、どこかに良いコミュニティはあるか?

    4)一般部会員メーリングリスト
    一般部会員としてご加入いただくことにより、当部会が運営するメーリングリスト(ML)をご利用いただくことが出来ます。ML上で解析方法などに関して情報を収集したり、広く議論することも可能です。

    相談窓口 構成員名簿

    幹事会堀之内 貴明(産総研・人工知能研究センター)
    兒島 孝明 (名城大・農)
    蟹江 慧 (近畿大・工)

    相談担当委員

    (順不同)

    堀之内 貴明(産総研・人工知能研究センター)
    兒島 孝明 (名城大・農)
    蟹江 慧 (近畿大・工)
    加藤 竜司 (名大院・創薬科学)
    中杤 昌弘 (名大院・医)
    牧野 智宏 (第一三共(株))
    松田 史生 (阪大院・情報科学)
    Jasmina DAMNJANOVIC (名大院・生命農学)
    宮本 義孝 (国立成育医療研究センター)
    今中 洋行 (岡山大院・自然科学)
    青木 航 (京大院・農)
    相馬 悠希 (九大・生体防御医学研究所)
    戸谷 吉博 (阪大院・情報科学)
    大野 聡 (東大院・理)
    豊島 正和 (神戸大院・工)
    原 啓文 (東大院・農)
    馬場 保徳 (石川県大・生物資源研)
    津川 裕司 (東京農工大・工)
    小野 直亮 (奈良先端大・データ駆動型サイエンス創造センター)
    前田 和勲 (九州工業大・若手研究者フロンティア研究アカデミー)
    岡橋 伸幸 (阪大院・情報科学, 理研・IMS)
    外部アドバイザー

    関口 達也 (前橋工科大・生命情報)
    江崎 剛史 (滋賀大・データサイエンス教育研究センター)
    森 宙史 (国立遺伝学研究所・生命情報研究センター)
    上坂 一馬 (名大院・生命農学)

    免責事項

    相談窓口をご利用される前に、必ずお読みください。
    ・相談窓口をご利用される場合は、この免責事項に同意されたものとみなします。
    ・相談窓口を利用することによって生じたいかなるトラブルおよび損失、損害に対しても、当部会は一切責任を負いません。
    ・当部会に所属する運営委員は相談内容に対して万全を尽くしますが、必ずしも相談者のご希望に沿う結果を保証するものではありません。
    ・相談窓口は、予告なしに内容を変更または削除することがあります。

    生成系AIの使用について

    部会では、バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針を作成しております。詳細はリンク先の記事をご覧ください。

     

    お願い

    当該研究分野の発展を目的とし、当部会を構成する幹事会、担当委員は無償で部会運営にあたっております。研究分野への持続的な貢献や、当部会をより良いものにするために、活動実績が示されることは大きな意味を持ちます。相談窓口の利用にあたっては、以下にご協力下さると幸いです。

    • 相談窓口を通じて得られた知見などが具体的な研究結果へとつながる見込みとなる場合、研究結果の帰属を担当委員と協議して下さい。
    • 成果発表時には、謝辞に日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会(英語表記:Bioinformatics Consultation Forum, The Society for Biotechnology, Japan)の協力を得たことを明記して下さい。また、成果発表時には部会までご一報いただけると助かります。
      • 表記例
        【英文】This work was supported by Bioinformatics Consultation Forum, The Society for Biotechnology, Japan.
        【和文】本研究は日本生物工学会バイオインフォマティクス相談部会の協力を受けたものです。
    • 学生の方が相談窓口を利用する場合は、所属機関における教育との兼ね合いや成果の取扱に関する協議が必要となる場合がありますので、指導教員等の了承を得たうえでご利用下さい。

     

    よくある質問FAQ – 相談窓口について

    Q. どこまでのことを対応してもらえるのか?
     ↓
    A. 相談内容に依りますが、担当委員と直接やりとりをしていただき、同意が得られる範囲であれば制限はありません。単純な技術的な質問、たとえば「〇〇が正しく実行されない」といった内容なら、それが達成されたら相談は終了になるかと思います。あるいは「〇〇という研究を遂行したい」ということであれば、担当委員との共同研究として発展させていただけると、当部会としても喜ばしい限りです。

    Q. どのような分野、目的、技術内容の相談でも対応してもらえるのか?
     ↓
    A. 当部会が擁する担当委員が可能な限り対応をいたします。もちろん、バイオインフォマティクスと一言で言っても非常に広範な内容を含みますので、どの担当委員もフォローしきれないような物も数多くあるかと思います。その場合も、課題解決が可能だと期待される他の研究者を紹介する等、できる限りの努力をします。

    Q. 相談窓口の利用にあたり、秘密保持契約を締結したい。
     ↓
    A. 投稿フォーム最下部の備考欄にその旨をご記入下されば対応します。その場合、初回に投稿フォームを利用する際は、幹事会に示しても良い内容のみをご記入下さい。

     

    お問合せ先

    産業技術総合研究所 人工知能研究センター
    堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

    ⇒バイオインフォマティクス相談部会Topへ

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 23 6月 2017

    【研究部会】バイオインフォマティクス相談部会 第一回勉強会

    この度バイオインフォマティクス相談部会第一回勉強会を名古屋大学で開催する運びになりました。

    ⇒バイオインフォマティクス相談部会の活動紹介はこちら

    • 日時: 2017年8月10日(木) 13:30~17:10
    • 場所: 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー  (名古屋市千種区不老町B2-4)3Fベンチャーホール
    • 参加料:一般 3,000円 学生 1,000円  *参加料は当日支払いです。
    • 参加申し込みフォーム:終了しました
    • 懇親会:参加費は無料です。

    プログラム

    13:00- 受付
    13:30-13:40 開会の挨拶
    13:40-14:10 「代謝システムの理解と応用に向けた数理解析」
            大野 聡 先生 (東京大学 大学院理学系研究科 特任助教)
    14:10-14:40 「生命動作原理の理解に向けて―新奇オミックスアプローチの提案―」
            青木 航 先生 (京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 生体高分子化学研究室 助教, 科学技術振興機構さきがけ (兼任))
    14:40-15:10 「分子デザインを通じた機能性分子認識素子の開発と利用,そこにインフォマティクス!?」
            今中 洋行 先生 (岡山大学大学院 自然科学研究科 機能分子化学専攻 助教)
    15:10-15:30 休憩
    15:30-16:00 「遺伝子発現制御システムの設計とin vivo再構成に資する数理モデリング」
            相馬 悠希 先生 (九州大学 生体防御医学研究所 附属トランスオミクス医学研究センター 助教)
    16:00-16:30 「分子進化・集団遺伝学を背景にしたバイオインフォマティクス解析の事例紹介」
            中川 草 先生 (東海大学 医学部 基礎医学系 分子生命科学 助教)
    16:30-17:00 「次世代型シーケンサーを用いた植物科学への研究支援」
            鈴木 孝征 先生 (中部大学 応用生物学部 講師)
    17:00-17:10 閉会の挨拶
    17:30頃より 懇親会

    *本勉強会は実習形式ではなく講演会形式で各先生に30分程度のご講演をして頂きます。どうかお気軽にご参加下さい。

    【問合せ先】名古屋大学農学部・生命農学研究科 
          兒島 孝明 E-mail:kojimat[at]nuagr1.agr.nagoya-u.ac.jp

     

    開催報告

    バイオインフォマティクス相談部会第一回勉強会は、2017年8月10日に、名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー3階ベンチャーホールにて開催されました。

    生物工学分野でバイオインフォマティクス技術を既に取り入れておられる、またはこれから取り入れようとされている4名の先生と、生物工学分野外からバイオインフォマティクスをご専門とされている2名の先生にご講演をいただき、最先端の研究に加え、共同研究やウェット・ドライ間の連携などに関するご講演を頂きました。

    部会として初のイベントでしたが、お陰様を持ちまして43名(一般20名、学生23名)のご参加を頂き、活発な議論や交流を行うことができました。本勉強会をきっかけに、皆様の交流の輪が広がっていくことを願っております。

    ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

     

    開会挨拶

    部会代表の堀之内より開会挨拶と本勉強会の開催趣旨、ならびに部会の活動内容についての説明を致しました。

    開会挨拶

     

    講演

    大野 聡 先生(東京大学)
    「代謝システムの理解と応用に向けた数理解析」

    大野先生

     

    青木 航 先生 (京都大学)
    「生命動作原理の理解に向けて―新奇オミックスアプローチの提案―」

    青木先生

     

     今中 洋行 先生(岡山大学)
    「分子デザインを通じた機能性分子認識素子の開発と利用,そこにインフォマティクス!?」

    今中先生

     

    相馬 悠希 先生(九州大学)
    「遺伝子発現制御システムの設計とin vivo再構成に資する数理モデリング」

    相馬先生

     

    中川 草 先生(東海大学)
    「分子進化・集団遺伝学を背景にしたバイオインフォマティクス解析の事例紹介」

    中川先生

     

    鈴木 孝征 先生(中部大学)
    「次世代型シーケンサーを用いた植物科学への研究支援

    鈴木先生

     

    講演会場の様子

    会場の様子

     

    懇親会

    懇親会1    懇親会2

    懇親会3    懇親会4

     

    Published by 部会:バイオインフォマティクス on 28 4月 2017

    バイオインフォマティクス相談部会

    バイオインフォマティクス相談部会代表
    産業技術総合研究所 人工知能研究センター
    堀之内 貴明 

    研究概要図pdf

    分析技術の高度化と計算機性能の向上に伴い、膨大な生命情報から有用情報を抽出するための手段であるバイオインフォマティクス解析が、生物工学分野における重要性を増しています。しかしながら、このバイオインフォマティクス解析は、高度な専門知識を要し、ターゲットや目的によって多種多様の方法論が存在し、さらにはその手法も刷新を続けていることから、初学者にとっては敷居が高いと言わざるを得ません。また、そうした状況に対し、適切な教育やサポート体制の提供は不十分であることが多く、各研究者が独力で個別問題に取り組まざるを得ないという状況が頻出しています。また各種バイオインフォマティクス技術の専門家は必ずしも生物工学分野の人材であるとは限らず、その場合には目的やニーズの相違やコミュニケーションの問題を解決する必要が生じます。

    そこで生物工学分野にフォーカスした解析サポート環境の整備や交流の場の形成、バイオインフォマティクスがわかる(できる)生物工学研究者の育成、研究活動の支援などを目的として当部会を2017年度に設立しました。当部会は、生物工学分野をバックグラウンドとしつつバイオインフォマティクス解析手法に精通した研究者が主体となって運営しています。これにより、バイオ系人材のバックグラウンドに即した目的やニーズに即した活動を行うことができます。これに加え、ウェット系研究者との連携を得意とするバイオインフォマティクスのプロフェッショナル研究者を外部有識者として擁しており、高度な支援や異分野交流のさらなる促進を実現する体制を整えています。

    これまでに相談窓口の運営、ノートPCを持ち込んでデータ解析方法を学ぶハンズオンセミナー、情報交換と交流を目的とした講演会などを開催してきました。また、これまでに講演会開催に際して学会内の他の研究部会(バイオ計測サイエンス研究部会次世代アニマルセルインダストリー研究部会未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会)の協力を仰ぎ、部会共通のトピックの設定や、登壇者選定や開催告知の面での連携を進めてきました。こうした部会間の連携の強化をはかることにより、本部会の活動をさらに有機的なものとし、学会組織や学会員に対する幅広い貢献を目指して活動を行っています。

    バイオインフォマティクスに興味のある方々はぜひ本部会の活動にご参加ください。当ページ下部に活動内容一覧を記しております。

     

    バイオインフォマティクス相談部会 活動紹介

    ■お知らせ

    New DIY自動化ハンズオンセミナーを開催しました(2024/3/15)。

     バイオインフォマティクス相談窓口における生成系AIの使用に関する基本方針を策定しました。

    2023年度大会シンポジウムにおいて「データ駆動型研究が導く未培養微生物 (微生物ダークマター) の開拓と展望」(2023年9月5日)をオーガナイズしました。未培養微生物(微生物ダークマター)資源工学研究部会の青柳秀紀先生(筑波大学)との共催でした。

    ・相談窓口にてタンパク質立体構造予測プログラムのAlphaFold2の解析サポート始めました。

    ・部会委員が執筆を行った総説が公開されました。(Uesaka et al., Bioinformatics in bioscience and bioengineering: Recent advances, applications, and perspectives, J. Biosci. Bioeng., In Press)Society for Biotechnology, Japan 100th Anniversary Special Issue

    ・部会委員が編集協力、分担執筆を行った書籍が発刊されました。(実験医学別冊 論文図表を読む作法 第7章 NGSなどを用いた網羅的解析を担当しました)

    ・活動記録、研究部会業績、資料アーカイブ、関連リンク集をそれぞれ独立ページにしました。

     

    活動内容


    ■相談窓口 (リンク)
     各種のバイオインフォマティクス解析手法に精通した生物工学研究者により構成される相談窓口を運営しております。
     AlphaFold2の解析相談も受け付けております。


    ■一般部会員メーリングリスト
     生物工学会におけるバイオインフォマティクス分野の活性化と情報共有、交流を目的として、部会メーリングリスト(ML)を運営しております。一般部会員になっていただくことでMLに登録され、当該分野の関連情報や部会が主催するイベント等の告知についてのメールを受信できます。またMLに情報を発信することも可能です。
     一般部会員への登録をご希望の方は、メールの件名または本文に「バイオインフォマティクス相談部会 一般部会員希望」とご記入の上、代表宛(E-mail)までご連絡下さい。

    ■各種研究会合の開催
     生物工学分野の内外から、バイオインフォマティクス技術を利活用されている先生方をお招きし、交流の場を設けております。奮ってご参加下さると幸いです。

    ■これまでの活動記録 (リンク)

    ■研究部会業績 (リンク)
     本部会の活動がきっかけになった共同研究や、相談窓口への投稿が元になった成果などをとりまとめています。

    ■資料アーカイブ (リンク)
     本部会活動においてこれまで作成・運用されたコンテンツをご覧になることができます。

    ■関連リンク集 (リンク)


    運営委員

    代表堀之内 貴明(産総研・人工知能研究センター)
    幹事長兒島 孝明 (名城大・農)
    会計蟹江 慧 (近畿大・工)
    委員
    (順不同)

    加藤 竜司 (名大院・創薬科学)
    中杤 昌弘 (名大院・医)
    牧野 智宏 (第一三共(株))
    松田 史生 (阪大院・情報科学)
    Jasmina DAMNJANOVIC (名大院・生命農学)
    宮本 義孝 (国立成育医療研究センター)
    今中 洋行 (岡山大院・自然科学)
    青木 航 (京大院・農)
    相馬 悠希 (九大・生体防御医学研究所)
    戸谷 吉博 (阪大院・情報科学)
    大野 聡 (東大院・理)
    豊島 正和 (神戸大院・工)
    原 啓文 (東大院・農)
    馬場 保徳 (石川県大・生物資源研)
    津川 裕司 (東京農工大・工)
    小野 直亮 (奈良先端大・データ駆動型サイエンス創造センター)
    前田 和勲 (九工大院・若手研究者フロンティア研究アカデミー)
    岡橋 伸幸 (阪大院・情報科学, 理研・IMS)

    お問合せ先

    産業技術総合研究所 人工知能研究センター
    堀之内 貴明 問い合わせ先:(1)E-mail, (2)E-mail

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    Published by 学会事務局 on 01 6月 2016

    研究部会 – 過去の研究部会一覧

    部会名活動年度
    非線形バイオシステム研究部会2020–2024
    脂質駆動学術産業創生研究部会
    [前身:脂質工学研究部会(2002年–2009年)
    学際的脂質創生研究部会(2010年–2018年)
    脂質駆動学術産業創生研究部会(2019年–2024年)]
    2019–2024
    バイオインフォマティクス相談部会2017–2024
    次世代植物バイオ研究部会2014–2024
    サスティナブル工学研究部会
    [前身:バイオマス研究部会(2004年–2016年)]
    2017–2021
    バイオインターフェイス研究部会2013–2021
    学際的脂質創生研究部会
    [前身:脂質工学研究部会(2002年–2009年)]
    2010–2018
    超臨界流体バイオテクノロジー研究部会 2009–2017
    セルプロセッシング計測評価研究部会
    [前身:セル&ティッシュエンジニアリング研究部会(2000年–2008年)]
    2009–2017
    光合成微生物研究部会1996–2017
    メタルバイオテクノロジー研究部会2007–2016
    バイオマス循環利用研究部会2004–2016
    コンビナトリアル・バイオ工学研究部会2001–2016
    合成生物学研究部会2013–2016
    微生物共生活用発酵工学研究部会
    [前身:微生物の寄生・共生から探る伝統醸造の深淵研究部会(2010年)]
    2011–2015
    スローフード微生物工学研究部会2003–2015
    有機溶媒耐性微生物利用技術研究部会2009–2012
    システムバイオテクノロジー研究部会2008–2012
    乳酸菌・腸内細菌工学研究部会
    [前身:乳酸菌工学研究部会(1995年–2006年)]
    2007–2011
    IT駆動型微生物学研究部会2005–2008

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    Published by 部会:次世代植物バイオ on 16 6月 2014

    次世代植物バイオ研究部会

    次世代植物バイオ研究部会研究部会代表
    大阪大学大学院工学研究科
    村中 俊哉

    研究概要図pdf

    従来のバイオテクノロジーに加え、精密かつ包括的な代謝物分析、大規模遺伝子解析技術、環境制御技術の発展、さらには、ゲノム編集などの新植物育種技術(NBT)の開発やAIとの融合などにより、植物バイオが、産業化につながる技術として注目されています。本研究部会では、植物分野の他の研究会とも連携を図り、日頃のメーリングリストによる情報交換、国内・国際セミナーの開催などを行い、未利用の植物機能の解明とその応用を目指します。民間企業の方、学生会員を含め、幅広い学会員の参加を募ります。これから植物バイオ研究をやってみよう、という学会員も是非ご入会ください。

     

    次世代植物バイオ研究部会 研究紹介

    委員

    村中 俊哉(阪大院・工)岡澤 敦司(大阪公大・生命環境)
    田口 悟朗(信州大・繊維)梶浦 裕之(阪大・生物工学国際セ)
    安本 周平(阪大院・工)魚住 信之(東北大院・工)
    大橋貴生(摂南大学・理工)加藤 晃(奈良先端大・バイオサイエンス)
    梶山 慎一郎(近畿大・生物理工)關 光(阪大院・工)
    中澤慶久(徳島大・生物資源)中山 亨(東北大院・工)
    原田 和生(阪大院・医)福井希一(阪大院・工 名誉教授)
    藤山 和仁(阪大・生物国際セ)松田 史生(阪大院・情報)
    松浦 秀幸(阪大院・薬)三﨑 亮(阪大・生物国際セ)
    森川 正章(北大院・工)浜本 晋(東北大院・工)
    高橋 征司(東北大院・工)堀江 智明(信州大・繊維)
    加藤 康夫(富山県立大・工)池澤 信博(三菱化学科学技術研究センター)

    問合せ先

    大阪大学大学院工学研究科
    村中 俊哉 E-mail

     

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    Published by 学会事務局 on 28 7月 2008

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